狗蛇羅王

水野緑刀

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出会い

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波風早苗(なみかぜさなえ)は、絶望した。
彼女を嫌う村人達によって『龍蛇』の生け贄にされた。
彼女は己の不幸を嘆きながら、ただ死を待つしか無かった。
親も祖父母も愛した男も、、、、彼女を嫌った。
早苗は村の男達によって棺桶に入れられ、龍蛇が棲む神社へと運ばれた。
鳥居の前に置かれた彼女は、これから死ぬのだと思い目を瞑った。
男達の声が消えた、、、。
あとは待つのみ。
こんな現代社会で未だに『龍蛇』なんて居てたまるか。
信じたくはない、、、もし居たら面白そうかな、、、、?
死ぬ間際までそんな冗談を考えていた早苗の棺に誰かの声が聞こえた。
「誰よ、、、、。こんなモノを置いた奴は、、、、」
女の声だ。
早苗は棺を開けると、ひっと、叫んだ。
巫女の姿をした妖怪だった。
白銀の長髪に龍の角、金の瞳、魚のヒレに似た耳、腕は水色の鱗を覆い、手のひらは水かき、太く長く逞しい蛇の尻尾、、、、。
『龍蛇』だった。
年は早苗と同じくらいの少女、、、。
「貴女、、、もしかして生け贄?」
『龍蛇』はもの珍しく早苗をじっと見る。
早苗は恐ろしさに後退りすると、彼女に腕を掴まれた。
「は、、離して!!」
早苗は抵抗するが、龍蛇は彼女をまじまじと見る。
すると龍蛇は牙を覗かせてにやりと笑うと、早苗の唇に強引にキスをした。
「っ!?」
早苗は抵抗するが、龍蛇の尻尾に絡め取られる。
「んん、、ん!!」
舌を絡ませられ、唾液を飲まされる。
(嫌っ!)
早苗は顔を背けようとするが、龍蛇はそれを許さない。
ところが早苗の身体の変化が現れた。
熱い、、、。
早苗は顔を赤らめ、息を荒くした。
(な、、なにこれ?)
早苗は初めての快楽に龍蛇の舌で犯される。
「ふっ、、んんん!!」
早苗は抵抗したが、彼女の下半身の秘部はぐっしょりと濡れていた。
龍蛇はその事を確認すると、淫靡で妖艶な笑みで早苗と口付けを交わす。
(や、、やだ!!)
龍蛇が口を離すと、唾液が糸を引いた。
「はぁ、はぁ」
早苗の息遣いは荒くなり、目はとろんとしていた。
そして彼女は顔を赤くしたまま起き上がり龍蛇を拒もうとするが、身体が動けない。
「気に入ったわ、、、。今日から私の『花嫁』にしてやるわ、、、」
「いや、、やめて!!」
早苗は叫ぶが、龍蛇は妖艶に笑う。
「ふふふふ」
すると龍蛇は尻尾の先で彼女の白い着物を器用に脱がせていく。
「やだっ!!」
早苗は暴れるが、龍蛇に強引に組み敷かれてしまう。
そして彼女は着物を乱暴に破くと裸体を露わにした。
恐怖で震える彼女を他所に龍蛇は自らの巫女服を脱ぎ捨てる。
(な、なんなのこの妖怪!?)
龍蛇は全裸になった。白く透き通る身体に背中と足には水色の鱗で、腰には太い蹴爪があった。
美しい裸体の女の身体だった。
龍蛇は自らに怯える少女の手を取ると、自らの乳房へと導いた。
「い、いや、、」
早苗は恐怖で泣きそうになった。
しかし龍蛇はその怯えた目に加虐心を刺激されたのか、尻尾の先で彼女の胸を揉み始めた。
「や、やめてぇ!!」
龍蛇はなおも執拗に胸を責める。
(嫌っ!)
すると彼女の乳首がぷっくりと立ってしまった。
それを見逃すまいと龍蛇がもう片方の胸を掴み、乳首を吸う。
「ひぅぅ、!!」
早苗は痙攣した。
龍蛇の口に自分の乳首が吸いつかれている。
龍蛇はもう片方の胸も手で揉みながら、乳房を吸う。
(嫌ぁっ!やめてぇ!!)
しかしそれは早苗にとって刺激にしかならない。
必死に拒もうとするが、龍蛇に執拗に責められる。
「ふふ」
すると龍蛇は乳首から口を離し、そして彼女の股に手を伸ばし始める。
「ひっ!!」
早苗は龍蛇に恐れをなした。
彼女が足を閉じると、尻尾が無理矢理こじ開けた。
「嫌ぁっ!」
龍蛇は彼女の股を無理矢理開かせると、その間に自らの身体を入れ込み、秘部に顔を埋める。
そして彼女は舌先で彼女の陰核を責め始めた。
(嫌っ!!やめてぇ!)
早苗は必死に暴れるが、龍蛇の力には敵わない。
それどころか燃えるような淫欲が彼女の理性を塗り潰していく。
「やめ、、て!」
しかし龍蛇はそれを無視して陰核を責め続ける。
そして彼女は遂に絶頂に達した。
「いやっ!い、、、!!ああっ!!」
早苗の秘部からとろりと愛液が流れた。
彼女は涙を流しながら息を荒くしている。
(あ、、つ、、い、、!)
そして龍蛇は愛液で濡れた顔を拭った。
その目は妖しく輝いている。
「ふふ、いい声で鳴くじゃない」
龍蛇はそう言いながら早苗の頬を撫でた。
「うっ、、くっ!!」
早苗は睨むが、龍蛇はそれを気にする様子はない。
龍蛇は尻尾を彼女の股に差し込むと、彼女の淫唇を軽く擦った。
「あっ!」
(だ、だめっ!)
彼女は腰を引いたが、それは逆効果だった。
龍蛇はさらに激しく責め立てる。
(だめぇっ!!)
「ああっ!!」
早苗はイヤイヤと叫ぶが、次第に快楽に蕩けていく。
「ふふ、嫌と言いながらこんなに濡らすなんて」
龍蛇は早苗の股を責めながら彼女の胸に吸い付く。
「ああっ!!」
早苗は身体を震わせるが龍蛇の責めは止まらない。
そして彼女はまた絶頂に達した。
「はあ、、はあ、、はあ、、」
早苗は顔を真っ赤にし、息を荒くしている。
龍蛇は自分の秘部をしばらく弄り、愛液が滴ると、にゅるりと『何か』が生えた。
『男根』だった。まるで動物のようなザラザラしたペニスで、人間の男より長く太く逞しい。
龍蛇は早苗を抱き起こし、四つん這いにさせた。
早苗は快楽で頭が麻痺している。
「や、、やめてよぅ」
早苗は弱々しく懇願するが、龍蛇は気にせず彼女の膣口に男根で当てた。
「んああ!?」
早苗は触れただけで痙攣した。
龍蛇は彼女の腰を掴み、自らの男根を挿入する。
(い、痛いっ!!)
早苗は処女だった。
ズブズブと卑猥な音を立てながらペニスが入っていく。
(あっ!)
そして根元まで入った所で龍蛇は腰を振り始めた。
「あ、あぁ!!」
(嫌ぁっ!!抜いてぇっ!)
早苗の願いも虚しく龍蛇はさらに激しく責め立てる。子宮口を突かれる度に彼女は絶叫した
ポタ、、ポタ、、と処女膜が破れ、血が垂れた。
そして彼女は意識が飛びそうになったが、龍蛇はそれを許さなかった。
「まだよ」
(う、嘘でしょ!?)
彼女は恐怖した。
龍蛇はさらに腰を振り始める。パンッ!パァンッ!と肉同士がぶつかり合う音が響く。
(嫌ぁっ!!)
早苗は涙を流しながら懇願するが、龍蛇は笑いながら激しく腰を振る。
「我慢しなくていいわよ?もっと声を聞かせなさい」
「ひぁっ!ああっ!」
(誰か、、助けて、、)
早苗はだんだんと快楽に堕ちていく。
「あっ、、ああっ!」
早苗は快楽の渦に巻き込まれ、助けを求めた。
(嫌っ!いやぁっ!誰か助け、てぇっ!!)
龍蛇の責めはさらに激しくなっていく。
「だめぇえっ!!」
(誰かぁぁああぁあぁっ!!)
そして早苗は絶頂を迎えた。
身体を大きく震わせるとそのままぐったりと倒れ込む。しかし龍蛇はまだ腰を振り続けている。
「はあん、、や、、ああ、、あん、、」
早苗は無意識に淫らな声を上げ、腰を振った。
龍蛇は早苗を堕落させる為に淫らに快楽を与え続ける。
「ふふふ、またイクのね?」
「ち、違う」
早苗は首を振るが、身体は正直だ。
「時間があるからたっぷり可愛がってやるわ」
「いやぁ、、」
龍蛇は彼女の胸を掴み、揉み始めた。
(嫌ぁ!!)
早苗は泣きながら喘ぐが、龍蛇の責めはさらに激しくなる。
「ああん!!」
彼女は腰をくねらせながら喘いだ。
そしてまた絶頂を迎える。
「いやぁっ!」
(誰かぁぁあっ!!)
早苗の懇願も虚しく龍蛇はさらに激しく腰を振る。肉と肉がぶつかり合う音が響いた。そして早苗はまた絶頂を迎える。
「はあん、、や、、ああ、、あん、、」
早苗の膣口は愛液で濡れている。そして龍蛇は容赦なく責め立てる。
「だめぇえっ!!」
(誰かぁぁあっ!!)
早苗が助けを求めるが誰も来ない。彼女は絶望し始めていた。
(嫌ぁっ!!)
彼女は涙を流しながら快楽に堕ちていく。
「出すわよ?中に出してあげる」
「いやぁっ!誰か助けてっ!」
龍蛇は激しく腰を振って絶頂に達し、彼女の子宮口をこじ開け精液を流し込む。
ドクンドクン、。
「いやぁっ!」
(誰かぁぁあっ!!)
早苗は激しく絶頂を迎えた。
龍蛇の激しい責めに、彼女は完全に快楽に堕ちてしまったようだ。彼女は虚ろな目で龍蛇を見上げると、彼女の尻尾が優しく頭を撫でた。
「ふふ、良い子ね」
そう言って龍蛇は早苗を抱き寄せると唇を奪った。
「ん、ん、、ん、、ふ、、あん、、」
早苗は精液すらも快感に感じた。
人間では味わえない肉の快楽、、、、。
早苗の精神は肉体と共に、すでに堕ちていた。
「あ、、ああ、、」
早苗は虚ろな目で龍蛇にされるがままになっている。
龍蛇は早苗の子宮の中に男根で犯し、
甘い声を吐かせる。
早苗は龍蛇に身を委ねた。
「いい子ね、、、、」
龍蛇は優しく早苗に口付けをすると、彼女の胸を揉み始めた。
「ああっ!」
(き、気持ち、、いい、、よ!)
早苗は龍蛇を抱きしめた。
「ふふ、すっかり快楽に堕ちたわね」
龍蛇は早苗の膣中にペニスを挿れたまま、彼女の乳首を吸いながら尻尾で乳首を刺激した。
「ああっ!そ、それだめっ!」
早苗は悶えるが、龍蛇は尻尾でさらに責め立てる。
早苗は涙を流しながら悦びの声をあげる。

(き、気持ち良すぎておかしくなっちゃう!)
「ふふ、可愛いわよ」
龍蛇は早苗に口付けをすると、龍蛇の蹴爪が早苗の腰に食い込ませた。
「ああああ!?」
早苗は痛みすらも快感に感じた。
「これは私のモノになった『しるし』、、」
ぐいぐいと、蹴爪が食い込んでいく。
「私のモノだと分かるようにギズ跡を刻んであげるわ」
龍蛇は早苗にまた口付けをすると、彼女の胸を揉み始めた。
(ああっ!だめっ!)
「私のモノになると誓いなさい」
龍蛇の尻尾が早苗の乳首を引っ張る。
(だめぇ)
「な、なる、、!なるから、、!」
「ふふ、良い子ね」
龍蛇は満足そうに早苗の頭を撫でると、彼女の膣奥にまた射精した。その快楽で彼女は絶頂を迎える。
ビュルルルッ!! 精液が大量に流れ込んだ。
早苗は龍蛇に抱きしめられながら、絶頂の余韻に浸っていた。
(き、気持ち良すぎ、、)
そして龍蛇は男根を彼女の秘部から抜くと、そこから大量の精液が漏れてきた。
「はあ、、はあ、、はあ、、」
(ああ、、すごい、、、、、)
早苗はゆっくり起き上がり両腰を触ると蹴爪で傷ができ、血が流れた、、、、。
「貴女の『名前』は?」
「、、、、波風早苗、、、、、」
「私は海梨、、、『水蛇神海梨(みずへびかみかいり』よ、、、、」
「、、、海、梨、様、、」
早苗は震える身体で呟く。
「ふふ、まだ終わりじゃないわよ?私のモノになる以上もっと気持ちよくしてあげるわ。『異界』の案内のついでにね?」
「異界?」
「そう、私の棲んでいる世界よ」
海は早苗の身体を弄ると、彼女は再び快楽に堕ちていった。
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