度を越えたシスコン共は花嫁をチェンジする

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サラの舌が、カダルの長い棹に絡み付く。

「……ん、ふ、んん………」
ぺろ、ぺろ、ぺろぺろ

サラは横笛の様にして、優しく両手で支えながら根元から先端へ、根元から先端へと舐めていく。
サラの拙つたない舌使いでも、カダルの欲望はその様さまを見ているだけで硬度を増し、先走りで先端がぬらぬらと滑った。

「痛くないか？カダルの、長すぎて乾いちゃう……」
「口の中で、唾液を出す様にしてみて」
「ん………」

カダルにアドバイスを貰いながら、サラは懸命に奉仕する。

くちゅ、くちゅ……
ちゅ、ちゅば、じゅるるる
「う……っ………」

サラは舌にたっぷりの唾液をのせて、そのまま再び棹を濡らすかと思えばカダルの先端をパクリとしたものだから、不意打ちを食らったカダルは一瞬焦った。

「カダル、痛かったか？」
サラは勘違いして、口をパッと離した。
カダルはサラの髪を優しく撫でながら、「違う、逆。気持ち良かった」と続きを促す。

サラはその言葉に勇気付けられ、再び口淫にチャレンジする。


ちゅ、と愛しむ様にカダルの分身にキスを落とす。
舌先を尖らせて、先端の割れ目をレロレロと優しく撫でた。
口をすぼめて、先っぽから吸い付く様に頬張り、途中で止めて舌を動かし、口内の唾液で亀頭に水浴びをさせる。

「……く、……」

サラがちらりと見上げると、眉間にシワを寄せて歯を食い縛るカダルと目があった。
顔が赤い。
はぁ、はぁ、という吐息が落ちてくる。

嬉しくなったサラは目一杯喉を拡げて、カダルのペニスを奥まで咥え込むようにスライドした。

じゅぼ、じゅぼ、じゅぼ、じゅぼ！！

苦しくて自然とサラの鼻息は荒くなるが、どんなに奥深くまで咥えても、カダルのペニスの半分程までしか届かない。

サラの両手でカダルの長槍を優しく握り、口淫とタイミングを合わせて絡ませた唾液を根元まで伸ばす。

じゅっぶ！じゅっぶ！じゅっぶ！じゅっぶ！

「……サラっ……！」

余裕のないカダルの声が降ってきて、サラの動きを鈍らせるかの様にカダルの両手がサラの両頬を撫でた。
が、サラはその行為をやめなかった。

カダルのペニスが、口内でびくんびくんと脈打ち、弾けるのは時間の問題だとサラに伝えている。
棹を握っていた片手をそっと離し、おもむろにその根元で子種を溜め込んでいる袋を撫で上げた。

「……っっ！！サ、ラ………っっ！！」

たぷたぷ、と持ち上げて、優しく優しく揉みほぐす。
袋が、きゅきゅきゅ、と縮んだ。

「駄目だ、イク………っっ！！」

カダルはサラの口から分身を引き抜こうとしたが、サラはそれを追って咥え続けた。

どぷっ…………！！
「んうっ……」
口いっぱいに、飲みきれない程の熱い迸ほとばしりが広がる。
どぷっどぷっどぷっどぷっ、とぷ、とぷ、とぷ………
「……ん、……ん、ん……………」
サラは苦しさで目にうっすらと涙を浮かべながら、それでも必死でカダルの放った精を口に溜め込み、ゆっくりゆっくり時間を掛けて飲み干した。

カダルのペニスは力を失っても尚、サラの口内には入りきらない。
サラは棹についた子種を舐めとりながら、ちゅぽん、と口を離す。
カダルの肉棒を綺麗にしたサラは、満足して閉じていた瞳を開けてカダルを見上げた。


「……サラ……」

サラの微笑みを受けたカダルは、堪らずサラを抱き締める。
「……気持ち良かったか？」
「……ああ。最高だった」
「ね、カダル………えっち、したい……、な」

サラから距離を取ってその顔を見れば、ゆでダコの様に赤く。
もじもじしながら顔を見られまいとカダルにすがり付いてくるサラが、可愛くて。
サラの豊満な胸がカダルの胸に押し付けられて形を変え、勃ちあがった陥没乳首が、カダルの身体を掠めて刺激した。

解き放ったばかりの欲望が再び下半身に集中して、ズグリ、と動きを与える。


「じゃあ、ベッドの上にのって横になって」
「……うん」

サラはカダルに言われた通り、カダルが座っていた横からベッドの上にあがり、仰向けになった。

「ああ、横って言うのはこういう事」

カダルはサラの隣に寝転んで、コロリと自分に背を向ける様にサラを転がした。
季節柄、大分薄くなった布団を「お腹は冷やさない様にな」とサラの胴の上からそっとかける。

初めてカダルが後ろの状態で横に寝転び、クエスチョンマークが浮かび出したサラだったが、カダルはサラの股の間に後ろからスッと手を差し入れたので、ビクッと身体を固くした。

くちゃ……くちゅ、くちゅ……

カダルが指をサラの襞ひだをなぞる度に、卑猥な水音が奏でられる。

「サラ、俺の咥えただけでこんなに濡れたんだ？……本当、淫乱だな」
「違っ………//」
「違う？もっと前から濡れてた？」
「……っっ」

サラは恥ずかしくなり、布団を両手で手繰り寄せて胸元でぎゅっと握りしめ、そこに顔を埋める。

「サラ……俺は、嬉しいんだけどね」

カダルはサラを苛めていた手でサラの片方の太腿を持ち上げ、開脚させた。

「埋めるよ」
「っっ……///」

カダルの勃ち上がった陰茎が手を添えていないにも関わらず、サラの蜜口を捉える。
何度も交わってきた中で一番ゆっくりと、カダルのペニスがサラの膣ナカを浸食していった。