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第六章 親分はボディガード
火が着いた ※【絡み:小川健悟x柳川健人】
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健悟は、その三指を柳川の尻に深く埋めこむと指先を軽く曲げて鉤のようにした。柳川がびくんと尻を震わせる。これから何をされるのか、すでにわかっているようだった。
「お、親分……」
柳川が顔だけをふり向けた。涙目になっている。そそられる表情だった。
「ああん? 凝っとしてろ……」
と云うが早いか、健悟は一気に指を引きぬいた。
「はああああっ!」
柳川の絶叫が浴室内に谺した。尻の孔がぱっくりと口を開いている。健悟は、すかさずそこへ三指を突きいれた。
「あああっ——!」
柳川がまた声を上げた。と同時に健悟の指がキュッと締めつけられる。いい反応だ。
「そうだ。こっちも可愛がってやんねえとな」
健悟は、手筒をゆるゆると前後させた。三指を奥底に留めたまま、ときおり先端の丸みを親指の腹でゆっくりと捏ねてやる。すると柳川は身を捩らせて、あえぎ声を洩らした。
「柳川、遠慮しなくていいぞ。何をしてほしいか云ってみろ」
「親分……俺を……」柳川は言葉を搾りだすように云った。しかしその声は掠れている。「しょ……消防士に、してくだ……ああっ!」
柳川は背中を一度大きく反らせると、尻を吊り上げたまま、力尽きたように倒れこんだ。
「ああ、してやるとも」健悟は低い声でこう云うと、手筒の動きを速めた。「俺がいいと云うまで放水すんじゃねえぞ」
しばらく続けていると、埋めこんだ指がキュッと締めつけられた。健悟はすぐに手筒をほどいて解放してやった。すると柳川が腰を小刻みに震わせた。
健悟は指を尻から勢いよく抜いて、柳川の尻をぴしゃりと叩いた。「まだだ。やたらめったらぶっ放すんじゃねえぞ」
「はい……」
「よし。わかったら、こんどは仰向けになれ」
柳川がぎこちない動きで仰向けになった。両膝を立てて膝裏に手を添える。そして顔を上げて健悟のほうを向いた。
「いい恰好だな」
健悟は聞こえよがしにこう呟くと、棚に手を伸ばしてボディソープのボトルを手に取った。両膝立ちになってソープ液を毛深い胸と腹に塗り広げ、柳川の見ている前で泡立てる。すでに雄々しくそそり勃っている相棒も泡まみれにして、そこをゆっくりと扱きはじめた。
柳川は目を丸くすると、頭をすとんと床に落とし、硬く目を閉じて顔を右に倒した。
健悟はキュッキュッと小気味いい音を立てながら、相棒を扱きつづける。
——おい、健悟。何もったいぶってんだよ。
相棒が囁いた。
——ああん? ここじゃ狭いだろ。
——柳川を見ろよ。もう覚悟はできてるようだぜ?
——もうちょっと焦らしてやろうと思ってな。
健悟はもう一度ボディソープのボトルに手を伸ばすと、ソープ液を柳川の胸と腹にぶちまけた。それを泡だらけの両手で荒々しく塗り広げてやる。柳川の相棒が、ぶるぶると戦慄いた。
「親分……俺を消防士にしてください……」
柳川がおずおずと膝を抱えあげはじめた。腰が少しずつ泛きあがり、尻の谷間が健悟の視界に入ってくる。健悟は柳川の両手をその膝裏から解いて頭の下で組ませてやった。
「親分……?」
柳川が目を見開いて顔を起こした。
健悟は何も云わず、柳川に覆いかぶさった。胸と腹、そして相棒同士がぴたりと重なった。
「柳川、泡踊りって識ってるか?」
「え……」
「識らねえのなら教えてやるよ」
健悟は、柳川の上で全身を大きく辷らせた。
「あ、あ……ん……お、親分……」
柳川が頭の下で組まされていた両手を、健悟の太い首に巻きつけた。
健悟は自分の両腕を柳川の背中に辷りこませて、がっちりとホールドした。「どうだ、柳川。耐えられるか?」
柳川はそれには答えず、あえぎ続けるだけだ。それならと健悟は片手を柳川の尻の谷間に潜りこませ、中指の腹を尻の孔に押しあてた。そのままゆっくりと全身を、右回りに左回りにと辷らせる。何もしなくても、その動きにあわせて指の腹が尻の孔を捏ねあげる。すると柳川は、ますます声を上げた。
——どうだ、相棒?
——気持ちいいじゃねえか……。
——だろ? しばらく楽しもうぜ。
まだ健悟が消防士になりたてのころだ。非番の日に遊び人の先輩が健悟を吉原に連れていったのだ。すでに女は識っていたが、プロを相手にするのは初めてだった。そのときに泡姫からこのプレイを教えられて、すっかり病みつきになったのだ。それ以来、健悟は修行を重ねて、この泡踊りでどんな相手でも夢中にさせられるようになった。
——さすがだな、健悟。
——あたぼうよ、百戦錬磨の俺だぜ?
柳川が自分から腰を動かしはじめたのだった。両脚を健悟の腰に巻きつけ、自分からも相棒同士を擦りあわせようとする。健悟は試しに動きをぴたりと止めた。
「親分……?」
「自分で動いてみな」健悟は柳川を抱えたまま、くるりと反転し、下になった。両手で柳川の腰を掴んで、「ほらよ、消防士になりてえんだろ?」
柳川が動きはじめた。ぴたりと貼りあわさった胸を左右に辷らせ、乳首同士を擦りあわせる。どうやら性感帯らしく、息を荒くしながら何度も何度も擦りあわせた。
「おい、柳川。ここはいいのか?」
健悟が下から腰を突きあげた。相棒同士が擦りあわさる。健悟の腰の動きにあわせて柳川も腰を揺らした。
「親分……親分……」
柳川は、譫言のように健悟を呼びながらひとしきり腰を揺りまわすと、起きあがって健悟の胸に両手をついた。そして、ふう、と深呼吸をし、片手を胸の上に置いたまま、もう片方の手で相棒同士を重ねて握りしめ、腰を前後に辷らせながら、二本同時に扱きはじめた。
「……はあ……ああっ……」
今をときめくイケメン俳優が、眉根を寄せ、半開きの口であえいでいる。引き締まった筋肉質の上半身はさすがに男のものだが、かえってそれが艶めかしい。
いい眺めだ。そそるじゃねえか。
健悟は、今夜は朝までコースだな、と心のなかでこう思った。
「お、親分……」
柳川が顔だけをふり向けた。涙目になっている。そそられる表情だった。
「ああん? 凝っとしてろ……」
と云うが早いか、健悟は一気に指を引きぬいた。
「はああああっ!」
柳川の絶叫が浴室内に谺した。尻の孔がぱっくりと口を開いている。健悟は、すかさずそこへ三指を突きいれた。
「あああっ——!」
柳川がまた声を上げた。と同時に健悟の指がキュッと締めつけられる。いい反応だ。
「そうだ。こっちも可愛がってやんねえとな」
健悟は、手筒をゆるゆると前後させた。三指を奥底に留めたまま、ときおり先端の丸みを親指の腹でゆっくりと捏ねてやる。すると柳川は身を捩らせて、あえぎ声を洩らした。
「柳川、遠慮しなくていいぞ。何をしてほしいか云ってみろ」
「親分……俺を……」柳川は言葉を搾りだすように云った。しかしその声は掠れている。「しょ……消防士に、してくだ……ああっ!」
柳川は背中を一度大きく反らせると、尻を吊り上げたまま、力尽きたように倒れこんだ。
「ああ、してやるとも」健悟は低い声でこう云うと、手筒の動きを速めた。「俺がいいと云うまで放水すんじゃねえぞ」
しばらく続けていると、埋めこんだ指がキュッと締めつけられた。健悟はすぐに手筒をほどいて解放してやった。すると柳川が腰を小刻みに震わせた。
健悟は指を尻から勢いよく抜いて、柳川の尻をぴしゃりと叩いた。「まだだ。やたらめったらぶっ放すんじゃねえぞ」
「はい……」
「よし。わかったら、こんどは仰向けになれ」
柳川がぎこちない動きで仰向けになった。両膝を立てて膝裏に手を添える。そして顔を上げて健悟のほうを向いた。
「いい恰好だな」
健悟は聞こえよがしにこう呟くと、棚に手を伸ばしてボディソープのボトルを手に取った。両膝立ちになってソープ液を毛深い胸と腹に塗り広げ、柳川の見ている前で泡立てる。すでに雄々しくそそり勃っている相棒も泡まみれにして、そこをゆっくりと扱きはじめた。
柳川は目を丸くすると、頭をすとんと床に落とし、硬く目を閉じて顔を右に倒した。
健悟はキュッキュッと小気味いい音を立てながら、相棒を扱きつづける。
——おい、健悟。何もったいぶってんだよ。
相棒が囁いた。
——ああん? ここじゃ狭いだろ。
——柳川を見ろよ。もう覚悟はできてるようだぜ?
——もうちょっと焦らしてやろうと思ってな。
健悟はもう一度ボディソープのボトルに手を伸ばすと、ソープ液を柳川の胸と腹にぶちまけた。それを泡だらけの両手で荒々しく塗り広げてやる。柳川の相棒が、ぶるぶると戦慄いた。
「親分……俺を消防士にしてください……」
柳川がおずおずと膝を抱えあげはじめた。腰が少しずつ泛きあがり、尻の谷間が健悟の視界に入ってくる。健悟は柳川の両手をその膝裏から解いて頭の下で組ませてやった。
「親分……?」
柳川が目を見開いて顔を起こした。
健悟は何も云わず、柳川に覆いかぶさった。胸と腹、そして相棒同士がぴたりと重なった。
「柳川、泡踊りって識ってるか?」
「え……」
「識らねえのなら教えてやるよ」
健悟は、柳川の上で全身を大きく辷らせた。
「あ、あ……ん……お、親分……」
柳川が頭の下で組まされていた両手を、健悟の太い首に巻きつけた。
健悟は自分の両腕を柳川の背中に辷りこませて、がっちりとホールドした。「どうだ、柳川。耐えられるか?」
柳川はそれには答えず、あえぎ続けるだけだ。それならと健悟は片手を柳川の尻の谷間に潜りこませ、中指の腹を尻の孔に押しあてた。そのままゆっくりと全身を、右回りに左回りにと辷らせる。何もしなくても、その動きにあわせて指の腹が尻の孔を捏ねあげる。すると柳川は、ますます声を上げた。
——どうだ、相棒?
——気持ちいいじゃねえか……。
——だろ? しばらく楽しもうぜ。
まだ健悟が消防士になりたてのころだ。非番の日に遊び人の先輩が健悟を吉原に連れていったのだ。すでに女は識っていたが、プロを相手にするのは初めてだった。そのときに泡姫からこのプレイを教えられて、すっかり病みつきになったのだ。それ以来、健悟は修行を重ねて、この泡踊りでどんな相手でも夢中にさせられるようになった。
——さすがだな、健悟。
——あたぼうよ、百戦錬磨の俺だぜ?
柳川が自分から腰を動かしはじめたのだった。両脚を健悟の腰に巻きつけ、自分からも相棒同士を擦りあわせようとする。健悟は試しに動きをぴたりと止めた。
「親分……?」
「自分で動いてみな」健悟は柳川を抱えたまま、くるりと反転し、下になった。両手で柳川の腰を掴んで、「ほらよ、消防士になりてえんだろ?」
柳川が動きはじめた。ぴたりと貼りあわさった胸を左右に辷らせ、乳首同士を擦りあわせる。どうやら性感帯らしく、息を荒くしながら何度も何度も擦りあわせた。
「おい、柳川。ここはいいのか?」
健悟が下から腰を突きあげた。相棒同士が擦りあわさる。健悟の腰の動きにあわせて柳川も腰を揺らした。
「親分……親分……」
柳川は、譫言のように健悟を呼びながらひとしきり腰を揺りまわすと、起きあがって健悟の胸に両手をついた。そして、ふう、と深呼吸をし、片手を胸の上に置いたまま、もう片方の手で相棒同士を重ねて握りしめ、腰を前後に辷らせながら、二本同時に扱きはじめた。
「……はあ……ああっ……」
今をときめくイケメン俳優が、眉根を寄せ、半開きの口であえいでいる。引き締まった筋肉質の上半身はさすがに男のものだが、かえってそれが艶めかしい。
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