6 / 22
第1章
第6話
しおりを挟む
騒動は一段落。
迷宮探索を開始する前から賑やかなのは、良いやら悪いやらだ。
「ボクたちは、ここを進んでいけばいいんだね」
気を取り直したユキが、小部屋から伸びる通路の前に立ち、その先へと視線を向ける。
「この先に進むと、やっぱりモンスターとか出てくるのかな」
「そりゃあ出てくるに決まってるっすよ。──そうっすよね、クリードの兄貴?」
相槌を打ったルシアが、その話を俺に振ってくる。
「まあな。──けどルシア、お前のその喋り方は、もうちょっとどうにかならないのか? そのノリで『クリードの兄貴』とか呼ばれると、チンピラの一味にでもなった気分になるんだが」
「あー、そいつは無理な相談っすね。この愛嬌のある喋り方は、うちのトレードマークであり、アイデンティティっすから」
そう言って、えへんと胸を張るルシア。
小柄な体に宿る大きな胸が、清楚な純白ローブを押し上げながらぽよんと揺れる。
相変わらず、外見の立派さと中身の残念さとのギャップが激しいやつだな。
「でもボクたちの力で、迷宮のモンスターと戦えるのか……少し、不安です。昨日はあんなチンピラを相手にも、不覚を取ってしまったし……」
ユキはそう言って、沈痛な面持ちでうつむく。
迷宮探索を始める前から、自分よりも高レベルの相手に弄ばれてしまうというのは、経験としては確かにちょっとキツイかもしれない。
「ま、あんなやつらでも、この第一迷宮の深層で戦えるぐらいの実力はあったからな。ユキたちもこの第一迷宮をクリアする頃には、あいつらを上回るぐらいの実力は身に着けているだろうよ」
「ほ、本当ですか!?」
俺の言葉に、ユキは目を丸くして食いついてくる。
「ああ、本当だ。ユキは強くなりたいって気持ち、結構強いのか?」
「当たり前です! あんなやつらに虚仮にされたままで、悔しくないはずがありません!」
「それは私も同感ね」
横から口を挟んできたのは、セシリーだ。
「今の私じゃ、魔法を使ったって、きっとあいつらには歯が立たない。クリードさんに助けてもらわなくても、あいつらを叩きのめせるぐらいの力を身につけられるなら、それは魅力的な提案だわ」
「あ、それはうちも思うっす! あいつらは自分の手でコテンパンにできるようになりたいっす! うちも強くなりたいっす!」
ユキとセシリーの意見に、我もと同意するルシア。
なるほど、自分たちであのチンピラどもに勝てるようになりたいという点で、三人の気持ちは一致しているということか。
「だったら、言わずもがなだが、『レベル』を上げることだな」
「レベル──確かそれも、ボクたちが神様から与えられた力ですよね。ボクたち冒険者の職業適性を持った者は、モンスターを倒すことで『レベルアップ』をして強くなれると聞きました」
「ああ、それで合ってる。ユキたちもギルドから、冒険者カードはもらったよな。見せてもらえるか」
「はい。これですよね」
ユキは懐から、自身の冒険者カードを取り出して、俺に見せてくる。
冒険者カードは、迷宮探索の歴史の中で発見された、神聖器の一つだ。
今日では冒険者ギルドで複製したものを、すべての冒険者に配布している。
これは神聖器としては、ステータス測定器、および測定値をカードに出力する出力器と合わせてワンセットと呼ぶべき代物だ。
オーブ型のステータス測定器に冒険者の適性を持った者が手をかざすと、その冒険者のステータスが、出力器にセットした冒険者カードに出力される仕組みとなっている。
なお、ステータス測定器と出力器は各冒険者ギルドに配備されているものであり、冒険者の個人持ちではない。
冒険者はレベルが上がったと思ったら、冒険者ギルドに行って自らの冒険者カードを提出して、カードのステータスを上書きしてもらうことになる。
ユキの冒険者カードに表示されている現在のステータスは、こんな値だった。
【名 前】 ユキ
【職 業】 モンク
【レベル】 1
【筋 力】 8
【耐久力】 7
【敏捷力】 8
【魔 力】 5
【S P】 0
冒険者になったばかりというだけあって、ステータスは低めだ。
ただユキのこの能力でも、一般人の基準で見れば、十分に優秀なアスリートである。
冒険者の職業適性を持たない一般人の場合、【筋力】【耐久力】【敏捷力】【魔力】のいずれも4~5前後の値をとると言われている。
「セシリーとルシアも、冒険者カードを見せてもらってもいいか? 嫌じゃなければでいいが」
俺はユキにカードを返却しつつ、残る二人にもカードを見せるよう促す。
「別に、冒険者カードを見せるぐらいは、どうってことはないですけど」
「あんっ、クリードの兄貴ったらやだもう♪ 『お前の冒険者カードを見せろ』だなんて、エッチなんだからぁ♪ もう、しょうがないなぁ、ちょっとだけっすよ?」
「ルシア、変な言い方をしないで。何だか分からないけど、私まで恥ずかしいことをしている気分になるわ」
二人とも俺に冒険者カードを渡してくる。
なお相変わらず、ルシアの言うことは意味不明だ。
つられてセシリーまで頬を染めて恥ずかしがっていて、なんだかなぁという気持ちになった。
ともあれ俺は、二人の冒険者カードに記されているステータス値を確認する。
【名 前】 セシリー
【職 業】 ウィザード
【レベル】 1
【筋 力】 4
【耐久力】 5
【敏捷力】 7
【魔 力】 12
【S P】 0
【名 前】 ルシア
【職 業】 プリースト
【レベル】 1
【筋 力】 6
【耐久力】 6
【敏捷力】 6
【魔 力】 10
【S P】 0
こちらも職業とレベルに見合った、相応のステータスだった。
三人とも、ここがスタート地点だ。
これから迷宮を攻略していくにつれて、徐々に能力を伸ばしていくことになる。
俺はセシリーとルシアにも冒険者カードを返却する。
それから、進むべき通路の前でいまだに緊張した様子を見せているユキの肩を、ポンと叩く。
「ま、俺がそばにいる以上、第一迷宮でモンスターに負ける心配はない。気楽に行こうぜ」
「は、はい! クリードさん、未熟者のボクたちですが、精いっぱい頑張りますので、よろしくお願いします!」
俺は返事の代わりにユキに笑顔を向けてから、通路の先へと歩いていく。
ユキ、セシリー、ルシアの三人も、俺に続いた。
「あと、もう一つ言っておきたいんだが」
「はい、クリードさん。遠慮せずに、何なりと課題を与えてください。ボク、頑張ってついていきますから!」
「いや、そうじゃなくて。その『クリードさん』ってのやめて、普通にクリードって呼び捨てでいいぞ。歳もそんなに離れてなさそうだし」
俺が今、十七歳だ。
ユキ、セシリー、ルシアは三人とも十五歳ぐらいだろう。
だがそれには、ユキが珍しく抵抗の意志を見せた。
「えっ……? そ、それは、ちょっと……。クリードさんは、ボクにとっては先輩という感じですし、呼び捨ては……なんか、変です」
「そうか? それなら今のままでもいいが」
「あっ、分かりました。じゃあボク、クリードさんのことは『先輩』と呼びます。『クリード先輩』──うん、これだとすごくしっくりきますね」
「お、おう、そうか」
根本的に変わってない気がするが、まあいいか。
一方で、それに食いついてきたのはセシリーのほうだった。
「それは私も、呼び捨てをしてもいいということですか、クリード先輩?」
「ああ、そのほうが良ければそうしてくれ。敬語もいらない」
「ふぅん、ありがと。それじゃお言葉に甘えて、そうさせてもらうわ、クリード」
「むぅっ……そんなのクリード先輩に対して、失礼だと思うけど……。でも先輩本人がいいというなら、仕方がないか……」
横で聞いていたユキがぶつくさと言い、それに対してセシリーは優越感に浸るようにふふんと笑う。
なんかこの二人は、いつもぶつかりそうな気配があるな。
一方でルシアはというと──
「うちは『クリードの兄貴』のままでいいっすよ。あ、それとも『クリードの旦那』のほうがいいっすかね?」
などと言ってくるので「ルシアは好きにしてくれ」と答えると、「ん、好きにするっす」と返ってきた。
そんなやり取りをしつつ、俺は三人の新たな仲間とともに、“始まりの大迷宮”こと第一迷宮の最初の道を進んでいった。
迷宮探索を開始する前から賑やかなのは、良いやら悪いやらだ。
「ボクたちは、ここを進んでいけばいいんだね」
気を取り直したユキが、小部屋から伸びる通路の前に立ち、その先へと視線を向ける。
「この先に進むと、やっぱりモンスターとか出てくるのかな」
「そりゃあ出てくるに決まってるっすよ。──そうっすよね、クリードの兄貴?」
相槌を打ったルシアが、その話を俺に振ってくる。
「まあな。──けどルシア、お前のその喋り方は、もうちょっとどうにかならないのか? そのノリで『クリードの兄貴』とか呼ばれると、チンピラの一味にでもなった気分になるんだが」
「あー、そいつは無理な相談っすね。この愛嬌のある喋り方は、うちのトレードマークであり、アイデンティティっすから」
そう言って、えへんと胸を張るルシア。
小柄な体に宿る大きな胸が、清楚な純白ローブを押し上げながらぽよんと揺れる。
相変わらず、外見の立派さと中身の残念さとのギャップが激しいやつだな。
「でもボクたちの力で、迷宮のモンスターと戦えるのか……少し、不安です。昨日はあんなチンピラを相手にも、不覚を取ってしまったし……」
ユキはそう言って、沈痛な面持ちでうつむく。
迷宮探索を始める前から、自分よりも高レベルの相手に弄ばれてしまうというのは、経験としては確かにちょっとキツイかもしれない。
「ま、あんなやつらでも、この第一迷宮の深層で戦えるぐらいの実力はあったからな。ユキたちもこの第一迷宮をクリアする頃には、あいつらを上回るぐらいの実力は身に着けているだろうよ」
「ほ、本当ですか!?」
俺の言葉に、ユキは目を丸くして食いついてくる。
「ああ、本当だ。ユキは強くなりたいって気持ち、結構強いのか?」
「当たり前です! あんなやつらに虚仮にされたままで、悔しくないはずがありません!」
「それは私も同感ね」
横から口を挟んできたのは、セシリーだ。
「今の私じゃ、魔法を使ったって、きっとあいつらには歯が立たない。クリードさんに助けてもらわなくても、あいつらを叩きのめせるぐらいの力を身につけられるなら、それは魅力的な提案だわ」
「あ、それはうちも思うっす! あいつらは自分の手でコテンパンにできるようになりたいっす! うちも強くなりたいっす!」
ユキとセシリーの意見に、我もと同意するルシア。
なるほど、自分たちであのチンピラどもに勝てるようになりたいという点で、三人の気持ちは一致しているということか。
「だったら、言わずもがなだが、『レベル』を上げることだな」
「レベル──確かそれも、ボクたちが神様から与えられた力ですよね。ボクたち冒険者の職業適性を持った者は、モンスターを倒すことで『レベルアップ』をして強くなれると聞きました」
「ああ、それで合ってる。ユキたちもギルドから、冒険者カードはもらったよな。見せてもらえるか」
「はい。これですよね」
ユキは懐から、自身の冒険者カードを取り出して、俺に見せてくる。
冒険者カードは、迷宮探索の歴史の中で発見された、神聖器の一つだ。
今日では冒険者ギルドで複製したものを、すべての冒険者に配布している。
これは神聖器としては、ステータス測定器、および測定値をカードに出力する出力器と合わせてワンセットと呼ぶべき代物だ。
オーブ型のステータス測定器に冒険者の適性を持った者が手をかざすと、その冒険者のステータスが、出力器にセットした冒険者カードに出力される仕組みとなっている。
なお、ステータス測定器と出力器は各冒険者ギルドに配備されているものであり、冒険者の個人持ちではない。
冒険者はレベルが上がったと思ったら、冒険者ギルドに行って自らの冒険者カードを提出して、カードのステータスを上書きしてもらうことになる。
ユキの冒険者カードに表示されている現在のステータスは、こんな値だった。
【名 前】 ユキ
【職 業】 モンク
【レベル】 1
【筋 力】 8
【耐久力】 7
【敏捷力】 8
【魔 力】 5
【S P】 0
冒険者になったばかりというだけあって、ステータスは低めだ。
ただユキのこの能力でも、一般人の基準で見れば、十分に優秀なアスリートである。
冒険者の職業適性を持たない一般人の場合、【筋力】【耐久力】【敏捷力】【魔力】のいずれも4~5前後の値をとると言われている。
「セシリーとルシアも、冒険者カードを見せてもらってもいいか? 嫌じゃなければでいいが」
俺はユキにカードを返却しつつ、残る二人にもカードを見せるよう促す。
「別に、冒険者カードを見せるぐらいは、どうってことはないですけど」
「あんっ、クリードの兄貴ったらやだもう♪ 『お前の冒険者カードを見せろ』だなんて、エッチなんだからぁ♪ もう、しょうがないなぁ、ちょっとだけっすよ?」
「ルシア、変な言い方をしないで。何だか分からないけど、私まで恥ずかしいことをしている気分になるわ」
二人とも俺に冒険者カードを渡してくる。
なお相変わらず、ルシアの言うことは意味不明だ。
つられてセシリーまで頬を染めて恥ずかしがっていて、なんだかなぁという気持ちになった。
ともあれ俺は、二人の冒険者カードに記されているステータス値を確認する。
【名 前】 セシリー
【職 業】 ウィザード
【レベル】 1
【筋 力】 4
【耐久力】 5
【敏捷力】 7
【魔 力】 12
【S P】 0
【名 前】 ルシア
【職 業】 プリースト
【レベル】 1
【筋 力】 6
【耐久力】 6
【敏捷力】 6
【魔 力】 10
【S P】 0
こちらも職業とレベルに見合った、相応のステータスだった。
三人とも、ここがスタート地点だ。
これから迷宮を攻略していくにつれて、徐々に能力を伸ばしていくことになる。
俺はセシリーとルシアにも冒険者カードを返却する。
それから、進むべき通路の前でいまだに緊張した様子を見せているユキの肩を、ポンと叩く。
「ま、俺がそばにいる以上、第一迷宮でモンスターに負ける心配はない。気楽に行こうぜ」
「は、はい! クリードさん、未熟者のボクたちですが、精いっぱい頑張りますので、よろしくお願いします!」
俺は返事の代わりにユキに笑顔を向けてから、通路の先へと歩いていく。
ユキ、セシリー、ルシアの三人も、俺に続いた。
「あと、もう一つ言っておきたいんだが」
「はい、クリードさん。遠慮せずに、何なりと課題を与えてください。ボク、頑張ってついていきますから!」
「いや、そうじゃなくて。その『クリードさん』ってのやめて、普通にクリードって呼び捨てでいいぞ。歳もそんなに離れてなさそうだし」
俺が今、十七歳だ。
ユキ、セシリー、ルシアは三人とも十五歳ぐらいだろう。
だがそれには、ユキが珍しく抵抗の意志を見せた。
「えっ……? そ、それは、ちょっと……。クリードさんは、ボクにとっては先輩という感じですし、呼び捨ては……なんか、変です」
「そうか? それなら今のままでもいいが」
「あっ、分かりました。じゃあボク、クリードさんのことは『先輩』と呼びます。『クリード先輩』──うん、これだとすごくしっくりきますね」
「お、おう、そうか」
根本的に変わってない気がするが、まあいいか。
一方で、それに食いついてきたのはセシリーのほうだった。
「それは私も、呼び捨てをしてもいいということですか、クリード先輩?」
「ああ、そのほうが良ければそうしてくれ。敬語もいらない」
「ふぅん、ありがと。それじゃお言葉に甘えて、そうさせてもらうわ、クリード」
「むぅっ……そんなのクリード先輩に対して、失礼だと思うけど……。でも先輩本人がいいというなら、仕方がないか……」
横で聞いていたユキがぶつくさと言い、それに対してセシリーは優越感に浸るようにふふんと笑う。
なんかこの二人は、いつもぶつかりそうな気配があるな。
一方でルシアはというと──
「うちは『クリードの兄貴』のままでいいっすよ。あ、それとも『クリードの旦那』のほうがいいっすかね?」
などと言ってくるので「ルシアは好きにしてくれ」と答えると、「ん、好きにするっす」と返ってきた。
そんなやり取りをしつつ、俺は三人の新たな仲間とともに、“始まりの大迷宮”こと第一迷宮の最初の道を進んでいった。
0
あなたにおすすめの小説
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
鑑定持ちの荷物番。英雄たちの「弱点」をこっそり塞いでいたら、彼女たちが俺から離れなくなった
仙道
ファンタジー
異世界の冒険者パーティで荷物番を務める俺は、名前もないようなMOBとして生きている。だが、俺には他者には扱えない「鑑定」スキルがあった。俺は自分の平穏な雇用を守るため、雇い主である女性冒険者たちの装備の致命的な欠陥や、本人すら気づかない体調の異変を「鑑定」で見抜き、誰にもバレずに密かに対処し続けていた。英雄になるつもりも、感謝されるつもりもない。あくまで業務の一環だ。しかし、致命的な危機を未然に回避され続けた彼女たちは、俺の完璧な管理なしでは生きていけないほどに依存し始めていた。剣聖、魔術師、聖女、ギルド職員。気付けば俺は、最強の美女たちに囲まれて逃げ場を失っていた。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
無能扱いされ会社を辞めさせられ、モフモフがさみしさで命の危機に陥るが懸命なナデナデ配信によりバズる~色々あって心と音速の壁を突破するまで~
ぐうのすけ
ファンタジー
大岩翔(オオイワ カケル・20才)は部長の悪知恵により会社を辞めて家に帰った。
玄関を開けるとモフモフ用座布団の上にペットが座って待っているのだが様子がおかしい。
「きゅう、痩せたか?それに元気もない」
ペットをさみしくさせていたと反省したカケルはペットを頭に乗せて大穴(ダンジョン)へと走った。
だが、大穴に向かう途中で小麦粉の大袋を担いだJKとぶつかりそうになる。
「パンを咥えて遅刻遅刻~ではなく原材料を担ぐJKだと!」
この奇妙な出会いによりカケルはヒロイン達と心を通わせ、心に抱えた闇を超え、心と音速の壁を突破する。
異世界転移したら、神の力と無敵の天使軍団を授かったんだが。
猫正宗
ファンタジー
白羽明星は気付けば異世界転移しており、背に純白の六翼を生やした熾天使となっていた。
もともと現世に未練などなかった明星は、大喜びで異世界の大空を飛び回る。
すると遥か空の彼方、誰も到達できないほどの高度に存在する、巨大な空獣に守られた天空城にたどり着く。
主人不在らしきその城に入ると頭の中にダイレクトに声が流れてきた。
――霊子力パターン、熾天使《セラフ》と認識。天界の座マスター登録します。……ああ、お帰りなさいルシフェル様。お戻りをお待ち申し上げておりました――
風景が目まぐるしく移り変わる。
天空城に封じられていた七つの天国が解放されていく。
移り変わる景色こそは、
第一天 ヴィロン。
第二天 ラキア。
第三天 シャハクィム。
第四天 ゼブル。
第五天 マオン。
第六天 マコン。
それらはかつて天界を構成していた七つの天国を再現したものだ。
気付けば明星は、玉座に座っていた。
そこは天の最高位。
第七天 アラボト。
そして玉座の前には、明星に絶対の忠誠を誓う超常なる存在《七元徳の守護天使たち》が膝をついていたのだった。
――これは異世界で神なる権能と無敵の天使軍団を手にした明星が、調子に乗ったエセ強者を相手に無双したり、のんびりスローライフを満喫したりする物語。
魔力ゼロの俺だけが、呪いの装備を『代償なし』で使い放題 ~命を削る魔剣も、俺が持てば『ただのよく切れる剣』~
仙道
ファンタジー
現代日本で天才研究者だった相模登(さがみ のぼる)は、ある日突然、異世界へ転移した。 そこは『スキル』と『魔力』が全てを決める世界。
しかし登には、ステータス画面もなければ、魔力も、スキルも一切存在しなかった。
ただの一般人として迷宮に放り出された彼は、瀕死の女騎士と出会う。彼女の前には、使う者の命を瞬時に吸い尽くす『呪いの魔剣』が落ちていた。
武器はそれしかない。女騎士は絶望していたが、登は平然と魔剣を握りしめる。 「なぜ……生きていられるの?」 登には、剣が対価として要求する魔力は存在しない。故に、魔剣はデメリットなしの『ただのよく切れる剣』として機能した。
これは、世界で唯一「対価」を支払う必要がない登が、呪われた武具を次々と使いこなし、その副作用に苦しむ女騎士やエルフ、聖女を救い出し、無自覚に溺愛されていく物語。
戦場の英雄、上官の陰謀により死亡扱いにされ、故郷に帰ると許嫁は結婚していた。絶望の中、偶然助けた許嫁の娘に何故か求婚されることに
千石
ファンタジー
「絶対生きて帰ってくる。その時は結婚しよう」
「はい。あなたの帰りをいつまでも待ってます」
許嫁と涙ながらに約束をした20年後、英雄と呼ばれるまでになったルークだったが生還してみると死亡扱いにされていた。
許嫁は既に結婚しており、ルークは絶望の只中に。
上官の陰謀だと知ったルークは激怒し、殴ってしまう。
言い訳をする気もなかったため、全ての功績を抹消され、貰えるはずだった年金もパー。
絶望の中、偶然助けた子が許嫁の娘で、
「ルーク、あなたに惚れたわ。今すぐあたしと結婚しなさい!」
何故か求婚されることに。
困りながらも巻き込まれる騒動を通じて
ルークは失っていた日常を段々と取り戻していく。
こちらは他のウェブ小説にも投稿しております。
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる