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勿体ないよな。

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身体にお湯がかかる感触で目が覚めた。
まだ、お風呂場だ…
いつの間にか空気が入った簡易ベットのような物に寝かせられている。


「んー…」
「起きたな。じっとしてろよ。」
「んぅ?…ッふぁっ!!」


目が覚めた途端、ぐにぃっとお尻の穴を広げられた。
くぱくぱと広がったり閉じたりしてる。
ぽっかり空いてしまってる。
空気が入ってくるのが気持ち悪い。


「うっわ…これ、視覚やられるわ…」


お尻の中から、とろぉッと出てくる。
例のブツ。


「ちゃんと中まで掻き出すからな。」
「やッ、まって、いいからっ、自分でやるッ…」
「じっとしてろって。滑って危ねぇ。」
「ぁ、やだっ…ッ自分で…ぁ、くぅッあっ…、ぁ、」


ぐにぐにと、指が奥まで入り込み掻き出す。
無遠慮な動きが逆にツラい。
たまに、僕の気持ち良い所を掠めるから、身体がビクビク動いて腰がもう、限界だよ。
ずっとグリグリされてる。
わざとなんじゃないかな…。
グポグポと出入りするする指が激しい。



「やぁッ…んっ、…んんッ…」
「あー…ぐちゃぐちゃ…音すげぇエロい。聞こえる?」
「そんなッ…しらなぃぃ…っ、も、やめて、」


確かに、凄いエッチな音がする。
これ僕のお尻から出てる音なの?
恥ずかしさで涙が出てきた。
というか、もう、良くない?
長くない?


「ぁ、ふぁッ…もぉ、も、やめょ、ね?もぅ、いい、でしょ…ッ?ね?」
「んー?いやぁ、こんなトロトロな穴、一回しか使わないの勿体ないよなー…ぽっかり空いてるし…」
「なんで…も、やだょッほんとにっ…きついのッ」
「そんなに嫌がられると、余計にしたくなるよなあ。」
「ッあ、や、やだ、だめッ」


お尻の穴の浅いところで、くぷくぷとキリーヌさんの大きい物が出入りする。
なんで固くなってるの!?
ちょっとずつ、ぐいぐいと押し入ってくる。
嫌なのに僕のお尻は受け入れようと開いたり閉じたりしてしまう。
もう嫌なのに。
なんで。


「だって、ほら、入っちゃうじゃん…」
「あッ、やぁッ、ま、まって、まって、んっあぅッ、入れないでッ、入れないで!ぃやなのっ…ッやぁだあっっ、ぁっんぅっんんんんっ…ッぅうっ」
「っあー…ほら、すんなり入ったっ。」
「ひっ…ぅ…ッ…ぁ、…ゃぁッ、ぁ…はぅッ…くッん、」


過度な刺激が苦しい。
それでも、ゆっくりと揺すられてる間に、だんだん気持ちよくなってきた。
ベットの滑りが良くて、揺すられると反動で奥まで入ってくる。
ああ、だめだ、気持ちが良い
もう、ほんとに、だめになってる


「きもち、ッぁ、…ッんっ…やぁうッ…ぁ、ぁ、ん、んッ、はッぅ、んんッ」
「気持ちいい事しかしてないだろ?」
「…ぅんっ…もっと、しよ、…もっとッ…っん」
「やーべぇな。…可愛いなあッ…ほら、ここだろっ」
「あうっ!ッはっ、ぁああっ…ッんぅ…ぁ、そこばっかりは、らめらょ…ッ」
「気持ち良さそうだから止めない。もっと鳴いて。枯れるまで。」


その日は、本当に声が枯れるまで揺すられた。



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