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Baby buster
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【previously on 無敵少女の意のままに】
無事に強敵オムニヴォラスライムを退治した一行。
若干の心の傷を負いながらソフィーは集落へ帰還するw
わたし達は集落に無事帰還。
「お母さんたっだいま~~!!やっつけてきたよ~~」
「ごがぁ~~、ごがぁ~~...」
族長は居間で大の字になりいびきをかいて寝ているw
これ、戦いの様子も絶対見てねぇなww
「ねっ、深い考えなんて絶対ないでしょ?」
「あぁ、わたしの勝手な深読みだったようだ」
「エラ、うちもあの水のやつ入りたいぞ!!」
「じゃあお母さん起きるまであれで遊ぼっか。エメリーちゃん大活躍だったもんね~」
「あれどんな道具なの??」
「これ、フォフトワーザボール」
エラちゃんが取り出したのは小さなガラス玉だ。
「これはねエラを産んだ時のお母さんの羊水に魔力を込めて作るの。だからもうあんまり数がない貴重品なのよ」
「羊水って妊娠中のお腹にある液体のこと??」
「そうよ。だから体力も回復するしリラックス効果抜群なのよ」
理屈は分かるが他人の羊水に浸るのも何かなぁw
「じゃあそこに立って~、えいっ!」
ガラス玉が割れてエメリーを球体の水が包んでいく。
「ほわわぁ~~、これはいいなぁ~」
「へぇ~、強靭効果あっても中は快適に感じるんだな」
「うん、水が揺れるリズムや音なんかでもリラックス出来るのよ、っていうか強靭って何??」
「エメリーについてはまた後で話すよ」
「ふわぁ~~。あら、おはよう皆さん、どうだった??」
この人数の前で爆睡出来るって凄いなこの人w
「あ、あぁ、退治したよ。マッチョの皆さんにも手伝ってもらっちゃったけどな」
「そうなのね。でもあいつを倒すってことは腕は確かみたいね、うん合格よ!!」
確認もせんのかい、何のためのミラーリング魔法陣だよw
「その子、エメリーちゃんだったかしら?あなたがキーマンになったのでしょ?」
「アンちゃんといいエメリーといい、あなたは能力が可視化できるのか?」
「いいえ、勘ね。警戒心の強かった時代の遺伝子とでも言うのかしら、エラにはもう感じられない古の能力ね」
勘かよ!!w
ていうかこの人数の前で爆睡とか警戒心どこ置いてきたww
「もうひとつ言わせてもらうと、魔剣キャンディはソフィーさん、あなたにピッタリだわ」
「なぜそう思うんだ?」
「魔剣キャンディの創造主はあの伝説の鍛冶職人『なーご・なーご』なのよ」
「えっ、なーごなーご!!あの伝説のギャル職人の!?」
なんだそのイカれた名前のふざけた属性の鍛冶職人はww
「あぁ、なーご・なーご作の剣だったのですわね。剣の名前で何となく察しはついていましたけど」
「いや、誰??」
「ソフィーちゃん知らないの!?『かわいくなくっちゃ装備じゃないっしょ!』で有名なあの伝説の鍛冶師を」
そいつ絶対やべぇだろww
「奇想天外な発想の持ち主ですけど腕は確かで、誰も彼女のレベルまで未だ到達出来てない紛れもない天才ですわ」
「で、何でわたしにピッタリなんだ??」
「彼女の創作目的は『無骨な戦士をかわいく華麗に!!』なの。ソフィーさんは、その、女の子らしさからは、その...」
あ~~~、全部言わんでも分かるし殆ど全部言ってるしww
「でも何で妖精の集落になーごなーご作の剣があるのかしら??」
「旅でしばらく滞在したみたいよ。えっと、確か伝え聞く話では『失敗作だからあげる~~』と...」
いや、もうツッコミ疲れましたわww
「実際に会ったわけではないのか?」
「えぇ、私が生まれる前の話ね。彼女はエルフと人間のハーフで長命種なの、今もどこかで旅をしてると思うわよ」
「失敗作って言ってもソフィーちゃんが使ってるコモンの剣よりは多分遥かに強いわよ!!」
「...分かった。とりあえず見せてくれないか?」
「分かったわ。エラ、漬物壺の重しになってるから持ってきて~」
こいつ...そろそろキレていいかな!!ww
「持ってきたよ~~」
「...えっと、すまない。わたしの常識では剣とは剣身があるもののはずだが?w」
エラが持ってきた剣は、ポンメルとグリップと鍔しかないw
しかも全部おもちゃみたいなかわいい装飾の柄だw
「剣身は『どうやってもかわいくならない~』っておっしゃってたらしくて『いっそ無い方がかわいい~』だそうよ」
転職しろよw
あと、ギャル口調マネするのやめてくれおばはん、キツイからw
「ちょっと貸してもらえますこと?」
アンちゃんが魔剣キャンディを手にする。
「はぁ~、なるほど、そういうことですのね。ハァッ!!」
アンちゃんが念を込めると鈍器のような剣身が現れた。
「ちょっと、ナニコレ~~!!」
「この剣を握った途端、微量ですがMPが吸収される感覚がありましたわ。で、もしやと思って...」
「何だ?どんな特殊な力を込めたんだ?」
「いえ、鍔にあるこのスイッチをONにしただけですわ」
何だよっ。ハァッ!!とか言ってたじゃんww
「これは持ち主の特性に応じた剣身に変化するようですよ、お姉さまやってみては?」
アンちゃんが剣を離した途端、鈍器のような剣身は消えた、オートオフ機能付きのようだw
「うっ、確かに微量だがMPが吸われているな、ただでさえ空っぽなのに...」
「さぁ、スイッチを押してみてくださいまし」
「分かった、これだな...」
わたしはスイッチを押す。
「なに...コレww」
もやしのようなふにゃふにゃのちっちゃい剣身が現れたww
「ぷっ、ぷぷぷぷ。魔剣キャンディ、モデルもやし...ぷぷぷ...」
容赦なく笑う素敵な仲間、マァナァァァァ~~~!!!ww
「あ、扱いは難しいと、聞いていますので、頑張って...使えるようになって、下さいね、ブホッ!!」
おばはん、最後まで笑うの耐えてくれよw
無事に強敵オムニヴォラスライムを退治した一行。
若干の心の傷を負いながらソフィーは集落へ帰還するw
わたし達は集落に無事帰還。
「お母さんたっだいま~~!!やっつけてきたよ~~」
「ごがぁ~~、ごがぁ~~...」
族長は居間で大の字になりいびきをかいて寝ているw
これ、戦いの様子も絶対見てねぇなww
「ねっ、深い考えなんて絶対ないでしょ?」
「あぁ、わたしの勝手な深読みだったようだ」
「エラ、うちもあの水のやつ入りたいぞ!!」
「じゃあお母さん起きるまであれで遊ぼっか。エメリーちゃん大活躍だったもんね~」
「あれどんな道具なの??」
「これ、フォフトワーザボール」
エラちゃんが取り出したのは小さなガラス玉だ。
「これはねエラを産んだ時のお母さんの羊水に魔力を込めて作るの。だからもうあんまり数がない貴重品なのよ」
「羊水って妊娠中のお腹にある液体のこと??」
「そうよ。だから体力も回復するしリラックス効果抜群なのよ」
理屈は分かるが他人の羊水に浸るのも何かなぁw
「じゃあそこに立って~、えいっ!」
ガラス玉が割れてエメリーを球体の水が包んでいく。
「ほわわぁ~~、これはいいなぁ~」
「へぇ~、強靭効果あっても中は快適に感じるんだな」
「うん、水が揺れるリズムや音なんかでもリラックス出来るのよ、っていうか強靭って何??」
「エメリーについてはまた後で話すよ」
「ふわぁ~~。あら、おはよう皆さん、どうだった??」
この人数の前で爆睡出来るって凄いなこの人w
「あ、あぁ、退治したよ。マッチョの皆さんにも手伝ってもらっちゃったけどな」
「そうなのね。でもあいつを倒すってことは腕は確かみたいね、うん合格よ!!」
確認もせんのかい、何のためのミラーリング魔法陣だよw
「その子、エメリーちゃんだったかしら?あなたがキーマンになったのでしょ?」
「アンちゃんといいエメリーといい、あなたは能力が可視化できるのか?」
「いいえ、勘ね。警戒心の強かった時代の遺伝子とでも言うのかしら、エラにはもう感じられない古の能力ね」
勘かよ!!w
ていうかこの人数の前で爆睡とか警戒心どこ置いてきたww
「もうひとつ言わせてもらうと、魔剣キャンディはソフィーさん、あなたにピッタリだわ」
「なぜそう思うんだ?」
「魔剣キャンディの創造主はあの伝説の鍛冶職人『なーご・なーご』なのよ」
「えっ、なーごなーご!!あの伝説のギャル職人の!?」
なんだそのイカれた名前のふざけた属性の鍛冶職人はww
「あぁ、なーご・なーご作の剣だったのですわね。剣の名前で何となく察しはついていましたけど」
「いや、誰??」
「ソフィーちゃん知らないの!?『かわいくなくっちゃ装備じゃないっしょ!』で有名なあの伝説の鍛冶師を」
そいつ絶対やべぇだろww
「奇想天外な発想の持ち主ですけど腕は確かで、誰も彼女のレベルまで未だ到達出来てない紛れもない天才ですわ」
「で、何でわたしにピッタリなんだ??」
「彼女の創作目的は『無骨な戦士をかわいく華麗に!!』なの。ソフィーさんは、その、女の子らしさからは、その...」
あ~~~、全部言わんでも分かるし殆ど全部言ってるしww
「でも何で妖精の集落になーごなーご作の剣があるのかしら??」
「旅でしばらく滞在したみたいよ。えっと、確か伝え聞く話では『失敗作だからあげる~~』と...」
いや、もうツッコミ疲れましたわww
「実際に会ったわけではないのか?」
「えぇ、私が生まれる前の話ね。彼女はエルフと人間のハーフで長命種なの、今もどこかで旅をしてると思うわよ」
「失敗作って言ってもソフィーちゃんが使ってるコモンの剣よりは多分遥かに強いわよ!!」
「...分かった。とりあえず見せてくれないか?」
「分かったわ。エラ、漬物壺の重しになってるから持ってきて~」
こいつ...そろそろキレていいかな!!ww
「持ってきたよ~~」
「...えっと、すまない。わたしの常識では剣とは剣身があるもののはずだが?w」
エラが持ってきた剣は、ポンメルとグリップと鍔しかないw
しかも全部おもちゃみたいなかわいい装飾の柄だw
「剣身は『どうやってもかわいくならない~』っておっしゃってたらしくて『いっそ無い方がかわいい~』だそうよ」
転職しろよw
あと、ギャル口調マネするのやめてくれおばはん、キツイからw
「ちょっと貸してもらえますこと?」
アンちゃんが魔剣キャンディを手にする。
「はぁ~、なるほど、そういうことですのね。ハァッ!!」
アンちゃんが念を込めると鈍器のような剣身が現れた。
「ちょっと、ナニコレ~~!!」
「この剣を握った途端、微量ですがMPが吸収される感覚がありましたわ。で、もしやと思って...」
「何だ?どんな特殊な力を込めたんだ?」
「いえ、鍔にあるこのスイッチをONにしただけですわ」
何だよっ。ハァッ!!とか言ってたじゃんww
「これは持ち主の特性に応じた剣身に変化するようですよ、お姉さまやってみては?」
アンちゃんが剣を離した途端、鈍器のような剣身は消えた、オートオフ機能付きのようだw
「うっ、確かに微量だがMPが吸われているな、ただでさえ空っぽなのに...」
「さぁ、スイッチを押してみてくださいまし」
「分かった、これだな...」
わたしはスイッチを押す。
「なに...コレww」
もやしのようなふにゃふにゃのちっちゃい剣身が現れたww
「ぷっ、ぷぷぷぷ。魔剣キャンディ、モデルもやし...ぷぷぷ...」
容赦なく笑う素敵な仲間、マァナァァァァ~~~!!!ww
「あ、扱いは難しいと、聞いていますので、頑張って...使えるようになって、下さいね、ブホッ!!」
おばはん、最後まで笑うの耐えてくれよw
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