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後日談~ふたりのはじめての×××のお話~
episode-10
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降る様なキスを浴びていたら三嶌の手にいつのまにか服を脱がされている百合がいる。ここはまだキッチンでいろんなことが中途半端だったはず……百合は脳内でそんなことを考えるものの身体は一向に三嶌を拒否しないのだから困ったものだ。
「ん、ぁ……」
「エプロンだけもう一度つけてくれる?」
「ん……え?」
聞き逃しそうなほどナチュラルに言われたがあらたまると意味が理解できない。
「え?りりなちゃんの?」
「そう。りりなちゃんのエプロンをつけた可愛い百合がみたい」
可愛いのはエプロンであって自分ではないのだが……と思うものの言葉には出来ず思考が止まりかける百合。キッチンで上半身ほぼ裸、下はかろうじてパンツだけは履いている、そんな格好の百合に三嶌はにこりと微笑んで床に落ちたエプロンを手にしている。
「着せてあげる」
「ぁ、は、い」
もう言われるがままである。三嶌の指示はまるで診察の時と同じようで、言われたら素直に応じてしまう。それも不思議だった。三嶌はなんでもなんてことのないように言うのだ。日常会話のように、何気ない呟きのように、口調がそうさせるのか、甘い声がそう思わせるのか。言われていることをあらためたら案外ぶっ飛んだことを言っているはずなのに百合はそれに疑いをしない。
「可愛い」
エプロンをつけられて背中を露わにする百合を見つめる三嶌は満足そうである。キッチンのサイドテーブルに手をついてうしろ向きに振り向く百合は今さらながら照れ始める。
「あ、あの……裸エプロンってエッチじゃないですか?」
「エッチだね」
「は、初めて着ます」
そうじゃないと困る、と三嶌は心の中で思う。
「でもまだ裸じゃないよ?」
「え、あ!」
するりと三嶌が背後から腕を伸ばしてきて腰回りに腕を絡めてクロスする。ぎゅっと抱きしめられて百合の身体がビクつくがそれは別に嫌とかの反応ではない。単純にビックリしただけである。
「可愛いね、百合」
「り、りりなちゃんのエプロンが最強なのだと……」
あくまでりりなちゃん推しする百合に三嶌は吹き出した。
「だから僕はりりなちゃんを知らないから。目の前にいる百合しか可愛いと思ってないからそこはちゃんと理解しようね?」
諭すように言われて百合は戸惑いながらも素直に首を縦に振った。腕の中でなんでも順応に受け入れる百合に興奮が止まらない三嶌はエプロンごしから百合の身体をまさぐり始める。抱きしめていた腕の力を少し緩めて脇腹を腹を掌でなぞる様に触れ出したら百合が「はぁ……」と熱い吐息をこぼし出す。
三嶌の両手が百合の両胸に触れてくる。直接ではない、エプロン越しで、それでもそこまで厚手ではないエプロンである。熱、質感、肌の柔らかさをお互いが感じれる。百合の胸は見張るほど大きなものでもないが三嶌の手に下から持ち上げられるように包まれたら案外大きかったのだな、と百合は見下ろしながらどこか冷静に思っていた。それよりもあの長く綺麗な指が百合の胸を揉んでいる、時折親指が撫でるように動いて胸の頂に触れてきた。
「ん、ぁ……」
「エプロンだけもう一度つけてくれる?」
「ん……え?」
聞き逃しそうなほどナチュラルに言われたがあらたまると意味が理解できない。
「え?りりなちゃんの?」
「そう。りりなちゃんのエプロンをつけた可愛い百合がみたい」
可愛いのはエプロンであって自分ではないのだが……と思うものの言葉には出来ず思考が止まりかける百合。キッチンで上半身ほぼ裸、下はかろうじてパンツだけは履いている、そんな格好の百合に三嶌はにこりと微笑んで床に落ちたエプロンを手にしている。
「着せてあげる」
「ぁ、は、い」
もう言われるがままである。三嶌の指示はまるで診察の時と同じようで、言われたら素直に応じてしまう。それも不思議だった。三嶌はなんでもなんてことのないように言うのだ。日常会話のように、何気ない呟きのように、口調がそうさせるのか、甘い声がそう思わせるのか。言われていることをあらためたら案外ぶっ飛んだことを言っているはずなのに百合はそれに疑いをしない。
「可愛い」
エプロンをつけられて背中を露わにする百合を見つめる三嶌は満足そうである。キッチンのサイドテーブルに手をついてうしろ向きに振り向く百合は今さらながら照れ始める。
「あ、あの……裸エプロンってエッチじゃないですか?」
「エッチだね」
「は、初めて着ます」
そうじゃないと困る、と三嶌は心の中で思う。
「でもまだ裸じゃないよ?」
「え、あ!」
するりと三嶌が背後から腕を伸ばしてきて腰回りに腕を絡めてクロスする。ぎゅっと抱きしめられて百合の身体がビクつくがそれは別に嫌とかの反応ではない。単純にビックリしただけである。
「可愛いね、百合」
「り、りりなちゃんのエプロンが最強なのだと……」
あくまでりりなちゃん推しする百合に三嶌は吹き出した。
「だから僕はりりなちゃんを知らないから。目の前にいる百合しか可愛いと思ってないからそこはちゃんと理解しようね?」
諭すように言われて百合は戸惑いながらも素直に首を縦に振った。腕の中でなんでも順応に受け入れる百合に興奮が止まらない三嶌はエプロンごしから百合の身体をまさぐり始める。抱きしめていた腕の力を少し緩めて脇腹を腹を掌でなぞる様に触れ出したら百合が「はぁ……」と熱い吐息をこぼし出す。
三嶌の両手が百合の両胸に触れてくる。直接ではない、エプロン越しで、それでもそこまで厚手ではないエプロンである。熱、質感、肌の柔らかさをお互いが感じれる。百合の胸は見張るほど大きなものでもないが三嶌の手に下から持ち上げられるように包まれたら案外大きかったのだな、と百合は見下ろしながらどこか冷静に思っていた。それよりもあの長く綺麗な指が百合の胸を揉んでいる、時折親指が撫でるように動いて胸の頂に触れてきた。
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