最弱属性魔剣士の雷鳴轟く

愛鶴ソウ

文字の大きさ
98 / 216
第四章 傷痕編

97話 獅子と舞姫

しおりを挟む
「ふぅ……来てくれて助かった。ナイアリス」

「べ、別に良いわよ。それぐらい」


 夜もすっかり更け、森の中で修行していたレオは胡座で座りながら助っ人に礼を言う。
 マーダラービーとのエンドレス回避修行を終わるに終われなかったレオを助けたのは、先日のゴブリン事件でクロトや雨刃と共に名乗りを上げた冒険者〈舞姫〉のナイアリスだった。
 アイゼンウルブスを拠点として活動している彼女だが、一言で言うなら「レオに付いて来た」のである。だが、極度の方向音痴であるナイアリスがレオに気付かれない距離でレオに着いて行く事など不可能に近い。
 魔王との激戦が繰り広げられていた時にはアイゼンウルブスの周りを何周も何周もぐるぐると彷徨っていた。
 そして今日の昼間、やっとこさブルーバードにたどり着いたのである。その時丁度レオは森に入る途中で、当然の如く着いて行ったわけだが、そこでも迷った。


「どんなけ道に迷うんだよ……ブッ! ハッハッハッ」

「そんなに笑わなくてもいいでしょっ!」

「……そういえばお前、また喋り方変わったな」

「そ、そう?」

「ああ、でも……自然でいいと思うぞ」

「ほ、褒めても何も出ないわよ!」

「褒めてない。……で、森に入った後はどうしたんだよ。まさかこの時間まで見て放置してたのか?」

「そんなわけ……レオをまっすぐ追いかけてたけど見失ったのよ」

「ブッ……どうやったら見失うんだよ……」

「そ、それは……」

「あーやめてくれやめてくれ。腹がよじれて死にそうだ」


 頬を膨らませてプンスカ怒っているナイアリスの隣でレオはゲラゲラ笑い転げている。
 クロトやシエラが今のレオを見れば別人かと疑うだろう。それだけナイアリスにはレオの素を出させる何かがあり、レオも不思議のうちに心を開いてしまっていた。


「大変だったんだからね! 何故か森の中で〈紅の伝説〉に会うし……まぁそれに驚いて逃げた先にレオが居たわけだから、半分〈紅の伝説〉のお陰でもあるけど」

紅の伝説アジェンダか……」

「勝負は私も見てたわよ」

「そうか……」


 じーっと一点を見つめ、考えているレオ。チラチラ見ながらナイアリス。
 遂に我慢出来なくなったのか、大きく身を乗り出してレオの視界に無理矢理入る。だがそれでもレオを思考の中から呼び戻す事は出来ない。


 そんな状態が十分は続いただろうか……


「おい……」

「くぴー」

「寝たのか?」

「…………ぐぅ」

「しゃーねーな」


 木にもたれかかったまま寝てしまったナイアリスを唯一銀月と共に持って来ていた毛布で包み、レオ自身は銀月を地面に突き刺し仁王立ちで構える。
 魔物は夜、活発になる奴も多いからだ。


「これはこれで修行になりそうだ」





「ふぁ~」


 そして朝、目覚めたナイアリスがグーッと伸びをしながら目を開けると、緑が青々と茂る森の風景……ではなく、周囲一面が赤く染まった殺人現場の様な風景が飛び込んで来る。


「え……なにこれ……」


 巨大な蜂やら熊やらの死体が何十体も転がり、地面はそいつらの血で真っ赤。その中で立つレオに、ナイアリスはすぐに駆け寄った。


「だ、大丈夫!?」

「起きたか。もう少し寝てても良かったぜ」


 レオも返り血でほぼ全身真っ赤だが、ナイアリスに笑いかけた。レオにとってどういう意味の笑顔かはナイアリスには推し量れなかったが、少なくともナイアリスににこやかに笑いかけたわけではなく、戦闘本能から来る笑みだという事は理解出来た。
 一晩中戦い続けていたレオだが、幸いにも外傷は負っておらず、疲労でフラフラしてはいるが、命に別状は無さそうだ。


「もしかして……私が寝てからずっと戦ってたの!?」

「ん? まぁな」

「ば……バカじゃないの!」

「なに、誰が馬鹿だと」

「なんで、私は起きなかったんだ……」


 ナイアリスは祖父に厳しく鍛えられたおかげもあり、戦闘センスや野生の勘は普通の人よりも鋭い。逆に言えば、そのナイアリスが気づかなかったほど夜の戦闘は静かに行われていた。


「起こしたら悪いと思ってな」

「……もぅ」

「とは言え流石に疲れた。ブルーバードに帰る。お前も来るか?」

「……も、もちろんよ! 一人で行かせられないわ」

「そうか」


 ナイアリスはフラフラと歩くレオに駆けていき、肩を貸す。


「そういえばお前、その剣珍しいよな」


 レオはナイアリスの腰に三本付けられている三日月刀をちらりと見ながら言う。


「まぁね、おじいちゃんが使ってたの」

「へぇ、でも使うのは二本だろ? なんで三本も……」

「おじいちゃんの教えで、剣が折れても戦えるようにって」

「ならもっと持ってた方がいいんじゃないか?」

「いや、それが『折れても三本目まででケリをつけろ!』って……」

「へぇ……強かったのか? そのおじいちゃんってのは」

「四十年前になるけど、帝国で将軍をしていたのよ」

「何?」

「華将軍サルバンザ・レヴァン……帝国の軍事体制が大きく変わった丁度その時期の将軍なのよ」

「それは……一度戦いたいもんだ」

「残念ながらおじいちゃんは……」

「……悪い」

「農業にハマっちゃって、野菜を育てることに余生を注いでるわ」

「……悪い」

「そろそろ見えてきたわよ」

「随分久しぶりな気がするな」

「一夜明けてるわけだしね……」


 無事に森から抜け出したレオとナイアリスは丁度ブルーバードから出てきたクロトとばったり出会い、少しだけ話の花を咲かせた。




「ア? 修行?」

「ああ」


 リンリとの話を終えた次の日。俺は雨刃に修行相手をお願いした。
 今日は朝から血まみれのレオと何故か一緒に居た〈舞姫〉と会ったりで朝から忙しかったが、昼頃やっと雨刃を捕まえた。


「ナンデ俺ガソンナ事……」

「頼む! お前ほどスピードに特化した強さを持つ奴を俺は見た事がない」

「ン? ソウカ?……仕方ネェナ」


 渋々椅子から立ち上がった雨刃はボリボリと頭を掻きながらブルーバードを出た。頭と言っても包帯でぐるぐる巻になっているのでボリボリという効果音は間違ってるかもしれないが。
 因みに普段のブルーバードなら昼間は無人だが、〈シルク・ド・リベルター〉が滞在しているおかげで昼間も賑わいがある。


「雨刃が人と訓練? 面白そうだボーン」

「そうだね、僕達も見に行こう」


 シルクハットを被った長身のボーンマン。そしてすらっとした爽やか系イケメンの……誰だこいつ。


「その顔は誰だこいつって感じだね」

「その声……もしかして」

「グラブスだよ」


 ま、まじかよ。
 だって、グラブスってピエロでメタボで……とても同一人物には見えない。


「はははっ、初めての人にはよく驚かれるよ。仕事の時は特殊なマスクや衣装を着ているんだよ」

「へぇ……そうだったのか」

「うん、改めてよろしくね」

「あ、ああ……」


 ピエロメイクぽっちゃり優男が爽やかイケメンだったとは……っと、そんな事より修行だ。


「デ? 何ヲスルンダ?」

「そうだな……最初はアップがてら、十本程度の片手剣で俺を攻撃し続けてくれ。ある程度スピードは落としてくれると助かる」


 俺はテンペスターとシュデュンヤーを抜き、雨刃に頼む。雨刃はすぐに了解し、片手剣を十本浮遊させて構える。


「行クゼ」


 雨刃の掛け声と共に十本の剣が一斉に迫る。
 流石に致命傷は狙ってこないと思うが、雨刃は顔が片目以外隠れているので表情は読みづらい。その上こいつもレオと同じ人種だ。訓練で楽しくなって平気で殺しに来ても、あまり不思議はない。


「ッ……!」

「ホゥ?」


 先行してきた二本の剣を両手の剣でそれぞれ弾き、次にまとめて飛んでくる四本をシュデュンヤーで牽制しつつ、テンペスターで叩き落とす。


「反応速度ガ上ガッテルナ」


 残り四本が視界の斜め右上左上右下左下から迫ってくるのを瞬動術で後ろへ下がって回避する。
 四本の片手剣は虚空を斬り裂いてお互いにぶつかり、空中衝突を起こす。だが休む間は無い。既に六本の片手剣が後ろから迫っているからだ。


「おらぁ!」


 シュデュンヤーとテンペスターをスピード任せに振り、なんとか片手剣を防ぐ。
 俺に今に足りないのは雷化・天装衣ラスカディグローマを発動した時、持続させる体力。あとは雷の速度についていける目と体。
 根本的にパワーアップしなければ地獄で技を身に着けても活かせていない。


「おお、これはすごいボーン」

「クロト君と雨刃君、ほぼ互角じゃないか」


 互角じゃねぇ!
 外野の声を聞きながら心の中で叫ぶ。
 確かに俺が十本の片手剣を防いでいるように見えるかもしれないが実際は違う。同時に攻めてくるのは必ず六本以下だし、残りの四本はいつでも急所を刺せるのに様子を見ている。
 それだけじゃない。俺は六本ですら防ぎ切れず腕や足に被弾している。


「単純な剣じゃこの程度か……」

「五本追加ナ」


 更に激動を増す剣撃に俺も全力の全力で応える。が、やはり圧倒的にスピード不足。


「こうなりゃ……」


雷化・天装衣ラスカディグローマ


 雷化し戦線を離脱。直後雨刃の側面に回り込んで斬りかかる。だが、当然の如くそれはマントにくっついている片手剣に防がれる。マントから離れた片手剣の数は五本。これで総数は二十本。


「まだまだァ!!」


 俺は雷速で雨刃の周りを円形に駆け抜け全身に斬撃を放つ。だが、片手剣に軽く防がれ、本体に当たる様子は無い。
 獄化・地装衣インフェルノトールを使えばこの片手剣を砕き、雨刃にダメージを与える事は出来るだろうがそれはダメだ。
 それで解決すればこれからも獄化・地装衣インフェルノトールに頼ってしまう。そこまでして雨刃を倒したいわけでもないし。
 そもそも雷化・天装衣ラスカディグローマを使った時点でこの修行は破綻してるわけで……つい熱くなって使っちまったがこれじゃ意味がないよな。


「俺モ技名トカ欲シイナ」


 全身から高速連撃を浴びつつも雨刃は呑気にそんな事を考えている。だが雨刃の戦闘スタイル上、そもそも“技”という概念があるのかどうか……
 俺は最後に数回斬撃を放って動きを止めた。


「ふぅ……」


 雨刃が鉄壁の守りに切り替えた時点で俺の勝ち目はほぼ無くなってるし、これ以上雷化・天装衣ラスカディグローマを使ったままの修行は意味が無い。基礎的な訓練もしなきゃいけないしな。
 雷化・天装衣ラスカディグローマを解除し、地面に座り込む。短期間ではあるがやはり雷化はかなりの疲労を伴う。


「なかなか面白かったボーン」

「クロト、良かったら僕達も協力しようか? 色んなタイプと戦った方が、経験になると思うんだ」

「ああ、それはありがたい……けど、お前ら戦えるのか?」

「任せるボーン」


 俺はボーンマンとグラブスに礼を言いながら少し考える。
 身体能力を向上させるついでに、基礎の技を見直した方が良いかもな……雨刃の技云々の時に急に思い立った。
 まぁ、雨刃本人は片手剣を回しながらブツブツ言ってるし、狙ったわけでもなさそうだが……というか真剣に技名考えてるのかよ。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

娘を返せ〜誘拐された娘を取り返すため、父は異世界に渡る

ほりとくち
ファンタジー
突然現れた魔法陣が、あの日娘を連れ去った。 異世界に誘拐されてしまったらしい娘を取り戻すため、父は自ら異世界へ渡ることを決意する。 一体誰が、何の目的で娘を連れ去ったのか。 娘とともに再び日本へ戻ることはできるのか。 そもそも父は、異世界へ足を運ぶことができるのか。 異世界召喚の秘密を知る謎多き少年。 娘を失ったショックで、精神が幼児化してしまった妻。 そして父にまったく懐かず、娘と母にだけ甘えるペットの黒猫。 3人と1匹の冒険が、今始まる。 ※小説家になろうでも投稿しています ※フォロー・感想・いいね等頂けると歓喜します!  よろしくお願いします!

裏切られ続けた負け犬。25年前に戻ったので人生をやり直す。当然、裏切られた礼はするけどね

魚夢ゴールド
ファンタジー
冒険者ギルドの雑用として働く隻腕義足の中年、カーターは裏切られ続ける人生を送っていた。 元々は食堂の息子という人並みの平民だったが、 王族の継承争いに巻き込まれてアドの街の毒茸流布騒動でコックの父親が毒茸の味見で死に。 代わって雇った料理人が裏切って金を持ち逃げ。 父親の親友が融資を持ち掛けるも平然と裏切って借金の返済の為に母親と妹を娼館へと売り。 カーターが冒険者として金を稼ぐも、後輩がカーターの幼馴染に横恋慕してスタンピードの最中に裏切ってカーターは片腕と片足を損失。カーターを持ち上げていたギルマスも裏切り、幼馴染も去って後輩とくっつく。 その後は負け犬人生で冒険者ギルドの雑用として細々と暮らしていたのだが。 ある日、人ならざる存在が話しかけてきた。 「この世界は滅びに進んでいる。是正しなければならない。手を貸すように」 そして気付けは25年前の15歳にカーターは戻っており、二回目の人生をやり直すのだった。 もちろん、裏切ってくれた連中への返礼と共に。 

ダンジョンでオーブを拾って『』を手に入れた。代償は体で払います

とみっしぇる
ファンタジー
スキルなし、魔力なし、1000人に1人の劣等人。 食っていくのがギリギリの冒険者ユリナは同じ境遇の友達3人と、先輩冒険者ジュリアから率のいい仕事に誘われる。それが罠と気づいたときには、絶対絶命のピンチに陥っていた。 もうあとがない。そのとき起死回生のスキルオーブを手に入れたはずなのにオーブは無反応。『』の中には何が入るのだ。 ギリギリの状況でユリアは瀕死の仲間のために叫ぶ。 ユリナはスキルを手に入れ、ささやかな幸せを手に入れられるのだろうか。

慈愛と復讐の間

レクフル
ファンタジー
 とある国に二人の赤子が生まれた。  一人は慈愛の女神の生まれ変わりとされ、一人は復讐の女神の生まれ変わりとされた。  慈愛の女神の生まれ変わりがこの世に生を得た時、必ず復讐の女神の生まれ変わりは生を得る。この二人は対となっているが、決して相容れるものではない。  これは古より語り継がれている伝承であり、慈愛の女神の加護を得た者は絶大なる力を手にするのだと言う。  だが慈愛の女神の生まれ変わりとして生を亨けた娘が、別の赤子と取り換えられてしまった。 大切に育てられる筈の慈愛の女神の生まれ変わりの娘は、母親から虐げられながらも懸命に生きようとしていた。  そんな中、森で出会った迷い人の王子と娘は、互いにそれと知らずに想い合い、数奇な運命を歩んで行くこととなる。  そして、変わりに育てられた赤子は大切に育てられていたが、その暴虐ぶりは日をまして酷くなっていく。  慈愛に満ちた娘と復讐に駆られた娘に翻弄されながら、王子はあの日出会った想い人を探し続ける。  想い合う二人の運命は絡み合うことができるのか。その存在に気づくことができるのか……

精霊が俺の事を気に入ってくれているらしく過剰に尽くしてくれる!が、周囲には精霊が見えず俺の評価はよろしくない

よっしぃ
ファンタジー
俺には僅かながら魔力がある。この世界で魔力を持った人は少ないからそれだけで貴重な存在のはずなんだが、俺の場合そうじゃないらしい。 魔力があっても普通の魔法が使えない俺。 そんな俺が唯一使える魔法・・・・そんなのねーよ! 因みに俺の周囲には何故か精霊が頻繁にやってくる。 任意の精霊を召還するのは実はスキルなんだが、召喚した精霊をその場に留め使役するには魔力が必要だが、俺にスキルはないぞ。 極稀にスキルを所持している冒険者がいるが、引く手あまたでウラヤマ! そうそう俺の総魔力量は少なく、精霊が俺の周囲で顕現化しても何かをさせる程の魔力がないから直ぐに姿が消えてしまう。 そんなある日転機が訪れる。 いつもの如く精霊が俺の魔力をねだって頂いちゃう訳だが、大抵俺はその場で気を失う。 昔ひょんな事から助けた精霊が俺の所に現れたんだが、この時俺はたまたまうつ伏せで倒れた。因みに顔面ダイブで鼻血が出たのは内緒だ。 そして当然ながら意識を失ったが、ふと目を覚ますと俺の周囲にはものすごい数の魔石やら素材があって驚いた。 精霊曰く御礼だってさ。 どうやら俺の魔力は非常に良いらしい。美味しいのか効果が高いのかは知らんが、精霊の好みらしい。 何故この日に限って精霊がずっと顕現化しているんだ? どうやら俺がうつ伏せで地面に倒れたのが良かったらしい。 俺と地脈と繋がって、魔力が無限増殖状態だったようだ。 そしてこれが俺が冒険者として活動する時のスタイルになっていくんだが、理解しがたい体勢での活動に周囲の理解は得られなかった。 そんなある日、1人の女性が俺とパーティーを組みたいとやってきた。 ついでに精霊に彼女が呪われているのが分かったので解呪しておいた。 そんなある日、俺は所属しているパーティーから追放されてしまった。 そりゃあ戦闘中だろうがお構いなしに地面に寝そべってしまうんだから、あいつは一体何をしているんだ!となってしまうのは仕方がないが、これでも貢献していたんだぜ? 何せそうしている間は精霊達が勝手に魔物を仕留め、素材を集めてくれるし、俺の身をしっかり守ってくれているんだが、精霊が視えないメンバーには俺がただ寝ているだけにしか見えないらしい。 因みにダンジョンのボス部屋に1人放り込まれたんだが、俺と先にパーティーを組んでいたエレンは俺を助けにボス部屋へ突入してくれた。 流石にダンジョン中層でも深層のボス部屋、2人ではなあ。 俺はダンジョンの真っただ中に追放された訳だが、くしくも追放直後に俺の何かが変化した。 因みに寝そべっていなくてはいけない理由は顔面と心臓、そして掌を地面にくっつける事で地脈と繋がるらしい。地脈って何だ?

もしかして寝てる間にざまぁしました?

ぴぴみ
ファンタジー
令嬢アリアは気が弱く、何をされても言い返せない。 内気な性格が邪魔をして本来の能力を活かせていなかった。 しかし、ある時から状況は一変する。彼女を馬鹿にし嘲笑っていた人間が怯えたように見てくるのだ。 私、寝てる間に何かしました?

帰って来た勇者、現代の世界を引っ掻きまわす

黄昏人
ファンタジー
ハヤトは15歳、中学3年生の時に異世界に召喚され、7年の苦労の後、22歳にて魔族と魔王を滅ぼして日本に帰還した。帰還の際には、莫大な財宝を持たされ、さらに身につけた魔法を始めとする能力も保持できたが、マナの濃度の低い地球における能力は限定的なものであった。しかし、それでも圧倒的な体力と戦闘能力、限定的とは言え魔法能力は現代日本を、いや世界を大きく動かすのであった。 4年前に書いたものをリライトして載せてみます。

凡人がおまけ召喚されてしまった件

根鳥 泰造
ファンタジー
 勇者召喚に巻き込まれて、異世界にきてしまった祐介。最初は勇者の様に大切に扱われていたが、ごく普通の才能しかないので、冷遇されるようになり、ついには王宮から追い出される。  仕方なく冒険者登録することにしたが、この世界では希少なヒーラー適正を持っていた。一年掛けて治癒魔法を習得し、治癒剣士となると、引く手あまたに。しかも、彼は『強欲』という大罪スキルを持っていて、倒した敵のスキルを自分のものにできるのだ。  それらのお蔭で、才能は凡人でも、数多のスキルで能力を補い、熟練度は飛びぬけ、高難度クエストも熟せる有名冒険者となる。そして、裏では気配消去や不可視化スキルを活かして、暗殺という裏の仕事も始めた。  異世界に来て八年後、その暗殺依頼で、召喚勇者の暗殺を受けたのだが、それは祐介を捕まえるための罠だった。祐介が暗殺者になっていると知った勇者が、改心させよう企てたもので、その後は勇者一行に加わり、魔王討伐の旅に同行することに。  最初は脅され渋々同行していた祐介も、勇者や仲間の思いをしり、どんどん勇者が好きになり、勇者から告白までされる。  だが、魔王を討伐を成し遂げるも、魔王戦で勇者は祐介を庇い、障害者になる。  祐介は、勇者の嘘で、病院を作り、医師の道を歩みだすのだった。

処理中です...