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それから和尚が村の寄合に行くたびに、桐のところに知《とも》が迎えに来て、片手で琵琶とばちを持ち、もう片方の手で桐の手を引いて大きな屋敷に連れていくと、御屋形様を慰めることが続きました。
桐はいつも琵琶を弾いている自分を見、そして御屋形様や知、他の鎧の男たちに中に外にとろみを注がれ、自分もどろりとしたものを吐き出しました。
ある時、御屋形様や知、そして鎧の男たちが桐にとろみを吐き出したあと、玉のような声で御屋形様が言いました。
「知と桐の二人だけにせよ」
鎧の男たちはまだまだ桐にさわっていたかったのですが、玉の声が響くと渋々と手を引きました。
力が入らず裸のまま、みんなの前で横になっていた桐に知が近づきました。
そして、桐を後ろから抱え上げると御屋形様のほうに足を大きく開かせ、下から突き上げました。
突然のことに桐は驚きましたが、御屋形様の命に逆らうわけにはいきません。
桐は知の憤りを飲み込んでいるところも、下から揺すぶられるたびに上下に動く自分の男根も御屋形様に晒しておりました。
知の大きくて熱い手が桐の胸を這い回りました。
尖らせた先を摘ままれると、桐は甘い声を上げました。
がしゃがしゃと鎧が鳴り、やんややんやと男たちが手を打ち鳴らし騒いでおります。
桐はこんな姿を見られているのが恥ずかしく、知から逃げ出そうとしますが、なぜか本気にはなれませんでした。
御屋形様に貫かれるより、鎧の男たちに汚されるより、知に酒とともに突き上げられるのを一番、好いておりました。
いつもは御屋形様のために後ろのすぼまりを慣らすために突かれるのですが、今は違います。
知が桐だけをまさぐり、揉みしだき、引き抜いては差し入れております。
すると桐が上げる甘やかな声に柔らかさと艶やかさが加わり、身体が桜のように色づきました。
その変化に、御屋形様も手を叩いてお喜びになり、知を促しました。
知はそれに応えるように、桐の足をもっと開かせてよく見えるようにし、ぐちゃりぐちゃりと音が響くほど、激しく動きました。
桐の声も、震える身体もそれに合わせて変化していきました。
桐の鋭い耳が、もう一つの変化をとらえました。
自分が弾いている琵琶の演奏に艶が加わったのです。
それまでにはない深みと色気のある音にも、桐は酔いました。
桐が知にひどく揺さぶられ、気を失いそうになる頃、その日の琵琶の演奏が終わり、気がつくとばちを振り下ろしておりました。
御屋形様は今宵の桐を大層気に入り、桐に酒とご馳走を与えました。
桐は見えないので困っていると、知がそばにやってきてしゃがれた声をかけながらご馳走を食べさせてやりました。
桐は恥ずかしいやら嬉しいやらで顔を赤くしておりましたが、おいしいお酒とご馳走に舌鼓を打ち、ほろ酔い気分で知に手を引かれ、寺に帰っていきました。
この様子をずっと見ていた男がおりました。
寺の和尚です。
このところ、和尚が寺を留守にするたびに、桐からぷんと甘い上等の酒の匂いと栗の花の臭いがするのに気がつきました。
不審に思った和尚は確かめることにしました。
この夜、和尚は出かけるふりをして寺に戻り、縁の下に隠れておりました。
程なくして、鎧ががしゃがしゃと鳴る音がし、桐が外に出てきました。
桐に青白い火の玉が三つ纏わりついておりました。
和尚は驚きましたが、声を上げずに火の玉と桐のあとをついていきました。
すると草がぼうぼうと生え、崩れた墓石が散乱する墓場に着きました。
そこには無数の青白い火の玉が上へ下へ、左へ右へしておりました。
どこからか琵琶の音が鳴り響き、裸になった桐が火の玉の真ん中に横たわりました。
そして、火の玉が纏わりついた幾つもの骸骨が桐の身体を貪り始めたではありませんか。
一度に何体もの骸骨に攻められ、桐は聞いたこともないような甘い声を上げております。
和尚はそれをただただ黙って最後まで見届けると、桐と三つの火の玉が帰る前に寺に戻り、また縁の下に隠れておりました。
桐が火の玉と共に寺に帰ると桐ははしゃいだような声で火の玉に挨拶をし、自分の寝床に潜り込みました。
まだあけぼのの頃、縁の下から出てきた和尚は寝床から桐を引きずり出しました。
桐は驚いて和尚の無体を止めるように乞いましたが、和尚は聞いてはくれませんでした。
そのまま桐の着物をすべて剥ぎ取り、いつものように腰紐で手首を柱に括りつけ、大きく足を割りました。
そして奥のすぼまりに指をやると、そこからは甘い酒と共に知の吐き出したとろみがどろりどろりと流れ落ちました。
「桐や、これはどういうことだ」
和尚は鋭く桐を咎めましたが、桐は声を上げはするものの何も言いませんでした。
それは一番最初の夜、知がしゃがれた怖ろしい声で「我々のことを誰にも漏らすでないぞ」と桐に言ったからでした。
そのとき、桐は怯えてうなずきましたが、次第に琵琶の演奏を褒められ、知に身体をまさぐられるのを心待ちにするようになったので、口を堅く閉ざすことに決めたのでした。
あまりに強情な桐の態度に、しまいには和尚は怒り出しました。
「わしは見たのだぞ。
おまえは妖《あやかし》に連れられ、平家の落人の墓場で穢されていたのだ。
このままでは呪い殺されてしまう。
急いで清めねば」
そういうと、自分の褌を解き、和尚の憤りを桐のすぼまりに埋め込みました。
いつもより凄まじい勢いの和尚に桐は怖くなりました。
「やめてくれ」と頼みましたが、和尚は止めはしませんでした。
そして、中のとろみを掻き出すように何度も何度も激しく出し入れをしました。
柱に括られた桐の手首は擦り切れ血が滲み、すぼまりも切れてとろみに赤いものが交じり始めました。
それだけしてもまだ足りないのか、和尚は桐の身体を裏返して後ろからも突き上げ、抱き上げては下からも突き上げ、骸骨たちのとろみの代わりに自分のものを桐の中にぶちまけました。
やがて桐が気を失い、失禁した頃、ようやく和尚は桐の身体を離しました。
「このままでは、かわいいかわいい桐が成仏していない平家の妖に連れ去られてしまう。
そんなことになっては大変だ」
和尚は倒れている桐の口に舌を這わせながら、そう言いました。
桐はいつも琵琶を弾いている自分を見、そして御屋形様や知、他の鎧の男たちに中に外にとろみを注がれ、自分もどろりとしたものを吐き出しました。
ある時、御屋形様や知、そして鎧の男たちが桐にとろみを吐き出したあと、玉のような声で御屋形様が言いました。
「知と桐の二人だけにせよ」
鎧の男たちはまだまだ桐にさわっていたかったのですが、玉の声が響くと渋々と手を引きました。
力が入らず裸のまま、みんなの前で横になっていた桐に知が近づきました。
そして、桐を後ろから抱え上げると御屋形様のほうに足を大きく開かせ、下から突き上げました。
突然のことに桐は驚きましたが、御屋形様の命に逆らうわけにはいきません。
桐は知の憤りを飲み込んでいるところも、下から揺すぶられるたびに上下に動く自分の男根も御屋形様に晒しておりました。
知の大きくて熱い手が桐の胸を這い回りました。
尖らせた先を摘ままれると、桐は甘い声を上げました。
がしゃがしゃと鎧が鳴り、やんややんやと男たちが手を打ち鳴らし騒いでおります。
桐はこんな姿を見られているのが恥ずかしく、知から逃げ出そうとしますが、なぜか本気にはなれませんでした。
御屋形様に貫かれるより、鎧の男たちに汚されるより、知に酒とともに突き上げられるのを一番、好いておりました。
いつもは御屋形様のために後ろのすぼまりを慣らすために突かれるのですが、今は違います。
知が桐だけをまさぐり、揉みしだき、引き抜いては差し入れております。
すると桐が上げる甘やかな声に柔らかさと艶やかさが加わり、身体が桜のように色づきました。
その変化に、御屋形様も手を叩いてお喜びになり、知を促しました。
知はそれに応えるように、桐の足をもっと開かせてよく見えるようにし、ぐちゃりぐちゃりと音が響くほど、激しく動きました。
桐の声も、震える身体もそれに合わせて変化していきました。
桐の鋭い耳が、もう一つの変化をとらえました。
自分が弾いている琵琶の演奏に艶が加わったのです。
それまでにはない深みと色気のある音にも、桐は酔いました。
桐が知にひどく揺さぶられ、気を失いそうになる頃、その日の琵琶の演奏が終わり、気がつくとばちを振り下ろしておりました。
御屋形様は今宵の桐を大層気に入り、桐に酒とご馳走を与えました。
桐は見えないので困っていると、知がそばにやってきてしゃがれた声をかけながらご馳走を食べさせてやりました。
桐は恥ずかしいやら嬉しいやらで顔を赤くしておりましたが、おいしいお酒とご馳走に舌鼓を打ち、ほろ酔い気分で知に手を引かれ、寺に帰っていきました。
この様子をずっと見ていた男がおりました。
寺の和尚です。
このところ、和尚が寺を留守にするたびに、桐からぷんと甘い上等の酒の匂いと栗の花の臭いがするのに気がつきました。
不審に思った和尚は確かめることにしました。
この夜、和尚は出かけるふりをして寺に戻り、縁の下に隠れておりました。
程なくして、鎧ががしゃがしゃと鳴る音がし、桐が外に出てきました。
桐に青白い火の玉が三つ纏わりついておりました。
和尚は驚きましたが、声を上げずに火の玉と桐のあとをついていきました。
すると草がぼうぼうと生え、崩れた墓石が散乱する墓場に着きました。
そこには無数の青白い火の玉が上へ下へ、左へ右へしておりました。
どこからか琵琶の音が鳴り響き、裸になった桐が火の玉の真ん中に横たわりました。
そして、火の玉が纏わりついた幾つもの骸骨が桐の身体を貪り始めたではありませんか。
一度に何体もの骸骨に攻められ、桐は聞いたこともないような甘い声を上げております。
和尚はそれをただただ黙って最後まで見届けると、桐と三つの火の玉が帰る前に寺に戻り、また縁の下に隠れておりました。
桐が火の玉と共に寺に帰ると桐ははしゃいだような声で火の玉に挨拶をし、自分の寝床に潜り込みました。
まだあけぼのの頃、縁の下から出てきた和尚は寝床から桐を引きずり出しました。
桐は驚いて和尚の無体を止めるように乞いましたが、和尚は聞いてはくれませんでした。
そのまま桐の着物をすべて剥ぎ取り、いつものように腰紐で手首を柱に括りつけ、大きく足を割りました。
そして奥のすぼまりに指をやると、そこからは甘い酒と共に知の吐き出したとろみがどろりどろりと流れ落ちました。
「桐や、これはどういうことだ」
和尚は鋭く桐を咎めましたが、桐は声を上げはするものの何も言いませんでした。
それは一番最初の夜、知がしゃがれた怖ろしい声で「我々のことを誰にも漏らすでないぞ」と桐に言ったからでした。
そのとき、桐は怯えてうなずきましたが、次第に琵琶の演奏を褒められ、知に身体をまさぐられるのを心待ちにするようになったので、口を堅く閉ざすことに決めたのでした。
あまりに強情な桐の態度に、しまいには和尚は怒り出しました。
「わしは見たのだぞ。
おまえは妖《あやかし》に連れられ、平家の落人の墓場で穢されていたのだ。
このままでは呪い殺されてしまう。
急いで清めねば」
そういうと、自分の褌を解き、和尚の憤りを桐のすぼまりに埋め込みました。
いつもより凄まじい勢いの和尚に桐は怖くなりました。
「やめてくれ」と頼みましたが、和尚は止めはしませんでした。
そして、中のとろみを掻き出すように何度も何度も激しく出し入れをしました。
柱に括られた桐の手首は擦り切れ血が滲み、すぼまりも切れてとろみに赤いものが交じり始めました。
それだけしてもまだ足りないのか、和尚は桐の身体を裏返して後ろからも突き上げ、抱き上げては下からも突き上げ、骸骨たちのとろみの代わりに自分のものを桐の中にぶちまけました。
やがて桐が気を失い、失禁した頃、ようやく和尚は桐の身体を離しました。
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