奏多と祐輝

はるまき

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【5-2】後背位

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奏多の顔が近付いてくる。俺はキスされるんだと思い目を瞑って待っているが一向にキスされない。目を開いてみると奏多がにこにこしながら俺の事を眺めていて

「ねぇ、奏多っ…ん…んぅ…」

いじわるされたことに怒って文句を言おうとしたが両手で顔を掴まれて顔を奏多の所まで引き寄せられる。そしてそのままさっきよりも長くて深いキスをしてそのままベッドへ押し倒される。
奏多と俺は向かい合い、添い寝するようなキスをしたまま身体中をまさぐってくる。しばらくすると唇が離れる。俺は余韻でぼーっとしたまま息を整えていると奏多の手がしっぽの付け根に伸びてくる。

「祐輝のこれ外すの勿体ないね」

付け根のところを力を入れてグリグリと押され

「あぁっ…グリグリす、んの…ん、やだぁ…」

「祐輝の嫌は良いだもんね?気持ち良いの?」

奏多の手に更に力が入る。

「んぁぁっ…かな、たの…イきた…ん…」

「僕の何が欲しいの?」

「かなた、の…んん…ちんちん挿れて…ほし…」

「良いよ、あげる」

奏多は耳元で囁くと俺のナカに挿っていたアナルプラグを引き抜く。俺は小さく声をあげると、奏多が俺の身体をうつ伏せにして四つん這いにさせる。そして所謂後背位の体位で後ろから挿入された。

「はぁ…やぁ…かな…あぁっ…」

ナカに奏多のペニスが挿ってくるのを感じながら奏多に話しかける。

「祐輝、どう、したの」

「これじゃ…かなたの顔、見れぁぁっ…」

話している最中に奥を刺激されてしまい身体がビクつく。そしてそのまま奏多がピストン運動を始める。

「んぁっ…かなっ…イ、っちゃ…あぁっ…」

弱い所を何度も責められ射精せずに達してしまう俺に

「ん…さっきの忘れるくらい抱いていいんだよね…?」

「んんっ…あっ…ちが…んやぁ…」

確かに言ったけど恥ずかしさを忘れるくらい好きで満たしてほしいって意味だったのに…。そう伝えたいが気持ち良さに喘ぎちゃんと喋ることが出来ない。

「あぁっ…かな、たぁ…んぁぁっ…!」

両手で腰を掴みピストン運動をしていたが、片手が俺のペニスに伸びてきて指で尿道をぐりぐりと弄られる。

「まだこっちでイってないのに気持ち良くてたくさん汁垂れちゃってるよ?」

「あぁぁっ…そ、れぇ…あぁ…ダ、メぇっ…んぁぁ…」

刺激に声を漏らしていると

「ちんちん苦しそうだし1回こっち射しておこうね」

「え、あぁっ…イっ…んんっ…」

奏多が片手で俺のペニスを扱き始め、ナカは奏多のペニスが挿ったまま押し付けられて奥をぐりぐりと刺激される。

「あぁっ…そ、んんっ…イ、ちゃ…んあぁっ…」

前と後ろからの刺激で達してしまい奏多の手の中に射精してしまった。
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