転生竜と賢者の石な少年

ツワ木とろ

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4章

【108】

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 いつ迄たってもスフインはみんなを避けている。
 リドーが数日前に寮で声を掛けたらしいけど、癪に障る態度を取られたとか。

「その内向こうから話掛けてくるんじゃない?その時受け入れてあげたらいいよ」

 寮でのやり取りを見て居たアルが言う。
 そうねぇ。拗らせちゃったんでしょうね。
 自尊心傷ついてるだろうから軽めのマウント取らせてあげるのが手っ取り早いかも知れないと思いつつも、その機会も無く日々は過ぎていく。


 体育の授業は先の体力測定で元のクラス関係無く、組分けられている。
 ルーシ、カシウス、リドーは2組。 
 sとaクラスは優遇されてて1組ね。
だから実質1番良い測定結果だったクラスになる。
 人数はだいたい20人づつで、上位クラスで上位組に入るのは稀な方。
 スフインは5組で、アルは10組だ。

「カシウス、勝負だ」
「望む所だ」

 上位クラスは基本が備わってるって事で武術指南や対戦形式がメインになるので、アタシは正直飽きて来ちゃってる。
 まぁ、基礎体力付けましょうって感じの10組よりかは断然楽しいだろうけどね。

 今日は体術と言うか武器の使用を禁止しての組手。
 剣や槍捌きが素人なリドーは良い所見せるチャンスとばかりに意気込んでる。
 素手だったら互角にやりあえててカシウスも活き活きしてるわ。

「宜しく」

 ルーシは2組で唯一の女子と対戦。

「君、姉さんと知り合いよね」

 彼女はcクラス唯一の2組でもあり、ラトリアの妹。面識は有ったけど話すのは初めて。 

「うん、ラトリアの事だよね?」
「仲いいの?」
「うーん、テルティアとは仲良しみたいだけど‥‥ 僕もテルティアとは仲良しだよ」

 ラトリアは何度も顔を合わせててカシウスやリドー、アルとは目を見て挨拶する様にはなってるのだけれど、ルーシとアタシには目を合わさない。
 悪意無くそんな態度取られ続けるの初めてだからルーシもちょっと困惑気味。

「カシウスとリドーも知り合いだよ」

 ルーシがカシウス達の方を指差すと先生がこちらに向かって来た。

「お前達、歓談の時間ではないぞ」

 測定の時に仕切ってた女の先生。ストラクト先生って言って2組担当。
 相変わらず言葉がきつい。

「ルーシ、貴様よもや女とは闘えないとか言い出すやからじゃあるまいな」

 思春期男子なら言いそうね。
 ずっとテルティアとも訓練してたからルーシにそう言う感情は無いと思うけど。

「弱いから闘いたくないって言うなら」
「それなら心配無い。彼女はこの組でも上位の実力だ」
「あたしも男の子と闘いたくないとか言わないよ。弱いなら別だけど」

 負けん気が強い娘なのかな。
 お姉さんとは真逆って感じ。

「ならとっとと始めなさい」

 コミュニケーション取るのも大切でしょ。クラスが違うのだから特に。
 ストラクト先生もそれは分かってる見たいで、ただ2人が棒立ちだったのが良くなかったみたい。

「あたしはシェルシエル、宜しくね」
「ボクはルーシだよ」

 2人がやっと構える。
 測定で身体能力が高いのは分かってるけど、武術となると実力が分からない。
 先生が太鼓判押したから期待は持てるけど。

 シェルシエルは蹴りを連発する。
 それをルーシがかわし続ける。

「ちょっと、避けるだけ?手を抜いてるんじゃないよね」
「違うよ。様子を見てるんだよ」

 スフインの1件以来ルーシは相手の技量を見計らう様になった。
 これまで対戦した子はそうしなければルーシの圧勝になりかねなかったしね。

「本気で来ていいよ。その方が練習になるし」

 彼女は確かにセンスが有りそう。
 既にリドーと良い勝負しそうだし、ロジィさんを師事したらカシウスも敵わなくなりそうな予感。

   「格下相手にかわしてるだけじゃどっちも練習にならないかもね。あの娘もああ言ってる事だし、ルーシから全力で攻めてみたら?」
「わかった。じゃぁいくよ」

 ルーシはアタシとシェルシエルの言葉に纏めて返事をし、一気に間合いを積める。
 彼の方が小柄なので懐に入り込み拳を突き上げる。
 かわされた。
それは想定外なスピードにシェルシエルがたじろいだ為の偶然にみえた。
 ルーシも良い体勢じゃないのでシェルシエルの腰を足蹴に間合いを空け、再度走り込む。
 それに合わせてシェルシエルのミドルキック。
 2度目で反応出来るなんて、やるわね。
ただ焦りが有ったのか、軌道が高い。
 ルーシは肩で蹴りを受け止め、足首を掴んで持ち上げる。
 バランス崩したシェルシエルがルーシの首に腕を回したので2人共一緒に倒れ込んだ。

 周りの男子生徒の動きが止まる。

「ちょっ、何するの、変態!離れてよ」

 シェルシエルに言われてルーシは離れる。

「ごめん。でも何が?」

 ルーシは分からないかも知れないけど、松葉崩しみたいになってたのよ。

「何でもない‥‥ 続けましょ」

 シェルシエルの顔が赤いので、ルーシは余計に首を傾げてる。

 その後シェルシエルは距離を空ける様になったが、ルーシは構わず前に前にと攻める。

「女の子相手なんだから手加減しなさいよ」
「さっきと言ってる事違う」

 堪らず口走るシェルシエルに素直で率直なツッコミをするルーシ。

「うるさい!」

 意識しだしちゃってるのが可愛いわね。

 その後も負けるのは悔しいし手を抜かれたくない男勝りな所と、過剰になった女の子意識とのせめぎ合いで面倒臭い娘になってた。



 全ての授業が終わるも、ルーシとカシウスとリドーは教室で駄弁ってる。
 鬱陶しい奴が先に帰るのを待つのが目的だけど、この時間は大事だと思う。
 少ししたらアルも隣の教室からやって来るのが常。
ただ今日は珍しく少し遅れて来て、尚且つシェルシエルも一緒だった。

「あ、シェルシエル」
「あたしも一緒に待たせて貰ってもいい?」
「勿論。オレはカシウス」
「ええ。皆の名前は聞いてるわ。宜しくね」
「こちらこそ。むしろ姉にお姉さん付き合わせて申し訳ない」
「そんな事ないわ。姉は内気で友達少ないから仲良くしてくれて、お姉さんには感謝してるの」
「確かにいつも俯いてる印象だは」
「ごめんなさい、悪気はないのよ」
「凄い恥ずかしがりや何だと思ってたは。ルーシの事絶対見ないから好きなんじゃないか?」
「そう?僕はその‥‥ 少し怖がってる様に見えるんだけど‥‥ ルーシ君見た目も怖くないし優しいのにどうしてかなって」
「それ、ナナチャが怖いんじゃ無いかな。ウチの使用人でも居たし」

 え、アタシの所為?
 使用人てハマールの事かしら。確かに彼は初めの頃ビビってたわね。
 もしかしたらハマールと似たスキル、受紋してるのかな。

「その話はした事無いから分からないけどルーシの事、嫌ってはいないはずよ?」

 シェルシエルの言葉にルーシが笑みで応える。
 それ見て照れたのか目を背ける彼女の仕草がラトリアに似ていた。


「今日僕達のクラス、テストやってその成績で席替えするんだって。bクラスは?」
「テストはしたなぁ。けど、席替えするとか言ってたか?」

 アルが話題を変えてくれたんだけど、今日テストなんてしてたのね。
 授業中ウトウトしてて殆ど覚えてない。

「言って無かったけど、するかもな」
「そしたらリドーと離れちゃうの?」
「大丈夫だよルー兄、リドーの成績が上がってるはず無いから」
「なんだと?」
「あ、むしろ悪くなってるかも知れないな」

 ニヤニヤしてるカシウスと目尻の上がってるリドー。
ガイウスさんとジークリットさんを見ている様で和むわぁ。

「なんだよルーシまでニヤ付いて、お前までバカにしてんのか?」
「そんな事ないよ。席が変わっても仲良くしてね。」
「お、おお。勿論だは」

 なんか照れてるリドー。
 何だかんだこいつも可愛いなぁ。


 話が盛り上がってしまい、玄関に行った時にはテルティア達が既に待っていた。
「え、チェルチェル?」
「ちょっと、その呼び方しないでよ!」

 シェルシエルが顔を真っ赤にしてラトリアを掴む。
 可愛らしい愛称じゃないの。

「ごめんなさい、つい。」
「妹さんだよね。カシウス達と一緒だったの?」
「今日仲良くなったんだ」
「そうなの?」

 シェルシエルがまだ恥ずかしいを引きずってて無言で頷く。

「体育の授業で闘ったらしいですよ」
「そうなんだ。強かったでしょ」

 ラトリアは目は背けたままだけど会話は普通にしてくれる。
 そもそもシェルシエルの事もろくに見てない。やっぱり仕様なのね。

「うん。強かったよ」
「嘘。完勝したくせに」
「え、チェルチェルが負けたの?」
「だから呼ばないでよ」
「ご、ごめんなさい。つい」
「‥‥もういいわ。他の人の前では辞めてよね。」
「私もチェルチェルちゃんて呼んでもいい?」
「やめて下さい!」
「えぇ、可愛いのにぃ。ねぇアル君」
「はい。可愛いから僕も呼びたいです」

 テルティアはもうみんなと仲良しね。
 彼女のそういう所、凄いと思うな。

「チェルチェルに勝つなんて‥‥ ルーシ君強いのね」
「今日は体術だったし。あたし、剣術が得意なのよ」

 恥ずかしさと相まって負けず嫌いが発動ししゃってるわね。シェルシエル。

「じゃぁ、次の剣術の時また対戦したら良いんじゃないか?」
「そうだね。ボクもまた闘ってみたいな」
「いいわよ。でもお互い得意な武器でやりましょうよ。先生に頼んでおくから」
「そんな事、許可してくれるか?あの堅物先生が」
「あら、ストラクト先生は厳しいけど、良くしてくれるわよ?」

 2組で女性なのは先生とシェルシエルだけだから目を掛けているのかしらね。

「じゃぁ、俺達も得意な得物でやろうぜ」

 とリドーがカシウスに言う。

「良いけど、リドーって体術以外ダメじゃないか?」
「そんな事ねぇよ。ただ、授業で習うような武術が苦手なだけだし」
「へぇ。どんな武器使うんだよ」
「それは内緒だは。お互いその時まで秘密にしようぜ」
「ああ。いいぜ」

 カシウスとリドーがとても楽しそうに拳を付き合わせる。
 男の子同士ってやっぱ良いわね。



「明日から席替えしますので、帰る前に確認して下さい」

 次の日の終わりに先生がそう言いながら黒板にスキルで席順を書いていく。

「あ、俺移動だは」

 そう言ってリドーは席を立つ。
 ちゃんとキレイにしてから移動するとか感心ね。
 ルーシとカシウスは変わらずで、カシウスの前がリドーの席になった。

「リドー、お前成績落ちたって事か?」

 他の子が良くなったって可能性もあるけど。

「そうなんだろうな。元々入試の時はスフインに教えて貰ってたからな」

 スフインはと言うと、窓際の1番後ろになってる。

「凄い順位上がってるね」
「ああ。あいつ頭良いからな」

 席を移動したスフインの口角が上がってる様に見える。
 自信取り戻したのかも。

「スフインは逆にお前の面倒見てたから入試は振るわなかったとか」
「そうかもな。だったら悪い事したな」

 リドーが素直に応えるので、カシウスの表情が変わる。
茶化したつもりが只の嫌味になってしまって後悔してる。

「お前達はどうせ忖度なんだろ?」
「‥‥そうなんだろうな」

 成績関わらずカシウスとルーシはこの席っぽい。
理由は知らない。何となく予想は付いてるけど。
 スフインの上がった口角が今度は逆に下がる。今の話はしない方が良かったかな。

 今日も彼は挨拶もせずに行ってしまった。

「あいつ、あんなじゃなかったのになぁ」
「話して来たら普通にしてあげてってナナチャが言ってるよ」
「ああ。俺はいつでもそのつもりだは」

 アルとシェルシエルが入って来た。

「席替えなかったの?」
「あったよ。リドーの席が変わったよ」

 あまり代わり映えしないし、そんな重要な事でも無いので直ぐに違う話に変わった。

「ストラクト先生に聞いたのか?」
「ええ。対戦相手を選ぶのは全員の実力見定めてからなら考えてくれるって」
「好きな武器使っていいって?」
「それはもっと後半になってからだし、休憩中や放課後に試合するなら付き合ってくれるって言ってくれたけど、自分のを持ち込むのは駄目って言われちゃった」

 自前の武器は殺傷力あるから流石に認められないか。
 ディアボロスが学園で日の目を浴びる事は無いのかな。

「それじゃぁ、ウチの庭で出来きる様に頼んでみるよ」

 確かにカシウスの家なら実績あるけど、OK出るかしら。
 ガイウスさんなら、頼めばダメとは言わないか。
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