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4章:エピローグ

その後のデューク

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俺はデューク。 
ある日突然、精霊の塔がなくなり、また月に一度の楽しみだった食堂もある日突然みつからなくなった。 
俺の自由な時間は朝から夜までだ。 
1人でいける日銭をかせぐ場所をなくした俺は、あと4年の辛抱だとおもい魔法を勉強しながら、女を抱いて金をかせぐしかないと考えていた。 

ある日、俺はもらったマジックバックから、魔法の本をだすと、本と一緒に見た記憶のない袋がはいっていた。
中をあけると、そこには金貨100枚がはいっている。 
メモがはいっており開くと”魔法の本は売らなかったんだな。 餞別だ。 礼はいらない。自由になれるんだろ。 ”と書いてあり、迷宮都市行きの魔道列車の切符がはさんであった。 
俺は、笑うしかなかった。 
そして、その日のうちにお金をおいて、いままでためたお金をもち、最低限の荷物をマジックバックにいれ迷宮都市へむかったんだ。

あれからもう5年だ。 オッドアイでもここはみな差別しない。 
実力だけが認められる。 魔法を勉強したおかげでランクSになれ、仲間もできた。 
そして、俺は初めて好きな女もでき、その女を初めてだくときは緊張した。 
その時、俺は心でわらった。 12歳からほぼ毎日いろんな女をだいていたのに。。  

そして、それから1年でその女と結婚した。 彼女にはいえないが、あの不思議な食堂の美女よりかなりおとるがややにている。 俺は今、本当の自由を知った。

◇◇◇
セオドリックを亡くしたイグニス家は、当時忌み子として孤児院に預けたセオドリックの双子の弟デュークを行方を捜していた。 
23歳といえども、教育をすれば今からでも間に合うかもしれないという期待を込めて。 王家との婚約はなくなったが、家の存続のためだ。

万が一のためあの未亡人にかくまうように裏から手をまわしていた。
まさか肉体関係になっていたとは知らず。 市民街では有名だったようだ。

しかし、突如姿を消したデュークだ。 探しても行先がわからない。
諦め、イグニス家は、娘に婿養子を迎えいれる事にしたのであった。 
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