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3章:総大将の帰還

俺の寛ぎ空間

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エクソシストの昇格試験の試験官やって、福生で討伐して、幹部会もでた翌日、寝ずで学園にきた俺。

朝、理事長室にいったけど、ベリアルのやついなかった。 逃げたな。

午前中は、やる事したら寝るをしていた。
「只野、お前の剣術ってすごいんだな。 塾生の中でも噂になってるぜ」って七瀬。
「はぁ~、噂にしなくていい。 俺、寝る」って寝た。
「T大も合格圏で、それで運動もできるって、まじすげーよお前」とか言ってたけど、スルー。

そして、昼。
いつものように、だれもこない屋上で仕事しつつ、タバコすってる。
今日は弁当作る気もなくて、昼抜きかって思ったけど、バックの中に菓子パンがと調理パンがはいってた。
「久美に感謝だな」って独りごと。
久美のメモがあって、用意してくれたみたいだ。

パンってあまり食べないけど、ないよりはいい。
そう思って、たら、入口の扉がガチャガチャなる。 厳重に施錠されているはずなのに。。。

俺の寛ぎ空間が。
ドアが開いてはいってきたのは、星也、正人、たか子の3人。
はぁ~って溜息ついて、俺は鍵つかって、理事長室へ。

俺の寛ぎ空間がなくなった日でもある。

◇◇◇
Side:星也
俺、正人、たか子で、とある計画をして今日実行した。
それは、学園の校舎にある屋上へいく事だ。 がっちり施錠されている。
何度か工具つかって開錠。

「ここか!」って俺、興奮している。
「来ればわかるっていってたけど、普通の屋上じゃない」ってたか子。
「ふつうだよな。 特別、何かあるわけじゃない」って正人。
「違うんだよ。 この前、海斗兄さんに聞いたんだよ。 ここが、烈様が学園に通ってた時にお昼をここで過ごしてた場所なんだぞ」って俺は胸をはっていった。
「「それ、本当!」」って驚いている2人。

「本当だって。 ここ誰も来ないから、いいだろ」って俺は、さっそくタバコに火をつけて一服した。
寮ぐらいじゃないと吸えないからな。
「へぇ~、いいな」って正人。
「じゃぁ、これからはここに来れるね」ってたか子だ。

「そう言えば、呪力持ちが噂してたけど、D組の塾講師の人、剣士なんだって。 昨日、試験で、塾生があぶない所にはいっていって、中級悪魔を一刀両断したらしいわよ。」ってたか子だ。

「確か、只野だかって奴だろ」って俺は、学生証の連絡帳をしらべてる。
「あった、あった、只野陸、3月29日生まれで、T大の経営学部志望みたいだぜ」って俺は学生証にあるプロフィールをよんだ。 俺はS大だっていうのに。 いけ好かない。
「人間にしてはってことじゃねぇーの。 10歳のサバイバルの時に、俺たちは中級悪魔相手に2週間だもんな、正人」って俺。 あのサバイバルはきつかった。
「ああ、妖術つかっても、きつかったけど何とか生き延びれた」って正人。
「その話何度も聞いたって。 T大の経営学部で、しかも剣術もそこそこって、あれ、銀髪の生徒じゃない。 呪力感じないのにね。 え!えっと、しかも体育やら武道も全部免除になってるわよ」ってたか子。
「あまり興味なかったけど、俺たちD組と体育と武道、合同なのにみた事なかったな」って俺。
「そう言えばそうだ」って正人。

「なんかずるくない。 私たちだって出てるのに」ってたか子だ。
確かに、実技すべてが免除なんてきいた事ないし、そう言えば奴は、この学園では聞かない転校生だ。 姉妹校の一条学園からの編入生とか交換留学生はきいたことあるのに。

「なんか、いけ好かないな。 呪力なしのくせに」て俺だ。
「人間なんだし、俺達の相手にならないよ」って正人。
たしかに、俺達で、武道や体育の授業は首位を独占している。

でも、なんかむかつく奴だ。
「でもさ、そんな人間の事はおいといて」ってたか子の言葉を皮切りに俺達は別の話題に変えた。
でも、なんか、ひっかかるなそいつ。
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