高校生の身体を乗っ取った事になった俺の話だけど、結局は俺の話

3章：総大将の帰還

とある日の休憩時間

11月も中旬。　また、模試があって受けた俺。
行かないけど、志望の大学は合格圏内だった。

今日も今日とて、授業はやる事やって、あとは寝るを繰り返してる。
ちょっとした、午前の小休憩。　俺は寝ていたけど、教室がざわついた。
「「鳳来様、牛田様、それに黒の目様！」」って騒々しい。
あいつら何しにきたんだ。　

しかも俺のほうに近づいてきてるし。　寝てるふりしておこう。
「おい、起きろ」って正人って奴。
「うん？　何？」って仕方なくおきた俺。　揺り動かすし。
「お前が只野だよな？」って、海の孫。
「確かにそうだけど。　他のクラスに只野って名字いるかもだけど」って言ったら、なんか機嫌悪くなった。
「ちょっと昼休み、つきあえ」って海の孫。
「なんで？」って俺。　つきあう意味がわからない。
「なんでもだ、わかったな」って言い捨てていった。

本当になんなんだよ。
「おい、鳳来様におまえ何かしたのか？」って七瀬。
「いや、何も。　今日初めて話すし」って俺。
「なにか見込まれたのか。　彼らが呼び出しなんてしないけどな。」って七瀬。
その後、七瀬が親が何しているとか、彼らの関係とか、ファンクラブの存在とか話してくれた。
学園では、ようやくすると、あいつらに歯向かう奴はいない状況って事だけ理解。
人間に溶け込むって事で、学生生活をさせてるのだが、最近のガキどもはどうも勘違いしているっぽいな。　目立つ事せずにが鉄則なのだが。

昼休み、仕事あるけど、これ無視しても付きまとわれるだけだし、仕方なく来た彼らについていった。　つれてこられたのは、校舎にある小さ目の道場。
昼休みとか、鍛錬したい奴が予約すれば使えるらしい。
くる最中に、たか子って子がべらべら教えてくれた。

「それで？」って俺。　うん、まじ、勘弁。
「お前に決闘を申し込む」って海の孫。
「なんで？」って俺。
「俺的に、お前の事が気に食わないというのもあるけど、お前の事を調べても、授業は寝てる、塾の講師以外にない。　理事長の関係を洗い皿い話してもうらおうか」って海の孫。
「そんな事知ってどうするの？」って俺。　何をしりたいんだか。
「お前には関係ないことだ。　こちらの事情だ」って海の孫。　交渉下手だな。
「理事長の関係ね。　簡単だよ。　上司と部下。　親の引っ越しでここに来ることになった時に、理事長の好意で、この学園に転校させてもらった。　まぁ、任務上、そっちのほうが都合がいいからね。　それだけだけど。　決闘とかする必要なくない？」って俺。
「それだけなの？」ってたか子って子。
「そうだけど。」って俺。
「じゃぁ、なんで、実技とか免除なんだ？」って正人って子。
「なんていうかな、任務上の都合かな。　その時間を使って、任務うけてる。」
「おい、だってよ、星也。」って正人って子
「ああ、その任務ってなんだ？」って海の孫。
「任務は、機密だから教えられない。」って俺。
「よし、それを教えてもらうために決闘しろ」って海の孫。
「君が負けたらどうするの？」って俺。

この学園、ベリアルが作ったくだらない実技ランクってのがある。
実技の成績やら、決闘してポイントを稼いでいくわけだ。
俺は免除だから、ランクは対象外だけど、決闘については別で、申込があると
お互いのポイントをかけて戦うけど、俺の場合は対象外。
ポイントない奴は、条件だしあって、合意し、結果条件に従う事になる。

とういう事で、海の孫が何を思って、俺と決闘したいのかしらないが、とりあえず任務の内容をしりたいらしい。
「俺が負けるわけがない」って海の孫。　溜息がでる。
「それじゃ、決闘の条件にあてはまらないよね。　俺いくよ」って言って、去ろうとする俺。
「待てよ」って、俺の背後から木刀で振り下ろしてきた海の孫だ。
人間相手にそういうコソい事するのは、俺の任侠道に反する。
軽くだけど蹴りを食らわせておいた。　ついでに正人ってやつに直撃するように。
「ぐはぁー」っていいながら、飛んでいったよ。
「お前ら、屑だな」っていっておいた。　星、どういう教育した。