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与えられた光

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 クロードの逞しい手が、ルチアの手を掴む。

「お前の触れてほしい場所に、導いてくれぬか」

 え……

 その言葉にドクン、とルチアの下半身が反応する。

 クロード様のお手を導く、だなんて……

 ルチアの中で、羞恥心と欲情が葛藤を繰り広げる。

「私は、お前の前で全てを曝け出すと決めた。お前の全ても、私に曝け出せ」

 クロードがそう言うと、再び紅く染まった乳房の先端へと舌を近づける。

「出来ぬ、と言うのなら、理性を崩すまでだ」

 激しく舌で、ルチアの蕾を責め立てる。

「あんっ! あっ……ンンックロード、さ……まぁっ!!」

 もう一方の乳房の頂を摘む指先もグリグリと押し潰し、摺るようにグニグニと左右に揺さぶる。ルチアの理性までも揺さぶるかのような、クロードの動きに翻弄される。

 だ、め……もう、何も、考えられない……

 ルチアの手は次第に降りていき、蜜で溢れる中心へとクロードの手を導いていた。

「ここに、触れて欲しいのか?」

 クロードの声にハッとして手を引っ込め、顔を真っ赤にしてルチアが顔を逸らした。

「ルチア、視線を逸らすな」

 その一言に、ルチアの顔がゆっくりと向けられる。恥ずかしくてたまらないのに、抗うことも出来ず、素直に応じてしまうルチアに狂おしい程の愛情がクロードに沸き上がる。

 今すぐにでも激しく己の猛りを打ち付けたい衝動を抑え、クロードは内腿から舌を這わせた。あまりにも大量の蜜が溢れ出しているため、内腿にも蜜が流れ出していて、それを舐め取りながら中心へと近づいていく。シーツにも大量の蜜が零れ落ち、色を濃く映し出していた。

「蜜が、こんなにも溢れているぞ」

 クロードの一言に、カーッとルチアの顔に熱が集まる。

「み、見ないでくださいませっっ……」
「なぜだ?」

 色香を纏ったクロードがルチアを見上げる。

「恥ずかしい、から……です」
「私は、嬉しいが」
「え……」

 嬉しい、って……

「私の愛撫にお前がこんなにも欲情している、ということだろう?」
「ッッ」

 恥ずかしい……

 けれど、そんなクロードの言葉に悦びを覚えてしまっている。

 全ての蜜を舐め取っていくかのように、クロードが舌を這わせていく。花弁の外側からゆっくりと、舌で円を描くように舌先を滑らかに動かす。

 花弁を舌先で上下に辿り、その中心へと舌を進める。甜めても甜めても溢れ出す蜜壺へと舌を添わせ、ジュルジュルと音をたてながら吸い上げた。

「はっ、あぁんっ!!」

 躰を捩りながら、ルチアが艶やかな声をあげる。乳房に触れていない右手を花弁の中心へと触れ、クロードが舌とともに優しく上下に擦る。

「あっ! クロード、様ぁ……ハァッ……すごい……」

 花弁を撫で上げたその先の、まだ触れていなかった花芽へと舌先を這わす。触れた途端にビクン、とルチアは躰を揺らした。その反応を、クロードは上目遣いに艶かしく見上げた。

 もっと、感じさせてやる……

 弱い刺激で、花芽を優しく舌で翻弄していく。
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