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食いしん坊聖女の里帰り。
そうだ!里帰りしましょう!!
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(プロセルピナ神殿ねぇ…。)
プロセルピナ神殿。
ルシフェール国の最北端に位置し、別名冬の神殿とも言われ、ルシフェール国の未開の地セラフィエルにある。
常に瘴気で満ちていて住民は住むことも不可能だと言われているほど最も過酷な神殿だ。
そこに配属されれば帰って来れる可能性は限りなく0に近く、帰ってこれたとしても亡骸だったという噂もある。そのため、神殿にいる聖女や神官たちも年老いた者たちか、問題を起こして異動を命じられた者しかいないという。
「ふふ。リース?明日から私達プロセルピナ神殿に異動だってぇ…巻き込んでごめんね。」
先ほどまでの勢いはどこへやら…
少し気落ちした表情で謝るアンネリーゼ。
どうやら巻き込んでしまったことを少し気にしているらしい。
「あぁ~…まっ、楽しそうだしいいんじゃないか。それに、プロセルピナ神殿に行けば父上から小言もなくなりそうだしな。」
アンネリーゼの言葉に軽口で返すケルネリウス。
アンネリーゼの相棒となって4年。
普段は誰よりも強く明るく、前だけを見据えて周りを引っ張っていくような存在であるアンネリーゼだが、自分の事で周りを巻き込む事があると誰よりも気落ちしてしまう。
特にケルネリウスと2人の時はそれが顕著だった。
(まぁ、それだけ俺を信頼してくれているからだと思うが…。)
周りも弱音を吐けるのがケルネリウスだけだと知っているからか、何かあった後は何も言わずに2人だけにするようにしている。
「それに瘴気に満ちた荒れた地なんて夢が詰まってるだろ?研究し放題だし、ここよりも美味い魔物にも出会えるかもしれない。そう考えれば悪いことばかりじゃないさ。」
頭を撫でれば少しホッとした表情を浮かべる。
アンネリーゼも別にプロセルピナ神殿に行きたくなかったわけではない。ただ、周りを巻き込みたくなかったと言うだけなのだ。
ケルネリウスもそれを分かっているからか頭を撫でるだけでそれ以上の事は話さない。
(10歳から大聖女となって働いているんだ。少しくらい甘やかしてもいいだろう。)
(あ~。プロセルピナ神殿に行ったらやりたいこといっぱいあるわね。美味しい食事もそうだし、荒地が改善されたら自分の好きなようにしてもいいかしら。ふふふ…楽しみが広がるわ。考えるだけでヨダレが…ふふふ。)
ケルネリウスの優しさを無下にするかの如く全く別のことを考えていたアンネリーゼだった…。
それからしばらくして落ち着いたのかバッと顔を上げる。
「ありがとう。リース。おかげで少し元気が出たわ!!やっぱり持つべきものは相棒よね。これからも頼りにしているから!!よろしくね、ケルネリウス。」
ケルネリウスの背中をバシバシと叩くと、勢いが強すぎたのか、そのまま前のめりに倒れて勢いよく壁に額をぶつけた。
その衝撃で壁に若干ヒビが入っていたが、明日からここを使うのはレリアだし、さほど気にすることではないだろう。
「あ、あは…あはははは(しまった…勢いつきすぎたわ…)」
ケルネリウスの額からは赤い液体がドクドクと出ていた。
(本当に相変わらずのバカ力だな…。)
ケルネリウスはハンカチを取り出すと慣れた手つきで額にハンカチをあてる。
「…そ、そうだな。元気が出たようで何よりだ。ただ、力加減はもう少し弱めてくれると助かる。プロセルピナ神殿はきっと頑丈な造りではないだろうからな…。」
「す、すみません。以後き、気をつけます。」
遠回しに壊さないように伝えれば、上下に首を動かして返事をした。
そして、それから5分もしないうちに先ほどまでしんみりしていた者とは思えないような明るさで皆が集まっているであろう祈りの間へと向かって歩き出し、そのままの勢いで扉を開けた。
ドカーン!!
大きい音の方を見ればアンネリーゼが立っている。
「…なんだ。いつものことか…」
「良かったわ。いつものアンナに戻ったのね。」
「な、何事!?」
いつもの事だと気にせず掃除を続ける者と、アンネリーゼのいつもと同じ状態をみてホッと胸をなで下ろす者。何事かと言った表情を浮かべる者。
アンネリーゼはそんなことを気にも留めず、入ってくるなり明るい声で想像していた言葉とは違う事を言い出した。
「みんなー、聞いてー!!明日から一ヶ月間、里帰りするわよー!!」
思わぬ一言に…祈りの間にいた人たちは、アンネリーゼに向かって普段より何トーンか低いドスの効いた声を発する。
「「「「「「は!?!?」」」」」」
それもそのはずだ…(何回目か分からない)扉を壊し、それを気にもとめずに話してきた内容が、まさかの里帰りだったのだから、誰だって驚くだろう。
「ふふふ…こういう時くらいしか外に出られないのだし、皆それぞれ里帰りしてちょうだい。プロセルピナ神殿に行ったら最後帰れない可能性もある。だから皆には自分がどうしたいのか、きちんと考えて欲しいの。」
エルネストのことだ。誰が笑っていたかなんてほとんど覚えていないだろう。
一ヶ月という長めの期間にしたのはゆっくり考えてほしいのと、片道一週間くらいかかる人達もいるからだ。
それに明日中に出て行けと言われただけで、いつまでにプロセルピナ神殿に行くようにとは言われていない。
「考えた上で、もし一緒に行ってもいいと思ったらラファリエール領に来てちょうだい。おいしい料理を作っていつでも待っているわ!」
こうして翌日。
アウローラ大神殿にいた聖女や神官は夜のうちに準備を終え、朝早くに里帰りをしたのだった。
まさかアウローラ大神殿がもぬけの殻だとはこの時誰も気づいていなかった。
プロセルピナ神殿。
ルシフェール国の最北端に位置し、別名冬の神殿とも言われ、ルシフェール国の未開の地セラフィエルにある。
常に瘴気で満ちていて住民は住むことも不可能だと言われているほど最も過酷な神殿だ。
そこに配属されれば帰って来れる可能性は限りなく0に近く、帰ってこれたとしても亡骸だったという噂もある。そのため、神殿にいる聖女や神官たちも年老いた者たちか、問題を起こして異動を命じられた者しかいないという。
「ふふ。リース?明日から私達プロセルピナ神殿に異動だってぇ…巻き込んでごめんね。」
先ほどまでの勢いはどこへやら…
少し気落ちした表情で謝るアンネリーゼ。
どうやら巻き込んでしまったことを少し気にしているらしい。
「あぁ~…まっ、楽しそうだしいいんじゃないか。それに、プロセルピナ神殿に行けば父上から小言もなくなりそうだしな。」
アンネリーゼの言葉に軽口で返すケルネリウス。
アンネリーゼの相棒となって4年。
普段は誰よりも強く明るく、前だけを見据えて周りを引っ張っていくような存在であるアンネリーゼだが、自分の事で周りを巻き込む事があると誰よりも気落ちしてしまう。
特にケルネリウスと2人の時はそれが顕著だった。
(まぁ、それだけ俺を信頼してくれているからだと思うが…。)
周りも弱音を吐けるのがケルネリウスだけだと知っているからか、何かあった後は何も言わずに2人だけにするようにしている。
「それに瘴気に満ちた荒れた地なんて夢が詰まってるだろ?研究し放題だし、ここよりも美味い魔物にも出会えるかもしれない。そう考えれば悪いことばかりじゃないさ。」
頭を撫でれば少しホッとした表情を浮かべる。
アンネリーゼも別にプロセルピナ神殿に行きたくなかったわけではない。ただ、周りを巻き込みたくなかったと言うだけなのだ。
ケルネリウスもそれを分かっているからか頭を撫でるだけでそれ以上の事は話さない。
(10歳から大聖女となって働いているんだ。少しくらい甘やかしてもいいだろう。)
(あ~。プロセルピナ神殿に行ったらやりたいこといっぱいあるわね。美味しい食事もそうだし、荒地が改善されたら自分の好きなようにしてもいいかしら。ふふふ…楽しみが広がるわ。考えるだけでヨダレが…ふふふ。)
ケルネリウスの優しさを無下にするかの如く全く別のことを考えていたアンネリーゼだった…。
それからしばらくして落ち着いたのかバッと顔を上げる。
「ありがとう。リース。おかげで少し元気が出たわ!!やっぱり持つべきものは相棒よね。これからも頼りにしているから!!よろしくね、ケルネリウス。」
ケルネリウスの背中をバシバシと叩くと、勢いが強すぎたのか、そのまま前のめりに倒れて勢いよく壁に額をぶつけた。
その衝撃で壁に若干ヒビが入っていたが、明日からここを使うのはレリアだし、さほど気にすることではないだろう。
「あ、あは…あはははは(しまった…勢いつきすぎたわ…)」
ケルネリウスの額からは赤い液体がドクドクと出ていた。
(本当に相変わらずのバカ力だな…。)
ケルネリウスはハンカチを取り出すと慣れた手つきで額にハンカチをあてる。
「…そ、そうだな。元気が出たようで何よりだ。ただ、力加減はもう少し弱めてくれると助かる。プロセルピナ神殿はきっと頑丈な造りではないだろうからな…。」
「す、すみません。以後き、気をつけます。」
遠回しに壊さないように伝えれば、上下に首を動かして返事をした。
そして、それから5分もしないうちに先ほどまでしんみりしていた者とは思えないような明るさで皆が集まっているであろう祈りの間へと向かって歩き出し、そのままの勢いで扉を開けた。
ドカーン!!
大きい音の方を見ればアンネリーゼが立っている。
「…なんだ。いつものことか…」
「良かったわ。いつものアンナに戻ったのね。」
「な、何事!?」
いつもの事だと気にせず掃除を続ける者と、アンネリーゼのいつもと同じ状態をみてホッと胸をなで下ろす者。何事かと言った表情を浮かべる者。
アンネリーゼはそんなことを気にも留めず、入ってくるなり明るい声で想像していた言葉とは違う事を言い出した。
「みんなー、聞いてー!!明日から一ヶ月間、里帰りするわよー!!」
思わぬ一言に…祈りの間にいた人たちは、アンネリーゼに向かって普段より何トーンか低いドスの効いた声を発する。
「「「「「「は!?!?」」」」」」
それもそのはずだ…(何回目か分からない)扉を壊し、それを気にもとめずに話してきた内容が、まさかの里帰りだったのだから、誰だって驚くだろう。
「ふふふ…こういう時くらいしか外に出られないのだし、皆それぞれ里帰りしてちょうだい。プロセルピナ神殿に行ったら最後帰れない可能性もある。だから皆には自分がどうしたいのか、きちんと考えて欲しいの。」
エルネストのことだ。誰が笑っていたかなんてほとんど覚えていないだろう。
一ヶ月という長めの期間にしたのはゆっくり考えてほしいのと、片道一週間くらいかかる人達もいるからだ。
それに明日中に出て行けと言われただけで、いつまでにプロセルピナ神殿に行くようにとは言われていない。
「考えた上で、もし一緒に行ってもいいと思ったらラファリエール領に来てちょうだい。おいしい料理を作っていつでも待っているわ!」
こうして翌日。
アウローラ大神殿にいた聖女や神官は夜のうちに準備を終え、朝早くに里帰りをしたのだった。
まさかアウローラ大神殿がもぬけの殻だとはこの時誰も気づいていなかった。
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