97 / 105
食いしん坊聖女の決戦。
魔王、覚醒。
しおりを挟む
「さて、アンナの所に向かうか。」
ペドロとの戦闘を終え、イアンは剣を腰へ戻した。
先ほどまで戦っていたせいか、まだ身体に熱が残っている。
(久しぶりだな……ここまで血が騒ぐのは)
心を落ち着けようと、深く息を吸ったそのとき──
バサッ…バサッ。
頭上の闇を切り裂くような、重い羽ばたきの音が響いた。
(……な、んだ?)
見上げた空は、さっきよりもさらに暗く沈んでいる。
その中を、ひらひらと黒い羽が舞い落ちてきた。
まるで何かから“千切れ落ちた”ようだ。
(羽根か…)
落ちてきた一枚を手に取れば…
「見ツ…けたゾ…。」
頭上から、低く濁った声が響いた。
その声音は、もはや人とは呼べない。
「ふっ……まさか君から来てくれるとはね。エルネスト。」
ほんの一瞬だけイアンは笑った。
だが次の刹那、その笑みは音もなく消える。
全身の血が逆流するような寒気が、イアンの背筋を貫いた。
「オ前……ダレ、ダ……?」
人の関節ではありえない角度に、カクンと首を傾げる。
「あぁ……私のことは忘れてしまったのかい? 一応、君の元婚約者、アンネリーゼの兄なんだけどね。」
「アン、ねりーゼ…?」
アンネリーゼの名を聞いた瞬間、赤い瞳がきらりと光った。
空気そのものが凍りつくように冷え込む。
イアンの心臓が、ドクンと脈打った。
(これは……まずいな)
先ほどしまった剣を、ゆっくり腰から引き抜くと、どこから攻撃が来てもいいように構えた。
(あれは…今まで戦ってきたやつよりも強いな…。一人で倒せるか…いや、倒せるか、倒せないか…じゃないな。)
イアンの目が静かに細められ、殺気が空気を震わせる。
「……アンネリーゼに手を出すなら、兄の俺が相手だ。」
膝にグッと力を入れ、腰を落とすと――
イアンは一気に地を蹴り、風を裂く勢いでエルネストの懐へと入り込んだ。
その踏み込みも、体の使い方も、まるでアンネリーゼが戦う時とそっくりだ。
下から上へと剣を振り抜き、
その勢いのまま剣を高く放り投げると、イアンは滑るように足をかける。
エルネストは体勢を崩し、後ろへ倒れ込んだ。
ズドォォォーーーン!
すかさずイアンは高く跳躍すると、空中で剣を掴み、そのままエルネストの胸元へと突き刺した――
――はずだった。
パリィーーンッ!
刃は肉を裂くことなく、まるで岩にぶつかったようにひび割れ――折れた。
「……鋼かよ。」
イアンの呟きが、あまりに冷たく空気に落ちた。
――その瞬間。
目の前の景色が、ふっと揺らいだ。
イアンが反応するより早く、エルネストの拳が頬にめり込んだ。
ドォォォンッ!!
凄まじい衝撃がイアンの頭を突き抜け、
身体はまるで投げ出されたボールのように吹き飛んだ。
壁を一枚、二枚、三枚……
次々とぶち破り――ようやく止まる。
「っ……ぐ……っ」
肺の奥の空気が押し潰され、喉が震える。
(こ、これは……ペドロの数倍どころじゃないな……!)
「ゲホッ……ゲホッ! ゲホッ!!」
イアンの口元から、赤い血がたらりと落ちる。
――重い。
――痛い。
――速い。
今の一撃だけで、格の違いが嫌というほど突き刺さった。
首をなんとか上へ向けると――
先ほどよりもさらに冷たい気配をまとったエルネストがこちらを見下ろしていた。
最初はただの突起だった角が、“メリメリ”と音を立てて竜の爪のように湾曲し、黒い鱗めいた紋様が浮かび上がっていく。
黒く変色した顔にはヒビが走り、その割れ目から赤黒い光がじわりと滲み出る。
(っ……なんて、威圧……!?)
角が伸びるたびに、空気そのものが押し潰されるように沈み込んだ。
「……ッハ……ハァッ……」
イアンの肺に圧が重くのしかかる。
完全に伸び切った角は、すでに“人間の頭では支えられない”ほど巨大になっている。
夜の闇を切り裂くように鋭く、
まるで本物のドラゴンを模したような――いや、
魔王そのものだった。
「……これは……もうエルネストではないな……」
イアンの喉が自然と鳴る。
目の前に立つのは、もはや“人”の名残さえない。
――魔王へと堕ちきった姿。
「フッフッフ……ハハハハハハハ!!
この時を――待っておったぞォ!!」
先ほどまでの片言は、完全に消えていた。
声も、目も、立ち姿さえも、
エルネストの面影は一つたりとも残していない。
「……お前は、本当にエルネストか……?」
イアンの問いに、“それ”はゆっくりと首を傾ける。
「ふむ。そう呼ぶ者もいたな。
だが――お前には、こちらの名の方が馴染み深いのではないか?」
赤黒く輝く瞳が、まっすぐイアンを射抜いた。
「ヴァルドリク・ルシフェール……とな。」
その名を耳にした瞬間、イアンは息を呑んだまま目を見開いた。
「ヴァ、ヴァルドリク……だと……!?」
次の刹那、イアンの瞳は鋭く細まり、
目の前の“魔王”を真正面から睨みつけた。
胸の底の奥――
決して思い出してはならなかった“前世の闇”が、
まるで荒波のようにざらりと音を立てて逆巻いた。
「久しいな――レオポルド。」
その一言が、イアンの内側で何かを切り裂いた。
前世の名を呼ばれた瞬間、
心臓がひときわ強く脈打ち、閉ざしていたはずの記憶が、かすかに軋んだ。
「まさか、この世界でも再び相まみえるとはな。
ハッハッハッハッハ!!」
魔王の笑い声が、壊れた王城に響き渡る。
その瞬間――
ピシャァァァァァァッ!!
ゴロゴロゴロ……!!
まるでイアンの怒りが天へ伝播したかのように、
黒雲が裂け、雷撃が一直線にエルネストへ降り注いだ。
「ヴァルドリクゥゥゥゥゥウ!!!!」
叫びとともに、イアンは折れた剣を荒々しく投げ捨て、地を強く蹴った。
キィーン
空気と金属がこすれあうような音が鳴り響く。
そこには、ペドロと戦ったときのような冷静なイアンはいなかった。
ただ、純粋な怒りと、“レオポルド”としての記憶のざわめきだけが残っていた。
次の瞬間――
そのまま弾丸のように加速し、怒りのすべてを乗せた拳を、ヴァルドリクの顔面めがけて叩き込んだ。
――叩き込む“はずだった”。
「レオポルドよ。……お前は昔から変わらんな。」
乾いた声が、耳元で響いた。
ヴァルドリクの手が、まるで“羽虫でも払うかのように”
イアンの拳を受け止めた。
「なっ…」
イアンが目を見開いた。
「頭より先に手が出る。もう少し考えて動けばいいものを。
……だから“私に”負けたのだ。ハッハッハッハ!!」
そのまま、握った拳を反対方向にねじるようにして――
イアンの身体を軽々と持ち上げ、投げ飛ばした。
ドォーン!
ガァーン!!
ドォォォーンッ!!!
天井、柱、床。
イアンの身体は何度も何度も弾かれ、
最後に瓦礫を巻き上げて床へ叩きつけられた。
肺から強制的に空気が押し出され、
視界が白く弾ける。
「……っぐ……は……っ」
しばらく呼吸もできず、血の味だけが口に広がる。
(私は……今回も……負けるのか……。)
イアンの指先が震える。
拳を握りたいのに、力が入らない。
それでも、力のない手で床を叩いた。
(……いや、考えろ。約束したんだ。
必ずアレットのもとに――帰る、と…)
壁に手をつきながら、ヨロヨロと立ち上がる。
もう一度だけ拳を握りしめ、地を蹴ろうとした――
その瞬間。
キラリ、と視界の端で何かが光った。
「よっ。ボロボロじゃないか、イアン。」
「……ケ、ルネリウス……か……。」
崩れ落ちそうな身体を、ケルネリウスが軽く受け止める。
「そこまで戦ったんだ。あとは俺が変わる。」
「……た、のむ……」
それだけ言うと、イアンはゆっくりと目を閉じた。
「フハハハハハハハハハ!!
やはり貴様は私の敵ではなかったな、レオポルド!」
魔王の嘲笑が響く中、
ヴァルドリクの視線は新たに現れたケルネリウスへと移った。
「次はお前か。羽虫め……」
ケルネリウスは一度だけ鼻で笑う。
「ふっ…。羽虫? 羽虫は……お前だろうが、エルネスト。その翼、羽虫そっくりだぞ?」
ケルネリウスが腰からフレア・レメディアを引き抜いた瞬間――
空気が“ビリ”と震え、焦げるような匂いが走る。
エルネスト――いや、ヴァルドリクの目が細められた。
「……それを、抜くか。」
ケルネリウスはゆっくりと口角を上げる。
「さぁ、戦おうか――羽虫。」
その笑みは挑発でも余裕でもない。
むしろ――
目の前の魔王ですら霞むほど――ケルネリウスは、魔王じみていた。
ペドロとの戦闘を終え、イアンは剣を腰へ戻した。
先ほどまで戦っていたせいか、まだ身体に熱が残っている。
(久しぶりだな……ここまで血が騒ぐのは)
心を落ち着けようと、深く息を吸ったそのとき──
バサッ…バサッ。
頭上の闇を切り裂くような、重い羽ばたきの音が響いた。
(……な、んだ?)
見上げた空は、さっきよりもさらに暗く沈んでいる。
その中を、ひらひらと黒い羽が舞い落ちてきた。
まるで何かから“千切れ落ちた”ようだ。
(羽根か…)
落ちてきた一枚を手に取れば…
「見ツ…けたゾ…。」
頭上から、低く濁った声が響いた。
その声音は、もはや人とは呼べない。
「ふっ……まさか君から来てくれるとはね。エルネスト。」
ほんの一瞬だけイアンは笑った。
だが次の刹那、その笑みは音もなく消える。
全身の血が逆流するような寒気が、イアンの背筋を貫いた。
「オ前……ダレ、ダ……?」
人の関節ではありえない角度に、カクンと首を傾げる。
「あぁ……私のことは忘れてしまったのかい? 一応、君の元婚約者、アンネリーゼの兄なんだけどね。」
「アン、ねりーゼ…?」
アンネリーゼの名を聞いた瞬間、赤い瞳がきらりと光った。
空気そのものが凍りつくように冷え込む。
イアンの心臓が、ドクンと脈打った。
(これは……まずいな)
先ほどしまった剣を、ゆっくり腰から引き抜くと、どこから攻撃が来てもいいように構えた。
(あれは…今まで戦ってきたやつよりも強いな…。一人で倒せるか…いや、倒せるか、倒せないか…じゃないな。)
イアンの目が静かに細められ、殺気が空気を震わせる。
「……アンネリーゼに手を出すなら、兄の俺が相手だ。」
膝にグッと力を入れ、腰を落とすと――
イアンは一気に地を蹴り、風を裂く勢いでエルネストの懐へと入り込んだ。
その踏み込みも、体の使い方も、まるでアンネリーゼが戦う時とそっくりだ。
下から上へと剣を振り抜き、
その勢いのまま剣を高く放り投げると、イアンは滑るように足をかける。
エルネストは体勢を崩し、後ろへ倒れ込んだ。
ズドォォォーーーン!
すかさずイアンは高く跳躍すると、空中で剣を掴み、そのままエルネストの胸元へと突き刺した――
――はずだった。
パリィーーンッ!
刃は肉を裂くことなく、まるで岩にぶつかったようにひび割れ――折れた。
「……鋼かよ。」
イアンの呟きが、あまりに冷たく空気に落ちた。
――その瞬間。
目の前の景色が、ふっと揺らいだ。
イアンが反応するより早く、エルネストの拳が頬にめり込んだ。
ドォォォンッ!!
凄まじい衝撃がイアンの頭を突き抜け、
身体はまるで投げ出されたボールのように吹き飛んだ。
壁を一枚、二枚、三枚……
次々とぶち破り――ようやく止まる。
「っ……ぐ……っ」
肺の奥の空気が押し潰され、喉が震える。
(こ、これは……ペドロの数倍どころじゃないな……!)
「ゲホッ……ゲホッ! ゲホッ!!」
イアンの口元から、赤い血がたらりと落ちる。
――重い。
――痛い。
――速い。
今の一撃だけで、格の違いが嫌というほど突き刺さった。
首をなんとか上へ向けると――
先ほどよりもさらに冷たい気配をまとったエルネストがこちらを見下ろしていた。
最初はただの突起だった角が、“メリメリ”と音を立てて竜の爪のように湾曲し、黒い鱗めいた紋様が浮かび上がっていく。
黒く変色した顔にはヒビが走り、その割れ目から赤黒い光がじわりと滲み出る。
(っ……なんて、威圧……!?)
角が伸びるたびに、空気そのものが押し潰されるように沈み込んだ。
「……ッハ……ハァッ……」
イアンの肺に圧が重くのしかかる。
完全に伸び切った角は、すでに“人間の頭では支えられない”ほど巨大になっている。
夜の闇を切り裂くように鋭く、
まるで本物のドラゴンを模したような――いや、
魔王そのものだった。
「……これは……もうエルネストではないな……」
イアンの喉が自然と鳴る。
目の前に立つのは、もはや“人”の名残さえない。
――魔王へと堕ちきった姿。
「フッフッフ……ハハハハハハハ!!
この時を――待っておったぞォ!!」
先ほどまでの片言は、完全に消えていた。
声も、目も、立ち姿さえも、
エルネストの面影は一つたりとも残していない。
「……お前は、本当にエルネストか……?」
イアンの問いに、“それ”はゆっくりと首を傾ける。
「ふむ。そう呼ぶ者もいたな。
だが――お前には、こちらの名の方が馴染み深いのではないか?」
赤黒く輝く瞳が、まっすぐイアンを射抜いた。
「ヴァルドリク・ルシフェール……とな。」
その名を耳にした瞬間、イアンは息を呑んだまま目を見開いた。
「ヴァ、ヴァルドリク……だと……!?」
次の刹那、イアンの瞳は鋭く細まり、
目の前の“魔王”を真正面から睨みつけた。
胸の底の奥――
決して思い出してはならなかった“前世の闇”が、
まるで荒波のようにざらりと音を立てて逆巻いた。
「久しいな――レオポルド。」
その一言が、イアンの内側で何かを切り裂いた。
前世の名を呼ばれた瞬間、
心臓がひときわ強く脈打ち、閉ざしていたはずの記憶が、かすかに軋んだ。
「まさか、この世界でも再び相まみえるとはな。
ハッハッハッハッハ!!」
魔王の笑い声が、壊れた王城に響き渡る。
その瞬間――
ピシャァァァァァァッ!!
ゴロゴロゴロ……!!
まるでイアンの怒りが天へ伝播したかのように、
黒雲が裂け、雷撃が一直線にエルネストへ降り注いだ。
「ヴァルドリクゥゥゥゥゥウ!!!!」
叫びとともに、イアンは折れた剣を荒々しく投げ捨て、地を強く蹴った。
キィーン
空気と金属がこすれあうような音が鳴り響く。
そこには、ペドロと戦ったときのような冷静なイアンはいなかった。
ただ、純粋な怒りと、“レオポルド”としての記憶のざわめきだけが残っていた。
次の瞬間――
そのまま弾丸のように加速し、怒りのすべてを乗せた拳を、ヴァルドリクの顔面めがけて叩き込んだ。
――叩き込む“はずだった”。
「レオポルドよ。……お前は昔から変わらんな。」
乾いた声が、耳元で響いた。
ヴァルドリクの手が、まるで“羽虫でも払うかのように”
イアンの拳を受け止めた。
「なっ…」
イアンが目を見開いた。
「頭より先に手が出る。もう少し考えて動けばいいものを。
……だから“私に”負けたのだ。ハッハッハッハ!!」
そのまま、握った拳を反対方向にねじるようにして――
イアンの身体を軽々と持ち上げ、投げ飛ばした。
ドォーン!
ガァーン!!
ドォォォーンッ!!!
天井、柱、床。
イアンの身体は何度も何度も弾かれ、
最後に瓦礫を巻き上げて床へ叩きつけられた。
肺から強制的に空気が押し出され、
視界が白く弾ける。
「……っぐ……は……っ」
しばらく呼吸もできず、血の味だけが口に広がる。
(私は……今回も……負けるのか……。)
イアンの指先が震える。
拳を握りたいのに、力が入らない。
それでも、力のない手で床を叩いた。
(……いや、考えろ。約束したんだ。
必ずアレットのもとに――帰る、と…)
壁に手をつきながら、ヨロヨロと立ち上がる。
もう一度だけ拳を握りしめ、地を蹴ろうとした――
その瞬間。
キラリ、と視界の端で何かが光った。
「よっ。ボロボロじゃないか、イアン。」
「……ケ、ルネリウス……か……。」
崩れ落ちそうな身体を、ケルネリウスが軽く受け止める。
「そこまで戦ったんだ。あとは俺が変わる。」
「……た、のむ……」
それだけ言うと、イアンはゆっくりと目を閉じた。
「フハハハハハハハハハ!!
やはり貴様は私の敵ではなかったな、レオポルド!」
魔王の嘲笑が響く中、
ヴァルドリクの視線は新たに現れたケルネリウスへと移った。
「次はお前か。羽虫め……」
ケルネリウスは一度だけ鼻で笑う。
「ふっ…。羽虫? 羽虫は……お前だろうが、エルネスト。その翼、羽虫そっくりだぞ?」
ケルネリウスが腰からフレア・レメディアを引き抜いた瞬間――
空気が“ビリ”と震え、焦げるような匂いが走る。
エルネスト――いや、ヴァルドリクの目が細められた。
「……それを、抜くか。」
ケルネリウスはゆっくりと口角を上げる。
「さぁ、戦おうか――羽虫。」
その笑みは挑発でも余裕でもない。
むしろ――
目の前の魔王ですら霞むほど――ケルネリウスは、魔王じみていた。
11
あなたにおすすめの小説
掃除婦に追いやられた私、城のゴミ山から古代兵器を次々と発掘して国中、世界中?がざわつく
タマ マコト
ファンタジー
王立工房の魔導測量師見習いリーナは、誰にも測れない“失われた魔力波長”を感じ取れるせいで奇人扱いされ、派閥争いのスケープゴートにされて掃除婦として城のゴミ置き場に追いやられる。
最底辺の仕事に落ちた彼女は、ゴミ山の中から自分にだけ見える微かな光を見つけ、それを磨き上げた結果、朽ちた金属片が古代兵器アークレールとして完全復活し、世界の均衡を揺るがす存在としての第一歩を踏み出す。
ダンジョンに捨てられた私 奇跡的に不老不死になれたので村を捨てます
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
私の名前はファム
前世は日本人、とても幸せな最期を迎えてこの世界に転生した
記憶を持っていた私はいいように使われて5歳を迎えた
村の代表だった私を拾ったおじさんはダンジョンが枯渇していることに気が付く
ダンジョンには栄養、マナが必要。人もそのマナを持っていた
そう、おじさんは私を栄養としてダンジョンに捨てた
私は捨てられたので村をすてる
薄幸ヒロインが倍返しの指輪を手に入れました
佐崎咲
ファンタジー
義母と義妹に虐げられてきた伯爵家の長女スフィーナ。
ある日、亡くなった実母の遺品である指輪を見つけた。
それからというもの、義母にお茶をぶちまけられたら、今度は倍量のスープが義母に浴びせられる。
義妹に食事をとられると、義妹は強い空腹を感じ食べても満足できなくなる、というような倍返しが起きた。
指輪が入れられていた木箱には、実母が書いた紙きれが共に入っていた。
どうやら母は異世界から転移してきたものらしい。
異世界でも強く生きていけるようにと、女神の加護が宿った指輪を賜ったというのだ。
かくしてスフィーナは義母と義妹に意図せず倍返ししつつ、やがて母の死の真相と、父の長い間をかけた企みを知っていく。
(※黒幕については推理的な要素はありませんと小声で言っておきます)
役立たずと言われダンジョンで殺されかけたが、実は最強で万能スキルでした !
本条蒼依
ファンタジー
地球とは違う異世界シンアースでの物語。
主人公マルクは神聖の儀で何にも反応しないスキルを貰い、絶望の淵へと叩き込まれる。
その役に立たないスキルで冒険者になるが、役立たずと言われダンジョンで殺されかけるが、そのスキルは唯一無二の万能スキルだった。
そのスキルで成り上がり、ダンジョンで裏切った人間は落ちぶれざまあ展開。
主人公マルクは、そのスキルで色んなことを解決し幸せになる。
ハーレム要素はしばらくありません。
A級パーティから追放された俺はギルド職員になって安定した生活を手に入れる
国光
ファンタジー
A級パーティの裏方として全てを支えてきたリオン・アルディス。しかし、リーダーで幼馴染のカイルに「お荷物」として追放されてしまう。失意の中で再会したギルド受付嬢・エリナ・ランフォードに導かれ、リオンはギルド職員として新たな道を歩み始める。
持ち前の数字感覚と管理能力で次々と問題を解決し、ギルド内で頭角を現していくリオン。一方、彼を失った元パーティは内部崩壊の道を辿っていく――。
これは、支えることに誇りを持った男が、自らの価値を証明し、安定した未来を掴み取る物語。
転生したら脳筋魔法使い男爵の子供だった。見渡す限り荒野の領地でスローライフを目指します。
克全
ファンタジー
「第3回次世代ファンタジーカップ」参加作。面白いと感じましたらお気に入り登録と感想をくださると作者の励みになります!
辺境も辺境、水一滴手に入れるのも大変なマクネイア男爵家生まれた待望の男子には、誰にも言えない秘密があった。それは前世の記憶がある事だった。姉四人に続いてようやく生まれた嫡男フェルディナンドは、この世界の常識だった『魔法の才能は遺伝しない』を覆す存在だった。だが、五〇年戦争で大活躍したマクネイア男爵インマヌエルは、敵対していた旧教徒から怨敵扱いされ、味方だった新教徒達からも畏れられ、炎竜が砂漠にしてしまったと言う伝説がある地に押し込められたいた。そんな父親達を救うべく、前世の知識と魔法を駆使するのだった。
大根令嬢の雑学無双、王弟殿下を添えて。~ 前世を思い出したので、許婚をほったらかして人助けしまくります!!
古森真朝
恋愛
気弱な伯爵令嬢のカレンは、自分勝手な婚約者レナートに振り回されていた。耐え続けていたある日、舞踏会で何者かに突き飛ばされ、階段から落ちてしまう。
その傷が元で儚く……なるかと思いきや。衝撃で前世を思い出したカレンは一転、かの『ド根性大根』みたいな超・ポジティブ人間になっていた。
『モラハラ婚約者の思惑なんぞ知るか!! 今度こそ好きなことやって、目いっぱい幸せに長生きするんだから!!!』
昔ひたすら読書に耽って身に着けた『雑学』を武器に、うっかり採れ過ぎた作物や、開墾しようとすると不幸に見舞われる土地、不治の病にかかった王族、等々の問題をどんどん解決。
領地の内外で心強い友人が出来たり、いつの間にかものすごく有名になっていたり、何かと協力してくれる王弟ヴィクトルから好意を寄せられたり(注:気付いてない)する中、温かい家族と共に仕事に励んでいく。
一方、前世から因縁のある人々もまた、こちらに転生していて――
無能だと追放された「雑用係」のハル、現代の知恵(ライフハック)を駆使したら、呪われた魔王城が聖域化して伝説の賢者と呼ばれ始めた
ユネ
ファンタジー
「君のような無能な掃除係は必要ない!」
勇者パーティーからゴミのように捨てられた雑用係のハル。だが彼女には、前世で培った【家事のプロとしてのライフハック】があった。
移り住んだのは、誰もが恐れる『呪われた魔王城』。しかしハルにとっては、ただの「掃除のしがいがある大型物件」に過ぎなかった!
重曹とクエン酸で呪いを浄化し、アルミホイルで魔物を除け、ジャガイモの皮で伝説の鏡を蘇らせる。
魔法より便利な知恵で、お城はいつの間にか世界一快適な聖域に。
一方、ハルを失った勇者たちは、汚部屋と化した拠点と自らの無知に絶望することになり――。
これは、一人の「掃除好き」が知恵と工夫だけで異世界に革命を起こし、最高のスローライフを手に入れるまでの物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる