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175 閑話 冒険するよ。ファリカちゃん! (4)
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175 閑話 冒険するよ。ファリカちゃん! (4)
「じゃ。ファリカちゃん。次はわしの所をおねがいするのじゃ」
ブーーーーーン!
そして私達は地の祠の前に着きました。
本当に瞬間移動って便利だなあ。
ここは、どこら辺なのかな?
私は、祠と反対の方を見て見ました。
どうやらお山の上の方にあって、少し向こうには、綺麗な海が見えます。
「ふぉふぉふぉ。ここは、オッドリアの西にあるなんとか伯爵が治めている土地じゃ。ここは鉱山が多くてな。しかもミスリルもあるのだが、領主がアホで鉱山を見つける事ができないようじゃ」
「へぇ?オッドリアは知っています。従姉妹のリーサお姉様達の領地です」
「ほう。ファリカちゃんは、お利口じゃの?
そのリーサ嬢の領地の隣の領地の山の中じゃ」
「へぇ~。じゃあさっき行った火の祠はどこなの?」
「火の祠は、アール山脈の火山にあるのだよ」
と火の精霊さんが教えてくれました。
「では、ファリカちゃん。土の祠を頼むのじゃ」
私は土の精霊さんに促されて祠をみました。
(ああ。これは一目見てすぐにわかった)
「土の精霊さん。祠の屋根の部分の穴が開いて雨漏りしています。
水滴が同じ場所に落ちているよ」
「どれ。 本当じゃな」
「じゃあ。先ずは土の精霊さんが祠の屋根を直してください」
「ああ、今直す」
ビカビカビカ
まわりがキラキラと光って祠がなりました。
「あとね。風(森)の精霊さん。この祠が、壊れないように落ちている木でいいので屋根を作って、土の祠を守ってあげて」
「ふふふ。ファリカちゃんは優しいのね。壊れづらくするのに、屋根の覆いを作るのね? わかったわ」
ビュウウウン ピカピカ
祠を守る屋根があっという間に出来ました。
「風の精霊さん。ありがとう」
「わしからも礼を言うありがとな」
「ふふ。どういたしまして」
私は精霊さん達の会話を聞きながら
「土の祠さん大地の恵みいつもありがとう」
パラパ パッパッパッパー
頭の中で音が鳴りました。
ファリカはレベルが上がった。
土の精霊ととても仲良くなった。
剣術が上手になった。
魔物達と仲良くなることが出来るようになった。
(強い魔物は、まだ仲良く出来ません)
土の精霊の加護をもらった。
「ん?」
私はキョロキョロとまわりを見ました。
再び、淡々とした女性の声が頭の中で聞こえたのです。
そうしていると
「ファリカちゃんこれからもよろしくじゃ」
「え?あなたはどちら様?」
「わしは、土のちょっと偉い精霊のノームじゃ。
三角帽子がトレードマークじゃ」
「ああ!そうですか?三角帽子可愛いですね?(疑問形)
はじめまして、ノームさん。
私は、ファリカ=ベルティンブルグです。
今後、お見知りおきください」
私は、スカートの端をちょんとつまんで挨拶しました。
「おお!可愛い嬢ちゃんじゃな。よろしくお願いしますのじゃ」
三角棒をかぶった精霊さんが頭を下げました。
(あれれれ?帽子は落ちないのかしら?)
「これで、土の精霊の祠はもとのように安定したのじゃ。
ファリカちゃんと愉快な仲間達ありがとう」
「誰が、愉快な仲間達だ!」
火の精霊さんは、土の精霊さんにちゃんと突っ込みを入れていました。
「じゃ。ファリカちゃん。次はわしの所をおねがいするのじゃ」
ブーーーーーン!
そして私達は地の祠の前に着きました。
本当に瞬間移動って便利だなあ。
ここは、どこら辺なのかな?
私は、祠と反対の方を見て見ました。
どうやらお山の上の方にあって、少し向こうには、綺麗な海が見えます。
「ふぉふぉふぉ。ここは、オッドリアの西にあるなんとか伯爵が治めている土地じゃ。ここは鉱山が多くてな。しかもミスリルもあるのだが、領主がアホで鉱山を見つける事ができないようじゃ」
「へぇ?オッドリアは知っています。従姉妹のリーサお姉様達の領地です」
「ほう。ファリカちゃんは、お利口じゃの?
そのリーサ嬢の領地の隣の領地の山の中じゃ」
「へぇ~。じゃあさっき行った火の祠はどこなの?」
「火の祠は、アール山脈の火山にあるのだよ」
と火の精霊さんが教えてくれました。
「では、ファリカちゃん。土の祠を頼むのじゃ」
私は土の精霊さんに促されて祠をみました。
(ああ。これは一目見てすぐにわかった)
「土の精霊さん。祠の屋根の部分の穴が開いて雨漏りしています。
水滴が同じ場所に落ちているよ」
「どれ。 本当じゃな」
「じゃあ。先ずは土の精霊さんが祠の屋根を直してください」
「ああ、今直す」
ビカビカビカ
まわりがキラキラと光って祠がなりました。
「あとね。風(森)の精霊さん。この祠が、壊れないように落ちている木でいいので屋根を作って、土の祠を守ってあげて」
「ふふふ。ファリカちゃんは優しいのね。壊れづらくするのに、屋根の覆いを作るのね? わかったわ」
ビュウウウン ピカピカ
祠を守る屋根があっという間に出来ました。
「風の精霊さん。ありがとう」
「わしからも礼を言うありがとな」
「ふふ。どういたしまして」
私は精霊さん達の会話を聞きながら
「土の祠さん大地の恵みいつもありがとう」
パラパ パッパッパッパー
頭の中で音が鳴りました。
ファリカはレベルが上がった。
土の精霊ととても仲良くなった。
剣術が上手になった。
魔物達と仲良くなることが出来るようになった。
(強い魔物は、まだ仲良く出来ません)
土の精霊の加護をもらった。
「ん?」
私はキョロキョロとまわりを見ました。
再び、淡々とした女性の声が頭の中で聞こえたのです。
そうしていると
「ファリカちゃんこれからもよろしくじゃ」
「え?あなたはどちら様?」
「わしは、土のちょっと偉い精霊のノームじゃ。
三角帽子がトレードマークじゃ」
「ああ!そうですか?三角帽子可愛いですね?(疑問形)
はじめまして、ノームさん。
私は、ファリカ=ベルティンブルグです。
今後、お見知りおきください」
私は、スカートの端をちょんとつまんで挨拶しました。
「おお!可愛い嬢ちゃんじゃな。よろしくお願いしますのじゃ」
三角棒をかぶった精霊さんが頭を下げました。
(あれれれ?帽子は落ちないのかしら?)
「これで、土の精霊の祠はもとのように安定したのじゃ。
ファリカちゃんと愉快な仲間達ありがとう」
「誰が、愉快な仲間達だ!」
火の精霊さんは、土の精霊さんにちゃんと突っ込みを入れていました。
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