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178 閑話 冒険するよ。ファリカちゃん! (7)
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178 閑話 冒険するよ。ファリカちゃん! (7)
私達は、お屋敷に戻って来ました。
「ファリカ様~。お昼の時間ですお屋敷にお戻りください」
侍女のアイリが私を呼んでいます。
あれだけ冒険したけれど、時間は本当に少ししか過ぎていないようです。
「わかったわ。今から食堂へ行きます。」
私は、アイリに答えた後
「精霊の皆さん。今日はありがとうございました。
大変楽しかったのです」
「「「「 こちらこそありがとう、祠が正常になったので助かりました」」」」
「それでは、みなさまごきげんよう」
「「「「ごきげんよう」」」」
精霊のみなさまはそれぞれの方向に飛んで行きました。
私はスライムちゃん達をお家に帰して、そのまま食堂へ行きました。
「ファリカ様。今日はいつもと何か雰囲気が違いますね」
「え?アイリそんな事はないと思いますよ」
「う~ん」
じろじろと私を見るアイリ
「アイリじろじろとファリカ様を見てはいけません。
けれども、ファリカ様は魔力量が増えましたね。それも急激に。
ファリカ様位の年齢ですと急に成長することがありますけれども異常と思えるくらいの伸びです。ですから雰囲気が変わったのでしょうね」
「う~ん。自分のことだからわからないですわ」
とりあえず、ごまかしてみました。
「ファ様は、いつも通り可愛いですよ」
ホルダは私の顔をじろじろ見ました。
「ふふ。ホルダありがとう」
そんなこんなで食事を終えて午後になりました。
私は、家庭教師の先生や、ダンスの先生がいないので、ばぁばとお話しをして遊びました。
「ばぁば、スライムちゃん達の散歩へ行ってきます」
「ファリカちゃん。お屋敷の敷地内とはいえ気をつけてね。
では行ってらっしゃい」
お祖母様は私に手をヒラヒラとしました。
(さて、スライムちゃんとお散歩だ)
と思っていると
「ファリカちゃん見つけたの 」
「ファリカ見つけてのだ!」
私の前に人化した、ステーラちゃんとマチルダが現れました。
「こんにちは!お二人とも如何なされましたか?」
「エルーシアに頼まれた、高架した道路がある程度のめどが付いたので、今日はもうお休みなの」
「ベルンのお屋敷にファリカがいないから探していたのだ!」
「あれ?この間、線路っていう高台を作っていませんでしたか?」
「線路の高台はもう出来たの。でも出来が良すぎて高台の道路を作って欲しいとエルーシアに頼まれたの」
「そうなのだ!それで」
マチルダは剣を私に見せました。
「途中で、鉱山が見つかってミスリルがとれたので4人の能力(ちから)を込めてこの剣を作ったのだ!」
「この剣をファリカちゃんに差し上げようと思ったの。
ファリカちゃんは、魔力も・・・ 」
ステーラちゃんは私をじぃーっと見て頭を傾けました。
「何時そんなに魔力量が増えたの?ファリカちゃんの魔力量は元々人間とは思えないほどあったけれど、魔法の使い方を習っていないのに、どうしてそんなに増えたの?」
「実は ・・・・・・」
私は冒険の話を二人にしました。
「なるほどなの。ファリカちゃんは精霊を召喚出来るようになったみたいだけれども、自ら攻撃魔法を使えないので、この剣をあげますの」
「この剣は、私達の加護がついているので、竜の結界の中を通る事が出来るし、一振りで沢山の敵を倒すことが出来るのだ。因みにこの剣は4本作ったのだ!」
「えええ!すごいすごいね」
「水竜の剣 土竜の剣 風竜の剣 火竜の剣。ファリカちゃんどれが欲しいの?」
私は迷いなく答えました!
「全部!!!!」
「・・・・・・」
「ファリカどれが欲しいのだ!」
「全部ほしい!」
「え! ちょっと待ってなの」
[母、祖母、ファリカちゃんに聞いたら全部欲しいと答えたの?
どうするの?]
ステーラちゃんは念波でお話ししています。
[一剣(いっけん)にしてしまうのじゃ]
とリンダが適当に答えると
[わかったの、やってみるの]
ステーラちゃんは4本の剣をまとめてみるそうです。
「剣達よ1本になりて神剣となれ!」
ビカビカビカ
そして竜剣は1剣になりました。
「はい、どうぞなの」
「はい、ありがと」
私は竜剣を手に入れました。
攻撃力がめちゃくちゃ増えました。
魔法耐性も上がりました。
古竜と親友になりました。
私達は、お屋敷に戻って来ました。
「ファリカ様~。お昼の時間ですお屋敷にお戻りください」
侍女のアイリが私を呼んでいます。
あれだけ冒険したけれど、時間は本当に少ししか過ぎていないようです。
「わかったわ。今から食堂へ行きます。」
私は、アイリに答えた後
「精霊の皆さん。今日はありがとうございました。
大変楽しかったのです」
「「「「 こちらこそありがとう、祠が正常になったので助かりました」」」」
「それでは、みなさまごきげんよう」
「「「「ごきげんよう」」」」
精霊のみなさまはそれぞれの方向に飛んで行きました。
私はスライムちゃん達をお家に帰して、そのまま食堂へ行きました。
「ファリカ様。今日はいつもと何か雰囲気が違いますね」
「え?アイリそんな事はないと思いますよ」
「う~ん」
じろじろと私を見るアイリ
「アイリじろじろとファリカ様を見てはいけません。
けれども、ファリカ様は魔力量が増えましたね。それも急激に。
ファリカ様位の年齢ですと急に成長することがありますけれども異常と思えるくらいの伸びです。ですから雰囲気が変わったのでしょうね」
「う~ん。自分のことだからわからないですわ」
とりあえず、ごまかしてみました。
「ファ様は、いつも通り可愛いですよ」
ホルダは私の顔をじろじろ見ました。
「ふふ。ホルダありがとう」
そんなこんなで食事を終えて午後になりました。
私は、家庭教師の先生や、ダンスの先生がいないので、ばぁばとお話しをして遊びました。
「ばぁば、スライムちゃん達の散歩へ行ってきます」
「ファリカちゃん。お屋敷の敷地内とはいえ気をつけてね。
では行ってらっしゃい」
お祖母様は私に手をヒラヒラとしました。
(さて、スライムちゃんとお散歩だ)
と思っていると
「ファリカちゃん見つけたの 」
「ファリカ見つけてのだ!」
私の前に人化した、ステーラちゃんとマチルダが現れました。
「こんにちは!お二人とも如何なされましたか?」
「エルーシアに頼まれた、高架した道路がある程度のめどが付いたので、今日はもうお休みなの」
「ベルンのお屋敷にファリカがいないから探していたのだ!」
「あれ?この間、線路っていう高台を作っていませんでしたか?」
「線路の高台はもう出来たの。でも出来が良すぎて高台の道路を作って欲しいとエルーシアに頼まれたの」
「そうなのだ!それで」
マチルダは剣を私に見せました。
「途中で、鉱山が見つかってミスリルがとれたので4人の能力(ちから)を込めてこの剣を作ったのだ!」
「この剣をファリカちゃんに差し上げようと思ったの。
ファリカちゃんは、魔力も・・・ 」
ステーラちゃんは私をじぃーっと見て頭を傾けました。
「何時そんなに魔力量が増えたの?ファリカちゃんの魔力量は元々人間とは思えないほどあったけれど、魔法の使い方を習っていないのに、どうしてそんなに増えたの?」
「実は ・・・・・・」
私は冒険の話を二人にしました。
「なるほどなの。ファリカちゃんは精霊を召喚出来るようになったみたいだけれども、自ら攻撃魔法を使えないので、この剣をあげますの」
「この剣は、私達の加護がついているので、竜の結界の中を通る事が出来るし、一振りで沢山の敵を倒すことが出来るのだ。因みにこの剣は4本作ったのだ!」
「えええ!すごいすごいね」
「水竜の剣 土竜の剣 風竜の剣 火竜の剣。ファリカちゃんどれが欲しいの?」
私は迷いなく答えました!
「全部!!!!」
「・・・・・・」
「ファリカどれが欲しいのだ!」
「全部ほしい!」
「え! ちょっと待ってなの」
[母、祖母、ファリカちゃんに聞いたら全部欲しいと答えたの?
どうするの?]
ステーラちゃんは念波でお話ししています。
[一剣(いっけん)にしてしまうのじゃ]
とリンダが適当に答えると
[わかったの、やってみるの]
ステーラちゃんは4本の剣をまとめてみるそうです。
「剣達よ1本になりて神剣となれ!」
ビカビカビカ
そして竜剣は1剣になりました。
「はい、どうぞなの」
「はい、ありがと」
私は竜剣を手に入れました。
攻撃力がめちゃくちゃ増えました。
魔法耐性も上がりました。
古竜と親友になりました。
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