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2章
3弟は恋する
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~アースside~
変な先輩、
俺はそう思った。
最初みかけたのは、そう、先輩が特大にコケたシーンだった。何故か何も無い所で盛大にコケて足を怪我して、そして手すりに頭をぶつける。不運な先輩とも思った。でもそんな先輩が面白くて……ずっと見てしまって、でも先輩はそんな俺に気づかず、ずっと笑っていた。周りからの好意も知らずにずっと愛想を振りまいて、そんな愛された先輩、何故か羨ましかった。俺は頑張ってんのに、なんであの先輩は愛されるんだ。俺の方が、絶対に……
そんなやましい感情があったから、屋上で先輩を見た時、俺は先輩に素っ気なく接した、それなのに先輩はおれのその態度なんてどうでもいい感じで、ずっと俺に話しかけてくる。、、
こいつは俺の思ってることなんて知らないくせに、知ったような口ぶりで話すからイライラが収まらなかった。でも、何故か惹き付けられるように、先輩の全てが気になってしまう。
徹「やっぱり、寝袋は俺の味方なんだよな。」
アース「なんすか、それ、、先輩っていつも何考えて過ごしてるか気になるっすね。」
徹「楽しいことと嬉しいこと、あとは、好きなことたくさん、、みんなそんな感じで一日過ごしてんじゃないの???」
アース「……勉強とか成績とか、家族のこととかは、考えないんすか」
先輩はキョトンとした表情をして俺を見る。なんだその顔、マヌケ面だな。
でも、なんか可愛い、チベットスナギツネみたいだな。
徹「おい、聞こえてんぞ」
アース「あ、すみません、チベットスナギツネ先輩」
徹「おいっ!?」
先輩は俺の方を見てなんで!?と言った表情をする。そんな所がチベットスナギツネにそっくりで俺はふいた。
徹「ん~でもなんで俺が成績や勉強のこと考えなきゃいけないの?????」
アース「将来のためでしょ、、医者になるとか、国会議員とか、公務員、そんな感じの職に着くために!!」
徹「俺の将来の夢は動物園のパンダになることなんだけど、、それでも勉強しなきゃだめ????」
先輩は将来、パンダみたいにチヤホヤされて餌もいっぱい与えられるパンダになりたかったらしい……
やっぱり先輩はおかしい、
なんでパンダなのか、謎である。
徹「だってパンダは見世物になるだけで歳とっても見た目あんま変わんないからずっと見世物になって簡単に餌食べれるじゃん、税金取られないし、なんならお金も要らない、そうゆうのが1番楽だから~、、だから今はパンダになる練習中~」
そう言ってどこから出したのか急にサトウキビを出し、急にもっもっと食べ始めた。
これがパンダの練習ってかそのサトウキビどこから出した????
疑問だらけで俺は先輩が何を考えてるのかわからなくなってしまった。
徹「だってさ、人間なんて高給取りでも税金でほとんど持ってかれるって聞いたし、高給取りも楽じゃないよな……仕事もミスできないって、俺じゃ無理無理……医者だって人の命持ってる。そんな金だけで決められることじゃない、公務員??確かにホワイトだけど、俺はもっと楽しそうな仕事に就く、ってことでパンダになる」
アース「……先輩、それはもう種族を超えてるのでパンダにはなれないですよ……」
徹「気にしなくていいの……パンダの着ぐるみ着るから……」
アース「もうそれは、着ぐるみの中の人でもやればいいのでは????」
先輩はパンダが好きらしく……本物のパンダとも触れ合いたいらしい……
先輩、そんなことしたら一生人間界には戻れませんよ……それでもいいんすか???先輩後先考えず行動をするからパンダになりたいって言っているのか……
俺は最後に先輩にこういった……
アース「無理っすね」
変な先輩、
俺はそう思った。
最初みかけたのは、そう、先輩が特大にコケたシーンだった。何故か何も無い所で盛大にコケて足を怪我して、そして手すりに頭をぶつける。不運な先輩とも思った。でもそんな先輩が面白くて……ずっと見てしまって、でも先輩はそんな俺に気づかず、ずっと笑っていた。周りからの好意も知らずにずっと愛想を振りまいて、そんな愛された先輩、何故か羨ましかった。俺は頑張ってんのに、なんであの先輩は愛されるんだ。俺の方が、絶対に……
そんなやましい感情があったから、屋上で先輩を見た時、俺は先輩に素っ気なく接した、それなのに先輩はおれのその態度なんてどうでもいい感じで、ずっと俺に話しかけてくる。、、
こいつは俺の思ってることなんて知らないくせに、知ったような口ぶりで話すからイライラが収まらなかった。でも、何故か惹き付けられるように、先輩の全てが気になってしまう。
徹「やっぱり、寝袋は俺の味方なんだよな。」
アース「なんすか、それ、、先輩っていつも何考えて過ごしてるか気になるっすね。」
徹「楽しいことと嬉しいこと、あとは、好きなことたくさん、、みんなそんな感じで一日過ごしてんじゃないの???」
アース「……勉強とか成績とか、家族のこととかは、考えないんすか」
先輩はキョトンとした表情をして俺を見る。なんだその顔、マヌケ面だな。
でも、なんか可愛い、チベットスナギツネみたいだな。
徹「おい、聞こえてんぞ」
アース「あ、すみません、チベットスナギツネ先輩」
徹「おいっ!?」
先輩は俺の方を見てなんで!?と言った表情をする。そんな所がチベットスナギツネにそっくりで俺はふいた。
徹「ん~でもなんで俺が成績や勉強のこと考えなきゃいけないの?????」
アース「将来のためでしょ、、医者になるとか、国会議員とか、公務員、そんな感じの職に着くために!!」
徹「俺の将来の夢は動物園のパンダになることなんだけど、、それでも勉強しなきゃだめ????」
先輩は将来、パンダみたいにチヤホヤされて餌もいっぱい与えられるパンダになりたかったらしい……
やっぱり先輩はおかしい、
なんでパンダなのか、謎である。
徹「だってパンダは見世物になるだけで歳とっても見た目あんま変わんないからずっと見世物になって簡単に餌食べれるじゃん、税金取られないし、なんならお金も要らない、そうゆうのが1番楽だから~、、だから今はパンダになる練習中~」
そう言ってどこから出したのか急にサトウキビを出し、急にもっもっと食べ始めた。
これがパンダの練習ってかそのサトウキビどこから出した????
疑問だらけで俺は先輩が何を考えてるのかわからなくなってしまった。
徹「だってさ、人間なんて高給取りでも税金でほとんど持ってかれるって聞いたし、高給取りも楽じゃないよな……仕事もミスできないって、俺じゃ無理無理……医者だって人の命持ってる。そんな金だけで決められることじゃない、公務員??確かにホワイトだけど、俺はもっと楽しそうな仕事に就く、ってことでパンダになる」
アース「……先輩、それはもう種族を超えてるのでパンダにはなれないですよ……」
徹「気にしなくていいの……パンダの着ぐるみ着るから……」
アース「もうそれは、着ぐるみの中の人でもやればいいのでは????」
先輩はパンダが好きらしく……本物のパンダとも触れ合いたいらしい……
先輩、そんなことしたら一生人間界には戻れませんよ……それでもいいんすか???先輩後先考えず行動をするからパンダになりたいって言っているのか……
俺は最後に先輩にこういった……
アース「無理っすね」
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