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4章:4歳になったらしい
30話:思い出せない夢
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家族と一緒にご飯を食べてお風呂に入って布団の中に入る。
うひゃあー!ベッドふっかふかあー!
疲れもとれそうだなー。
湖乃美ちゃん本当にどこで見たんだろう?
あんな子前世にいたら結構目に入るだろうし。
湖乃美ちゃんのことは気になるけれど身体が疲れていたのかすんなりと眠ることが出来た。
♔♕♖♗♘♙♚♛♜♝♞♟
「────────。」
誰かの声が聞こえる。
意識がだんだんと覚めてきて私は目を開けた。
私はしゃがんでいるようで草の感覚がする。
ちょうど私の視線の先は女の子と男の子が向かい合っている。
女の子は茶髪の髪を下ろして小花の髪がざりをつけた黄緑色の瞳をした可愛い女の子。
男の子は金髪のショートの少しくせっ毛な水色の瞳をしたイケメンな男の子。
大体、18歳くらいだと思う。
そんなふたりを見つめ(覗き見)ている私。
草から見つめ(覗き見)ている私に気づくことなく言葉を続ける。
「・・・・あの、礼央様お話とはなんでしょうか。」
緊張した面持ちで聞く女の子。
声はとても可愛らしい声をしている。
男の子の方は少し頬が赤く見える。
そして、男の子は女の子の近くへ行き片手をとって言った。
「・・・・こんなにそばにいたいと楽しいと思えた女性は初めてだ。俺は・・・・君のそばに永遠にいたい。湖乃美・・・俺と共に歩んではくれないか?」
丁度いい感じに風が吹く。
見つめ合う真っ赤な女の子と頬を赤く染めた男の子を風は優しく吹き抜ける。
・・・・・あ、あれ?この場面どこかで見たことがあるような・・・?
それに金髪くんも見覚えあるし・・・・。
うーーーーん・・・どこだっけ?思い出せそうなのにぃぃぃぃ!!!
・・・・・・・・・・・・・・・・ゲーム。
そうだ、ゲームだ!
でも、なんのゲームなんだろう。
乙女ゲームっていうのはわかるんだけど・・・・。
それに、なんでそんな光景が私の目の前で起こってるんだ?
それにそれに!私のしている行動もおかしい。
なんで草むらに隠れてこそこそ告白現場を見てるんだろう?
なにか意図はあるんだろうけど・・・分からない。
そもそもここはどこなんだ?
学校なのはわかるけど前世でいた学校より広いし綺麗だし。
・・・謎すぎる。
分かんないことだらけだよおおおお!!!
私が見ているのは乙女ゲームの一場面で私がいるのは学校で何故かこそこそと2人を見(覗い)てるし。
私自身何言ってるか分からないし。
・・・・・・・・・・・あれ?そう言えばさっきあの金髪くん女の子の事湖乃美って言ってなかった?
それに女の子の方今日あった湖乃美ちゃんの面影がある・・・・ような気がする。
私は頑張って頭をフル回転させる。
前世で得た知識をおー!私にー!今ー!プリーズ!
・・・・・・・いやー、こんなに頭を働かすことがなかったのがいけなかったんでしょうね。
おでこというか頭に熱を感じて頭が痛いです。
そのおかげで全然思い出せなかったよ!
・・・・よし!考えても出てこないなら考えないようにしよう!
あ、べ、別にめ、めめ面倒くさくなった訳じゃあないよ?うんうん!
前を見ると二人はいなくなっていた。
そう言えばどうなったんだろう?あの二人。
考えてたから何も聞いていなかった。
特に気にする必要も無いと思うし。
さてさて、そろそろ帰るとしましょうかね。
私は立ち上がり歩きだそうとした。
!?し、視線がいつもより高い!!
私は驚いて自分の手を見てみる。
「で、でかくなってる!!」
私の手はいつも見ている小さい手ではなく18歳くらいの手の大きさになっていた。
それにしても・・・・・広い学校だなー。
何度見ても大きいし広い学校だ。
学校の校舎もどこか見覚えがある。
こんなに見覚えあったりするのに思い出せないとは・・・・・屈辱すぎる!!
それに、まだ頭が痛いそれに体もだんだん重くなって視界もぐにゃんぐにゃんゆがんでいく。
あ、あれ?あれれれれ?ど、どうなってるのおおお!!
まだ、思い出せてないのにー!
そんな心の叫びは誰に届くことなく、私はそのまま意識を手放した。
うひゃあー!ベッドふっかふかあー!
疲れもとれそうだなー。
湖乃美ちゃん本当にどこで見たんだろう?
あんな子前世にいたら結構目に入るだろうし。
湖乃美ちゃんのことは気になるけれど身体が疲れていたのかすんなりと眠ることが出来た。
♔♕♖♗♘♙♚♛♜♝♞♟
「────────。」
誰かの声が聞こえる。
意識がだんだんと覚めてきて私は目を開けた。
私はしゃがんでいるようで草の感覚がする。
ちょうど私の視線の先は女の子と男の子が向かい合っている。
女の子は茶髪の髪を下ろして小花の髪がざりをつけた黄緑色の瞳をした可愛い女の子。
男の子は金髪のショートの少しくせっ毛な水色の瞳をしたイケメンな男の子。
大体、18歳くらいだと思う。
そんなふたりを見つめ(覗き見)ている私。
草から見つめ(覗き見)ている私に気づくことなく言葉を続ける。
「・・・・あの、礼央様お話とはなんでしょうか。」
緊張した面持ちで聞く女の子。
声はとても可愛らしい声をしている。
男の子の方は少し頬が赤く見える。
そして、男の子は女の子の近くへ行き片手をとって言った。
「・・・・こんなにそばにいたいと楽しいと思えた女性は初めてだ。俺は・・・・君のそばに永遠にいたい。湖乃美・・・俺と共に歩んではくれないか?」
丁度いい感じに風が吹く。
見つめ合う真っ赤な女の子と頬を赤く染めた男の子を風は優しく吹き抜ける。
・・・・・あ、あれ?この場面どこかで見たことがあるような・・・?
それに金髪くんも見覚えあるし・・・・。
うーーーーん・・・どこだっけ?思い出せそうなのにぃぃぃぃ!!!
・・・・・・・・・・・・・・・・ゲーム。
そうだ、ゲームだ!
でも、なんのゲームなんだろう。
乙女ゲームっていうのはわかるんだけど・・・・。
それに、なんでそんな光景が私の目の前で起こってるんだ?
それにそれに!私のしている行動もおかしい。
なんで草むらに隠れてこそこそ告白現場を見てるんだろう?
なにか意図はあるんだろうけど・・・分からない。
そもそもここはどこなんだ?
学校なのはわかるけど前世でいた学校より広いし綺麗だし。
・・・謎すぎる。
分かんないことだらけだよおおおお!!!
私が見ているのは乙女ゲームの一場面で私がいるのは学校で何故かこそこそと2人を見(覗い)てるし。
私自身何言ってるか分からないし。
・・・・・・・・・・・あれ?そう言えばさっきあの金髪くん女の子の事湖乃美って言ってなかった?
それに女の子の方今日あった湖乃美ちゃんの面影がある・・・・ような気がする。
私は頑張って頭をフル回転させる。
前世で得た知識をおー!私にー!今ー!プリーズ!
・・・・・・・いやー、こんなに頭を働かすことがなかったのがいけなかったんでしょうね。
おでこというか頭に熱を感じて頭が痛いです。
そのおかげで全然思い出せなかったよ!
・・・・よし!考えても出てこないなら考えないようにしよう!
あ、べ、別にめ、めめ面倒くさくなった訳じゃあないよ?うんうん!
前を見ると二人はいなくなっていた。
そう言えばどうなったんだろう?あの二人。
考えてたから何も聞いていなかった。
特に気にする必要も無いと思うし。
さてさて、そろそろ帰るとしましょうかね。
私は立ち上がり歩きだそうとした。
!?し、視線がいつもより高い!!
私は驚いて自分の手を見てみる。
「で、でかくなってる!!」
私の手はいつも見ている小さい手ではなく18歳くらいの手の大きさになっていた。
それにしても・・・・・広い学校だなー。
何度見ても大きいし広い学校だ。
学校の校舎もどこか見覚えがある。
こんなに見覚えあったりするのに思い出せないとは・・・・・屈辱すぎる!!
それに、まだ頭が痛いそれに体もだんだん重くなって視界もぐにゃんぐにゃんゆがんでいく。
あ、あれ?あれれれれ?ど、どうなってるのおおお!!
まだ、思い出せてないのにー!
そんな心の叫びは誰に届くことなく、私はそのまま意識を手放した。
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