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第5章 瀉血の刑
第32話 瀉血の末
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葵の場合、姉とは違いあまり気は強くないようだった。
髪を鷲掴みにし、何発か殴りつけたらすぐに静かになり、抵抗もしなくなった。
葵をガレージ上の自宅へと連れ戻し、自宅の部屋に監禁する。葵の手足を厳重に拘束し、身動き一つすらできないよう縛り上げる。
「なんで、お姉ちゃんをあんなに……」
拘束を終えた時、葵が怯えきった小さな声で囁く。
そこには混乱と恐怖と不安が混在しており、幼い葵のその身体はがたがたと震えていた。
「なんで? 茜の妹である君がそんなことも分からないのか……呆れるよ」
しかし、僕は葵の愚鈍さに頭を抱えるだけだ。茜の実妹でありながら、実姉の美しさ、尊さ……そして、それらを保全する事の重大性にすら気付いていないとは、愚の骨頂。呆れを通り越して怒りを覚える。
「君の姉である茜を、完璧かつ永遠の美に仕上げる為。そして、君には茜の実妹としてそれに協力してもらいたいだけさ」
だが、葵は所詮、茜の為の部品……その役目さえ終えてくれるのなら、その愚鈍にも目を瞑ろう。
「協力……? 嫌……いやっ……、帰して、帰してくだ……」
「……」
未だ部品と言う立場をわきまえない葵の腹部に、僕は思い切り爪先で蹴りを入れる。
柔らかな腹部に爪先が食い込み、葵は激しく咳き込む。
「っが……ぁ……っ!」
「元から君の許可など得ようとは思っていないよ。君はただ、その身体を巡る血を僕に差し出せば良いだけなのだから」
葵の意思など関係ない。力で蹂躙し、支配する。そうすれば弱者など簡単に手に入れられる。
茜の時のように……葵も同じように蹂躙し、支配すればいい。
そして、僕は僕自身の役目を着々と果たしていけば良いのだ。
「血……?」
「残念だが、茜の血は既に汚れていた。世俗の下劣な文化、知識、愚民に触れることで、本来ならば純潔だったはずの茜の血は……糞尿以下にまで汚されたのだ。だからこそ、まだ幼く、世俗の汚れが及びきっていない君の血を茜に注入してあげる必要があるんだ、分かるかい?」
葵はまだ幼い少女。世俗の穢れがまだ及びきっていない純潔の血を葵から抜き取り、それを茜に注ぐ。
茜を内側から浄化するためには、葵の血は不可欠なのだ。
「分かるわけ……ない……っ」
「所詮、君もその世俗の愚民の一人か。まぁ良い、血の清潔さには関係ない」
所詮は葵も僕の真意を読み取れぬ愚民。その純潔の血の持ち主でなければ、相手にすらしていない。
だが、現段階では大切な部品……パーツだ。価値がある。
そして、僕はその価値を改めて確かめるため、注射器を持ち出してその鋭い先端を葵の細く色白い太ももに押し込み、突き刺す。
「っぎ……ぃ……!」
自身の肉に注射器の針が深々と突き刺さり、葵は奥歯を噛みしめて痛みを堪える。
注射器の針が突き刺さった太ももからは、鮮血がどくどくと溢れ出している。
「い……ぃ……ッ!」
「ふん……良い紅色だ。それに、濁りも少なく香りも芳醇……やはり、君を選んで正解だった」
そして、僕は痛みに悶える葵に目もくれず、太ももの肉から溢れ出た血に舌を這わせ、その液体を舌先で味わう。
「味にも問題はない。そして、これで改めて理解できた……君の血こそ、茜に相応しい」
「いた……痛い……っ、よ……、は……ッ」
僕の言葉など、葵には届いていなかった。
「もう……っ、帰して……っ、血、あげた……あげた、から……ぁ!」
肩で荒々しく呼吸しながら、葵は泣き叫びながら僕に訴える。
だが、こんな程度で役目を終えたと思ってもらっては困る。
「馬鹿を言うな。人間一人の身体を巡る血……こんな微量で足りるわけがないだろう」
そして、僕は新たな注射器を取り出し、次は葵の腹部に容赦なく注射器の針を突き刺す。
葵の身体に気など遣う必要はない。そこから血さえ接種できればいいのだから。
「っぎぃ……! あ……」
深々と針の突き刺さった腹部から、強引に血を抜き取る。
注射器の中身が、徐々に深紅の液体で満たされていく様を、僕は見つめている。
「ほら、大好きなお姉ちゃんの為だ。君も本望だろう?」
その深紅の血が注射器の中に満ちていく光景は、とてつもなく美しかった。そ
髪を鷲掴みにし、何発か殴りつけたらすぐに静かになり、抵抗もしなくなった。
葵をガレージ上の自宅へと連れ戻し、自宅の部屋に監禁する。葵の手足を厳重に拘束し、身動き一つすらできないよう縛り上げる。
「なんで、お姉ちゃんをあんなに……」
拘束を終えた時、葵が怯えきった小さな声で囁く。
そこには混乱と恐怖と不安が混在しており、幼い葵のその身体はがたがたと震えていた。
「なんで? 茜の妹である君がそんなことも分からないのか……呆れるよ」
しかし、僕は葵の愚鈍さに頭を抱えるだけだ。茜の実妹でありながら、実姉の美しさ、尊さ……そして、それらを保全する事の重大性にすら気付いていないとは、愚の骨頂。呆れを通り越して怒りを覚える。
「君の姉である茜を、完璧かつ永遠の美に仕上げる為。そして、君には茜の実妹としてそれに協力してもらいたいだけさ」
だが、葵は所詮、茜の為の部品……その役目さえ終えてくれるのなら、その愚鈍にも目を瞑ろう。
「協力……? 嫌……いやっ……、帰して、帰してくだ……」
「……」
未だ部品と言う立場をわきまえない葵の腹部に、僕は思い切り爪先で蹴りを入れる。
柔らかな腹部に爪先が食い込み、葵は激しく咳き込む。
「っが……ぁ……っ!」
「元から君の許可など得ようとは思っていないよ。君はただ、その身体を巡る血を僕に差し出せば良いだけなのだから」
葵の意思など関係ない。力で蹂躙し、支配する。そうすれば弱者など簡単に手に入れられる。
茜の時のように……葵も同じように蹂躙し、支配すればいい。
そして、僕は僕自身の役目を着々と果たしていけば良いのだ。
「血……?」
「残念だが、茜の血は既に汚れていた。世俗の下劣な文化、知識、愚民に触れることで、本来ならば純潔だったはずの茜の血は……糞尿以下にまで汚されたのだ。だからこそ、まだ幼く、世俗の汚れが及びきっていない君の血を茜に注入してあげる必要があるんだ、分かるかい?」
葵はまだ幼い少女。世俗の穢れがまだ及びきっていない純潔の血を葵から抜き取り、それを茜に注ぐ。
茜を内側から浄化するためには、葵の血は不可欠なのだ。
「分かるわけ……ない……っ」
「所詮、君もその世俗の愚民の一人か。まぁ良い、血の清潔さには関係ない」
所詮は葵も僕の真意を読み取れぬ愚民。その純潔の血の持ち主でなければ、相手にすらしていない。
だが、現段階では大切な部品……パーツだ。価値がある。
そして、僕はその価値を改めて確かめるため、注射器を持ち出してその鋭い先端を葵の細く色白い太ももに押し込み、突き刺す。
「っぎ……ぃ……!」
自身の肉に注射器の針が深々と突き刺さり、葵は奥歯を噛みしめて痛みを堪える。
注射器の針が突き刺さった太ももからは、鮮血がどくどくと溢れ出している。
「い……ぃ……ッ!」
「ふん……良い紅色だ。それに、濁りも少なく香りも芳醇……やはり、君を選んで正解だった」
そして、僕は痛みに悶える葵に目もくれず、太ももの肉から溢れ出た血に舌を這わせ、その液体を舌先で味わう。
「味にも問題はない。そして、これで改めて理解できた……君の血こそ、茜に相応しい」
「いた……痛い……っ、よ……、は……ッ」
僕の言葉など、葵には届いていなかった。
「もう……っ、帰して……っ、血、あげた……あげた、から……ぁ!」
肩で荒々しく呼吸しながら、葵は泣き叫びながら僕に訴える。
だが、こんな程度で役目を終えたと思ってもらっては困る。
「馬鹿を言うな。人間一人の身体を巡る血……こんな微量で足りるわけがないだろう」
そして、僕は新たな注射器を取り出し、次は葵の腹部に容赦なく注射器の針を突き刺す。
葵の身体に気など遣う必要はない。そこから血さえ接種できればいいのだから。
「っぎぃ……! あ……」
深々と針の突き刺さった腹部から、強引に血を抜き取る。
注射器の中身が、徐々に深紅の液体で満たされていく様を、僕は見つめている。
「ほら、大好きなお姉ちゃんの為だ。君も本望だろう?」
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