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第12話 自壊の刑
第107話 魂の空腹
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「ふぅ……一先ず素材の調達は済んだか」
血と脂に濡れた鉈を投げ捨て、僕はゆっくりとガレージ内のソファーに腰を下ろす。
鉈一本で人間の四肢を切断するというのは、想像以上の重労働だ。
肉の脂と真っ赤な血を浴びながら、僕はひたすらにティエラの肉体へ鉈を振り下ろし続け、そして切断するに至った。
「ぁ……あ……ッ」
四肢を失い、達磨になったティエラは叫び声を上げる気力すら残っていなかった。
麻酔も無く四肢を切断される苦痛、恐怖、絶望……それらにより、当初の傲慢だったティエラの人格は完全に破壊されていた。
今や瀕死の家畜の様に、更なる苦痛と地獄に怯え、身体を震わせる事しか出来ない。
「ご苦労だった。一先ず両手足があればしばらく素材には困らないだろう。今はゆっくりと休んでいてくれ」
「ひ……ッ」
僕が髪を撫でたたけで、ティエラは目を見開き表情を大きく歪ませる。
ティエラから僕へと向けられる目線は、これまでのものとは全く異なるものであった。
「ティエラ、怖がる事は無い。これは、君を守る為の施しなんだ」
そして、僕は自殺の防止の為に丈夫な布をティエラの口内へ押し込む。
茜がそうした様に、舌でも噛み切られては面倒だし、茜の魂を呼び戻すまで、ティエラに死なれては困る。
その肉体の全てが塵になるまで、ティエラには従ってもらう無ければならない。
「んッ……ん……ぅ!」
ティエラが首を振り、抵抗するが僕は無理矢理に布を押し込み、そして頭の後ろで縛る。
そして、僕は耳元で静かにこう囁いた。
「言っておくが、死のうだなんて考えないでくれ。屍肉では無く、茜にはより新鮮な素材を与えたいんだ。分かるね?」
自身の血と脂に塗れた鉈を首筋に向け、その先端で皮膚に傷を付ける。
すると、ティエラの表情は再び恐怖に染まり、狂った様に頷いた。
僕の手により耐え難い地獄の苦痛を知ったティエラは、既に僕の従順な家畜に成り下がっていた。
「飲み込みが早くて助かる。流石は天才だ」
僕は皮肉混じりにそう呟きながらティエラの両手足の切断面を保護し、止血の手当てを済ませた。
そして、僕はティエラの切断した両手足を持ちガレージを出る。
向かう先は……自宅のキッチンだ。
手に入れた材料を『加工』し、より美しい形へも仕上げる為……僕は切断した両手足を抱えながら、階段をゆっくりと昇って行った。
「さて……」
キッチンに切断した両手足を並べ、僕はどのような『加工』を施すか考えを巡らせる。
いや、正確に言うのなら……どのように調理し、味付けを施し、摂取させるか……ティエラの肉体をどのような形『料理』へ仕上げるかという事だ。
「重要なのはここからだ。ただ、物質を流動食にして押し流すだけでは気品に欠ける。君も……無機質な流動食には良い加減に飽きただろう?」
キッチンで一人、空を漂う茜の魂へ向けて言葉を発するが、返答は無い。
「今までは粗末な食事で済まなかった。けれど、今日からは違う。少女から採取した新鮮な食材を用いた特別製の料理で、君を楽しませてみせよう。そうすれば……君の肉体にも再び潤いが取り戻されるはずだ」
そう、僕が行き着いた手段。それは、神秘が宿った少女の肉体を、美しい形へ加工し、調理し、茜の肉体へ与える事。
アルビノを殺し、食す事で儀式や呪術を行う様に、美しい少女の血肉を得れば茜の魂と肉体にも神秘が宿る。
そう考えた僕は……ティエラの肉体の全てを用いて、茜の魂の空腹を満たそうと考えたのだ。
血と脂に濡れた鉈を投げ捨て、僕はゆっくりとガレージ内のソファーに腰を下ろす。
鉈一本で人間の四肢を切断するというのは、想像以上の重労働だ。
肉の脂と真っ赤な血を浴びながら、僕はひたすらにティエラの肉体へ鉈を振り下ろし続け、そして切断するに至った。
「ぁ……あ……ッ」
四肢を失い、達磨になったティエラは叫び声を上げる気力すら残っていなかった。
麻酔も無く四肢を切断される苦痛、恐怖、絶望……それらにより、当初の傲慢だったティエラの人格は完全に破壊されていた。
今や瀕死の家畜の様に、更なる苦痛と地獄に怯え、身体を震わせる事しか出来ない。
「ご苦労だった。一先ず両手足があればしばらく素材には困らないだろう。今はゆっくりと休んでいてくれ」
「ひ……ッ」
僕が髪を撫でたたけで、ティエラは目を見開き表情を大きく歪ませる。
ティエラから僕へと向けられる目線は、これまでのものとは全く異なるものであった。
「ティエラ、怖がる事は無い。これは、君を守る為の施しなんだ」
そして、僕は自殺の防止の為に丈夫な布をティエラの口内へ押し込む。
茜がそうした様に、舌でも噛み切られては面倒だし、茜の魂を呼び戻すまで、ティエラに死なれては困る。
その肉体の全てが塵になるまで、ティエラには従ってもらう無ければならない。
「んッ……ん……ぅ!」
ティエラが首を振り、抵抗するが僕は無理矢理に布を押し込み、そして頭の後ろで縛る。
そして、僕は耳元で静かにこう囁いた。
「言っておくが、死のうだなんて考えないでくれ。屍肉では無く、茜にはより新鮮な素材を与えたいんだ。分かるね?」
自身の血と脂に塗れた鉈を首筋に向け、その先端で皮膚に傷を付ける。
すると、ティエラの表情は再び恐怖に染まり、狂った様に頷いた。
僕の手により耐え難い地獄の苦痛を知ったティエラは、既に僕の従順な家畜に成り下がっていた。
「飲み込みが早くて助かる。流石は天才だ」
僕は皮肉混じりにそう呟きながらティエラの両手足の切断面を保護し、止血の手当てを済ませた。
そして、僕はティエラの切断した両手足を持ちガレージを出る。
向かう先は……自宅のキッチンだ。
手に入れた材料を『加工』し、より美しい形へも仕上げる為……僕は切断した両手足を抱えながら、階段をゆっくりと昇って行った。
「さて……」
キッチンに切断した両手足を並べ、僕はどのような『加工』を施すか考えを巡らせる。
いや、正確に言うのなら……どのように調理し、味付けを施し、摂取させるか……ティエラの肉体をどのような形『料理』へ仕上げるかという事だ。
「重要なのはここからだ。ただ、物質を流動食にして押し流すだけでは気品に欠ける。君も……無機質な流動食には良い加減に飽きただろう?」
キッチンで一人、空を漂う茜の魂へ向けて言葉を発するが、返答は無い。
「今までは粗末な食事で済まなかった。けれど、今日からは違う。少女から採取した新鮮な食材を用いた特別製の料理で、君を楽しませてみせよう。そうすれば……君の肉体にも再び潤いが取り戻されるはずだ」
そう、僕が行き着いた手段。それは、神秘が宿った少女の肉体を、美しい形へ加工し、調理し、茜の肉体へ与える事。
アルビノを殺し、食す事で儀式や呪術を行う様に、美しい少女の血肉を得れば茜の魂と肉体にも神秘が宿る。
そう考えた僕は……ティエラの肉体の全てを用いて、茜の魂の空腹を満たそうと考えたのだ。
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