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番外編※マクシミリアンside2

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 花を踏みつぶしたりしないように、昂ぶり合った身体のまま彼女を抱えて、奥にある東屋へと向かう。
 東屋の椅子の上にテレーゼを座らせ、マクシミリアン自身はしゃがみこんだ。
 そっとドレッシーモーブのドレスの裾をたくしあげ、ぴたりと閉じていた両脚から下着を脱ぎ去った後、大きく開かせる。
 テレーゼは羞恥で林檎のように紅くなっていた。

「あんまり見ないでください……」

 開かれた脚の間では花弁の中に隠れた花肉が既に赤く充血して肥大していた。
 てらてらと光る粘膜の芯からは、愛蜜がとろとろと溢れ、脚の間を伝ってベンチを汚している。

「キスだけでこんなに溢れさせるなんて、感度が良いな……」

「そんなこと言わないでください」

 抗議は流して、誘って来る蜜腔へと彼は顔を近づけた。
 口づけの要領で、蜜穴へと舌の抽送運動を開始する。
 ぴちゃくちゅと水音が、コスモス畑の風の中に溶け込んでいく。

「ひあっ、あっ、あ、あっ、ダメ、そんなとこ……」

「ダメじゃなくて、気持ちが良いんだろう? 素直にならないと損をするぞ」

「いやっ……違うっ……」

 いつも以上に嗜虐的な気持ちが沸いたマクシミリアンは、そっとテレーゼから顔を離す。

「あ……」

 彼は舌なめずりをした後、くすりと笑った。
 本当は余裕はないが……昨晩とは違って、大人として余裕のある姿を今回は見せたい。

「テレーゼ、ほら素直になれ……」

「え……その……」

 彼女は頬を染め、そっぽを向きながら、もじもじと告げた。

「やめないでほしい、です」

「え? 聴こえないな」

「続きをしてください……あと、もうこれ以上は意地悪やめてください……! いつもの倍ぐらい意地悪なのはどうしてなんですか?」

 恥ずかしそうに訴えてくる妻が愛おしくてしょうがなかった。

「お前が可愛くてたまらないからに決まっているだろう?」

「ひえっ……!?」

「じゃあ、お言葉のままに――お姫様」

 そういうと彼が舌による愛撫を再開した。

「あっ……マクシムっ……あっ……ああっ……」

 充血しきった芽を食むと彼女は容易に達してしまう。

「ひゃあああんっ……」

 泉のごとく溢れた蜜を、彼がすかさず啜り上げた。
 絶頂を迎えて息も絶え絶えの彼女の全身が淡く色づいていて、マクシミリアンはたまらなく中に入り込んで犯したい衝動にかられた。
 内から欲望が湧き出て止まらない。

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