25 / 31
第3章 別れと旅立ち――白豚と龍帝――
24※☆
しおりを挟む「やあっ……天……ふあっ、ああっ、あっ、ああっ……」
しばらく、じゅぷじゅぷと出し入れをされている間に、またもや頭がぼんやりしてくる。
薄れる意識の中、龍の身体がこちらに迫ってきた。
そうして、驚くべき程巨大で肥大化した器官が――
――見えた瞬間、蘭花の失われかけた意識がはっと戻った。
「えっ、ちょっ、待っ……」
巨大な物体の先端からは、喜悦の雫が先走りしている。
ぬちゃりと巨魁の先端が、蘭花の潤んだ花弁の割れ目に添えられた。
「えっ、ちょっ……!」
まさか、このまま龍に純潔を奪われるのか――?
巨大なそれはぐちゃりと侵入してこようとする。
「やっ……待っ……」
蘭花の中に焦りが募る。
そうして、思わず叫んでいた。
「龍に純潔を奪われるぐらいなら、人間の天狼に純潔を捧げた方がマシ!!」
だが、構わず淫茎は膜を破ってこようとする。
ぎゅっと目を瞑った。
「龍の姿は、せめて二回目以降じゃないの!!!? 最初は人間の貴方が良いのよ、私は!!!!」
だが、次の瞬間――。
「ひゃあっ……!」
膜がぷつんと破られる。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
315
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる