【R18】四天の占星術士は、龍帝から不埒に愛される

「君の平穏を奪いに来たよ――私の花嫁――」

 龍華国の首都・花都からみて西にある貧しい農村に住む占術士・蘭花(らんふぁ)。
 近頃親を亡くし、一人でぼろ小屋に住んでいた彼女は、借金のかたに、白豚のような地方領主に嫁になるように迫られていた。
 そんな蘭花の前に、言動のおかしな行き倒れた髭面の男が現れる。髭をそったら綺麗な顔をした美丈夫の名は天狼(てんろう)と名乗った。
 最近の彼女の悩みである「満月が近づくと身体が火照って疼く」体質の解決方法を、自己陶酔の激しい(ナルシストな)天狼なら知っているという。
 地方領主の求婚と自身の体質をどうにかしたい蘭花は、天狼を小屋の中に招きいれる。
 彼の瞳を見ていると、逆らえない蘭花。

 幼い頃から彼女のことを知っているらしい彼の正体はいったい――?(タイトルに書いてます) 

 人外版ありの残念なイケメン龍帝(ナルシストな幼馴染)に、ちょっと気の強い美人主人公が花嫁として後宮に連れて行かれるまでの物語。

※R18には※、人外(龍)との性描写の際は☆
※3万字程度の短いお話。全体30話+閑話。
※2020年ムーンライトノベルズ様に投稿の完結作品に加筆修正しています。
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