断頭台から始まる不死の世界

 クソったれな世界でゴミカスのような彼の人生も、もうじき終わる――――。

「断頭台を上げろ――――ッ」

 腕を縄で結ばれ、見せ物台として建てられたステージに上がりゆく男。
 彼は一体、なにをしたのか?
 広場に集まった見物人たちは、その理由を知らない。
 ただ人々が集まっているから、人が集まったのか。
 滅多なことでは行われない、断頭台による公開処刑があることを聞きつけ人が集まったのか。

 だが、そんな事なんてどうでもいいのだ……。それがクソったれな世界というものだろう。
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