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05 家の方が本格的

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 『 ハーネスタイプのボンデージあるから、着て? 』

「 …………嗚呼 」

 料理を作ってる最中に、丁度良く茹でる時間が有るからこそ、メンズ用のボンデージを持ってくれば彼はエムと遊んでいた手を止めて、服を見てから静かに脱ぐ
 上着やら受け取り衣紋掛けにかけて、他のシャツや貴重品は持ってきたカゴの中に入れる 

 裸になった彼はベルトの付け方に苦戦してるために、それとなく手伝いつければ筋肉に合うベルトの姿に興奮を覚える

『 んー!やっぱり似合うねぇ。ちゃんと穴からチンポ出して、そそ~ 』

「 本当……好きなんだな… 」 

 股間に手を入れ穴から陰茎を出した彼の手首へと、同じ種類のベルトを付け、首輪を付けチェーンを伸ばし、片手に持っていた袋の中にある物を取り出す

『 うん!ちょっと勃起させて、リングつけていい? 』

「 嗚呼、いいが、変な気になる 」

『 なっていいよ。私も楽しいから! 』

 また、そう言う問題じゃないと呟いたけど知らない
 軽く陰茎に触れ緩く勃起させてから、丸い金属が6個付いたペニスリングを嵌めていく
 根元にリングの小さめ、中間に太め、そしてその上に小さめを嵌めれば彼の腰は揺れ、密かに眉を寄せる

「 キツい……先にトイレ貸してもらえば良かった… 」

『 フフッ、尿意は我慢しなきゃね。そのまま四つん這いになって 』

「 ……はぁ、こうか? 」 

『 うん、やっぱり狗ならこれを着けなきゃ 』

 丸い銀の玉が筋に当たるのだから痛くてキツいだろうね、でも射精されたり漏らされるのは嫌だからいいじゃん 
 これは店に無いから楽しいと、リングを嵌めた後に四つん這いにさせ、彼の髪色にあった黒い毛並みの付いた、アナルプラグを持つ
 それを見た瞬間に眉を寄せた彼は頭を下げ、腰を持ち上げる

「 はぁ……少し慣らしてくれ、一気にそのサイズは痛い…… 」

『 慣らす?そんな手間はかけるわけ無いじゃん。ほら、入れるよ~ 』 

「 っ……はっ、くっ……! 」

 先端が尖ってるのだからいれようと思えば出来るもの
 幅が2.8㎝あり長さが13㎝、そこそこ大きいよねって思いながらローションだけは穴に付け、軽く指で中へと押し込み、周りに付けてからアナルプラグを埋めていく
 
 ゆっくりと開いていくのが見え、メタルタイプのアナルプラグは締め付けても痛がらないから抜くことはない
 私の押し込む感覚に堪えるだけで、彼は息を詰め、時より吐いては全て咥えこんだ

『 フフッ、入ったよ~。いいねぇ、特注で尻尾が長く作ってるから本物っぽいよ 』

「 はぁ、尾てい骨から生える尻尾を……尻の穴からなんて……可笑しいだろ 」

『 そんな事ないよー。遊びだし。ほら、この部屋歩く時は四足歩行ね。それ以外は認めないから 』

 顔を後ろに向けて、尻を見る彼は私が離れた後に尻の孔に触れたりと違和感に悶えていた
 その姿が楽しくて、四つん這いで歩くのが嫌そうに俯いたまま停止してる彼を余所に、パスタが茹で終われば作っていたトマトソースと混ぜる

 「 一つ聞くが、他の奴にもしてるのか……? 」

『 するわけ無いじゃん。部屋に入れたのも黒狗が初めてだよ 』

「 そうか…… 」

 分かりやすく少し嬉しそうに笑みを溢したのが見えてこっちまで鼻で笑える
 趣味で集めてる器具を使うことなんて無いけど、店に持っていって向こう専用にはしたことある
 それでもやっぱり部屋でやりたかった為に、嫌そうにしながらも本気で嫌がらない彼に私も調子に乗る

『 ほら、ご飯が出来たよ。食べな? 』

「 っ……床でか…… 」

『 当たり前でしょ?狗なんだから、床で食べて、後……手を使うの無しね 』

 ミートボールのトマト煮スパゲッティ、10分以内に出来るために簡単だし、ミートボールとウインナーを切る事無く入れてるから面白い
 スパゲッティ用の白い容器に入れ、床へと置いてる私に彼は四つん這いになって歩いてくれば、軽く端を曲げ、腰を持ち上げたまま食べようとする

「 分かった……匂いはいいな…。ミートボールとウインナーは下ネタか……御前が好きそうだ…… 」

『 御前じゃなくて、ご主人様、それか女王様。分かった? 』

「 ん……ご主人様…… 」

 髪を掴み此方へと向かせれば、彼は眉を寄せて呟けば、その嫌がる顔を見ると身体は震える 
 手を離して頭を撫でれば、彼はミートボールかは歯を当てゆっくりと食べれば咀嚼し、飲み込む

「 うまい……。手料理なんて久々に食べる 」

『 そう、なら沢山食べて。私も食べるから 』

 横にあるテーブルに腰を下ろし、両手を合わせた後にフォークを持ち、スパゲッティを丸めて口へと含めば、インスタントよりちょっとランクは高い味に悪くないと思う

「 はぁ……食い辛い…… 」

『 フフッ……マズルが無いからブルドッグみたいに顔突っ込んで食べたら? 』

「 そうだな……それも悪くないか…… 」

 鼻先や前髪が汚れるのを覚悟で食べ始めた彼は両手が使えないことに苦戦しながらも、舌先を使い吸ったりして食べる
 顔を歩く上げ、咥内の奥へと入れようとする姿は狗らしく、獣耳を着ければ良かったかなって思うほど
 
 先に食べ終わった私は、その様子を眺めていれば案外お分かりを欲した彼に驚いて、残りを入れる

「 ん……ごちそうさま…… 」

『 よく食べたね。めちゃくちゃ汚れてるけど 』

「 はぁ……ご主人様。拭いてくれ 」

『 仕方無いな、いいよ 』

 ウェットティッシュを手に取り、顔を上げた彼の口元やら鼻先、頬やら前髪まで付いたトマトソースを拭き取れば、その間、目を閉じていた彼は終わってから瞳を開く

「 ん……ありがとうな 」

『 どういたしまして。エムと遊んでて、皿洗うから 』

「 俺がやるのに…… 」

『 狗は二足歩行出来ないでしょ 』

 皿の軽く汚れ流してから、食器洗い機に入れる程度の為に問題ないと放置して、彼は胡座を組み座っては、ボールを持ってきたエムと遊び始めた

 投げては取ってくるエムに、彼は軽く笑っては相手していた
 
 犬を嫌うような人じゃなくて安心する

『( 御風呂入れよう~ )』

 リビングから離れて風呂を洗ってから湯を入れる、ついでに泡風呂の元を注ぎ入れ放置してはリビングへと戻る

 エルは一人遊びをしていて、彼はスマホを持ち弄っていた

『 その格好でよく普通にスマホ弄れるよね 』

「 脱がしてはくれないだろ?諦めた 」

『 ……清々しくて、逆に褒めるよ 』

 普通なら恥ずかしい、恥ずかしくて興奮する、なんて有るだろうに  
 諦めて冷静になってる辺り、肝が座ってるような……
 まぁ、元々変な趣向の人だと思っていたから考えるのを止めてソファーに座れば 

 スマホを置いた彼は、四つん這いのまま歩いて来ては足元に座り膝へと頬を擦り寄せた

「 そうだろ……。他に、何をするんだ…… 」

『 特に考えてないから、撫でる 』

「 ん……そうか 」

 エルより大きな狗が出来たような感覚で、両手で頭を撫で回してたり、頬に触れていれば彼は目を閉じ受け入れる

 何故、嫌がらないの……その疑問を持ったまま求められて与える私には、私から与えることのやり方を知らない

 服を着せた、餌も与えた、頭も撫でた、なら次は何をする?
 鞭で叩く気にはなれず、撫でていた手を止めれば彼は目線を上げる

「 舐めていいか…… 」

『 へぇ?いいよ……イかせれたら凄いね。エル、ハウス 』

「 わふっ!! 」

 愛犬には見せれないと、エルをケージのある部屋に行くよう指示を出してから
 部屋が明るいまま、軽く股を開けば片手を膝に当てた彼は、犬が手を持ち上げる事の出来る範囲で触り、下着の上から舌先を当て周りから舐めていく

『 ちょっとは学習してきた? 』

「 あぁ……少しだけな…… 」

 脚を動かし、靴を脱ぎ、ストッキングを履いた爪先で股間へと触れ、ペニスリングの付いた陰茎に触れれば硬いのは分かる

『( 性欲には弱いくせに……ちゃんと我慢してるんだ )』

 客と言う立場を忘れる事無く、この陰茎を使うこともなく只快楽に堪えるのを見てると口角は上がる

『 直で舐めさせて上げる、ほら…… 』

片足を動かしスカートの中に手を入れ、下着を下ろし、そのまま爪先へと外してソファーの横に置けば、彼はすんっと鼻を鳴らしてから孔へと舌先を当てねっとりと舐める

「 ん……はぁ……ン…… 」

『 舐めて自分で感じてるなんて、分かってる?勝手に勃起するの許してないけど? 』

「 んぁ、すまない……ぁ、んんっ……分かってるから、そんな……弄らないでくれ…… 」

 頬を染めて、弄られる度に肩を震わせる彼の股間はキツいほどに勃起してペニスリングが痛そうな程に膨張してる
 だからこそ、痛みと舐めてる興奮で頭の思考が上手く回らないのだろ、舐めるのを止めて内腿に頬を擦り当て此方へと倒れ込む

『 そう言われると弄りたくなるんだー?脚で擦られるのどう? 』

「 あぁ、きもちいい、っ、……きもちいいけど、痛い……っ……リング、が……くっ…… 」

『 痛いのが好きなくせに、ドMの狗が 』

「 ぁ、あっ、ぐっ……はっ、ぁ、っ! 」

 ベルトやリングを好きになってるのは分かっていた
 我慢してから射精した後の、爽快感と脱力感がクセになるものは多い
 特に根っからのドMならこの焦らしがなんといっても好きなのだろ
 目を閉じたり、時より視線が重なれば虚ろの瞳は口角を上げて笑ってる私を見ては、腰を震わせる

「 あぁ、あっ、いっ、ぐっ……っ!! 」

『 締め付けて、イけなくて辛そうだねぇ~。そのまま御風呂行こうか。汚されたくないし 』

 下着を掴み、垂れ下がってる首輪に繋がるチェーンを持ち引っ張れば彼はそのまま四つん這いで歩いてくる
 時より立ち止まるのは、腰の痺れに堪えられないのだろ敢えて強く引っ張れば眉を寄せ、手と足を動かす

「 はぁ……風呂…… 」

『 アナルプラグは濡れたくないから一旦こっちは抜くね~ 』

「 っ!!ぁ、くっ…… 」

 丁度良く、湯も入ってるし洗うにはいいとアナルプラグから容赦なく抜けば彼は腰を震わせる
 少し体液が乾いたプラグは後からまた付けるために濡れない場所に置き首輪とチェーン以外のボンデージも外してやる

 ペニスリングを着けたまま風呂の中へと押し込めば、物は置き
 私も服を脱ぎ、バスタオルを身体に巻いては後を続く

『 そろそろ欲もおさまるでしょ?身体洗っていいよ 』

「 嗚呼……はぁ、分かった…… 」

 
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