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2022/1月

1/22 今日はセーラ。ついでにちょっとバーネット語り。

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 あからさまに!
 ワタシの嫌味が出てますが!
 今回はざまぁにしては薄味で。むしろサァラ/セーラの人怖部分が出てる感じで。

 つかまじ小公女って原作読むとですねえ、セーラ・クルーというキャラが大人から見るともの凄く嫌ーーな子なんですよ(笑)。
 いや、今時居たら、絶対いじめの対象になる。
 バーネットは小公子・小公女・秘密の花園の三作が代表作だけど、一番このセーラがやばいキャラだと思うね。
 小公子のセドリックは無邪気な善意をふりまくというのは同じなんだけど、いつまた庶民に戻ってもいいよー、って感じが好感持てる。
 秘密の花園のメアリとコリンとディコンは「友達」やれてるのが凄い。
 というか、まあ実際はディコンは一応コリンを若様扱いしているけどね。それでもメアリのことは友達扱いだし。
 そう、コリンは完全に貴族の若様で、メアリはその親戚、ディコンはそもそもコリンの家のハウスメイドの弟、という関係なんだよなー。
 とは言え、ディコンの姉のマーサはメアリに対しずけずけ言うし、マーサとディコンの母親のスーザン・ソワビーは家政婦のメドロック女史の学校時代の一目置いてる知り合いなんだよな。
 まあこの三人の友情は、メアリが何というか曖昧な立ち位置にあって緩衝材になっているから成立しているんだよなー、と英国メイド事情とか色々読んだ後では思うのでありましたよ。
 
  
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