伸ばしたこの手を掴むのは〜愛されない俺は番の道具〜
大きなお屋敷の蔵の中。
そこが俺の全て。
聞こえてくる子供の声、楽しそうな家族の音。
そんな音を聞きながら、今日も一日中をこのベッドの上で過ごすんだろう。
11年前、進路の決まっていなかった俺はこの柊家本家の長男である柊結弦さんから縁談の話が来た。由緒正しい家からの縁談に驚いたが、俺が18年を過ごした児童養護施設ひまわり園への寄付の話もあったので高校卒業してすぐに柊さんの家へと足を踏み入れた。
だが実際は縁談なんて話は嘘で、不妊の奥さんの代わりに子どもを産むためにΩである俺が連れてこられたのだった。
逃げないように番契約をされ、3人の子供を産んだ俺は番欠乏で1人で起き上がることもできなくなっていた。そんなある日、見たこともない人が蔵を訪ねてきた。
彼は、柊さんの弟だという。俺をここから救い出したいとそう言ってくれたが俺は・・・・・・
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ちょぼりさんご感想ありがとうございます!
涙まで流してくださったなんて嬉しい限りです!
kanさんご感想ありがとうございます!これからの過程を楽しみにしてもらえると嬉しいです!
私のことまで気遣っていただきありがとうございます!
ねず様、ご感想ありがとうございます!
泣いて読んでくださるなんて嬉しすぎます!!
実は私も書きながら泣いてます。
朝倉真琴様、いつもご感想ありがとうございます!!
これまで周りから大人っぽい子どもと見られてたけど、本当はママに甘えたい子供らしい子供なんです。
感想ありがとうございます!
タグの設定完全に忘れてまして、教えていただきありがとうございます!!
ハッピーエンドのお話です!
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