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【完結】探偵物語【甘め】
14*
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「好き、るい君。可愛い。好き」
先生は何度もそう繰り返した。
時には首筋に顔を埋めて、時にはキスの合間に、時には見下ろして目を合わせながら。
そんな熱烈に口説かれたら、羞恥心も薄れてきて全部委ねたくなってくる。
胸をまさぐっていた手のひらがゆっくりと脇腹を下って腰の真ん中に添えられた。
いや、そこはちょっと色々まずいんです。しかもあなたにビシャビシャにさせられたせいでパンツ穿いてないんです。
「勃ってる。可愛い。興奮してる?…それとも気持ちいい?」
両方です。とは言えず、目を逸らす。
ちょこっと乳首をいじられて、とろとろのキスをされただけでフル勃起。これは僕が童貞だからとかじゃなくて、先生が上手すぎるからだ。絶対。
誰にとも言えない言い訳をしていると先生の手がズボンのボタンを器用に外した。そのままファスナーのスライダーをすんなりと下ろす。
…脱ぐだけじゃなくて脱がすのも得意なんですね。その器用さ、朝の準備に役立てれません?
ちょっとモヤっとしたものを感じたけど、あれはあれで、先生可愛いんだよな。
…駄目だ。思考が完全に絆されてる。好き好き可愛い攻撃のせいだ。負けないぞ。
「せんせ、僕、がまんできない…」
これをされると男はきゅーんとなってうぐっとなってしまうんだ。ちなみにエッチな動画からの知識。いや、男がというより、主に僕がなんだけど。
うぐっとさせる予定で上目遣いで見上げると、先生の顔からすとんと色が抜けた。
無表情の、無言のまま先生の手がズボンにかかった。
「えっ」
止める間もなくズボンが一気に脱がされる。
膝のところで少し止まったけど、お構いなしにズボンをひっくり返しながら丸ごと剝かれた。子供がよくやってお母さんに怒られる脱ぎ方だ。
「それ、よくないよ。ぼく、そういうの興奮しちゃうから」
全部わかってるよ、みたいな顔しながら、ちょっと怒ったみたいに言って、先生の手が僕の性器をギュッと握り込む。突然急所を握り込まれてぐっと息が詰まる。
「優しくできなくなっちゃう」
そう言いながら、先生の手が性急に動き始めた。
「あっ!アッ!まって、ダメ!」
上下に激しく扱かれて、途端に襲ってきた快感に腰がきゅんと痺れた。
おかしい。これは想定外だ。なんで僕がうぐってなってきゅーんてされてるんだ。
「悪い子だね、ぼくのこと弄ぼうとしたんだ?」
バレてる。これはまずい。火に油を注いでしまった。それでその火の中に自分から飛び込んでしまった。夏の虫より絶望的な状況だ。
とぷとぷ溢れる先走りを使って、ぬめりを帯びた先生の手がどんどん早くなる。
くち!くちゅ!ぷちゅ!と濡れた音を立てて先生が性器を扱くにつれて、襲ってきた射精感に腰がざわざわと痺れた。
「あっ、ぁん!せんせっ、ごめんなさ…!ぁっ、ダメダメっ」
性急に快感を詰め込まれて、射精に向けて腰がカクカク跳ねる。
その腰を大きな手でぎゅっと抑え込んで、先生が意地悪く微笑んだ。
「我慢できないんでしょ?イかせてあげる」
そのまま、裏筋のところ、一番ゾクゾクするところを優しく扱かれて腰から首筋が痺れる。
腰を押さえつけられてるせいで快感が逃がせない。
制止も我慢も功をなさず、込み上げる射精感に合わせて性器がビクンと震えた。
「ひっ、あ、あっ!あ…、せんせぇ…」
今日は一回出してたせいか、それほど勢いはない。
とぷ、とろ、と精液が溢れ出して先生の手を汚す。
「…イッちゃったね。可愛い」
吐き出した精液を見せつけるように手のひらを広げて、先生は流れてきたそれをペロリと舐めた。
その表情はとんでもなく色っぽくて、出したばかりのはずなのに下腹がきゅんと痺れた。
先生は何度もそう繰り返した。
時には首筋に顔を埋めて、時にはキスの合間に、時には見下ろして目を合わせながら。
そんな熱烈に口説かれたら、羞恥心も薄れてきて全部委ねたくなってくる。
胸をまさぐっていた手のひらがゆっくりと脇腹を下って腰の真ん中に添えられた。
いや、そこはちょっと色々まずいんです。しかもあなたにビシャビシャにさせられたせいでパンツ穿いてないんです。
「勃ってる。可愛い。興奮してる?…それとも気持ちいい?」
両方です。とは言えず、目を逸らす。
ちょこっと乳首をいじられて、とろとろのキスをされただけでフル勃起。これは僕が童貞だからとかじゃなくて、先生が上手すぎるからだ。絶対。
誰にとも言えない言い訳をしていると先生の手がズボンのボタンを器用に外した。そのままファスナーのスライダーをすんなりと下ろす。
…脱ぐだけじゃなくて脱がすのも得意なんですね。その器用さ、朝の準備に役立てれません?
ちょっとモヤっとしたものを感じたけど、あれはあれで、先生可愛いんだよな。
…駄目だ。思考が完全に絆されてる。好き好き可愛い攻撃のせいだ。負けないぞ。
「せんせ、僕、がまんできない…」
これをされると男はきゅーんとなってうぐっとなってしまうんだ。ちなみにエッチな動画からの知識。いや、男がというより、主に僕がなんだけど。
うぐっとさせる予定で上目遣いで見上げると、先生の顔からすとんと色が抜けた。
無表情の、無言のまま先生の手がズボンにかかった。
「えっ」
止める間もなくズボンが一気に脱がされる。
膝のところで少し止まったけど、お構いなしにズボンをひっくり返しながら丸ごと剝かれた。子供がよくやってお母さんに怒られる脱ぎ方だ。
「それ、よくないよ。ぼく、そういうの興奮しちゃうから」
全部わかってるよ、みたいな顔しながら、ちょっと怒ったみたいに言って、先生の手が僕の性器をギュッと握り込む。突然急所を握り込まれてぐっと息が詰まる。
「優しくできなくなっちゃう」
そう言いながら、先生の手が性急に動き始めた。
「あっ!アッ!まって、ダメ!」
上下に激しく扱かれて、途端に襲ってきた快感に腰がきゅんと痺れた。
おかしい。これは想定外だ。なんで僕がうぐってなってきゅーんてされてるんだ。
「悪い子だね、ぼくのこと弄ぼうとしたんだ?」
バレてる。これはまずい。火に油を注いでしまった。それでその火の中に自分から飛び込んでしまった。夏の虫より絶望的な状況だ。
とぷとぷ溢れる先走りを使って、ぬめりを帯びた先生の手がどんどん早くなる。
くち!くちゅ!ぷちゅ!と濡れた音を立てて先生が性器を扱くにつれて、襲ってきた射精感に腰がざわざわと痺れた。
「あっ、ぁん!せんせっ、ごめんなさ…!ぁっ、ダメダメっ」
性急に快感を詰め込まれて、射精に向けて腰がカクカク跳ねる。
その腰を大きな手でぎゅっと抑え込んで、先生が意地悪く微笑んだ。
「我慢できないんでしょ?イかせてあげる」
そのまま、裏筋のところ、一番ゾクゾクするところを優しく扱かれて腰から首筋が痺れる。
腰を押さえつけられてるせいで快感が逃がせない。
制止も我慢も功をなさず、込み上げる射精感に合わせて性器がビクンと震えた。
「ひっ、あ、あっ!あ…、せんせぇ…」
今日は一回出してたせいか、それほど勢いはない。
とぷ、とろ、と精液が溢れ出して先生の手を汚す。
「…イッちゃったね。可愛い」
吐き出した精液を見せつけるように手のひらを広げて、先生は流れてきたそれをペロリと舐めた。
その表情はとんでもなく色っぽくて、出したばかりのはずなのに下腹がきゅんと痺れた。
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