そらっこと吾妻語り
大姫と開耶姫。共に源氏の血を引く二人の姫の恋物語。実在の歴史人物をモチーフにしつつ、改変した和風ファンタジーです。
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「たそがれ」は、江戸時代になるまでは「たそかれ」といい、「たそかれどき」の略でよく知られていた。夕暮れの人の顔の識別がつかない暗さになると誰かれとなく、「そこにいるのは誰ですか」「誰そ彼(誰ですかあなたは)」とたずねる頃合いという意味で日常会話でよく使われた。
今回の私の小説のテーマはこの黄昏である。
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誰そ彼と われをな問ひそ 九月の 露に濡れつつ 君待つわれそ」
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「平安時代には『うつほ物語』に「たそかれどき」の用例が現れ、さらに『源氏物語』に
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なおこの歌は、帖と登場人物の名「夕顔」の由来になった夕顔の歌への返歌である。
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この「そらっこと」は、好きなものを詰め合わせた結果、ごった煮になり、ファンタジーにも歴史にも入れてはいけない中途半端な小品ですが、なるべく楽しんでいただけるようにと思っております。他作品のキャラ違いが出たりして混乱させてしまってごめんなさい(^^;;
別物として軽やかにお付き合いいただけたら嬉しいです。