輝く樹木

 輝く樹木によってタイムスリップしていく中学生の少年の異次元体験を描いたミステリー長編小説です。陰湿ないじめが原因で登校拒否の藤村輝夫は、両親の真樹夫と萌子に連れられて、新居に移り住むことになる。真樹夫と萌子が計画していたのは、輝夫のためにフリースクールを始めることであった。真樹夫はそのために会社をリモート形態に変更した。
新居の家の庭には三本の樹があった。その三本の樹は日ごとに交代で光輝いた。日ごとにその光る色は違っていた。それぞれの樹が日ごとに光るたびに輝夫は過去の自分の中にタイムスリップしていくのであった。
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