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第110話 ヒロイン登場かも
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颯太、達也、和也、織田さんの4人をLV300まで引き上げ、当面D20以下のダンジョンでは問題なく討伐出来ると判断した俺は別行動を取る事にした。
4人共コアを宿しているので、コアと相談しながら上手くやっていけるだろう。
何故こんな決断をしたのかと言うと、深く関わりすぎると情が移って、自分の世界に帰るという決意が鈍るような気がしてきたんだ。
俺が一番大切な世界は、やはり自分の産まれた世界であって、この世界はこの世界の人たちの手で守っていくべきだと思う。
まぁ出来る限りの事はやるけどな。
でもそれには必要以上に深い繋がりを持つ事は、避けたいと思う。
颯太や達也たちにも、俺の気持ちを素直に伝え、取り敢えずは納得してもらった。
そして俺は、エルサレムに来た。
ここにはD13ダンジョンが出現している。
既にスタンピードを起こし周囲の街は廃墟となっているが、それでも人が全く居ないわけではない。
宗教を信じその教えに従って、生きて行く人達はとてつもなく逞しい。
襲ってくるモンスター達に対してゲリラ戦の様相で地下を掘って作り上げた、簡易的な基地から反撃を行う姿を見て、何が彼らをこの不毛な戦いに駆り立てるのだろうと思うが、生き抜くためだよな。
このままでは終わりがないだろうに。
G.OでD13の側に着陸し、周りに見えていたモンスターたちを雪と二人で殲滅した。
すると現地の子供たちが、隠れていた塹壕のような所から出てきた。
みんな痩せている。
俺は気になって聞いてみた。
「この塹壕には、子供たちだけなのか? 大人は何処へ行った」
「もうみんなモンスターに殺されたか逃げていった」
「何故君たちは逃げないんだ?」
「神が必ず救ってくれる。勇気のある戦いを行って死ねば、その魂は必ず幸せな世界に生まれ変われる」
あぁ宗教か……そんな根拠も無いことを当然の事として口にできる少年たちを見て虚《むな》しくなったが、少年少女達を見捨てることは、俺の選択肢には無い。
「俺の名前はOSAMUだ、お前の名前は?」
リーダーっぽい少年が答える。
「俺はノーム、後の五人は男三人がオリビア、デイビット、ヨセフ女二人がノアとシーラだ」
「そうか、取り敢えず飯を食え」アイテムボックスから大量の食べ物を出した。
「これは宗教の教えに反した食べ物じゃ無いのか?」
「俺にはそんな事わからないし、食べれる物を食べるなと言い、この状況になっても何もしてくれていない神などを信じる意味も無いと思うから、食べたくないなら勝手に餓死しろ。食べて体力を付けて、ここのモンスター達を倒し、生き抜いて行く気持ちのあるやつは俺が鍛えてやる」
少年たちはお互いの顔を見渡し、覚悟を決めたようで食べ物を食べ始めた。
一言も発さずに無心で食べている。
用意した大量の食べ物が無くなる頃には、自然と笑顔も出ていた。
「どうだ、うまかったか?」
「美味しかった、ありがとう」とお礼を言ってきた。
「それでいい。腹ペコのままじゃ戦えないからな。それじゃ早速ここのモンスター達を倒してお前たちの生活を取り戻すぞ」
ノーム達に、ダンジョン産の素材で作った武器と防具を与え装備させた。
早速ダンジョンに潜り俺と雪でどんどんモンスターを討伐して行き、階層を降りていく。
最終階層にたどり着き、マスターを倒した時には、それぞれ、LV100を超えるほどに成長していた。
ダンジョンの入口は消滅し、D13は俺がマスターとなって討伐を終えた。
「どうするノーム。この街を復興していくか? それとも俺と一緒に来るか? 世界は広いぞ。まだまだ世界中にあふれるモンスター達も沢山いる、今日である程度の力は身に付けたが、力を使いこなす経験が足りない、出来ればもう少し経験を積んだほうが、ここに戻るにしてもいいと思うぞ」
今度は悩む事もなく答えた。
「一緒に行けば、おいしい食事にはずっとありつけるのか?」
「勿論だ」
「だったら一緒に行く」
こうして少年少女達6人を連れて次の目的地に向かう事にした。
◇◆◇◆
日は少し遡って、2020年の8月15日、理がこの世界に現れた日
「あーパチンコ屋さんも無くなったし、ボートレース場も全部閉鎖になったからやる事が無いな。モンスター倒すのなんか怖くてできないからLVアップ出来ないし、俺どうしたら良いんだろ? 派遣の仕事も会社潰れちゃったから日雇いの防壁工事に行くしか無いなぁ」
恐ろしくヘタレなこの世界の理が居た。
そしてこの世界の日本ではDITもPUも絶対的な人数が不足しており、各防衛都市の防衛はPUから派遣された隊長が現地の希望者を募り、防衛都市毎の防衛団を率いて都市周辺の防衛を行っているに過ぎなかった。
外に溢れたモンスターは、定期的に統率された動きを見せ、防衛都市を襲ってくる。
そしてスタンピードに対応できる程の、防壁は整っていないのが現状だ。
理の世界のような、転移門で繋がった交通網も無く、航空機は襲われた場合のリスクが高すぎて、実質利用不可能、船舶も同じ状況だ。
各防衛都市間の移動はPUの警護部隊が付き添う形で、定期的な護送バスが行き交うだけである。
そんな中で一人の女性が、覚醒していた。
◇◆◇◆
私は今日豊橋防衛都市を襲ってきたスタンピードに都市防衛団の一員として参加していた。
毎回沢山の防衛団の方が亡くなる危険な仕事だ。
でも私達が頑張らないと、この街は簡単にモンスターに蹂躙されて無くなってしまう。
既に日本国内では全国で120箇所程の防衛都市があるだけで、人口は4000万人を下回っているらしい。
8000万人にも及ぶ犠牲者がでている。
農作物を育てる事も満足に出来ない現状では、遠からず破滅が訪れるのかも知れない。
でも必死で生き残る手段を探すの、それが人間として当たり前のことだと思うから。
その日のスタンピードは、今までにない大規模なものだった。
PUから派遣されている隊長の清水さんが、みんなの前に立ち話し始めた。
「今日は敵の規模が今までと段違いで多い、恐らくここの戦力では防ぎきれないかも知れない。
防衛隊の皆さんも、無理に参加しなくてもいいと伝えたいが、何の抵抗もせずに殺されるだけの決断を私は選ばない。一匹でも多くのモンスターを倒し、ここに暮らす人達の未来を繋げたい」
悲壮な決意の出動前の挨拶を行った。
あぁ私も今日で人生が終わっちゃうかもな、せめて一度は結婚して、子供も産みたかったな。
とも思ったが、モンスター達は目前に迫っている。
防壁の上からの攻撃も開始された。
しかし銃火器からの攻撃では、モンスターに対して有効な攻撃手段にならないことは解っている。
清水隊長が「討って出る」と告げ入り口が開かれた。
1000人規模の防衛団員が外に出るとすぐに門は閉ざされた。
眼前に広がる光景は、圧倒的な数のモンスターの群れだ「あぁ終わっちゃった」私はその光景を目の当たりにすると、体中から力が抜けた。
でも、次の瞬間私達を取り囲むように結界が展開された。
その直後に上空から大量の光の矢が降り注ぐ、その光景を目の当たりにした時に、私の記憶は途切れた。
◇◆◇◆
「佐千原さん」
と、呼びながら私の頬を叩く人が居た。
女性の顔を叩くなんてなんて失礼な人なんだろうと思いながら目が醒めた。
あれ? ここはどこ? ぁ、夢の中だ。
まだ私は夢を見ていたのか。
「あぁ良かった気がついたね。いきなり倒れ込んじゃったから、心配したんだよ」
この人は、私の記憶に名前がある向井さんだ。
同じ地区に住んでいた一人暮らしのおばあちゃんだった。
でも私の記憶にあるより、若く感じる。
でも夢じゃないの? 取り敢えず私はトイレに行った。
鏡を見るとたしかに私だ。
でもかっこが戦闘服のようなものを着ている。
やっぱり最近の夢の中に現れてた世界みたいだ。
どうしようこの状況を、さっき見た後ろ姿。
岩崎さんで間違いないと思う。
彼ならこの状況が解るかも知れない。
探すしか無いか。
この世界の私は、どうやら柄にも無くモンスターと戦う生活を選択していたようだ。
【ステータスオープン】
佐千原棗(23)♀ 1997/11/11
LV 15
JOB 黒魔術師LV8
白魔術師LV8
薬師 LV3
攻撃力 15
防御力 15
敏捷性 15
精神力 23
知力 23
運 18
スキル無し
あー結構弱いかも、向こうの世界での私は、そこそこ休日にダンジョンに潜ったりしてたからLVも30以上はあったし、この世界だとどうなんだろ? 状況的に凄く酷い感じがしちゃう。
向井さんのもとに戻った。
「あの向井さん、岩崎さんって何処にいるか解りますか?」
「岩崎って、あの私の家の向かいに住んでる働きもしないでゴロゴロしてる人だよね? 家に居るんじゃないの? でも佐千原さんみたいなお嬢さんが一人で行くと、襲われてしまうかも知れないよ? 会いに行くなら私が一緒に行って上げるわよ」
どうやら、この世界の岩崎さんは、凄いダメ人間に思われてるようだ。
でもヒントはそこにしか無い筈。
向井さんに頼んで一緒に行って貰う事にした。
4人共コアを宿しているので、コアと相談しながら上手くやっていけるだろう。
何故こんな決断をしたのかと言うと、深く関わりすぎると情が移って、自分の世界に帰るという決意が鈍るような気がしてきたんだ。
俺が一番大切な世界は、やはり自分の産まれた世界であって、この世界はこの世界の人たちの手で守っていくべきだと思う。
まぁ出来る限りの事はやるけどな。
でもそれには必要以上に深い繋がりを持つ事は、避けたいと思う。
颯太や達也たちにも、俺の気持ちを素直に伝え、取り敢えずは納得してもらった。
そして俺は、エルサレムに来た。
ここにはD13ダンジョンが出現している。
既にスタンピードを起こし周囲の街は廃墟となっているが、それでも人が全く居ないわけではない。
宗教を信じその教えに従って、生きて行く人達はとてつもなく逞しい。
襲ってくるモンスター達に対してゲリラ戦の様相で地下を掘って作り上げた、簡易的な基地から反撃を行う姿を見て、何が彼らをこの不毛な戦いに駆り立てるのだろうと思うが、生き抜くためだよな。
このままでは終わりがないだろうに。
G.OでD13の側に着陸し、周りに見えていたモンスターたちを雪と二人で殲滅した。
すると現地の子供たちが、隠れていた塹壕のような所から出てきた。
みんな痩せている。
俺は気になって聞いてみた。
「この塹壕には、子供たちだけなのか? 大人は何処へ行った」
「もうみんなモンスターに殺されたか逃げていった」
「何故君たちは逃げないんだ?」
「神が必ず救ってくれる。勇気のある戦いを行って死ねば、その魂は必ず幸せな世界に生まれ変われる」
あぁ宗教か……そんな根拠も無いことを当然の事として口にできる少年たちを見て虚《むな》しくなったが、少年少女達を見捨てることは、俺の選択肢には無い。
「俺の名前はOSAMUだ、お前の名前は?」
リーダーっぽい少年が答える。
「俺はノーム、後の五人は男三人がオリビア、デイビット、ヨセフ女二人がノアとシーラだ」
「そうか、取り敢えず飯を食え」アイテムボックスから大量の食べ物を出した。
「これは宗教の教えに反した食べ物じゃ無いのか?」
「俺にはそんな事わからないし、食べれる物を食べるなと言い、この状況になっても何もしてくれていない神などを信じる意味も無いと思うから、食べたくないなら勝手に餓死しろ。食べて体力を付けて、ここのモンスター達を倒し、生き抜いて行く気持ちのあるやつは俺が鍛えてやる」
少年たちはお互いの顔を見渡し、覚悟を決めたようで食べ物を食べ始めた。
一言も発さずに無心で食べている。
用意した大量の食べ物が無くなる頃には、自然と笑顔も出ていた。
「どうだ、うまかったか?」
「美味しかった、ありがとう」とお礼を言ってきた。
「それでいい。腹ペコのままじゃ戦えないからな。それじゃ早速ここのモンスター達を倒してお前たちの生活を取り戻すぞ」
ノーム達に、ダンジョン産の素材で作った武器と防具を与え装備させた。
早速ダンジョンに潜り俺と雪でどんどんモンスターを討伐して行き、階層を降りていく。
最終階層にたどり着き、マスターを倒した時には、それぞれ、LV100を超えるほどに成長していた。
ダンジョンの入口は消滅し、D13は俺がマスターとなって討伐を終えた。
「どうするノーム。この街を復興していくか? それとも俺と一緒に来るか? 世界は広いぞ。まだまだ世界中にあふれるモンスター達も沢山いる、今日である程度の力は身に付けたが、力を使いこなす経験が足りない、出来ればもう少し経験を積んだほうが、ここに戻るにしてもいいと思うぞ」
今度は悩む事もなく答えた。
「一緒に行けば、おいしい食事にはずっとありつけるのか?」
「勿論だ」
「だったら一緒に行く」
こうして少年少女達6人を連れて次の目的地に向かう事にした。
◇◆◇◆
日は少し遡って、2020年の8月15日、理がこの世界に現れた日
「あーパチンコ屋さんも無くなったし、ボートレース場も全部閉鎖になったからやる事が無いな。モンスター倒すのなんか怖くてできないからLVアップ出来ないし、俺どうしたら良いんだろ? 派遣の仕事も会社潰れちゃったから日雇いの防壁工事に行くしか無いなぁ」
恐ろしくヘタレなこの世界の理が居た。
そしてこの世界の日本ではDITもPUも絶対的な人数が不足しており、各防衛都市の防衛はPUから派遣された隊長が現地の希望者を募り、防衛都市毎の防衛団を率いて都市周辺の防衛を行っているに過ぎなかった。
外に溢れたモンスターは、定期的に統率された動きを見せ、防衛都市を襲ってくる。
そしてスタンピードに対応できる程の、防壁は整っていないのが現状だ。
理の世界のような、転移門で繋がった交通網も無く、航空機は襲われた場合のリスクが高すぎて、実質利用不可能、船舶も同じ状況だ。
各防衛都市間の移動はPUの警護部隊が付き添う形で、定期的な護送バスが行き交うだけである。
そんな中で一人の女性が、覚醒していた。
◇◆◇◆
私は今日豊橋防衛都市を襲ってきたスタンピードに都市防衛団の一員として参加していた。
毎回沢山の防衛団の方が亡くなる危険な仕事だ。
でも私達が頑張らないと、この街は簡単にモンスターに蹂躙されて無くなってしまう。
既に日本国内では全国で120箇所程の防衛都市があるだけで、人口は4000万人を下回っているらしい。
8000万人にも及ぶ犠牲者がでている。
農作物を育てる事も満足に出来ない現状では、遠からず破滅が訪れるのかも知れない。
でも必死で生き残る手段を探すの、それが人間として当たり前のことだと思うから。
その日のスタンピードは、今までにない大規模なものだった。
PUから派遣されている隊長の清水さんが、みんなの前に立ち話し始めた。
「今日は敵の規模が今までと段違いで多い、恐らくここの戦力では防ぎきれないかも知れない。
防衛隊の皆さんも、無理に参加しなくてもいいと伝えたいが、何の抵抗もせずに殺されるだけの決断を私は選ばない。一匹でも多くのモンスターを倒し、ここに暮らす人達の未来を繋げたい」
悲壮な決意の出動前の挨拶を行った。
あぁ私も今日で人生が終わっちゃうかもな、せめて一度は結婚して、子供も産みたかったな。
とも思ったが、モンスター達は目前に迫っている。
防壁の上からの攻撃も開始された。
しかし銃火器からの攻撃では、モンスターに対して有効な攻撃手段にならないことは解っている。
清水隊長が「討って出る」と告げ入り口が開かれた。
1000人規模の防衛団員が外に出るとすぐに門は閉ざされた。
眼前に広がる光景は、圧倒的な数のモンスターの群れだ「あぁ終わっちゃった」私はその光景を目の当たりにすると、体中から力が抜けた。
でも、次の瞬間私達を取り囲むように結界が展開された。
その直後に上空から大量の光の矢が降り注ぐ、その光景を目の当たりにした時に、私の記憶は途切れた。
◇◆◇◆
「佐千原さん」
と、呼びながら私の頬を叩く人が居た。
女性の顔を叩くなんてなんて失礼な人なんだろうと思いながら目が醒めた。
あれ? ここはどこ? ぁ、夢の中だ。
まだ私は夢を見ていたのか。
「あぁ良かった気がついたね。いきなり倒れ込んじゃったから、心配したんだよ」
この人は、私の記憶に名前がある向井さんだ。
同じ地区に住んでいた一人暮らしのおばあちゃんだった。
でも私の記憶にあるより、若く感じる。
でも夢じゃないの? 取り敢えず私はトイレに行った。
鏡を見るとたしかに私だ。
でもかっこが戦闘服のようなものを着ている。
やっぱり最近の夢の中に現れてた世界みたいだ。
どうしようこの状況を、さっき見た後ろ姿。
岩崎さんで間違いないと思う。
彼ならこの状況が解るかも知れない。
探すしか無いか。
この世界の私は、どうやら柄にも無くモンスターと戦う生活を選択していたようだ。
【ステータスオープン】
佐千原棗(23)♀ 1997/11/11
LV 15
JOB 黒魔術師LV8
白魔術師LV8
薬師 LV3
攻撃力 15
防御力 15
敏捷性 15
精神力 23
知力 23
運 18
スキル無し
あー結構弱いかも、向こうの世界での私は、そこそこ休日にダンジョンに潜ったりしてたからLVも30以上はあったし、この世界だとどうなんだろ? 状況的に凄く酷い感じがしちゃう。
向井さんのもとに戻った。
「あの向井さん、岩崎さんって何処にいるか解りますか?」
「岩崎って、あの私の家の向かいに住んでる働きもしないでゴロゴロしてる人だよね? 家に居るんじゃないの? でも佐千原さんみたいなお嬢さんが一人で行くと、襲われてしまうかも知れないよ? 会いに行くなら私が一緒に行って上げるわよ」
どうやら、この世界の岩崎さんは、凄いダメ人間に思われてるようだ。
でもヒントはそこにしか無い筈。
向井さんに頼んで一緒に行って貰う事にした。
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