二番目にキスしてくれた人

「キスしてくれませんか?」

彼のその言葉は、嘘のように響くのに、確実に私の心の何かに触れた。

「したらどうなるの?」  

私の問いかけに彼が答える。

「幸せになる」

私は抑揚のない声で願望を口にする。

「幸せになりたい」

そうして私は彼にキスをした。

それが私と彼の始まり。


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