愛し愛され愛を知る【完】

訳あって行く宛ても仕事も無い神宮寺 真彩に救いの手を差し伸べたのは、国内で知らない者はいない程の大企業を経営しているインテリヤクザで鬼龍組組長でもある鬼龍 理仁。

住み込み家政婦として高額な月収で雇われた真彩には四歳になる息子の悠真がいる。

悠真と二人で鬼龍組の屋敷に身を置く事になった真彩は毎日懸命に家事をこなし、理仁は勿論、組員たちとの距離も縮めていく。

特に危険もなく、落ち着いた日々を過ごしていた真彩の前に一人の男が現れた事で、真彩は勿論、理仁の生活も一変する。

そして、その男の存在があくまでも主人と家政婦という関係だった二人の関係を大きく変えていく――


これは、常に危険と隣り合わせで悲しませる相手を作りたくないと人を愛する事を避けてきた男と、大切なモノを守る為に自らの幸せを後回しにしてきた女が『生涯を共にしたい』と思える相手に出逢い、恋に落ちる物語。


☆表紙イラストはめぐ。様よりフリーのものを。レイティング設定してありますが、軽いもので過度な表現はありません。

※ 極道モノは初めてゆえ、おかしな点もあるかと思いますが、この小説はあくまでもフィクションですので、その事を踏まえてお読みいただければと思います。また、実在の人物・団体等とは一切関係ありません。

※過去に一度掲載していましたが設定などを多少変更したので上げ直しです。他サイト様では完結済。
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