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第三十四章 三年生
千五百八話 現地調査です
王城の陛下の執務室に到着すると、既に陛下とルーカスお兄様がスタンバイしていました。
早速、お二人を連れてオカネダイスキー伯爵家の屋敷に向かいます。
「報告を見たが、稀に見る悪質な違反だな。こんなに贅沢をして、一体何の意味があるのか」
「久々に現場を見ないといけないと思っていたが、まさかこんな酷いことになっているとは」
屋敷に入るなり、陛下とルーカルお兄様は思わず呆れ返ってしまいました。
しかし、これはまだ序の口です。
執務室に入ると、これまたびっくりする光景が広がっていました。
「証拠品の数々と、私欲で得た金品を集めています。キチンと鑑定して確認していますし、これでもスラちゃんとポッキーが定期的に軍の施設へ運んでいます」
「「これでか……」」
テーブルの上にどっさりと置かれている証拠品や金品の山に、陛下とルーカルお兄様は思わず閉口してしまいました。
確かに、どう見てもおかしいレベルの金品が置かれていますね。
そして、マジカルラット部隊に混じってミカエルとサンディもよく動いていました。
「キュッ」
「そうか、二人ともよく動いていたのか。良いことだ」
ルーカルお兄様は自身のマジカルラットであるオリオンから報告を聞いていたけど、他の人の目から見てもミカエルとブリットは良くやったらしい。
何と、ミカエルが歯向かってきたオカネダイスキー伯爵をぶっ飛ばしたという。
これは、結構な功績になりそうです。
「キュッ」
「そうか。証拠品の押収だけで、夕方までかかるのか。無理をせずに、気をつけてやるんだそ」
「キュッ!」
ルーカスお兄様は、オリオンにあれこれ指示を出していました。
ティナおばあさま、ミカエル、ブリットも昼食を食べないといけないので、休憩を兼ねて王城の食堂に向かう事にしました。
「うー、リズなら直ぐに色々な物を見つけられるのに……」
食堂にはリズ達もいて、未だにブーブーと文句を言っていました。
でも、こればかりは仕方ないですね。
「リズが証拠品探しが得意なのを知っているけど、何でもかんでもリズがやる訳にはいかないでしょ。現に僕達は学園生なんだし、ミカエルもブリットも貴重な経験ができる機会なんだから」
「それはそうなんだけどね……」
リズは僕の言いたいことが分かるので、何とも複雑な表情をしていました。
まあ、リズの場合は公務が待っているんだけどね。
ところが、その公務も少し変更することになりました。
「式典の参加者に、オカネダイクキー伯爵家とその一派がいるんだって。たから、表彰の基準が変わるから懇親会になるって」
「懇親会も大変なんだよ。それに、婚約の件で絶対に話が出てくるんだもん」
リズは、まだまだブーブーと言っていました。
式典は延期になるけど、またやるのは間違いなさそうです。
という事で、午後も頑張っていきましょう。
「えっと、プールした資金で贈収賄をしていた別の貴族と、おこぼれにあずかった貴族も捕まっているんですね」
「どの程度の関与かによるが、そこそこの罰は免れないだろう。いずれにせよ、アレク達の結婚式には不参加だ」
捕まっている貴族を整理しているけど、やはりというか芋づる式に捕まっています。
もしかしたら、似たような事例を探せば更に貴族が捕まるかもしれません。
「いずれにせよ、貴族主義勢力の連中だ。捕まったとしても、たいした影響はないだろう」
自分が良ければ良いみたいな貴族なので、職場でも横柄な態度を取っていたみたいです。
今年はまだ王城内のチェックをしていないけど、オカネダイスキー伯爵は昨年まで地方にいたそうです。
「今年は、ルカ達に王城内のチェックをやらせるとしよう。勿論、ミカエル達も連れて行く」
「こういうのは、早めにやった方がいい。式典以外の日で動くように、スケジュールしよう」
今回の事件を受けて、陛下だけでなくルーカスお兄様も早急に対応すると宣言しました。
更に、マジカルラット部隊も王城内を調べる事になりました。
ルカちゃん達には、オヤツの時間に話をする事になりました。
「エリが、悪い人を全部捕まえるよ!」
「ぼくもー!」
あっ、エリちゃんだけでなくハーデスちゃんまで元気よく手を上げちゃった。
うーん、何人か保護者をつけないと危ないね。
駄目というと、大泣きしちゃいそうだし。
ちびっ子達には、お姉さんであるメイちゃんとリラちゃんがつくことになりました。
こうして、忙しい午後も何とかおわりました。
「ギャウ……」
「はいはい、よく頑張ったわ」
「ギャウ……」
そして、懇親会の一番人気は何故かショコラでした。
珍しいレッドドラゴンの幼体というのもあり、ご婦人達に囲まれちゃったそうです。
疲れちゃったのもあり、サンディに抱きついてもの凄く甘えていますね。
お陰で、リズとエレノアへの負担は少なかったそうです。
早速、お二人を連れてオカネダイスキー伯爵家の屋敷に向かいます。
「報告を見たが、稀に見る悪質な違反だな。こんなに贅沢をして、一体何の意味があるのか」
「久々に現場を見ないといけないと思っていたが、まさかこんな酷いことになっているとは」
屋敷に入るなり、陛下とルーカルお兄様は思わず呆れ返ってしまいました。
しかし、これはまだ序の口です。
執務室に入ると、これまたびっくりする光景が広がっていました。
「証拠品の数々と、私欲で得た金品を集めています。キチンと鑑定して確認していますし、これでもスラちゃんとポッキーが定期的に軍の施設へ運んでいます」
「「これでか……」」
テーブルの上にどっさりと置かれている証拠品や金品の山に、陛下とルーカルお兄様は思わず閉口してしまいました。
確かに、どう見てもおかしいレベルの金品が置かれていますね。
そして、マジカルラット部隊に混じってミカエルとサンディもよく動いていました。
「キュッ」
「そうか、二人ともよく動いていたのか。良いことだ」
ルーカルお兄様は自身のマジカルラットであるオリオンから報告を聞いていたけど、他の人の目から見てもミカエルとブリットは良くやったらしい。
何と、ミカエルが歯向かってきたオカネダイスキー伯爵をぶっ飛ばしたという。
これは、結構な功績になりそうです。
「キュッ」
「そうか。証拠品の押収だけで、夕方までかかるのか。無理をせずに、気をつけてやるんだそ」
「キュッ!」
ルーカスお兄様は、オリオンにあれこれ指示を出していました。
ティナおばあさま、ミカエル、ブリットも昼食を食べないといけないので、休憩を兼ねて王城の食堂に向かう事にしました。
「うー、リズなら直ぐに色々な物を見つけられるのに……」
食堂にはリズ達もいて、未だにブーブーと文句を言っていました。
でも、こればかりは仕方ないですね。
「リズが証拠品探しが得意なのを知っているけど、何でもかんでもリズがやる訳にはいかないでしょ。現に僕達は学園生なんだし、ミカエルもブリットも貴重な経験ができる機会なんだから」
「それはそうなんだけどね……」
リズは僕の言いたいことが分かるので、何とも複雑な表情をしていました。
まあ、リズの場合は公務が待っているんだけどね。
ところが、その公務も少し変更することになりました。
「式典の参加者に、オカネダイクキー伯爵家とその一派がいるんだって。たから、表彰の基準が変わるから懇親会になるって」
「懇親会も大変なんだよ。それに、婚約の件で絶対に話が出てくるんだもん」
リズは、まだまだブーブーと言っていました。
式典は延期になるけど、またやるのは間違いなさそうです。
という事で、午後も頑張っていきましょう。
「えっと、プールした資金で贈収賄をしていた別の貴族と、おこぼれにあずかった貴族も捕まっているんですね」
「どの程度の関与かによるが、そこそこの罰は免れないだろう。いずれにせよ、アレク達の結婚式には不参加だ」
捕まっている貴族を整理しているけど、やはりというか芋づる式に捕まっています。
もしかしたら、似たような事例を探せば更に貴族が捕まるかもしれません。
「いずれにせよ、貴族主義勢力の連中だ。捕まったとしても、たいした影響はないだろう」
自分が良ければ良いみたいな貴族なので、職場でも横柄な態度を取っていたみたいです。
今年はまだ王城内のチェックをしていないけど、オカネダイスキー伯爵は昨年まで地方にいたそうです。
「今年は、ルカ達に王城内のチェックをやらせるとしよう。勿論、ミカエル達も連れて行く」
「こういうのは、早めにやった方がいい。式典以外の日で動くように、スケジュールしよう」
今回の事件を受けて、陛下だけでなくルーカスお兄様も早急に対応すると宣言しました。
更に、マジカルラット部隊も王城内を調べる事になりました。
ルカちゃん達には、オヤツの時間に話をする事になりました。
「エリが、悪い人を全部捕まえるよ!」
「ぼくもー!」
あっ、エリちゃんだけでなくハーデスちゃんまで元気よく手を上げちゃった。
うーん、何人か保護者をつけないと危ないね。
駄目というと、大泣きしちゃいそうだし。
ちびっ子達には、お姉さんであるメイちゃんとリラちゃんがつくことになりました。
こうして、忙しい午後も何とかおわりました。
「ギャウ……」
「はいはい、よく頑張ったわ」
「ギャウ……」
そして、懇親会の一番人気は何故かショコラでした。
珍しいレッドドラゴンの幼体というのもあり、ご婦人達に囲まれちゃったそうです。
疲れちゃったのもあり、サンディに抱きついてもの凄く甘えていますね。
お陰で、リズとエレノアへの負担は少なかったそうです。
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