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第三十四章 三年生
千五百十二話 サンディの屋敷にいたのは?
翌日の放課後、僕達は王都にあるロンカーク伯爵家の屋敷に向かいました。
今回はちゃんとしたお仕事なので、兵の護衛もついています。
「「「「「ここなんだ!」」」」」
実は生徒会のメンバーもついてきて、更に王家のちびっ子達もついてきました。
護衛はバッチリなので大丈夫なんだけど、思ったよりも大人数になったね。
「うーん、何かいるけど変な感じはしないね」
「確かに、悪い感じはしないの」
勘の鋭いリズとエレノアは、屋敷内は安全だと言っています。
でも、何で気配がするものを浄化できなかったのかちょっと謎ですね。
先ずは、屋敷の庭を確認しましょう。
「うーん、悪い感じはしないよ」
「「「しないよー」」」
庭のあちこちを確認したけど、なんにも不審なものはありません。
そのうち、ちびっ子達は追いかけっこを始めています。
それだけ、広々とした良い庭ですね。
「みんなは、もう少し遊んでいる? それとも、屋敷の中に入る?」
「「「「「屋敷の中に入る!」」」」」
ちびっ子達は新しい所に興味津々なので、直ぐに屋敷の中に入って行きました。
僕達も、一緒に屋敷の中に入って行きます。
「「「「「皆様、ようこそお屋敷へ」」」」」
「「「「「こんにちはー!」」」」」
既に屋敷の使用人が働いていたので、直ぐに玄関ホールで僕達を出迎えてくれました。
清掃が行き届いていて、調度品などもとても綺麗ですね。
そんな中、リズが何かに気がついたみたいです。
「うーんとね、こっちに何かの気配がするよ」
「「「「「こっちー」」」」」
ちびっ子達も何かに気がついたのか、リズの後をついていきます。
リズ達は二階へと駆け上がり、住居スペースへと向かいました。
すると、廊下に何かが現れたのです。
スッ。
「……」
白いモヤみたいなのが廊下に現れ、僕達の事を見ている感じがしました。
でも、確かに嫌な禍々しい感じは一切しないですね。
すると、スラちゃんがぴょんぴょんと跳ねながら白いモヤみたいなものの側に行きました。
そして、直ぐに僕達の所に戻ってきました。
ふりふり。
「うんうん。えー、そうなんだ!」
リズがスラちゃんから話を聞いてびっくりしているが、実際にとんでもない事だった。
「あのね、前の事件で死んじゃった人達の集まりなんだって。屋敷を守っていたんだってよ」
「えっ……」
これには、サンディだけでなく僕達もかなりびっくりしちゃいました。
悪霊や怨念じゃなかったから、教会の浄化魔法は効かなかったんだね。
「えっとね、サンディちゃんが当主になって良かったって。あと、何かに取りつくものがあれば良いんだって」
うーん、何か取りつくものか……
確かに、浄化対象じゃないし中々難しいですね。
ここで、やる気満々に手を上げたのがいました。
「スラちゃんが、女神様の像を作るって。それなら、きっと大丈夫だね」
「折角だから、庭に簡単な祭壇みたいな物を作ろう。雨に濡れないようにしておけばいいね」
「それなら、リズもお手伝いをするよ!」
トントン拍子に色々決まり、僕は通信用魔導具で各所に連絡しました。
でも、実際に説明した方が話が早いかもしれませんね。
「じゃあ、使用人に報告して今日は解散だね。僕達は王城に行くよ」
「「「「「はーい!」」」」」
今日はこれでみんな帰ります。
僕達も、王城に行って偉い人達に報告をします。
「あの事件は、私もよく覚えている。幼くして残されたサンディの為にと、屋敷に残っていたのだろう」
「私も、記憶に残っておりますわ。それなら、浄化できないのも納得ですわ」
ルーカスお兄様とアイビー様は、話を聞いて直ぐに納得してくれました。
リズとエレノアの五歳の誕生日パーティーの時だったから、僕もとても良く覚えています。
「では、スラちゃんには神様のお札を入れる所がついた女神様の像を作ってもらう必要がありますわね」
カレン様は、スラちゃんにあれこれ説明をしていました。
どうも、ただ像を作るだけでは駄目みたいです。
教会にも連絡をして、協力してもらう事になりました。
そして、結果的に聖魔法のスペシャリストの力を借りる事はありませんでした。
「じゃあ、リズちゃんとエレノアは明日からいつも通りに公務をやりましょうね。ちょうど明日は孤児院訪問だから、聖職者と話ができるわ」
「「えー!」」
ティナおばあさまにニコリと言われてしまい、リズとエレノアは聞いていないよと言っています。
でも、ここはサンディの為に頑張らないと。
孤児院訪問は、いつも子どもたちの相手をするからかなり大変だと聞いているけどね。
何にせよ、大事件にならなくて本当に良かったです。
今回はちゃんとしたお仕事なので、兵の護衛もついています。
「「「「「ここなんだ!」」」」」
実は生徒会のメンバーもついてきて、更に王家のちびっ子達もついてきました。
護衛はバッチリなので大丈夫なんだけど、思ったよりも大人数になったね。
「うーん、何かいるけど変な感じはしないね」
「確かに、悪い感じはしないの」
勘の鋭いリズとエレノアは、屋敷内は安全だと言っています。
でも、何で気配がするものを浄化できなかったのかちょっと謎ですね。
先ずは、屋敷の庭を確認しましょう。
「うーん、悪い感じはしないよ」
「「「しないよー」」」
庭のあちこちを確認したけど、なんにも不審なものはありません。
そのうち、ちびっ子達は追いかけっこを始めています。
それだけ、広々とした良い庭ですね。
「みんなは、もう少し遊んでいる? それとも、屋敷の中に入る?」
「「「「「屋敷の中に入る!」」」」」
ちびっ子達は新しい所に興味津々なので、直ぐに屋敷の中に入って行きました。
僕達も、一緒に屋敷の中に入って行きます。
「「「「「皆様、ようこそお屋敷へ」」」」」
「「「「「こんにちはー!」」」」」
既に屋敷の使用人が働いていたので、直ぐに玄関ホールで僕達を出迎えてくれました。
清掃が行き届いていて、調度品などもとても綺麗ですね。
そんな中、リズが何かに気がついたみたいです。
「うーんとね、こっちに何かの気配がするよ」
「「「「「こっちー」」」」」
ちびっ子達も何かに気がついたのか、リズの後をついていきます。
リズ達は二階へと駆け上がり、住居スペースへと向かいました。
すると、廊下に何かが現れたのです。
スッ。
「……」
白いモヤみたいなのが廊下に現れ、僕達の事を見ている感じがしました。
でも、確かに嫌な禍々しい感じは一切しないですね。
すると、スラちゃんがぴょんぴょんと跳ねながら白いモヤみたいなものの側に行きました。
そして、直ぐに僕達の所に戻ってきました。
ふりふり。
「うんうん。えー、そうなんだ!」
リズがスラちゃんから話を聞いてびっくりしているが、実際にとんでもない事だった。
「あのね、前の事件で死んじゃった人達の集まりなんだって。屋敷を守っていたんだってよ」
「えっ……」
これには、サンディだけでなく僕達もかなりびっくりしちゃいました。
悪霊や怨念じゃなかったから、教会の浄化魔法は効かなかったんだね。
「えっとね、サンディちゃんが当主になって良かったって。あと、何かに取りつくものがあれば良いんだって」
うーん、何か取りつくものか……
確かに、浄化対象じゃないし中々難しいですね。
ここで、やる気満々に手を上げたのがいました。
「スラちゃんが、女神様の像を作るって。それなら、きっと大丈夫だね」
「折角だから、庭に簡単な祭壇みたいな物を作ろう。雨に濡れないようにしておけばいいね」
「それなら、リズもお手伝いをするよ!」
トントン拍子に色々決まり、僕は通信用魔導具で各所に連絡しました。
でも、実際に説明した方が話が早いかもしれませんね。
「じゃあ、使用人に報告して今日は解散だね。僕達は王城に行くよ」
「「「「「はーい!」」」」」
今日はこれでみんな帰ります。
僕達も、王城に行って偉い人達に報告をします。
「あの事件は、私もよく覚えている。幼くして残されたサンディの為にと、屋敷に残っていたのだろう」
「私も、記憶に残っておりますわ。それなら、浄化できないのも納得ですわ」
ルーカスお兄様とアイビー様は、話を聞いて直ぐに納得してくれました。
リズとエレノアの五歳の誕生日パーティーの時だったから、僕もとても良く覚えています。
「では、スラちゃんには神様のお札を入れる所がついた女神様の像を作ってもらう必要がありますわね」
カレン様は、スラちゃんにあれこれ説明をしていました。
どうも、ただ像を作るだけでは駄目みたいです。
教会にも連絡をして、協力してもらう事になりました。
そして、結果的に聖魔法のスペシャリストの力を借りる事はありませんでした。
「じゃあ、リズちゃんとエレノアは明日からいつも通りに公務をやりましょうね。ちょうど明日は孤児院訪問だから、聖職者と話ができるわ」
「「えー!」」
ティナおばあさまにニコリと言われてしまい、リズとエレノアは聞いていないよと言っています。
でも、ここはサンディの為に頑張らないと。
孤児院訪問は、いつも子どもたちの相手をするからかなり大変だと聞いているけどね。
何にせよ、大事件にならなくて本当に良かったです。
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