16 / 86
第Ⅱ巻 祈りの契約
第6話 星降る戦線
しおりを挟む風が戻ったあの日から、四日が経った。
ここはアルメリア東境を越えた先、祈りの空白帯の端。
砂灰原の凹地に、星読院の暫定観測陣が敷かれている。
地面には簡易の星紋と測角杭。帆布張りの小さな天幕が三張。
火は最小限。音は削られ、空気は薄い。
「観測陣、安定率七十三。風位は微弱で継続。」
星読士の青年が、青い星盤を覗き込みながら報告した。
盤面では、淡い点列が脈のように明滅する。
「……息はしてる。」
ティナがランタンを胸に抱き、風のない空へ視線を上げる。
「でも、怖がってる。」
「命令の残響が、地の層にこびりついています。」
シオン・カーディアンが静かに答えた。
深藍の外套、金糸の星図。観測班の責任者として、彼は先行派遣されている。
「祈りを戻すには、まだ**間(ま)**がいる。」
丘の縁で、エインが無言のまま辺りを見渡す。
装甲は閉じ、外見は人の姿。
ただ、胸奥の炎核だけが、一定の鼓動で世界を測っていた。
「……静かすぎるな。」
「観測には理想です。」
シオンが星盤をわずかに傾け、角度補正を入れる。
「雑音がないほど、祈りの線は拾える。」
「そういうことじゃない。」
エインは東の地平を見た。
灰霞が薄く膨らみ、目に見えない“圧”が空気を歪ませている。
「押されてる。風が、下から。」
「命令の圧(プレッシャー)……ですね。」
「だな。」
短いやり取り。
炎核が、遠くの波形と微かな干渉を起こしていた。
それは彼が命令体だった時間を、わずかに思い出させる。
「エイン。」
ティナが呼ぶ。
炎の灯を彼に近づける。
橙色の輪が彼の喉元を撫で、硬い影を柔らげた。
「大丈夫だ。」
エインは短く答え、灯の明かりに視線を置いたまま、また東を見た。
風は、まだ息を潜めている。
◇
夜。
空は群青から黒へ。星がにじむ。
「星読塔より祈通信、入ります。」
見張りの星読士が声を張る。
シオンは即座に星盤を広げ、仰角を合わせた。
透明な輪が空に浮かび、光の細糸が一直線に降りてくる。
『こちら星読塔アルメリア――リオス・カーディアンだ。現況を。』
「風位、わずかに回復。観測陣は安定稼働。
……ただし東方に命令波の“圧”を感知。」
『圧(プレッシャー)か。波形は?』
「常態命令炉のものとは違います。
振幅が浅く、間欠。媒介の存在を疑います。」
『媒介……』
短い沈黙。
祈通信越しの気配が、わずかに重くなる。
『先ほど、帝都方面に黒封印の布告。――内容は秘。
星読塔からの正式通達は出せん。だが警戒は最大に。』
「了解。」
『増援は動かした。だが、主力到着まで二日は要る。
観測陣は無理をするな。必要なら捨てろ。――生きて戻れ。』
光がたわみ、通信は切れた。
ティナが小さく息を吐く。
「……リオスさん、優しい。」
「彼は現場に立たないからだ。」
シオンが淡く笑む。
「だから、現場に立つ言葉を選ぶ。」
エインは天幕の支柱に背を当て、空を見た。
炎核は落ち着いている。
だが、遠くの赤い**点(しるし)**は、確かに近づいていた。
◇
四日目の朝。
地平の色が、白から灰へ。その灰に、ほの赤が混じる。
「命令圧、上昇。」
シオンの声が低くなる。
星盤の周縁に、赤いひずみがいくつも灯った。
「来る。」
エインが立ち上がる。
装甲の節が小さく鳴り、腕部・脚部の殻が展開する。
橙光が継ぎ目を走り、呼気が熱を帯びた。
「祈り手は陣の維持。護衛は陣の内側で円を保て。」
シオンが手短に指示を飛ばす。
「ティナ、灯を中央へ。風位点を固定する。」
「わかった。」
ティナは地面の星紋の中心に膝をつき、ランタンを据える。
炎が縦に伸び、一瞬、ひどく静かになる。
音が戻る。
金属の脚。乾いた砂の踏みつけ音。
帝国鋼殻歩兵が、凹地の際から無言で現れた。
「十六……二十二……増えていく。」
見張りの声がかすれる。
エインは歩を進めた。
彼の足元で砂がわずかに焦げ、空気が膨らむ。
「ここは観測地だ。荒らさせない。」
最前列の鋼殻兵が跳ねる。
命令の赤が眼窩に灯り、無感の動きで突っ込む。
エインの拳が、静かに前へ。
衝突音はない。殴撃の直前に炎が気圧を反転させ、敵の胸腔を内側から押し潰した。
鋼が沈み、兵は足をもつれさせて崩れる。
「右、三。」
エインは短く言い、身を半身に。
肘で一体の喉を砕き、踵で膝関節を逆へ折る。
拳は振り切らない。最小で、確実に。
「命令の糸、太い。」
彼が呟く。
「切っても、すぐ結び直してくる。」
「祈りで、ほつれさせる。」
ティナが灯の前で目を閉じる。
「――灯よ、風を照らして。こわくないよ。」
炎が広がる。
観測紋の線がわずかに明るみ、風の皮膜が陣の上に生まれた。
鋼殻兵の動きが半拍、遅れる。
「今。」
エインは低く言って踏み込んだ。
腰から肩、肩から拳。
一線だけを通し、重心を奪い続ける。
砂が跳ね、油の匂いがにじむ。
無言の兵は倒れ、起き上がり、また倒れた。
「後列、移動体……!」
見張りの声が裏返る。
凹地の外側、砂煙の向こう。
赤い柱が一本、天へ。空気が焼けて色を失う。
◇
帝都アイゼンブルク、軍務局・第零制御層。
「黒封印命令、再確認。――対象、《再構体》。」
報告官の声は短く、乾いていた。
室内の光は低く、計器だけが脈を打つ。
ヴァレン・クロウズは制御円盤の前に立ち、手袋越しに微振動を確かめる。
「媒介は?」
「起動安定。精神核同期、偏差ゼロ・ゼロ五。」
「よろしい。」
クロウズはひとつ頷き、観測窓の向こうへ視線を移す。
透明容器に満たされた光の液層。
その中心で、少女のかたちが静かに目を閉じている。
「呼称は与えない。」
彼は低く言う。
「概念は命令波にとって不純物だ。」
「了解。――出力、臨界の六割で押さえます。」
「五割だ。これは戦ではない。実験だ。」
装置が唸る。
命令波が縦に束ねられ、薄刃のように空へ伸びる。
遠い砂灰原の上空に、赤い裂け目が生まれた。
◇
裂け目から、白銀の影が降りた。
髪は光に溶ける銀。瞳は薄く、色を持たない白。
胸の中心で、赤い核が規則正しく脈を打つ。
装甲は薄く、骨のような線をなぞる。
誰も知らない。
それが帝国の極秘指定兵器――《再構体》であることを。
名も、番号も、ここにいる誰一人として、知らない。
「……人形。」
ティナが小さく漏らす。
「でも、炎が泣いてる。」
影は、初めて呼吸を覚えたもののように、ゆっくりと腕を上げた。
「命令:観測陣、焼却。」
声は、言葉であり、波形だった。
赤が走り、風が悲鳴を上げる。
祈りの線は容易く潰れ、観測紋の輪郭が崩れ始める。
「全員、内側へ!」
シオンが叫ぶ。
星読士たちが祈文を連呼し、細い光の膜を張る。
だが、命令の炎は焼かない。従わせる。
形を、理由ごと、命令の色へ塗り替える。
エインが前へ出た。
拳を握る。腕の殻が締まる。
「命令で燃える炎は、火じゃない。」
「エイン、危ない!」
「平気だ。」
彼は一歩、砂に踏み出す。
赤い刃が斜めに降りる。
エインは肩で受け、ずらす。
熱はない。支配のみがある。
装甲が軋む。炎核に冷えが刺さる。
「……冷たい。」
片目を細め、呼気を吐く。
炎核が低く鳴り、橙の脈が胸から指へ伝う。
「燃える理由は、俺が決める。」
拳――短距離の爆。
指の第二関節が相手の肋線に触れる瞬間、圧を反転。
赤い刃の輪郭がはぜ、命令の継ぎ目が一瞬だけ露わになった。
「……いま、ほどけた!」
シオンが声を上げる。
「灯を、重ねて!」
「うん!」
ティナはランタンを抱き締め、祈る。
「――灯よ、風を照らして。こわくない。
あなたは“命令”じゃない。呼ばれたら、返事をして。」
炎が細く伸び、白銀の影をかすめる。
その刹那――影の白い瞳が、わずかに揺れた。
「波形に残響……」
シオンが星盤を打ち鳴らす。
「命令の層に“間(ま)”ができた。祈り、入る!」
白銀の唇が、微かに形を作る。
言葉ではない。
だが、迷いだった。
赤光が強まる。
誰かが、遠くから“締め直した”。
「やめろ。」
エインの声は低い。
「それは、心臓を握るやり方だ。」
白銀の影は、答えない。
命令が、影に人の形を配っていく。
膝。肘。鎖骨。
動きが滑らかになるほど、命令の色は深くなる。
「――次は、速い。」
エインはわずかに腰を沈め、肩を落とす。
影が滑る。
一歩で間合いを詰め、肘で首筋を断ちにくる。
彼は肘で肘を受け、踏み替えながら腰を切り上げる。
力ではない。意志の向きをずらす。
「ティナ、下がれ。」
短く告げ、右拳を握り直す。
装甲の継ぎ目が橙に走り、拳の周りの空気が膨張→収縮を二度繰り返す。
「――来い。」
白銀の影が、胸の核を明滅させる。
赤い命令刃が扇状に弾け、観測陣の外縁を焼き潰しにかかる。
「外周、持たない!」
星読士が悲鳴を上げる。
「円を捨てろ。線で守る。」
シオンが即答する。
「三点間、直結! 風位の線を保て!」
円陣がほどけ、星紋の三点だけが強く輝く。
祈りは面から線へ。面で受けず、線でいなす。
赤が薙ぎ、光は折れ、なお繋がる。
ティナの灯が、線の結び目に乗った。
「ノイエル……こっちにいて。」
彼女の声は小さい。
「あなたの好きな、遊べる風を、ここに。」
炎が笑った。
風が一度だけ、息をした。
白銀の影の動きが、半拍止まる。
赤い核がわずかに躊躇の波を描き――すぐ戻る。
遠くで、雷のない雷鳴がした。
クロウズが命令炉のスロットルを、一目盛りだけ上げたのだ。
◇
帝都・第零制御層。
「干渉、発生。祈りの線が命令層に侵入。」
「出力、五・二へ。」
「了解。――五・二。」
クロウズは、目を閉じた。
「媒介に、“迷い”が出た。」
「はい。しかし指標内です。」
「人の形を、長く与えるな。必要な刃だけでいい。」
「了解。」
計器の灯が赤に寄る。
黒封印の札が、低く揺れた。
◇
凹地。
砂が逆巻き、熱はないのに頬を刺す冷気が走る。
命令は熱ではない――冷却だ。
祈りの熱を、理由ごと奪う。
「……冷える。」
エインは歯を噛み合わせ、拳を握る。
灯の橙が、骨の芯まで入ってくる。
「大丈夫。」
ティナの声。
「ここに、灯がある。」
「わかってる。」
短く。
彼の言葉は少ない。だが、それだけでいい。
白銀の影が腕を横に滑らせ、胸の核を守るように構える。
命令の刃が細く延び、喉元へ一直線。
エインは顎を引き、左前腕で刃の角度を外し、右拳で核の周囲の空気を叩く。
核そのものは殴らない。核に空の余白を押し込む。
赤がたわむ。命令に、わずかな「遊び」が入る。
「今!」
シオンが星盤を打ち鳴らす。
線の光が結び替わり、影の足元の砂が静かに沈む。
命令は地を掴みにくくなり、姿勢が一拍、遅れる。
白銀の瞳が、こちらを見る。
色を持たない白の奥に、ほとんど見えない色が、ほんの一瞬だけ――灯った。
「……聞こえた、ような。」
ティナの声に、エインは答えない。
彼はただ、拳を下ろしたまま、影を見ていた。
風が、かすかに吹く。
命令の圧に押し潰されぬ、弱いが確かな風。
線の上を、灯の匂いが渡る。
白銀の影が、首をわずかに傾げた。
「――――」
音にならない。
だが、“言いかけ”だった。
その瞬間、上空から赤の雨が降る。
命令炉の再同期――締め直し。
影の瞳から色が消え、動きがまた刃のそれに戻る。
「……遠隔で、無理やりだ。」
エインが低く言う。
「おまえの声、潰されてる。」
答えは、ない。
影はただ、命令を通す器として姿勢を整え直した。
◇
「撤収判断は?」
シオンに、星読士が詰め寄る。
恐怖ではない。線を守るための、現実の問いだ。
シオンはティナとエインを見た。
灯は揺れず、拳は下りている。
影の刃は、なお鋭い。
「――観測陣、段階撤収。」
彼は即決する。
「星紋の外縁を落とし、三点線だけ残す。
灯を抱えて下がる。護衛は二層目で受ける。」
「了解!」
星読士たちは手際よく杭を抜き、帆布を畳み、祈りの線だけを地に縫い直す。
撤収の動きは祈りの一部――乱れはない。
ティナがランタンを持ち上げた。
「ノイエル、行こう。」
炎が縦に震え、細い光が白銀の影の足元でほどけた。
影は追わない。命令に、追撃の指はない。
今の指示は焼却だけ。
エインは最後尾で半身を向け、影と目を合わせる。
「次は――俺が、決める。」
白銀の瞳が、見返した。
その白の底で、微かに赤でも青でもない色が、一瞬だけ灯った。
◇
撤収線の丘。
風が、線の上だけを選んで吹く。
遠くの砂灰原では、赤い柱がゆっくりと萎み、空の裂け目が閉じていく。
「終息。命令圧、低下。」
星読士の報が淡々と落ちる。
シオンは息を吐き、星盤を閉じた。
「……間に合う。」
彼は空を見上げる。
「主力は、明日には入れる。」
ティナはうなずいた。
「今日の分だけ、風が戻ったよ。」
エインは応えず、拳を開いては握る。
指の第二関節に、橙の鼓動が小さく集まり、散っていく。
「……命令で燃える炎は、火じゃない。」
彼はそれだけを言い、灯に視線を落とした。
ティナの炎が、短く笑った。
◇
帝都・第零制御層。
「実験、終了。媒介、反応安定。
祈りの侵入は一時的。対処可能。」
「報告は黒封印で。」
クロウズは背を向け、短く告げる。
「名も番号も、記すな。――概念は、命令を濁す。」
「了解。」
観測窓の向こうで、白銀の影が目を閉じる。
胸の核が、一度だけ長く脈を打ち――静まった。
クロウズはひとつだけ独り言を落とす。
「……人の形は、余計だったかもしれんな。」
足音が遠ざかる。
装置の灯だけが、薄く明滅を続けた。
◇
夜が降りる。
撤収線の小高い丘で、焚き火は焚かれない。
灯だけが、風の線の結び目に吊られている。
シオンは観測記録を閉じ、天を仰ぐ。
「リオス殿へ送る。」
「“あの子”は、名前を持ってる気がした。」
ティナがぽつりと言う。
「だれかの声に、耳を澄ませてた。」
エインは少しだけ目を細める。
炎核の鼓動が、風の息に合わせて緩む。
「……次で決める。」
シオンが頷いた。
「明日、主力が来る。線から面へ戻せる。」
「うん。」
ティナは灯を抱き、目を閉じる。
風が、ほんの少しだけ、遊んだ。
夜明けは、もう遠くない。
――そして翌朝、祈りの面が展開される時、
白銀の影は、再び現れる。
その刃はより薄く、迷いはより深く。
星降る戦線は、ここから本当の戦いに入る。
0
あなたにおすすめの小説
器用貧乏な赤魔道士は、パーティーでの役割を果たしてないと言って追い出されるが…彼の真価を見誤ったメンバーは後にお約束の展開を迎える事になる。
アノマロカリス
ファンタジー
【赤魔道士】
それは…なりたい者が限られる不人気No. 1ジョブである。
剣を持って戦えるが、勇者に比べれば役に立たず…
盾を持ってタンクの役割も出来るが、騎士には敵わず…
攻撃魔法を使えるが、黒魔道士には敵わず…
回復魔法を使えるが、白魔道士には敵わず…
弱体魔法や強化魔法に特化していて、魔法発動が他の魔道士に比べて速いが認知されず…
そして何より、他のジョブに比べて成長が遅いという…
これは一般的な【赤魔道士】の特徴だが、冒険者テクトにはそれが当て嵌まらなかった。
剣で攻撃をすれば勇者より強く…
盾を持てばタンクより役に立ち…
攻撃魔法や回復魔法は確かに本職の者に比べれば若干威力は落ちるが…
それを補えるだけの強化魔法や弱体魔法の効果は絶大で、テクトには無詠唱が使用出来ていた。
Aランクパーティーの勇者達は、テクトの恩恵を受けていた筈なのに…
魔物を楽に倒せるのは、自分達の実力だと勘違いをし…
補助魔法を使われて強化されているのにもかかわらず、無詠唱で発動されている為に…
怪我が少ないのも自分達が強いからと勘違いをしていた。
そしてそんな自信過剰な勇者達は、テクトを役立たずと言って追い出すのだが…
テクトは他のパーティーでも、同じ様に追い出された経験があるので…
追放に対しては食い下がる様な真似はしなかった。
そしてテクトが抜けた勇者パーティーは、敗走を余儀無くされて落ち目を見る事になるのだが…
果たして、勇者パーティーはテクトが大きな存在だったという事に気付くのはいつなのだろうか?
9月21日 HOTランキング2位になりました。
皆様、応援有り難う御座います!
同日、夜21時49分…
HOTランキングで1位になりました!
感無量です、皆様有り難う御座います♪
クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる
アルカス
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。
でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。
でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。
その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。
そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。
優の異世界ごはん日記
風待 結
ファンタジー
月森優はちょっと料理が得意な普通の高校生。
ある日、帰り道で謎の光に包まれて見知らぬ森に転移してしまう。
未知の世界で飢えと恐怖に直面した優は、弓使いの少女・リナと出会う。
彼女の導きで村へ向かう道中、優は「料理のスキル」がこの世界でも通用すると気づく。
モンスターの肉や珍しい食材を使い、異世界で新たな居場所を作る冒険が始まる。
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
莫大な遺産を相続したら異世界でスローライフを楽しむ
翔千
ファンタジー
小鳥遊 紅音は働く28歳OL
十八歳の時に両親を事故で亡くし、引き取り手がなく天涯孤独に。
高校卒業後就職し、仕事に明け暮れる日々。
そんなある日、1人の弁護士が紅音の元を訪ねて来た。
要件は、紅音の母方の曾祖叔父が亡くなったと言うものだった。
曾祖叔父は若い頃に単身外国で会社を立ち上げ生涯独身を貫いき、血縁者が紅音だけだと知り、曾祖叔父の遺産を一部を紅音に譲ると遺言を遺した。
その額なんと、50億円。
あまりの巨額に驚くがなんとか手続きを終える事が出来たが、巨額な遺産の事を何処からか聞きつけ、金の無心に来る輩が次々に紅音の元を訪れ、疲弊した紅音は、誰も知らない土地で一人暮らしをすると決意。
だが、引っ越しを決めた直後、突然、異世界に召喚されてしまった。
だが、持っていた遺産はそのまま異世界でも使えたので、遺産を使って、スローライフを楽しむことにしました。
転生貴族の領地経営〜現代日本の知識で異世界を豊かにする
初
ファンタジー
ローラシア王国の北のエルラント辺境伯家には天才的な少年、リーゼンしかしその少年は現代日本から転生してきた転生者だった。
リーゼンが洗礼をしたさい、圧倒的な量の加護やスキルが与えられた。その力を見込んだ父の辺境伯は12歳のリーゼンを辺境伯家の領地の北を治める代官とした。
これはそんなリーゼンが異世界の領地を経営し、豊かにしていく物語である。
無自覚に世界最強だった俺、追放後にチートがバレて全員ざまぁされる件
fuwamofu
ファンタジー
冒険者団から「役立たず」と追放された青年リオ。
実は彼のスキル《創造》は、世界の理を作り替える最強の能力だった。
追放後、孤独な旅に出るリオは、自身の無自覚な力で人々を救い、国を救い、やがて世界の中心に立つ。
そんな彼の元には、かつて彼を見下していた美少女たちが次々と跪いていく──。
これは、無自覚に世界を変えてしまう青年の、ざまぁと覇道の物語。
異世界転生したので、文明レベルを21世紀まで引き上げてみた ~前世の膨大な知識を元手に、貧乏貴族から世界を変える“近代化の父”になります~
夏見ナイ
ファンタジー
過労死したプラントエンジニアの俺が転生したのは、剣と魔法の世界のド貧乏な貴族の三男、リオ。石鹸すらない不衛生な環境、飢える家族と領民……。こんな絶望的な状況、やってられるか! 前世の知識を総動員し、俺は快適な生活とスローライフを目指して領地改革を開始する!
農業革命で食料問題を解決し、衛生革命で疫病を撲滅。石鹸、ガラス、醤油もどきで次々と生活レベルを向上させると、寂れた領地はみるみる豊かになっていった。
逃げてきた伯爵令嬢や森のエルフ、ワケありの元騎士など、頼れる仲間も集まり、順風満帆かと思いきや……その成功が、強欲な隣領や王都の貴族たちの目に留まってしまう。
これは、ただ快適に暮らしたかっただけの男が、やがて“近代化の父”と呼ばれるようになるまでの物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる