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第13話 本日二度目の事後※♥
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「も、もう、こんなときに、しかも寝ているとはいえ、オ、オルタの傍で、あなたはなんて……ハレンチな男なのでしょうか♥ そんな、え、エッチな危険なヤンキーは、はあ、はあ、やはり私がいつもそばにいるしか……はあ、はあ♥」
「はあ、はあ……お前こそ、チンポだのマンコだの連呼しやがって……」
「あら、はあ、はあ……ん♥ ……覚えてません」
息も絶え絶えに、あらゆるもの、魂すらも放出したかのように脱力した英成と刹華。
美しい森の澄んでいたはずの空気が一変して、生臭いザーメンの匂いと互いの汗の匂いが充満している。
ヤリもヤッたり、ヤリまくった。
ようやく先ほどまでの一心不乱な性獣から人に戻った二人は、半笑いだった。
「夜通しってのはあったが、アレは途中でメシ食ったり休んだりしたし……今回みたいにセックスだけをぶっ通した時の最高記録……かもしれねぇな……」
「……まず、間違いなく。私のアソコもとんでもないことになっています……」
肉体関係を持って既にそれなりに過ごしてきた二人だが、これほどの興奮は初めてだった。
とにかく性欲を発散したくて仕方がなかった。
もはや、互いの唾液や愛液や精液が酸素と同じようなもの。
失えば耐え切れなくなって求める。
それほどまで夢中だった。
「……3回目までは覚えていますが、そこから先は意識がトンんでました……これほどは久しぶりですね……」
「たぶん、5回ぐらい……だろうな」
「一度も……その、私の体と繋がったまま離れずに……ですよね?」
「……おお……抜かずの、だな」
徐々に空が茜色になりかけたところで、ようやく正気になって落ち着き出した英成と刹華。
互いに肌がツルツルのテカテカになるほど満ち足りた様子。
「あの、キレイに掃除します。ちゅ♥ あむ♥ ちゅぷる♥」
刹華が英成の空っぽのペニスを口に含んでお掃除フェラ。
しかし、さすがにもう英成のペニスもピクリともしない。
「……もう、何やってもこれ以上は無理だぞ?」
「いいんです。本日の役目を終えて、それでもまだわずかに残ったこの熱を感じるあなたの体を、舌で掃除するのが好きなのです。ちゅぷる♥」
「お~」
次第に落ち着き、事後のイチャイチャタイムだけはいつも通りで、特に互いに異変はない。
「なぁ……掃除フェラはもういいから……その……膝枕で……おっぱい」
「……ふふふ、ええ。どーぞ♪」
刹華がその場で正座してポンポンと膝を叩く。
そこに英成は頭を預ける。
膝枕された英成の頭を刹華は愛おしそうに撫でながら、胸を英成の口元に寄せる。
「あむ、ちゅぷちゅぷる」
「……いいこいいこ♥」
エッチのためではなく、ただの事後の英成の癖。
セックス後に女の子のオッパイを吸って頭を撫でられながらウトウトするのが英成の癖。
本日二度目……いや、雛川も含めたら三度目の授乳プレイで、英成も少しずつ落ち着いてきたようで、この世界に来てからのことを刹華の乳首を吸いながら最初から振り返ることにした。
「結局何だったのでしょう……あのクスリ……」
「……まさか……ただの精力剤……じゃねーよな? ちゅぱちゅぱ」
「さ、さぁ……」
結局クスリを飲んで一心不乱に濃厚濃密に交わるだけだった。
しかし、一方で何も変化がなかったかと言えば、そうでもなかった。
「でも、何でしょう……う~ん……何だかこれだけしたのに、疲れたというよりは……力が湧いてくるというか……」
「ぷはっ。ああ、それは俺も。なんか普通はこれだけヤッたらまさに精魂尽き果てて寝るんだが、何だか体が軽いというか……ザーメンだしまくって、チンポが脱力して体重減ったか?」
そう、よく分からないが、それでも自分たちの身に何か変化が起きていることは実感した二人。
さらに……
「おまけに、何かいつの間にか俺らの胸の痣……」
「ええ、形が変わってますね……以前はオルタ曰く、あなたは8で、私が7とのことでしたが……」
クスリを飲む前に確認していた互いの痣の形が変化していた。
あまりにも奇怪な状況。
すると……
「ふわ~あ……ん~」
「「あっ!?」」
ちょどそのとき、夢の中に行っていたオルタが目を覚ました。
「い、いけない、英成くん、はやく! オッパイは終わりで、えっと、あ、あった……」
「お、おお!」
完全に全裸だった二人。しかも授乳プレイ中だった。
オルタが完全に目を覚ます前に下着を穿いて衣服を纏う。
慌てたのでかなり乱れてしまっているが、子供のオルタにそんなこと気になることもなく……
「おとーさん、セツカママおはよー」
「お、おお、良く寝たな」
「ええ、おはようございます、と言っても朝ではないと思いますが、良く寝ましたね、オルタ」
純真無垢な眩しい笑顔で挨拶するオルタに対し、その脇でこれまで自分たちが何をヤッていたかを思い出して罪悪感がこみ上げる英成と刹華。
するとそんな二人を見て、オルタは指をさす。
「あー、おとーさんと、セツカママ」
それは、服を慌てて着たために上までボタンをキチン締めきれていなかっために、はだけていた二人の胸元……の痣。
「おとーさんは13! セツカママは12になってるね!」
「「え?」」
英成は8から13に。刹華は7から12へ。
二人とも数字が5増えている。
一体何が原因で増えたのか? そう思った時……
「こっちで声がしやした!」
「随分デケー声だったぞ!」
英成と刹華は、ビクッと肩を震わせて身構える。人の声が聞こえた。
「……誰か居るのか?」
「……そのようですね」
これでここがどこなのかを尋ねることが出来る。
身構える必要など何も無かった。
しかし、何故だか分からないが、英成と刹華は心臓の高鳴りを抑えられなかった。
様々な修羅場を潜り抜けた不良としての、そして野生の勘。その勘が英成の体に警戒信号を与えていたのだ。
一方でここが異世界だとはしゃいでいた刹華も身構えている。
そして、やはりその勘は正しかった。
森の奥からは明らかに人の出すものではない足音が聞こえ、こちらに近づいてくる。
音は徐々に大きくなってきて、スピードもある。
「これは……蹄の音?」
「馬……?」
馬? 最初はそうだと思った。
だが、現れた存在は、英成と刹華の想像を遥かに超えていた。
「ト……トカゲェ!」
「え!? う、うそ……まさかあれは……リザードとかではないでしょうか!?」
馬じゃなかった。二足歩行のトカゲのような生き物に人間が跨っていた。
「おとーさん! あれ、『トカゲホース』だ!」
「生物の試験は……選択問題が多くて比較的点数取れてた教科なのに……全然知らねえ! 二足歩行のコモドオオトカゲ……とか?」
「って、トカゲホースって、なんでそんな日本語的な名前なのですか!? っていうか、もうこれで確実ですよ! 異世界ですよ!」
三頭の巨大トカゲが人を乗せ、この険しい森の中を構わず突き進み、目の前に現われた。
「何だよ……こいつら……外人か……いや、トカゲが……」
「な、なんという……み、見るからに盗賊丸だしな衣装なのでしょうか……」
無精ひげを生やして、布のような服と手ぬぐいを頭に巻いている。
見るからに衛生的には見えない薄汚れた身なりをしている。
そして、腰元に見える、薄汚れているものの、明らかに剣の形状をした武器。
顔つきが日本人には見えない。中東? いや、ヨーロッパ系の顔つきにも見えた。
わけが分からないが、これだけは分かる。
親切に道を教えてくれる者たちには、到底見えなかった。
「はあ、はあ……お前こそ、チンポだのマンコだの連呼しやがって……」
「あら、はあ、はあ……ん♥ ……覚えてません」
息も絶え絶えに、あらゆるもの、魂すらも放出したかのように脱力した英成と刹華。
美しい森の澄んでいたはずの空気が一変して、生臭いザーメンの匂いと互いの汗の匂いが充満している。
ヤリもヤッたり、ヤリまくった。
ようやく先ほどまでの一心不乱な性獣から人に戻った二人は、半笑いだった。
「夜通しってのはあったが、アレは途中でメシ食ったり休んだりしたし……今回みたいにセックスだけをぶっ通した時の最高記録……かもしれねぇな……」
「……まず、間違いなく。私のアソコもとんでもないことになっています……」
肉体関係を持って既にそれなりに過ごしてきた二人だが、これほどの興奮は初めてだった。
とにかく性欲を発散したくて仕方がなかった。
もはや、互いの唾液や愛液や精液が酸素と同じようなもの。
失えば耐え切れなくなって求める。
それほどまで夢中だった。
「……3回目までは覚えていますが、そこから先は意識がトンんでました……これほどは久しぶりですね……」
「たぶん、5回ぐらい……だろうな」
「一度も……その、私の体と繋がったまま離れずに……ですよね?」
「……おお……抜かずの、だな」
徐々に空が茜色になりかけたところで、ようやく正気になって落ち着き出した英成と刹華。
互いに肌がツルツルのテカテカになるほど満ち足りた様子。
「あの、キレイに掃除します。ちゅ♥ あむ♥ ちゅぷる♥」
刹華が英成の空っぽのペニスを口に含んでお掃除フェラ。
しかし、さすがにもう英成のペニスもピクリともしない。
「……もう、何やってもこれ以上は無理だぞ?」
「いいんです。本日の役目を終えて、それでもまだわずかに残ったこの熱を感じるあなたの体を、舌で掃除するのが好きなのです。ちゅぷる♥」
「お~」
次第に落ち着き、事後のイチャイチャタイムだけはいつも通りで、特に互いに異変はない。
「なぁ……掃除フェラはもういいから……その……膝枕で……おっぱい」
「……ふふふ、ええ。どーぞ♪」
刹華がその場で正座してポンポンと膝を叩く。
そこに英成は頭を預ける。
膝枕された英成の頭を刹華は愛おしそうに撫でながら、胸を英成の口元に寄せる。
「あむ、ちゅぷちゅぷる」
「……いいこいいこ♥」
エッチのためではなく、ただの事後の英成の癖。
セックス後に女の子のオッパイを吸って頭を撫でられながらウトウトするのが英成の癖。
本日二度目……いや、雛川も含めたら三度目の授乳プレイで、英成も少しずつ落ち着いてきたようで、この世界に来てからのことを刹華の乳首を吸いながら最初から振り返ることにした。
「結局何だったのでしょう……あのクスリ……」
「……まさか……ただの精力剤……じゃねーよな? ちゅぱちゅぱ」
「さ、さぁ……」
結局クスリを飲んで一心不乱に濃厚濃密に交わるだけだった。
しかし、一方で何も変化がなかったかと言えば、そうでもなかった。
「でも、何でしょう……う~ん……何だかこれだけしたのに、疲れたというよりは……力が湧いてくるというか……」
「ぷはっ。ああ、それは俺も。なんか普通はこれだけヤッたらまさに精魂尽き果てて寝るんだが、何だか体が軽いというか……ザーメンだしまくって、チンポが脱力して体重減ったか?」
そう、よく分からないが、それでも自分たちの身に何か変化が起きていることは実感した二人。
さらに……
「おまけに、何かいつの間にか俺らの胸の痣……」
「ええ、形が変わってますね……以前はオルタ曰く、あなたは8で、私が7とのことでしたが……」
クスリを飲む前に確認していた互いの痣の形が変化していた。
あまりにも奇怪な状況。
すると……
「ふわ~あ……ん~」
「「あっ!?」」
ちょどそのとき、夢の中に行っていたオルタが目を覚ました。
「い、いけない、英成くん、はやく! オッパイは終わりで、えっと、あ、あった……」
「お、おお!」
完全に全裸だった二人。しかも授乳プレイ中だった。
オルタが完全に目を覚ます前に下着を穿いて衣服を纏う。
慌てたのでかなり乱れてしまっているが、子供のオルタにそんなこと気になることもなく……
「おとーさん、セツカママおはよー」
「お、おお、良く寝たな」
「ええ、おはようございます、と言っても朝ではないと思いますが、良く寝ましたね、オルタ」
純真無垢な眩しい笑顔で挨拶するオルタに対し、その脇でこれまで自分たちが何をヤッていたかを思い出して罪悪感がこみ上げる英成と刹華。
するとそんな二人を見て、オルタは指をさす。
「あー、おとーさんと、セツカママ」
それは、服を慌てて着たために上までボタンをキチン締めきれていなかっために、はだけていた二人の胸元……の痣。
「おとーさんは13! セツカママは12になってるね!」
「「え?」」
英成は8から13に。刹華は7から12へ。
二人とも数字が5増えている。
一体何が原因で増えたのか? そう思った時……
「こっちで声がしやした!」
「随分デケー声だったぞ!」
英成と刹華は、ビクッと肩を震わせて身構える。人の声が聞こえた。
「……誰か居るのか?」
「……そのようですね」
これでここがどこなのかを尋ねることが出来る。
身構える必要など何も無かった。
しかし、何故だか分からないが、英成と刹華は心臓の高鳴りを抑えられなかった。
様々な修羅場を潜り抜けた不良としての、そして野生の勘。その勘が英成の体に警戒信号を与えていたのだ。
一方でここが異世界だとはしゃいでいた刹華も身構えている。
そして、やはりその勘は正しかった。
森の奥からは明らかに人の出すものではない足音が聞こえ、こちらに近づいてくる。
音は徐々に大きくなってきて、スピードもある。
「これは……蹄の音?」
「馬……?」
馬? 最初はそうだと思った。
だが、現れた存在は、英成と刹華の想像を遥かに超えていた。
「ト……トカゲェ!」
「え!? う、うそ……まさかあれは……リザードとかではないでしょうか!?」
馬じゃなかった。二足歩行のトカゲのような生き物に人間が跨っていた。
「おとーさん! あれ、『トカゲホース』だ!」
「生物の試験は……選択問題が多くて比較的点数取れてた教科なのに……全然知らねえ! 二足歩行のコモドオオトカゲ……とか?」
「って、トカゲホースって、なんでそんな日本語的な名前なのですか!? っていうか、もうこれで確実ですよ! 異世界ですよ!」
三頭の巨大トカゲが人を乗せ、この険しい森の中を構わず突き進み、目の前に現われた。
「何だよ……こいつら……外人か……いや、トカゲが……」
「な、なんという……み、見るからに盗賊丸だしな衣装なのでしょうか……」
無精ひげを生やして、布のような服と手ぬぐいを頭に巻いている。
見るからに衛生的には見えない薄汚れた身なりをしている。
そして、腰元に見える、薄汚れているものの、明らかに剣の形状をした武器。
顔つきが日本人には見えない。中東? いや、ヨーロッパ系の顔つきにも見えた。
わけが分からないが、これだけは分かる。
親切に道を教えてくれる者たちには、到底見えなかった。
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