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隠れてヤっちゃう少年
秋の気配に釣られて
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そして花火は上がり続けて、数十分が過ぎたか過ぎないかの頃。
いよいよ花火も終盤へと近づいたのか、徐々に一発一発の輝きがどんどん派手になっていき。最後の一発に向けて盛り上げにかかっているようだった。
同時にそれは、ボクらの夏が終わることを示唆していた。
こういうお祭りか何かの時って、終わりの時間がヤケに切なく感じるもので。ましてや二人と一緒に居る今だったら、なおのことそうだろう。
……また来年も、二人と一緒に見れたらいいな。そんなことを思いながらボクは、花火の終わりを見守ろうとしていた。
打ち上がった花火が、一斉に夜空に散っていく。そして最後の一瞬、不自然に花火の連射が止まって。意味ありげに周りが静まり返った、次の瞬間……。
『ドドドォォォォンっ……!! パラパラパラっ……!』
無数の花火が重なり合い、大きな大きな彼岸花を夜空に彩った。やがてそれは静かに輝きを失っていき、いつしか……完全に消えてしまう。
恐らくこれが最後の花火なのだろう。それを見た瞬間、周りは一斉に沸き立って、消えゆく花火に向けて拍手を送っていた。
「はぁ……。終わっちゃったね」
マサトのその一言で、ボクはふぅっ……と、息を吐く。ああ、終わってしまったという気持ちと共に、襲いかかってこようとする寂しさを……二人の手の温もりで慰めようとする。
「わっ!」
その時だった。突然ボクの眼の前を、ぶーんと……トンボが通り過ぎた。
それに驚くあまり、ボクは二人から手を離してしまって。ついついフラフラと……ラフィールの方に倒れてしまった。
「び、ビックリした……。なんだ、トンボかぁ……。変な虫かと思ったよ」
「にししっ! お姉ちゃん虫苦手だもんね、カブトムシとかもっ」
「うん、そう……。まあトンボは大丈夫だけど、いきなりだったからビックリしちゃって。あはは」
どうやら秋が近付いているらしい。ふと気がついてみると、夜風が何処となく冷たかった。
……だいぶ季節が変わってきたんだなぁ、こっちに来てから。初めはまだ夏の初めくらいだったのに。
「あっ、ご、ごめんラフィールっ。暑かったよね」
「ん……? いや……」
ふと、ラフィールに抱きついたままなことに気が付き。慌ててボクはラフィールから距離を取る。
秋目前といえど、まだ夏なんだ。あんなにぺったりと抱きついてたら、暑いに決まってるよ。
「……さ、さてとっ。それじゃあそろそろ、帰る? だいぶ遊んだし……」
「そうだね~。後は殆ど消化試合みたいなものだから……それもいいかもっ。兄ちゃんは?」
「ああ。別に構わねぇぜ」
「よしっ。それじゃあ帰ろっか。二人共……!」
そんなわけで、ひと夏の思い出を作り終えたボクらは。馬車へと向かいつつ……花火の後の余韻を、雑談しながら楽しんでいた。
「ん? お姉ちゃん、どうかしたの?」
「……いやぁ、その……うん。いや、何でもないよっ。ただその、まださっきの人居るのかなと思って」
その最中で、ボクは時おり辺りを見渡していた。その理由は言わずもがな、あの……シラカというお兄さんのせい。
「あっという間に居なくなっちゃったからさ。なんか、気になって」
花火と共に消えてしまった、シラカというあの人。ボクらの目が届かないくらい遠くまで。……また誰か、男の人を誘いにでも行ったんだろうか?
いや、別に名残惜しいってわけじゃない。どっちかと言えばあの人は、苦手だから……良かったと言えば良かったんだけど。どうしても気になるから。
「ううん……。な、なんかごめんねお姉ちゃんっ。昔からあんな人なんだけど、今日のシラカ兄ちゃんは……特に変だった気がする」
「え? あ、ああ。いや……いいんだよ。結局怖いことはされなかったし」
変な人だった。いや、香水つけてたボクも悪いんだろうけど……。な、なにもあそこまで強引に……。
「ミノル。アイツのことは考えなくていい。アイツはただの……馬鹿だ」
「ば、ばかぁ?」
「ああ。アイツはもう変わっちまったんだよ、昔のシラカとは違う。……昔とは違うんだ」
そういうラフィールの横顔は、どこか寂しそうなものだった。まるで、遠い思い出を見つめるかのような……。
「とにかくアイツには、もう近付くなよ。近付いたら何をされるかわからんからな」
「ああ……いや、それはまあ……十分思い知ったので……(汗)」
「お前は俺らだけ見てりゃいいんだよ。俺かマサト……どっちかをな。……わかるだろ?」
ふと、ラフィールがボクの背中に手を回す。それに少し遅れて、マサトも慌てるように……ボクと手を繋ぎなおす。その瞬間、ボクの中にふわりと温かい気持ちが浮かんできて……。ボクはそれに身を委ねた。
「……うん。そうだね、大丈夫。ありがとう二人共っ」
そうしているうちに、ボクらは馬車の所まで戻ってきたので。ボクらは馬車に乗り込み、ラフィールが馬を歩かせるのを見守った。
「ふわぁ……。にしても、今日は何だか疲れちゃったね。色々遊び過ぎちゃった……」
「そうだねー。大分動き回ったから。フフ、めちゃめちゃ眠そうじゃんマサト」
「んにゃ……。花火が楽しみで、あまり寝てなかったから……」
「何なら寝ててもいいんだぞ。その間、コイツは俺が守っててやっからよ。は、騎士の役目ってヤツだ」
「なにをっ。そ、それはおれの役目でしょ。……ううん。むにゅ……」
一気に気が抜けてしまったんだろう。馬車が動き出した途端、マサトは大きなアクビをした。何度も目を擦りながら、必死に起きていようとするけど。流石に無理はしてほしくない。
「大丈夫だよ、マサトっ。ボクなら平気だから。ゆっくり寝てて」
「んー……。んでも……」
「いいのいいの。……ほら、おやすみ。ついたら起こしてあげるから」
「……ん。わかった……。じ、じゃあ……。……おやすみ……」
馬車の中にあったシーツを、マサトに被せる。するとマサトは、早くもすやすやと寝息を立てながら眠ってしまった。
無理をしてたんだろう。色々ボクのために気を張ってくれていたんだ。ボクがあんな香水なんて持ってきたから、余計な気苦労をさせてしまったな……。
「……あれ? そういえば……」
ラフィールは大丈夫なんだろうか、と思った。ボクのあの香水は、オーク全般に効くはずだ。それならラフィールにも効いてないとおかしい。
だけど変だな。ラフィールはいつも通りだし……。もしかして、香水の効果が切れたのか? いやでも、そこまでめちゃめちゃに時間が過ぎてるわけじゃないんだし……。
「……寝たか? マサト」
「えっ? あ、うん。……ぐっすり眠ってるよ。よっぽど疲れてたんだろうね」
ラフィールが振り返って、マサトの様子を見る。やっぱり兄弟だ。何だかんだ言いながら、マサトのことが気になるんだろう。
……まあいいや。香水が効いてないなら、効いてないでいい。そのままで居よう。あの時みたいに……。
『から……ころ……。……ことん……』
「ん? ラフィール……?」
その時だった。ラフィールが突然、馬を止めた。そしてゆっくりとボクを見て、何かを思うような目を見せた。
「……隣、座れよ」
「えっ。……あ、うん。わかった……」
言われるがままに、ボクはラフィールの隣に座る。なんだ、どうしたんだ? 急に……。
「楽しかったか? 今日は」
「今日? いやまあ。そりゃ楽しかったけど? こんなの久しぶりだったし……」
「そうか。じゃあ……マサトとはもうシたのか?」
「えっ!?」
「隠すなよ。別に恥ずかしいことじゃねぇだろ。……どうなんだ、実際」
そ、そうか。そういえばラフィールは知らないんだ、ボクらがシてたこと。……そうだよな、居なかったもん。
「……う、うん……。……シたよ。ほ、本番はしてないけどっ。ちょっとだけ……」
「……そうか。じゃあ……いいよな」
「ん? い、いいよなって……? ――んっ……!?」
刹那。ボクが瞬きをした、僅かな一瞬を狙って。ラフィールがボクに……キスをした。ボクの体を抱きしめながら、決して離れることが出来ないよう、いつも以上に舌を絡めあわせて……。
「んっ……! ん、んぷっ……! ん……!」
な、なんだ。どうしたんだいきなり。こんな、こんな辛坊たまらないようなキス……。ボクの全部を、求めてくるみたいな……。
「……ぷぁっ。……冗談キツイぜ、本当。こっちがどれだけ我慢してたかもしらねぇで」
「はっ……! ……ぁっ。が、我慢……?」
「お前……あの香水使ってんだろ。……っとに。順番待ちだなんて……余計な約束しちまったよ」
「え……やぁっ……! んっ……!」
ラフィールっ……。もしかして、これって……発情してる……? が、我慢出来ないの? ボクを……。そんなにボクを……?
「お前はお前のままで、十分いいのに……。それ以上魅力的になってどうするつもりだ? 他の男でも誘いたいのか?」
「……そ、そんなわけっ……。ボクは、その。ただっ……」
「ならそのままでいろよ。少なくとも、俺ら以外の前でそんな油断した姿見せんじゃねえ。……わかったか?」
「わ、わかったっ。わかったからっ……! ……ご、ごめん……」
「……ああ。頼むぜ、本当。……マサトならともかく。他の男にお前を奪われるなんて……死んだほうがマシだ」
ラフィールはそう言うと、もう一度ボクにキスをする。何度も何度も、唇を離しては……キスをして。離しては……キスをして。永遠とも思えるようなその繰り返しを、何度も何度も続けていた。
……コオロギが鳴いていた。ラフィールはキスで発せられる、ちゅぱっ……というような僅かな水音を、そのコオロギの音色で隠してした。
起こさないようにしたいんだろう、マサトを。だけどもう我慢が出来ない。……だから今、ラフィールは……ボクを。こんなに静かに、力強く抱いて……?
「んっ……♡ ふっ……ぁっ……♡♡」
「……ミノル。……シていいか、今」
「っ~……♡ ……れ、れもっ。マサトに聴こえちゃっ……♡」
「起こさなきゃいいだろ……。……だから、我慢してくれよ。ちょっとキツイだろうが……」
「えっ……。……ふっ……♡ ん、こ、こらっ……♡♡ ちょっ……♡」
ラフィールはそっと、ボクを押し倒す。僅かな音も立てないよう、優しく……馬車の中で寝そべらせる。
もう限界なようだった。ラフィールはボクにキスをしながら、手探りで……ボクの浴衣の帯を緩めていく。
やがて帯が解ける寸前の所で、ラフィールはボクの浴衣を……はだけさせた。そして大胆にも開いた隙間から、ラフィールはボクに……それを近づけてくる……。
「……っ……♡♡ ふっ……ぁ……♡♡」
……大きい。そそり立つようなラフィールのおちんちんが、ボクに触れている。まるで、兜合わせのように……。
よっぽど我慢していたのだろう。おちんちんに浮き出ている血管は、もはや破裂寸前。……勝負になるわけない。ボクの小さなおちんちんと、ラフィールの……こんな、発情しきった……オスのおちんちんなんて……。
「頼むから、静かにしててくれよ。……な?」
「……やっ……。い、いやっ……でもっ……♡ ……こんなので、犯されたらっ♡ ぜ、絶対声がっ……♡」
「……だからキスしてんだろ。お前の声を出さないようにさ……」
「あっ……♡ ……ふっ、ちゅっ……♡ ちゅぱっ……♡ ちゅっ……♡」
キスをしながら、ラフィールは……ボクの脚を開かせる。ボクのお尻に腰をあてがい、そのおちんちんを……ボクの穴へと照準を合わせる。
だけどいざ、穴におちんちんが触れた瞬間。ボクの全身に……ぞゎぁぁっっ……とした快感が走ってしまった。
……絶対気持ちいいんだ、こんなの。こんな、こんなっ……すぐそばにマサトが居るのに。聴こえないようセックスするなんてっ……。は、背徳感が……やば過ぎでっ……♡
「ミノル……。……挿れるぞ」
「あっ♡ ちょ、ちょっとまっ……♡♡ ――――ふっ……!? っ……ぁぁっ……♡♡ ふ……ぁっっっ……♡♡♡!」
そしてラフィールが、ボクの穴に……おちんちんを押し込んだ瞬間。あまりに耐え難いほどの快感が、ボクのお尻から……全身へと伝導した。
……気持ちいいっ。す、すごくっ。たまらずボクは声を出してしまいそうになるけど、ぼ、ボクは……キスをして耐えたっ……♡♡ ラフィールに抱きつきながら、真正面から……キスをっ……♡♡!
「ふっ……! つ……ぁっ……。……ぁ……ふっ……。……ぁ……」
「ふーっっ……♡♡ っ~~っ……♡♡! ぁっ……ちゅっ……♡♡! ちゅぱっ……♡♡♡! れろっ……♡」
――ぐっ……ごりゅっ……♡! ごりゅ……こっ……♡♡ こつっ……ごりゅっ……♡♡ ごりゅっっ~~っっ………♡♡!!
「っ……! ……はっ。……ミノルっ……。ミノルっ……!」
「……らめっ……♡! ちゅっ……♡♡ ……よ……よんでぁらっ……♡♡ ……こえっ……でちゃっ……!」
……静かに。それでいて、力強く。ラフィールはボクを抱きしめながら……、必死にボクの中におちんちんを擦り付けていた。
本当は激しく動きたいんだろう。遠慮せず、抱き潰したいんだろう。こんな、スローなピストンじゃなくっ。いつものように……、あるいはいつも以上に……激しくっ……♡♡
「……っ……♡♡ ちゅっ……くちゅ……れぁっ……♡ はっ……♡♡ ……くちゃ……♡♡」
……おちんちんが、ゆっくりと……ボクを貫く。もどかしいほどに、遅く……ぬらりと、それでいて確実に、ボクのお尻の奥を……押し広げていく。
……ごりゅっ……ごっ……ごごっっ……♡ そんなボクの体をかき分けていく音が、低振動の周波数となって……ボクの体を、全身を、そして耳を。淡く愛撫するかのように……ボクを包み込んでいく。
……き、気持ちいいっ。というより、こ、心地良い……? なんか、ゆっくりなセックスなのに……。ラフィールと一つになっている感覚が、凄くてっ……♡♡ ……あ、愛情たっぷりの、セックスって感じがしてっ……!
「あっ……♡ ……らっ……ら、ふぃーるっ……♡ ……か、かんじ、てるよっ……ボクっ……♡ これでっ……かんじ、ちゃってるよっ……♡!」
ラフィールは、ボクの中にある僅かな隙間を求めて……ゆっくりと腰を動かし続けた。ピストンと言えないほどの、僅かな腰使いで……ボクの中で必死におちんちんを高めようとしていた。
……愛おしかった。まるで、ラフィールが急に弱々しくなったかのように。こんな、こんな優しくて、ねっとりとしたセックス……♡ ……き、嫌いなわけがない。こんなセックス、好きじゃなきゃ……出来るわけないっ……♡
「……お、おいっ。急に締め付けんなっ……。そ、それっ。ちょっ……!」
「……きてっ……♡ き、きてっ……らふぃーるっ……♡♡ ちゅっ……♡ ちゅぁっ……♡ はっ……♡♡ ……ぼ、ボクの中にっ……♡ だ、出してっ……♡!」
「っ……バカっ……。……い、いつもより……締め付け良すぎんだろっ……。……このっ……、お、俺の苦労も知らずにっ……!」
キスをしながら、ボクはラフィールを求めた。その度にラフィールは、ボクの強く抱きしめて……音もなくボクを犯し続けた。
やがてそれが、何十分か続いた頃か……。ようやくボクらに、絶頂の兆しが現れる。……もうすぐ、気持ちよくなれる。その予感を感じ取ったボクは、今まで以上に強く抱きしめあった。これから起こることを、マサトには決して……聞かれないよう……♡
「……はっ……♡ ぁ……あっ……♡ ……い、くっ……いくっ……♡ いくっ……!」
「……くそっ。こ、こんなの俺らしくねぇよ。こんな、おせぇセックスなんかでっ……い、イクなんざっ……」
「……♡ い、いいからっ……♡ もう、もうすぐだからっ♡ ……後少しで、すぐ、そこまで来てるからっ……このままっ……つ、続けてえっ……♡!」
――ぱちゅっ……♡ ぱんっ……くちゅっ……♡ ごりゅつ……こっ……♡ ねと……ごりゅっ……♡
……スピードを変えることは許されなかった。もし少しでも、腰の動きを早めたり……遅めたりしたら。今まで高めてきた絶頂感が、全部台無しになる。
だからラフィールは、必死にボクにキスをしていた。思うように動けない辛さを、キスで誤魔化していた。
……それがいい。その必死になってる……ラフィールの顔が、ボクは好きなんだ。ボクだけに見せてくれる、その顔が。とろけるような……オスの顔が……ボクは……♡ ……すき……♡
「はっ……♡ い……イクっ……イクっ……♡ くりゅっ……♡ ら、らふぃーるっ……らふぃーるっ……♡♡ 好きっ、す、好きっ……好きっ……! 好きっ……♡! イクっ……!」
「ミノルっ……、ああ、俺もっ……イクぞっ……♡ し、しっかり締めろっ……俺も、もうすぐっ……! ……っ、ぁっ……ぁぁあっ……! くっ……! くぁっ……!」
「――ふっ……ふぁぁぁあっっっっ………♡♡♡!!! ふっ……ぅぁぁぁっっ………♡♡! あっ……はぁっ……♡♡♡」
――びくんっ……♡ ……ぴくんっ……ぴくっ……♡ ……どくんっ……♡ ……びくっ……びくんっ……♡ ……ぴくっ……♡
ぴゅ~~っ……♡ ……ぴゅっ……ぴゅるっ……♡ びゅーっ……♡♡ びゅっ……♡♡ ……ぴゅっ……♡♡
「ふっ……♡♡♡ ぁ……♡ ……はあっ……♡♡」
……溢れんばかりの充実感だった。ラフィールに中出しされた瞬間、ボクの全身を……甘い電流みたいなのが駆け抜けて。一気にボクを……絶頂まで押し上げてしまった……♡
……とろけていた……♡ ラフィールとキスをしながら、お互いの絶頂を……分け合うみたいに……♡ ひとつになって、とろとろに……♡ このせーえきみたいに、混ぜ合わせてっ……♡♡
「……はっ……♡ い、イっちゃったね……♡ こんな、おそいセックスで……♡」
「……くそっ……。……俺らしくねえよ。こんなの、お前っ……♡」
「い、いいじゃんか……たまには……♡ ……そ、それにさっ。激しいのがしたいなら、……帰ってから……沢山出来るんだから……♡♡♡」
「……ああ。そうだな……。……ったく。覚悟しとけよ、お前……。……絶対寝かせねぇからな……」
「う、うんっ……♡ うんっ……♡ ……わかって、るよ……♡」
そしてボクらは、キスをして……。一旦のセックスを中断させた。流石にこれ以上をやれば、マサトを起こしてしまうだろうから。
だけどいざ村に帰って、マサトを寝かせた瞬間。ボクはラフィールの部屋に向かって駆け出して行った。そしてラフィールの前で裸になって……、たくさん、思い切り……全力で犯された……♡
思い切り喘いで、思い切り突いて……。思い切り射精して……。思い切り、気持ちよくなった……。思う存分、好きなだけ……ずっと、季節が変わるまで……♡
いよいよ花火も終盤へと近づいたのか、徐々に一発一発の輝きがどんどん派手になっていき。最後の一発に向けて盛り上げにかかっているようだった。
同時にそれは、ボクらの夏が終わることを示唆していた。
こういうお祭りか何かの時って、終わりの時間がヤケに切なく感じるもので。ましてや二人と一緒に居る今だったら、なおのことそうだろう。
……また来年も、二人と一緒に見れたらいいな。そんなことを思いながらボクは、花火の終わりを見守ろうとしていた。
打ち上がった花火が、一斉に夜空に散っていく。そして最後の一瞬、不自然に花火の連射が止まって。意味ありげに周りが静まり返った、次の瞬間……。
『ドドドォォォォンっ……!! パラパラパラっ……!』
無数の花火が重なり合い、大きな大きな彼岸花を夜空に彩った。やがてそれは静かに輝きを失っていき、いつしか……完全に消えてしまう。
恐らくこれが最後の花火なのだろう。それを見た瞬間、周りは一斉に沸き立って、消えゆく花火に向けて拍手を送っていた。
「はぁ……。終わっちゃったね」
マサトのその一言で、ボクはふぅっ……と、息を吐く。ああ、終わってしまったという気持ちと共に、襲いかかってこようとする寂しさを……二人の手の温もりで慰めようとする。
「わっ!」
その時だった。突然ボクの眼の前を、ぶーんと……トンボが通り過ぎた。
それに驚くあまり、ボクは二人から手を離してしまって。ついついフラフラと……ラフィールの方に倒れてしまった。
「び、ビックリした……。なんだ、トンボかぁ……。変な虫かと思ったよ」
「にししっ! お姉ちゃん虫苦手だもんね、カブトムシとかもっ」
「うん、そう……。まあトンボは大丈夫だけど、いきなりだったからビックリしちゃって。あはは」
どうやら秋が近付いているらしい。ふと気がついてみると、夜風が何処となく冷たかった。
……だいぶ季節が変わってきたんだなぁ、こっちに来てから。初めはまだ夏の初めくらいだったのに。
「あっ、ご、ごめんラフィールっ。暑かったよね」
「ん……? いや……」
ふと、ラフィールに抱きついたままなことに気が付き。慌ててボクはラフィールから距離を取る。
秋目前といえど、まだ夏なんだ。あんなにぺったりと抱きついてたら、暑いに決まってるよ。
「……さ、さてとっ。それじゃあそろそろ、帰る? だいぶ遊んだし……」
「そうだね~。後は殆ど消化試合みたいなものだから……それもいいかもっ。兄ちゃんは?」
「ああ。別に構わねぇぜ」
「よしっ。それじゃあ帰ろっか。二人共……!」
そんなわけで、ひと夏の思い出を作り終えたボクらは。馬車へと向かいつつ……花火の後の余韻を、雑談しながら楽しんでいた。
「ん? お姉ちゃん、どうかしたの?」
「……いやぁ、その……うん。いや、何でもないよっ。ただその、まださっきの人居るのかなと思って」
その最中で、ボクは時おり辺りを見渡していた。その理由は言わずもがな、あの……シラカというお兄さんのせい。
「あっという間に居なくなっちゃったからさ。なんか、気になって」
花火と共に消えてしまった、シラカというあの人。ボクらの目が届かないくらい遠くまで。……また誰か、男の人を誘いにでも行ったんだろうか?
いや、別に名残惜しいってわけじゃない。どっちかと言えばあの人は、苦手だから……良かったと言えば良かったんだけど。どうしても気になるから。
「ううん……。な、なんかごめんねお姉ちゃんっ。昔からあんな人なんだけど、今日のシラカ兄ちゃんは……特に変だった気がする」
「え? あ、ああ。いや……いいんだよ。結局怖いことはされなかったし」
変な人だった。いや、香水つけてたボクも悪いんだろうけど……。な、なにもあそこまで強引に……。
「ミノル。アイツのことは考えなくていい。アイツはただの……馬鹿だ」
「ば、ばかぁ?」
「ああ。アイツはもう変わっちまったんだよ、昔のシラカとは違う。……昔とは違うんだ」
そういうラフィールの横顔は、どこか寂しそうなものだった。まるで、遠い思い出を見つめるかのような……。
「とにかくアイツには、もう近付くなよ。近付いたら何をされるかわからんからな」
「ああ……いや、それはまあ……十分思い知ったので……(汗)」
「お前は俺らだけ見てりゃいいんだよ。俺かマサト……どっちかをな。……わかるだろ?」
ふと、ラフィールがボクの背中に手を回す。それに少し遅れて、マサトも慌てるように……ボクと手を繋ぎなおす。その瞬間、ボクの中にふわりと温かい気持ちが浮かんできて……。ボクはそれに身を委ねた。
「……うん。そうだね、大丈夫。ありがとう二人共っ」
そうしているうちに、ボクらは馬車の所まで戻ってきたので。ボクらは馬車に乗り込み、ラフィールが馬を歩かせるのを見守った。
「ふわぁ……。にしても、今日は何だか疲れちゃったね。色々遊び過ぎちゃった……」
「そうだねー。大分動き回ったから。フフ、めちゃめちゃ眠そうじゃんマサト」
「んにゃ……。花火が楽しみで、あまり寝てなかったから……」
「何なら寝ててもいいんだぞ。その間、コイツは俺が守っててやっからよ。は、騎士の役目ってヤツだ」
「なにをっ。そ、それはおれの役目でしょ。……ううん。むにゅ……」
一気に気が抜けてしまったんだろう。馬車が動き出した途端、マサトは大きなアクビをした。何度も目を擦りながら、必死に起きていようとするけど。流石に無理はしてほしくない。
「大丈夫だよ、マサトっ。ボクなら平気だから。ゆっくり寝てて」
「んー……。んでも……」
「いいのいいの。……ほら、おやすみ。ついたら起こしてあげるから」
「……ん。わかった……。じ、じゃあ……。……おやすみ……」
馬車の中にあったシーツを、マサトに被せる。するとマサトは、早くもすやすやと寝息を立てながら眠ってしまった。
無理をしてたんだろう。色々ボクのために気を張ってくれていたんだ。ボクがあんな香水なんて持ってきたから、余計な気苦労をさせてしまったな……。
「……あれ? そういえば……」
ラフィールは大丈夫なんだろうか、と思った。ボクのあの香水は、オーク全般に効くはずだ。それならラフィールにも効いてないとおかしい。
だけど変だな。ラフィールはいつも通りだし……。もしかして、香水の効果が切れたのか? いやでも、そこまでめちゃめちゃに時間が過ぎてるわけじゃないんだし……。
「……寝たか? マサト」
「えっ? あ、うん。……ぐっすり眠ってるよ。よっぽど疲れてたんだろうね」
ラフィールが振り返って、マサトの様子を見る。やっぱり兄弟だ。何だかんだ言いながら、マサトのことが気になるんだろう。
……まあいいや。香水が効いてないなら、効いてないでいい。そのままで居よう。あの時みたいに……。
『から……ころ……。……ことん……』
「ん? ラフィール……?」
その時だった。ラフィールが突然、馬を止めた。そしてゆっくりとボクを見て、何かを思うような目を見せた。
「……隣、座れよ」
「えっ。……あ、うん。わかった……」
言われるがままに、ボクはラフィールの隣に座る。なんだ、どうしたんだ? 急に……。
「楽しかったか? 今日は」
「今日? いやまあ。そりゃ楽しかったけど? こんなの久しぶりだったし……」
「そうか。じゃあ……マサトとはもうシたのか?」
「えっ!?」
「隠すなよ。別に恥ずかしいことじゃねぇだろ。……どうなんだ、実際」
そ、そうか。そういえばラフィールは知らないんだ、ボクらがシてたこと。……そうだよな、居なかったもん。
「……う、うん……。……シたよ。ほ、本番はしてないけどっ。ちょっとだけ……」
「……そうか。じゃあ……いいよな」
「ん? い、いいよなって……? ――んっ……!?」
刹那。ボクが瞬きをした、僅かな一瞬を狙って。ラフィールがボクに……キスをした。ボクの体を抱きしめながら、決して離れることが出来ないよう、いつも以上に舌を絡めあわせて……。
「んっ……! ん、んぷっ……! ん……!」
な、なんだ。どうしたんだいきなり。こんな、こんな辛坊たまらないようなキス……。ボクの全部を、求めてくるみたいな……。
「……ぷぁっ。……冗談キツイぜ、本当。こっちがどれだけ我慢してたかもしらねぇで」
「はっ……! ……ぁっ。が、我慢……?」
「お前……あの香水使ってんだろ。……っとに。順番待ちだなんて……余計な約束しちまったよ」
「え……やぁっ……! んっ……!」
ラフィールっ……。もしかして、これって……発情してる……? が、我慢出来ないの? ボクを……。そんなにボクを……?
「お前はお前のままで、十分いいのに……。それ以上魅力的になってどうするつもりだ? 他の男でも誘いたいのか?」
「……そ、そんなわけっ……。ボクは、その。ただっ……」
「ならそのままでいろよ。少なくとも、俺ら以外の前でそんな油断した姿見せんじゃねえ。……わかったか?」
「わ、わかったっ。わかったからっ……! ……ご、ごめん……」
「……ああ。頼むぜ、本当。……マサトならともかく。他の男にお前を奪われるなんて……死んだほうがマシだ」
ラフィールはそう言うと、もう一度ボクにキスをする。何度も何度も、唇を離しては……キスをして。離しては……キスをして。永遠とも思えるようなその繰り返しを、何度も何度も続けていた。
……コオロギが鳴いていた。ラフィールはキスで発せられる、ちゅぱっ……というような僅かな水音を、そのコオロギの音色で隠してした。
起こさないようにしたいんだろう、マサトを。だけどもう我慢が出来ない。……だから今、ラフィールは……ボクを。こんなに静かに、力強く抱いて……?
「んっ……♡ ふっ……ぁっ……♡♡」
「……ミノル。……シていいか、今」
「っ~……♡ ……れ、れもっ。マサトに聴こえちゃっ……♡」
「起こさなきゃいいだろ……。……だから、我慢してくれよ。ちょっとキツイだろうが……」
「えっ……。……ふっ……♡ ん、こ、こらっ……♡♡ ちょっ……♡」
ラフィールはそっと、ボクを押し倒す。僅かな音も立てないよう、優しく……馬車の中で寝そべらせる。
もう限界なようだった。ラフィールはボクにキスをしながら、手探りで……ボクの浴衣の帯を緩めていく。
やがて帯が解ける寸前の所で、ラフィールはボクの浴衣を……はだけさせた。そして大胆にも開いた隙間から、ラフィールはボクに……それを近づけてくる……。
「……っ……♡♡ ふっ……ぁ……♡♡」
……大きい。そそり立つようなラフィールのおちんちんが、ボクに触れている。まるで、兜合わせのように……。
よっぽど我慢していたのだろう。おちんちんに浮き出ている血管は、もはや破裂寸前。……勝負になるわけない。ボクの小さなおちんちんと、ラフィールの……こんな、発情しきった……オスのおちんちんなんて……。
「頼むから、静かにしててくれよ。……な?」
「……やっ……。い、いやっ……でもっ……♡ ……こんなので、犯されたらっ♡ ぜ、絶対声がっ……♡」
「……だからキスしてんだろ。お前の声を出さないようにさ……」
「あっ……♡ ……ふっ、ちゅっ……♡ ちゅぱっ……♡ ちゅっ……♡」
キスをしながら、ラフィールは……ボクの脚を開かせる。ボクのお尻に腰をあてがい、そのおちんちんを……ボクの穴へと照準を合わせる。
だけどいざ、穴におちんちんが触れた瞬間。ボクの全身に……ぞゎぁぁっっ……とした快感が走ってしまった。
……絶対気持ちいいんだ、こんなの。こんな、こんなっ……すぐそばにマサトが居るのに。聴こえないようセックスするなんてっ……。は、背徳感が……やば過ぎでっ……♡
「ミノル……。……挿れるぞ」
「あっ♡ ちょ、ちょっとまっ……♡♡ ――――ふっ……!? っ……ぁぁっ……♡♡ ふ……ぁっっっ……♡♡♡!」
そしてラフィールが、ボクの穴に……おちんちんを押し込んだ瞬間。あまりに耐え難いほどの快感が、ボクのお尻から……全身へと伝導した。
……気持ちいいっ。す、すごくっ。たまらずボクは声を出してしまいそうになるけど、ぼ、ボクは……キスをして耐えたっ……♡♡ ラフィールに抱きつきながら、真正面から……キスをっ……♡♡!
「ふっ……! つ……ぁっ……。……ぁ……ふっ……。……ぁ……」
「ふーっっ……♡♡ っ~~っ……♡♡! ぁっ……ちゅっ……♡♡! ちゅぱっ……♡♡♡! れろっ……♡」
――ぐっ……ごりゅっ……♡! ごりゅ……こっ……♡♡ こつっ……ごりゅっ……♡♡ ごりゅっっ~~っっ………♡♡!!
「っ……! ……はっ。……ミノルっ……。ミノルっ……!」
「……らめっ……♡! ちゅっ……♡♡ ……よ……よんでぁらっ……♡♡ ……こえっ……でちゃっ……!」
……静かに。それでいて、力強く。ラフィールはボクを抱きしめながら……、必死にボクの中におちんちんを擦り付けていた。
本当は激しく動きたいんだろう。遠慮せず、抱き潰したいんだろう。こんな、スローなピストンじゃなくっ。いつものように……、あるいはいつも以上に……激しくっ……♡♡
「……っ……♡♡ ちゅっ……くちゅ……れぁっ……♡ はっ……♡♡ ……くちゃ……♡♡」
……おちんちんが、ゆっくりと……ボクを貫く。もどかしいほどに、遅く……ぬらりと、それでいて確実に、ボクのお尻の奥を……押し広げていく。
……ごりゅっ……ごっ……ごごっっ……♡ そんなボクの体をかき分けていく音が、低振動の周波数となって……ボクの体を、全身を、そして耳を。淡く愛撫するかのように……ボクを包み込んでいく。
……き、気持ちいいっ。というより、こ、心地良い……? なんか、ゆっくりなセックスなのに……。ラフィールと一つになっている感覚が、凄くてっ……♡♡ ……あ、愛情たっぷりの、セックスって感じがしてっ……!
「あっ……♡ ……らっ……ら、ふぃーるっ……♡ ……か、かんじ、てるよっ……ボクっ……♡ これでっ……かんじ、ちゃってるよっ……♡!」
ラフィールは、ボクの中にある僅かな隙間を求めて……ゆっくりと腰を動かし続けた。ピストンと言えないほどの、僅かな腰使いで……ボクの中で必死におちんちんを高めようとしていた。
……愛おしかった。まるで、ラフィールが急に弱々しくなったかのように。こんな、こんな優しくて、ねっとりとしたセックス……♡ ……き、嫌いなわけがない。こんなセックス、好きじゃなきゃ……出来るわけないっ……♡
「……お、おいっ。急に締め付けんなっ……。そ、それっ。ちょっ……!」
「……きてっ……♡ き、きてっ……らふぃーるっ……♡♡ ちゅっ……♡ ちゅぁっ……♡ はっ……♡♡ ……ぼ、ボクの中にっ……♡ だ、出してっ……♡!」
「っ……バカっ……。……い、いつもより……締め付け良すぎんだろっ……。……このっ……、お、俺の苦労も知らずにっ……!」
キスをしながら、ボクはラフィールを求めた。その度にラフィールは、ボクの強く抱きしめて……音もなくボクを犯し続けた。
やがてそれが、何十分か続いた頃か……。ようやくボクらに、絶頂の兆しが現れる。……もうすぐ、気持ちよくなれる。その予感を感じ取ったボクは、今まで以上に強く抱きしめあった。これから起こることを、マサトには決して……聞かれないよう……♡
「……はっ……♡ ぁ……あっ……♡ ……い、くっ……いくっ……♡ いくっ……!」
「……くそっ。こ、こんなの俺らしくねぇよ。こんな、おせぇセックスなんかでっ……い、イクなんざっ……」
「……♡ い、いいからっ……♡ もう、もうすぐだからっ♡ ……後少しで、すぐ、そこまで来てるからっ……このままっ……つ、続けてえっ……♡!」
――ぱちゅっ……♡ ぱんっ……くちゅっ……♡ ごりゅつ……こっ……♡ ねと……ごりゅっ……♡
……スピードを変えることは許されなかった。もし少しでも、腰の動きを早めたり……遅めたりしたら。今まで高めてきた絶頂感が、全部台無しになる。
だからラフィールは、必死にボクにキスをしていた。思うように動けない辛さを、キスで誤魔化していた。
……それがいい。その必死になってる……ラフィールの顔が、ボクは好きなんだ。ボクだけに見せてくれる、その顔が。とろけるような……オスの顔が……ボクは……♡ ……すき……♡
「はっ……♡ い……イクっ……イクっ……♡ くりゅっ……♡ ら、らふぃーるっ……らふぃーるっ……♡♡ 好きっ、す、好きっ……好きっ……! 好きっ……♡! イクっ……!」
「ミノルっ……、ああ、俺もっ……イクぞっ……♡ し、しっかり締めろっ……俺も、もうすぐっ……! ……っ、ぁっ……ぁぁあっ……! くっ……! くぁっ……!」
「――ふっ……ふぁぁぁあっっっっ………♡♡♡!!! ふっ……ぅぁぁぁっっ………♡♡! あっ……はぁっ……♡♡♡」
――びくんっ……♡ ……ぴくんっ……ぴくっ……♡ ……どくんっ……♡ ……びくっ……びくんっ……♡ ……ぴくっ……♡
ぴゅ~~っ……♡ ……ぴゅっ……ぴゅるっ……♡ びゅーっ……♡♡ びゅっ……♡♡ ……ぴゅっ……♡♡
「ふっ……♡♡♡ ぁ……♡ ……はあっ……♡♡」
……溢れんばかりの充実感だった。ラフィールに中出しされた瞬間、ボクの全身を……甘い電流みたいなのが駆け抜けて。一気にボクを……絶頂まで押し上げてしまった……♡
……とろけていた……♡ ラフィールとキスをしながら、お互いの絶頂を……分け合うみたいに……♡ ひとつになって、とろとろに……♡ このせーえきみたいに、混ぜ合わせてっ……♡♡
「……はっ……♡ い、イっちゃったね……♡ こんな、おそいセックスで……♡」
「……くそっ……。……俺らしくねえよ。こんなの、お前っ……♡」
「い、いいじゃんか……たまには……♡ ……そ、それにさっ。激しいのがしたいなら、……帰ってから……沢山出来るんだから……♡♡♡」
「……ああ。そうだな……。……ったく。覚悟しとけよ、お前……。……絶対寝かせねぇからな……」
「う、うんっ……♡ うんっ……♡ ……わかって、るよ……♡」
そしてボクらは、キスをして……。一旦のセックスを中断させた。流石にこれ以上をやれば、マサトを起こしてしまうだろうから。
だけどいざ村に帰って、マサトを寝かせた瞬間。ボクはラフィールの部屋に向かって駆け出して行った。そしてラフィールの前で裸になって……、たくさん、思い切り……全力で犯された……♡
思い切り喘いで、思い切り突いて……。思い切り射精して……。思い切り、気持ちよくなった……。思う存分、好きなだけ……ずっと、季節が変わるまで……♡
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