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素直な自分になる少年
放課後、二人きり……
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「――はあッ……! や、やっと終わったあ……。とりあえずコレで、今日の分は終わりだよ……」
そうしてボクとマサトが、店の掃除を終える頃。モップを片手に窓の外を見てみると、夕陽はすっかり沈みかけで。ボクらはへとへとになった両腕で、何とか掃除用具を片づけていく。
案外時間がかかってしまった。他の店員さんとかは、忙しいからって帰ったり、別のクラスの手伝いに行っちゃったりとかで。結局殆どボクとマサトだけで片づける羽目になってしまった。ちょ、ちょっとくらい手伝っておくれよ。もう。
「い、いやあ……。流石に疲れたね……。まさか喫茶店が、ここまで大変だったなんて。ボク想定外だったよ」
「喫茶店っていうか、後半はもう仮装パーティーになってたからね……。やっぱり陽キャ軍団には敵わないって。勝手に劇とか始めちゃうし」
「しまいには文化祭の打ち上げもここでやるって言いだしたしさあ……。さ、流石にやめてくれって思ったよ……」
そんな喧騒から解き放たれ、ようやく静かになった店の中。ボクらは窓際のテーブル席に座りながら、夕陽を片手に紅茶を飲む。
結局お昼休憩の後、まともに休む時間すら無かったから。あえて冷たくした紅茶が、これまた身体に染みて……。カップを空にしたボクらは、はあ~と大きなため息を……。
「でも、ありがとうお姉ちゃんっ。お姉ちゃんが居なかったら、流石に手が回らなかったよ。めちゃめちゃ助かっちゃった」
「いやあ……はは。あ、あまり力になれてたかわからないけど」
「そんなことないよ! やっぱり看板娘的な人が居ると、お客さんの数は違うからねえ……」
「へ?」
「う、うそうそ! 冗談だって。……まあでも、お姉ちゃんに近寄る奴を撃退する方が忙しかったりして」
「ああ……。まさかナチュラルにナンパされるなんて思ってなかったけど。……で、でもボクはほら。マサトとラフィールだけのものだから……」
「っ……♡ お、お姉ちゃん……♡」
そうして漏らしてしまった本音に気づき、ボクは思わず顔を赤らめながら俯く。テーブルの木目に映る、窓の影だけをジッと見つめていて。何とか恥ずかしい気持ちを抑え込もうとしていた。
「そ、そういえばさっ。マサト、さっきはありがとう。助けてくれて……」
「え? さっき?」
「ほら、金髪の……」
「ああー! いや、いいんだよアレはっ。どっちかと言えば、おれの問題にお姉ちゃんを巻き込んだんだし。何も気にする必要なんて無いよっ」
「そ、そう……? でも、結局任せっきりにしちゃったからさ。本当は、年上のボクの方がちゃんとするべきだろうに……」
「そんなことないよっ! ……それに、おれも……嬉しかったからさっ。あんなこと言ってくれるなんて……」
「ん……?」
するとマサトは、ボクと同じような姿勢でテーブルを見つめた。どうやらマサトの頬が赤らんで見えるのは、決して夕陽のせいだけじゃなさそうで……。
「王子じゃなくても、好きになってたって……。お、おれ凄く嬉しかった。だからあの時おれは、本当にこの人を好きになってよかったって……改めて思ったんだ。……だから、守りたくて。お姉ちゃんをおれが、幸せにしたくて」
「マサト……」
「おれにとってお姉ちゃんは、側に居てくれるだけで嬉しいんだ。それこそお姉ちゃんが言ったみたいに、側に居るだけで楽しいし、幸せだし……。……おれはその、お姉ちゃんが側に居るこの【日常】を、大切にしたいんだ。い、いつまでも、ずっと……」
その“いつまでも”の言葉に含まれた意味。それがわからないほど、ボクは子供じゃなかった。だから思わずボクは、息を呑んじゃって。一瞬どうすればいいのかわからなくなってしまい、ただ狼狽えるように目を泳がせる。
『ゴーン……ゴーン……』
そんな時だった。鐘の……重厚感のある音色が、どこからともなく聴こえて来て。そろそろ下校時間なのだと本能的に理解する。
だけど動けずに居た。だってボクは、そして恐らくマサトも、この鐘が……通常通りの意味で聴こえてはいなかったはずだから。
別に深い意味は無い。ただ偶然が重なって、連想ゲームみたいになっただけ。……この鐘が、まるで……“式”の時に聴くものに思えたなんて。ただの気のせい……。
「そ、そろそろ帰らなきゃかなっ。明日もあるんだし、今日はその、早めに寝た方が……」
「だねっ……。うん……」
とは言いつつも。ボクとマサト、どちらも席を立つことはなかった。夕陽と仕事疲れのせいか、この喫茶店(風にした教室)で一緒に紅茶を飲んでいるという雰囲気が、あまりに居心地が良くて。帰るという決断を出せずに居た。
今帰ってしまったら、この甘いひと時は終わってしまう。そう考えたらとても帰ることなんて出来なかった。だからせめて、せめてもう一つ。何か思い出を作りたかった……。
『ぱしゃんっ……』
「わっ! あ、ああもう。やっちゃった……」
「お姉ちゃん、紅茶が……! 待ってて、今拭くもの持って来るから!」
そうしてアレやコレや考えてるうちに、ボクは時間稼ぎのつもりで紅茶のお代わりを飲もうとした。
だけどティーポットを持ち上げた瞬間、思わず手が滑って容器を落としてしまって。その際に零れた紅茶が、思い切りボクの胸元にかかってしまったんだ。
「ごめんマサト。この服せっかく着させてくれたのに。汚しちゃって……」
「いいんだよそんなの。洗えばいいんだしさっ。ほら、ちょっとコレで……っ……♡」
「うん、ありがとう。……って、マサト? どうかしたの?」
そうしてボクは、シャツの上のベストをずらし。マサトが持ってきてくれたタオルを受け取って、体を拭こうとしていた。だけどマサトは、タオルを離さずボクをジッと見つめていて。なぜかボーっと立ち尽くしているだけ。
妙な視線だと思った。だからボクは、マサトの視線を追うように……ボクの胸元を見下ろす。――すると濡れたシャツの上から、ボクの……その、ち、乳首が……見えてしまってて。思わずボクは、慌てて両手で胸を隠した。
「わあっ!」
「あっ、ご、ごめん! 違うんだ、えっと、そのっ……!」
何てことの無いはずだった。今更胸なんて、見られ慣れているはずだった。ボクらはお互いに、裸の隅々まで……愛し合ったことがある。だから今更乳首が見られたくらいで、恥ずかしいわけがない。
だけど不思議だった。服やシチュエーションのせいか、なぜか初めての時のように胸がざわざわしていた。
『どくんッ……』
「んっ……! こ、こんな時にっ……♡」
そんなボクの気持ちに反応したのか。突然ボクの胸が、跳ねるように唸った。この感覚は……間違いない、薬が切れたんだ。マサトがくれた、あの発情を抑える薬っ……。
どんどん体が火照って来る。首から汗が流れて、抑えていたボクのメスの部分が騒ぎ出す。――犯されたい。無理やり蓋をしていたその欲求が、ついに爆発しかけているようで。
「……お、お姉ちゃん……♡」
ああ。だ、だめだ。マサトの手が、どんどん伸びてくる。発情してるのがバレてるんだっ。や、やめ……。今胸に触られたら、ボクっ……♡
「ふっっ~~……♡ うっ……ぅぁッ……♡!」
ぬ、濡れたシャツ越しに……マサトの指先を感じるっ……。冷たいシャツの向こうでっ……、マサトの暖かな指先がっ、ぼ、ボクの胸に触れてるっ……♡
紅茶で体が冷えてしまった分、妙に胸まわりが敏感になっちゃってて……。これ、ただ体を触られてるだけなのにっ。どんどん気持ちよくなっちゃう……♡
「ま、マサトぉっ……♡ そこっ……だめっ……。こ、こんな所でっ……誰かに見られたらっ……♡」
「……誰も居ないよっ。い、今は。おれとお姉ちゃんの、二人きりだからっ……♡」
「そんなこと言われてもっ……♡ あ、や、やあっ……♡ 手、入れちゃっ……♡」
するとマサトが、ボクの胸に触れながらっ……、もう片方の手で、シャツのボタンを外したっ……。で、でもボクは、あまりに恥ずかし過ぎて。思わずもう一度胸を隠しちゃって……。
「お姉ちゃん……。腕、広げてよ。じゃないとお姉ちゃんの大事なとこ……。触れないよ……」
「っ……♡ で、でもっ。ボク、ボクはっ……♡ 約束がっ……♡ あっ……!」
「もう無理なんだ、おれっ……。こんな、こんなお姉ちゃんを見て、我慢出来るほどっ……。おれは大人じゃないっ……♡!」
「ひあっ……♡! や、マサトっ……♡! だめっ、そ、そこは今っ……♡!」
そうしてマサトの我慢の糸が、プツン……と斬れる音がした直後。マサトは強引にボクの腕を広げて、乳首に吸い付いた。
マサトの小さな舌先が、ボクの胸を乱暴に舐めまわしててッ……♡♡! ご、強引なのに、気持ちよくてッ……!
「ぷぁっ……♡ もっと、もっと見せてっ……♡ お姉ちゃんの可愛い所を、もっとッ……♡」
「ふっ……!? う、ぁっ……♡! ぁぁあっ……♡!! やあっ……♡ はぁっっ……♡!」
転がされてるっっ♡♡ マサトの口の中でっ……乳首がこりゅこりゅ転がされてるよぉッ…♡♡! ……なにこれっ……♡ ぬ、濡れててっ……♡ 暖かいヨダレが、乳首に纏わりついてきてッ……♡! き、気持ちいいっていうかっ……やばい、これっ……♡!
「ちゅっ……♡ れぁっ……♡! はっ……♡ ちゅぷあっ……♡! くちゅっ……♡!」
「ひぐッ……♡! そ、そんなっ……♡ らんぼうにいっっ……♡ や……♡ はぇつ……♡ やらぁっ……♡」
「ぱぇっ……♡ おねえひゃんっ……♡ お姉ちゃん……♡ ずっと、ずっと好きっ……♡ だからっ……ずっと一緒にっ……♡ ちゅぱっ……♡!」
「ぁぁッ……♡ ……だめっ……♡ そんな、こと。いわれたらっ……か、感じ、ちゃうからっ……♡ やめ……♡!」
ぴんぴんになっちゃった乳首が、マサトの舌でプルンっ……って弾かれてるっ……♡ 何度も何度も、舐められてっ……吸われて、弄ばれてっ……。が、我慢出来るわけないよ、こんなのっ……♡!
……イクッ……♡ ひ、久しぶりにイっちゃうッッ♡♡! マサトの濡れた舌でっ……ぼ、ボク……イかされるッ……! 甘イキ来るッッッ♡♡!
「……そこぉっ……♡♡ そ、そこっ……もっと舐めてっ……♡! イク……からっ……♡ もうちょっとでっ……い、イクからッッ♡♡!」
――ちゅぷっ……♡ れぁっ……♡ ちゅぷぁっ……♡ くにゅっ……♡ くちゅっ……♡ こりゅっ……♡ こりゅっ……こりゅっこりゅっこりゅこりゅこりゅこりゅッッ……♡ ――かりっ……♡!
「ひぐッ……! ふぇっ……あぁぁッッッ……♡♡♡! や……らぁぁぁぁっっっ……♡!」
びぐんッッッ♡♡! ぴくッ……♡! びぐんッ……びぐっ、びぐんっッ……♡! がくっ……♡ ぷしゅっ……♡! ぴゅーーっ……♡♡♡ ぴくっ……♡ びぐっ……♡
「ふっ……♡ はえっ……♡! ……い、いぐっ……♡ イってるっ……よっ……♡! ま、マサトにっ……♡ イか、されっ……♡! はえっ……♡!」
「ごきゅっ……♡ ごきゅんっ……♡! こくっ……こくっ……♡」
……限界まで我慢していた。そこにさらに、マサトの愛撫や、舌使いでっ……もう限界なんてとうに超えてたっ……。だ、だから。そんなときに乳首を甘噛みされたらっ……♡! 優しく、柔く噛まれたらっ……♡ い、イクに……決まってるじゃんかっ……♡
「ぷあっ……♡ お、お姉ちゃんのミルクっ……♡ 飲んじゃったあっ……♡」
「はっ……♡ はあっ……♡ ……ま、まさとぉっ……♡ まさとっ……♡!」
「へへっ……♡ ……じ、じゃあ、そのっ。……そろそろ、お、おれもいいかな……? ……気持ちよく、なっても……♡」
「っ……♡」
ぼーっとする視界の中で……、ボクはマサトがズボンをずらす動作が見えた……。マサトの穿いてたショートパンツを、ちょっとだけずらして……おちんちんがプルンって飛び出すのが……♡
……凄い匂い……。何日も我慢して、溜まりに溜まったザーメンが……奥でグツグツと……今か今かと射精出来る時を待ってるのがわかる……♡ ……出したいんだ、ボクの中にっ……♡ ボクに思い切り、中出ししたがってて……♡!
「まっ……♡ まさとぁっ……♡」
「来てっ……お姉ちゃん……♡ おれと一緒にっ、き、気持ちよくなろっ……♡!」
そうしてボクとマサトが、店の掃除を終える頃。モップを片手に窓の外を見てみると、夕陽はすっかり沈みかけで。ボクらはへとへとになった両腕で、何とか掃除用具を片づけていく。
案外時間がかかってしまった。他の店員さんとかは、忙しいからって帰ったり、別のクラスの手伝いに行っちゃったりとかで。結局殆どボクとマサトだけで片づける羽目になってしまった。ちょ、ちょっとくらい手伝っておくれよ。もう。
「い、いやあ……。流石に疲れたね……。まさか喫茶店が、ここまで大変だったなんて。ボク想定外だったよ」
「喫茶店っていうか、後半はもう仮装パーティーになってたからね……。やっぱり陽キャ軍団には敵わないって。勝手に劇とか始めちゃうし」
「しまいには文化祭の打ち上げもここでやるって言いだしたしさあ……。さ、流石にやめてくれって思ったよ……」
そんな喧騒から解き放たれ、ようやく静かになった店の中。ボクらは窓際のテーブル席に座りながら、夕陽を片手に紅茶を飲む。
結局お昼休憩の後、まともに休む時間すら無かったから。あえて冷たくした紅茶が、これまた身体に染みて……。カップを空にしたボクらは、はあ~と大きなため息を……。
「でも、ありがとうお姉ちゃんっ。お姉ちゃんが居なかったら、流石に手が回らなかったよ。めちゃめちゃ助かっちゃった」
「いやあ……はは。あ、あまり力になれてたかわからないけど」
「そんなことないよ! やっぱり看板娘的な人が居ると、お客さんの数は違うからねえ……」
「へ?」
「う、うそうそ! 冗談だって。……まあでも、お姉ちゃんに近寄る奴を撃退する方が忙しかったりして」
「ああ……。まさかナチュラルにナンパされるなんて思ってなかったけど。……で、でもボクはほら。マサトとラフィールだけのものだから……」
「っ……♡ お、お姉ちゃん……♡」
そうして漏らしてしまった本音に気づき、ボクは思わず顔を赤らめながら俯く。テーブルの木目に映る、窓の影だけをジッと見つめていて。何とか恥ずかしい気持ちを抑え込もうとしていた。
「そ、そういえばさっ。マサト、さっきはありがとう。助けてくれて……」
「え? さっき?」
「ほら、金髪の……」
「ああー! いや、いいんだよアレはっ。どっちかと言えば、おれの問題にお姉ちゃんを巻き込んだんだし。何も気にする必要なんて無いよっ」
「そ、そう……? でも、結局任せっきりにしちゃったからさ。本当は、年上のボクの方がちゃんとするべきだろうに……」
「そんなことないよっ! ……それに、おれも……嬉しかったからさっ。あんなこと言ってくれるなんて……」
「ん……?」
するとマサトは、ボクと同じような姿勢でテーブルを見つめた。どうやらマサトの頬が赤らんで見えるのは、決して夕陽のせいだけじゃなさそうで……。
「王子じゃなくても、好きになってたって……。お、おれ凄く嬉しかった。だからあの時おれは、本当にこの人を好きになってよかったって……改めて思ったんだ。……だから、守りたくて。お姉ちゃんをおれが、幸せにしたくて」
「マサト……」
「おれにとってお姉ちゃんは、側に居てくれるだけで嬉しいんだ。それこそお姉ちゃんが言ったみたいに、側に居るだけで楽しいし、幸せだし……。……おれはその、お姉ちゃんが側に居るこの【日常】を、大切にしたいんだ。い、いつまでも、ずっと……」
その“いつまでも”の言葉に含まれた意味。それがわからないほど、ボクは子供じゃなかった。だから思わずボクは、息を呑んじゃって。一瞬どうすればいいのかわからなくなってしまい、ただ狼狽えるように目を泳がせる。
『ゴーン……ゴーン……』
そんな時だった。鐘の……重厚感のある音色が、どこからともなく聴こえて来て。そろそろ下校時間なのだと本能的に理解する。
だけど動けずに居た。だってボクは、そして恐らくマサトも、この鐘が……通常通りの意味で聴こえてはいなかったはずだから。
別に深い意味は無い。ただ偶然が重なって、連想ゲームみたいになっただけ。……この鐘が、まるで……“式”の時に聴くものに思えたなんて。ただの気のせい……。
「そ、そろそろ帰らなきゃかなっ。明日もあるんだし、今日はその、早めに寝た方が……」
「だねっ……。うん……」
とは言いつつも。ボクとマサト、どちらも席を立つことはなかった。夕陽と仕事疲れのせいか、この喫茶店(風にした教室)で一緒に紅茶を飲んでいるという雰囲気が、あまりに居心地が良くて。帰るという決断を出せずに居た。
今帰ってしまったら、この甘いひと時は終わってしまう。そう考えたらとても帰ることなんて出来なかった。だからせめて、せめてもう一つ。何か思い出を作りたかった……。
『ぱしゃんっ……』
「わっ! あ、ああもう。やっちゃった……」
「お姉ちゃん、紅茶が……! 待ってて、今拭くもの持って来るから!」
そうしてアレやコレや考えてるうちに、ボクは時間稼ぎのつもりで紅茶のお代わりを飲もうとした。
だけどティーポットを持ち上げた瞬間、思わず手が滑って容器を落としてしまって。その際に零れた紅茶が、思い切りボクの胸元にかかってしまったんだ。
「ごめんマサト。この服せっかく着させてくれたのに。汚しちゃって……」
「いいんだよそんなの。洗えばいいんだしさっ。ほら、ちょっとコレで……っ……♡」
「うん、ありがとう。……って、マサト? どうかしたの?」
そうしてボクは、シャツの上のベストをずらし。マサトが持ってきてくれたタオルを受け取って、体を拭こうとしていた。だけどマサトは、タオルを離さずボクをジッと見つめていて。なぜかボーっと立ち尽くしているだけ。
妙な視線だと思った。だからボクは、マサトの視線を追うように……ボクの胸元を見下ろす。――すると濡れたシャツの上から、ボクの……その、ち、乳首が……見えてしまってて。思わずボクは、慌てて両手で胸を隠した。
「わあっ!」
「あっ、ご、ごめん! 違うんだ、えっと、そのっ……!」
何てことの無いはずだった。今更胸なんて、見られ慣れているはずだった。ボクらはお互いに、裸の隅々まで……愛し合ったことがある。だから今更乳首が見られたくらいで、恥ずかしいわけがない。
だけど不思議だった。服やシチュエーションのせいか、なぜか初めての時のように胸がざわざわしていた。
『どくんッ……』
「んっ……! こ、こんな時にっ……♡」
そんなボクの気持ちに反応したのか。突然ボクの胸が、跳ねるように唸った。この感覚は……間違いない、薬が切れたんだ。マサトがくれた、あの発情を抑える薬っ……。
どんどん体が火照って来る。首から汗が流れて、抑えていたボクのメスの部分が騒ぎ出す。――犯されたい。無理やり蓋をしていたその欲求が、ついに爆発しかけているようで。
「……お、お姉ちゃん……♡」
ああ。だ、だめだ。マサトの手が、どんどん伸びてくる。発情してるのがバレてるんだっ。や、やめ……。今胸に触られたら、ボクっ……♡
「ふっっ~~……♡ うっ……ぅぁッ……♡!」
ぬ、濡れたシャツ越しに……マサトの指先を感じるっ……。冷たいシャツの向こうでっ……、マサトの暖かな指先がっ、ぼ、ボクの胸に触れてるっ……♡
紅茶で体が冷えてしまった分、妙に胸まわりが敏感になっちゃってて……。これ、ただ体を触られてるだけなのにっ。どんどん気持ちよくなっちゃう……♡
「ま、マサトぉっ……♡ そこっ……だめっ……。こ、こんな所でっ……誰かに見られたらっ……♡」
「……誰も居ないよっ。い、今は。おれとお姉ちゃんの、二人きりだからっ……♡」
「そんなこと言われてもっ……♡ あ、や、やあっ……♡ 手、入れちゃっ……♡」
するとマサトが、ボクの胸に触れながらっ……、もう片方の手で、シャツのボタンを外したっ……。で、でもボクは、あまりに恥ずかし過ぎて。思わずもう一度胸を隠しちゃって……。
「お姉ちゃん……。腕、広げてよ。じゃないとお姉ちゃんの大事なとこ……。触れないよ……」
「っ……♡ で、でもっ。ボク、ボクはっ……♡ 約束がっ……♡ あっ……!」
「もう無理なんだ、おれっ……。こんな、こんなお姉ちゃんを見て、我慢出来るほどっ……。おれは大人じゃないっ……♡!」
「ひあっ……♡! や、マサトっ……♡! だめっ、そ、そこは今っ……♡!」
そうしてマサトの我慢の糸が、プツン……と斬れる音がした直後。マサトは強引にボクの腕を広げて、乳首に吸い付いた。
マサトの小さな舌先が、ボクの胸を乱暴に舐めまわしててッ……♡♡! ご、強引なのに、気持ちよくてッ……!
「ぷぁっ……♡ もっと、もっと見せてっ……♡ お姉ちゃんの可愛い所を、もっとッ……♡」
「ふっ……!? う、ぁっ……♡! ぁぁあっ……♡!! やあっ……♡ はぁっっ……♡!」
転がされてるっっ♡♡ マサトの口の中でっ……乳首がこりゅこりゅ転がされてるよぉッ…♡♡! ……なにこれっ……♡ ぬ、濡れててっ……♡ 暖かいヨダレが、乳首に纏わりついてきてッ……♡! き、気持ちいいっていうかっ……やばい、これっ……♡!
「ちゅっ……♡ れぁっ……♡! はっ……♡ ちゅぷあっ……♡! くちゅっ……♡!」
「ひぐッ……♡! そ、そんなっ……♡ らんぼうにいっっ……♡ や……♡ はぇつ……♡ やらぁっ……♡」
「ぱぇっ……♡ おねえひゃんっ……♡ お姉ちゃん……♡ ずっと、ずっと好きっ……♡ だからっ……ずっと一緒にっ……♡ ちゅぱっ……♡!」
「ぁぁッ……♡ ……だめっ……♡ そんな、こと。いわれたらっ……か、感じ、ちゃうからっ……♡ やめ……♡!」
ぴんぴんになっちゃった乳首が、マサトの舌でプルンっ……って弾かれてるっ……♡ 何度も何度も、舐められてっ……吸われて、弄ばれてっ……。が、我慢出来るわけないよ、こんなのっ……♡!
……イクッ……♡ ひ、久しぶりにイっちゃうッッ♡♡! マサトの濡れた舌でっ……ぼ、ボク……イかされるッ……! 甘イキ来るッッッ♡♡!
「……そこぉっ……♡♡ そ、そこっ……もっと舐めてっ……♡! イク……からっ……♡ もうちょっとでっ……い、イクからッッ♡♡!」
――ちゅぷっ……♡ れぁっ……♡ ちゅぷぁっ……♡ くにゅっ……♡ くちゅっ……♡ こりゅっ……♡ こりゅっ……こりゅっこりゅっこりゅこりゅこりゅこりゅッッ……♡ ――かりっ……♡!
「ひぐッ……! ふぇっ……あぁぁッッッ……♡♡♡! や……らぁぁぁぁっっっ……♡!」
びぐんッッッ♡♡! ぴくッ……♡! びぐんッ……びぐっ、びぐんっッ……♡! がくっ……♡ ぷしゅっ……♡! ぴゅーーっ……♡♡♡ ぴくっ……♡ びぐっ……♡
「ふっ……♡ はえっ……♡! ……い、いぐっ……♡ イってるっ……よっ……♡! ま、マサトにっ……♡ イか、されっ……♡! はえっ……♡!」
「ごきゅっ……♡ ごきゅんっ……♡! こくっ……こくっ……♡」
……限界まで我慢していた。そこにさらに、マサトの愛撫や、舌使いでっ……もう限界なんてとうに超えてたっ……。だ、だから。そんなときに乳首を甘噛みされたらっ……♡! 優しく、柔く噛まれたらっ……♡ い、イクに……決まってるじゃんかっ……♡
「ぷあっ……♡ お、お姉ちゃんのミルクっ……♡ 飲んじゃったあっ……♡」
「はっ……♡ はあっ……♡ ……ま、まさとぉっ……♡ まさとっ……♡!」
「へへっ……♡ ……じ、じゃあ、そのっ。……そろそろ、お、おれもいいかな……? ……気持ちよく、なっても……♡」
「っ……♡」
ぼーっとする視界の中で……、ボクはマサトがズボンをずらす動作が見えた……。マサトの穿いてたショートパンツを、ちょっとだけずらして……おちんちんがプルンって飛び出すのが……♡
……凄い匂い……。何日も我慢して、溜まりに溜まったザーメンが……奥でグツグツと……今か今かと射精出来る時を待ってるのがわかる……♡ ……出したいんだ、ボクの中にっ……♡ ボクに思い切り、中出ししたがってて……♡!
「まっ……♡ まさとぁっ……♡」
「来てっ……お姉ちゃん……♡ おれと一緒にっ、き、気持ちよくなろっ……♡!」
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