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36話:盗人へ襲撃
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「それで服を出してやればいいのかい?」
確かストックで赤い布みたいなのあったと思うし、それを魔法でこいつサイズに合わせて作ればいいだろう。
「そうなんだけど多分移動中に服を落とすアクシデントがあったんじゃないかなと思うの」
リオの言う通りで、移動中にわざわざ脱ぐ訳ないんだから、何かアクシデントがあったのだろう。木の枝にでも引っ掛かって切れた線なんかを考えてはみたが、にしたっておかしい話だ。
「もしかして襲われたとか?」
「えっ……」
だがこの偽ぷーは怪我はしてないからな……ちょいと面倒だが念話をするとするか……知能もそれなりに高いっぽいし、たぶん通じるだろう。
「(俺の声が聞こえるか?)」
「(エッ……)」
「(お前の服は何故ないんだ?)」
「(俺の言葉が通じるのか?)」
念話ではこいつの本来の声が聞こえるが、不思議がった様子だ。表情はわからんがおそらく今は困惑しているだろう。
「(ああ、それで理由は?)」
「(この森にコソ泥が入ってきたんだ……最初は向こうも俺の殺すつもりだったけど、すぐに勝てないことを悟ると俺を上手く嵌めて服を切りとって逃げたんだ……)」
服を盗むとか何の冗談だ?しかも切れたやつだし
「(お前の洋服には価値があるのか?)」
「(わからない……でもこれで少しは金になるって……)」
守護獣の着てるシャツってのはお金になるのか?所詮ただの布切れだしこいつら他にも森にいて一匹じゃないし。
「(それはいつの話だ?)」
「(つい三十分前ぐらい……まだ森はでていないと思うけど……ナットウの民から献上された赤い服が……)」
弱弱しい声が俺の頭に響く。俺の力でその服の色を別の色に出来ないか検討するとして、そのコソ泥を見つけてやればいいか。
「(了解、俺に任せてくれ)」
「(いいのか?)」
「(ああ、だから少しここで待ってな)」
リオの手前、助けない訳にもいかないしな。俺的にはその本物とは程遠い面構えなのに頑張って同じ服着て真似ようとするスタイルが気に入らないが、こいつらにそれを言う事は出来ない。
「話しが済んだよ。どうもコソ泥に服だけ盗られてみたいなんだ」
「えっ……」
「ジンさん今会話してたんですか?」
みんな驚きを隠せない様子で、シーラだけは呆れ混じりの表情を見せる。そういえば念話で動物と話す事が出来る場合があるというのは話してなかったな。知能の低い生物に対しては無理だが、ある程度知能の高い生物に対しては可能だ。
「まぁね。それで俺はその犯人から取り返してくるから四人はここで蜜熊の見張りをしていて欲しい」
こういうのは俺一人の方が早い。とっとと済ませてナットウの街へゴーだ。
◇
「さて……気配探知をしますかな……」
一度あの場所を離れ犯人を追跡する。熊から話を聞くに三人組らしい。
「ふん!」
集中し、気配探知を広範囲に張り巡らせる。この手の能力は直接戦闘をする者の方が優れているらしいが、俺ぐらいになれば関係ない。同じ二十柱の先輩方で直接戦闘を好む者には当然負けるがな。気配を消すような者でなければ問題なく探知に引っ掛かるはずだ。
どれ……
範囲を一キロまで伸ばすと三人で揃って動く気配を探知した。おそらくこの三人で間違いないな。
あまり森の中を動くのは好まないし空から攻めるとするか……
「ミスディレクションフィールド!」
これは姿を隠し気配を消す第七位階魔法だだ。
「灰翼!」
背中に翼を出し空を飛んだ。これは俺が二十柱という神に近い存在になる過程で得た能力の一つで、当時の俺は空を手に入れたなんていきがっていた。今となっては恥ずかしき思い出だ。
◇
「はぁはぁ……」
三人組の男達はやや焦り気味で森を抜けようとしていた。当初の目的は守護獣を狩るという目的だったが、当然狩る事は国的にも禁止されているし、やったら犯罪。だがそれも対峙してすぐ無理だと悟ったので、せめてものと服を剥ぎ取ったのだ。
「兄貴やっぱりこれは無謀でしたね……」
「あの熊……強すぎ……」
小太りの男と細長い男がリーダーである髭男に諭すように言う。二人は流石にそれはという事で反対していたのだが髭男は無理やり決行したのだった。
「まぁそう言うな。お陰であの熊の服を掠め取る事が出来た。確かに危なかったがもう大丈夫だあろう。あとはとっととトンずらこいてこいつを金に換えよう」
これで何の成果もなければ二人から総スカンだが、一応成果を残したので二人もこれ以上は言わない。
「こっちで方角はあっているか?」
「ええ、こっちで問題ないかと」
「オーケー、流石にナットウに出ちゃったら住民から袋叩きで、俺達も牢屋行きだからな」
もしあの熊をジン達と遭遇していなければこの三人の逃走率は限りなく百に近かっただろう。だが今回は相手が悪い……ジンに狙われた時点で三人が無事逃げれる確率は限りなくゼロに近い。
「これは行きに目印を付けたところか」
「ええ、つまりあともう少しです」
「良かったですね兄貴~」
部下二人もつい笑みが零れるとリーダの男も微笑んで笑う。
「だろ~俺に任せておけば問題ないのさ~ハッハッハ」
三人が安堵したその瞬間だった。
「えっ……」
リーダーの目の前で二人が倒れたのだった。
◇
「お、おい……お前等!急にどうしたんだ?」
「そいつらは当分目覚めないよ~」
予めこいつらの動きは少し前から、空から見ていた。木が密集していない開けた場所まで来たので、早速地上に降りて取り締まりだ。
「お、お前は一体?」
「ハハッ、名乗る程の者でもないさ。でも熊の服はしっかり返してもらうよ」
すると男は盗られまいとすぐに逃げようと走り出す。
おいおいそこ仲間見捨てるのかよ……
そんな行動に呆れつつ魔法を展開する。当然逃がすつもりはない。
「インフィニティシールド!」
男が逃げられないよう周囲十メートル圏内に貼る。
「いてっ……」
男はそのまま見えない壁にぶつかり、その場で倒れる。
「まさか逃げられるとでも……」
「クソ……」
すぐに立ち向きを変えて逃げようとするが、当然壁に阻まれ逃げられない。男は苛立ちを隠せず、イライラしながら壁をどんどん叩く。
「今回俺も少しイライラしててね……盗んだもの返すなら命は保証するけど、返さなかったり、再犯するようなら容赦しないよ」
「チッ……」
軽く脅したがそれに動じることなく剣を向けてくる。
「どんな仕掛け知らないが解かないなら命は保証しねぇぞ!」
この行動に溜息をしつつ、向かって来る男に対し剣をだし魔法剣を発動、そのまま男の剣を斬る。
「なっ……」
「衝撃波!」
剣を折られ動きの止まった男に対し、衝撃波を発動して男を吹き飛ばし、バリアの壁に打ち付ける。
「グフォッ……」
「まだやるか?」
「く、くそ……」
「返さないなら次はその首を斬るとするか……」
そのまま構え男の首を狙う。
「ハァァァ!」
「ひっ……わかった……返すから命だけは助けてくれ……」
死の恐怖を感じたのだろう。距離一メートルといとこで剣を止めると男はホッとしたのか、再び崩れ落ちた。
確かストックで赤い布みたいなのあったと思うし、それを魔法でこいつサイズに合わせて作ればいいだろう。
「そうなんだけど多分移動中に服を落とすアクシデントがあったんじゃないかなと思うの」
リオの言う通りで、移動中にわざわざ脱ぐ訳ないんだから、何かアクシデントがあったのだろう。木の枝にでも引っ掛かって切れた線なんかを考えてはみたが、にしたっておかしい話だ。
「もしかして襲われたとか?」
「えっ……」
だがこの偽ぷーは怪我はしてないからな……ちょいと面倒だが念話をするとするか……知能もそれなりに高いっぽいし、たぶん通じるだろう。
「(俺の声が聞こえるか?)」
「(エッ……)」
「(お前の服は何故ないんだ?)」
「(俺の言葉が通じるのか?)」
念話ではこいつの本来の声が聞こえるが、不思議がった様子だ。表情はわからんがおそらく今は困惑しているだろう。
「(ああ、それで理由は?)」
「(この森にコソ泥が入ってきたんだ……最初は向こうも俺の殺すつもりだったけど、すぐに勝てないことを悟ると俺を上手く嵌めて服を切りとって逃げたんだ……)」
服を盗むとか何の冗談だ?しかも切れたやつだし
「(お前の洋服には価値があるのか?)」
「(わからない……でもこれで少しは金になるって……)」
守護獣の着てるシャツってのはお金になるのか?所詮ただの布切れだしこいつら他にも森にいて一匹じゃないし。
「(それはいつの話だ?)」
「(つい三十分前ぐらい……まだ森はでていないと思うけど……ナットウの民から献上された赤い服が……)」
弱弱しい声が俺の頭に響く。俺の力でその服の色を別の色に出来ないか検討するとして、そのコソ泥を見つけてやればいいか。
「(了解、俺に任せてくれ)」
「(いいのか?)」
「(ああ、だから少しここで待ってな)」
リオの手前、助けない訳にもいかないしな。俺的にはその本物とは程遠い面構えなのに頑張って同じ服着て真似ようとするスタイルが気に入らないが、こいつらにそれを言う事は出来ない。
「話しが済んだよ。どうもコソ泥に服だけ盗られてみたいなんだ」
「えっ……」
「ジンさん今会話してたんですか?」
みんな驚きを隠せない様子で、シーラだけは呆れ混じりの表情を見せる。そういえば念話で動物と話す事が出来る場合があるというのは話してなかったな。知能の低い生物に対しては無理だが、ある程度知能の高い生物に対しては可能だ。
「まぁね。それで俺はその犯人から取り返してくるから四人はここで蜜熊の見張りをしていて欲しい」
こういうのは俺一人の方が早い。とっとと済ませてナットウの街へゴーだ。
◇
「さて……気配探知をしますかな……」
一度あの場所を離れ犯人を追跡する。熊から話を聞くに三人組らしい。
「ふん!」
集中し、気配探知を広範囲に張り巡らせる。この手の能力は直接戦闘をする者の方が優れているらしいが、俺ぐらいになれば関係ない。同じ二十柱の先輩方で直接戦闘を好む者には当然負けるがな。気配を消すような者でなければ問題なく探知に引っ掛かるはずだ。
どれ……
範囲を一キロまで伸ばすと三人で揃って動く気配を探知した。おそらくこの三人で間違いないな。
あまり森の中を動くのは好まないし空から攻めるとするか……
「ミスディレクションフィールド!」
これは姿を隠し気配を消す第七位階魔法だだ。
「灰翼!」
背中に翼を出し空を飛んだ。これは俺が二十柱という神に近い存在になる過程で得た能力の一つで、当時の俺は空を手に入れたなんていきがっていた。今となっては恥ずかしき思い出だ。
◇
「はぁはぁ……」
三人組の男達はやや焦り気味で森を抜けようとしていた。当初の目的は守護獣を狩るという目的だったが、当然狩る事は国的にも禁止されているし、やったら犯罪。だがそれも対峙してすぐ無理だと悟ったので、せめてものと服を剥ぎ取ったのだ。
「兄貴やっぱりこれは無謀でしたね……」
「あの熊……強すぎ……」
小太りの男と細長い男がリーダーである髭男に諭すように言う。二人は流石にそれはという事で反対していたのだが髭男は無理やり決行したのだった。
「まぁそう言うな。お陰であの熊の服を掠め取る事が出来た。確かに危なかったがもう大丈夫だあろう。あとはとっととトンずらこいてこいつを金に換えよう」
これで何の成果もなければ二人から総スカンだが、一応成果を残したので二人もこれ以上は言わない。
「こっちで方角はあっているか?」
「ええ、こっちで問題ないかと」
「オーケー、流石にナットウに出ちゃったら住民から袋叩きで、俺達も牢屋行きだからな」
もしあの熊をジン達と遭遇していなければこの三人の逃走率は限りなく百に近かっただろう。だが今回は相手が悪い……ジンに狙われた時点で三人が無事逃げれる確率は限りなくゼロに近い。
「これは行きに目印を付けたところか」
「ええ、つまりあともう少しです」
「良かったですね兄貴~」
部下二人もつい笑みが零れるとリーダの男も微笑んで笑う。
「だろ~俺に任せておけば問題ないのさ~ハッハッハ」
三人が安堵したその瞬間だった。
「えっ……」
リーダーの目の前で二人が倒れたのだった。
◇
「お、おい……お前等!急にどうしたんだ?」
「そいつらは当分目覚めないよ~」
予めこいつらの動きは少し前から、空から見ていた。木が密集していない開けた場所まで来たので、早速地上に降りて取り締まりだ。
「お、お前は一体?」
「ハハッ、名乗る程の者でもないさ。でも熊の服はしっかり返してもらうよ」
すると男は盗られまいとすぐに逃げようと走り出す。
おいおいそこ仲間見捨てるのかよ……
そんな行動に呆れつつ魔法を展開する。当然逃がすつもりはない。
「インフィニティシールド!」
男が逃げられないよう周囲十メートル圏内に貼る。
「いてっ……」
男はそのまま見えない壁にぶつかり、その場で倒れる。
「まさか逃げられるとでも……」
「クソ……」
すぐに立ち向きを変えて逃げようとするが、当然壁に阻まれ逃げられない。男は苛立ちを隠せず、イライラしながら壁をどんどん叩く。
「今回俺も少しイライラしててね……盗んだもの返すなら命は保証するけど、返さなかったり、再犯するようなら容赦しないよ」
「チッ……」
軽く脅したがそれに動じることなく剣を向けてくる。
「どんな仕掛け知らないが解かないなら命は保証しねぇぞ!」
この行動に溜息をしつつ、向かって来る男に対し剣をだし魔法剣を発動、そのまま男の剣を斬る。
「なっ……」
「衝撃波!」
剣を折られ動きの止まった男に対し、衝撃波を発動して男を吹き飛ばし、バリアの壁に打ち付ける。
「グフォッ……」
「まだやるか?」
「く、くそ……」
「返さないなら次はその首を斬るとするか……」
そのまま構え男の首を狙う。
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