222 / 557
第8章 新たなる冒険?の始まりかもしれない。
8-34 何故か相手の様子が・・・?
しおりを挟む
・
・
・
そう言葉をあげ、先程放っていた【暗黒過重光線】呪文を詠唱しはじめた。
・
・
・
普通だったらこの詠唱時に、攻撃を喰らわせればどうとでもなるのだが、何故だかその詠唱が終るまで待ってやる事にした。
でもしかしやたらと長い、いつまで経っても魔法陣が一向に構築しない・・・もう、かれこれもし攻撃したら5回は倒せるんじゃと思えるほど長い。
ユウマは魔導師の力で魔法陣構築の様子を見ているのだが、最初の詠唱で外側の魔法陣は完成するのだが内側の陣が形成される前に、すべての魔法陣が消えてしまっていた、それの繰り返しだ。
やたら長いと思ってよく見てみたら・・・どうやら魔力が溜まらない様だ。しかもかなり焦っている。
「ななっ、なっ、何故だ?何故魔力が溜まらない。ここにはわれらが備え付けた装置があるのに何故だ?」
「・・・・・!? なに言ってんだこいつ。なんか訳の解らん事を・・・でも、なんか以前の同じ様なことがあった様な、無かった様な」
過去にあった魔人族がなんか似たような事を言ってた様な・・・。まあ、気のせいだろうが、もしかしたらあのアイスヘンジにあった邪陰石柱が関係してたりして。
おっし、教えてやろう。
「なあおい、お前さあ、もしかしてあの山の上にあるアイスヘンジとなんか関係あるのか?」
「なっ、何を言っておる。あんな装置が無くとも我の強さは変わりない。少し待っておれ、すぐに魔力を溜めてお前を葬ってやる」
何言ってんだこいつ?そんなに待つわけ無いでしょうが、そう考え瞬時に相手の懐に飛び込んで攻撃を喰らわした。
ユウマが親切心でグレルに教えたのに、そんな事には聞く耳を持たず必死に魔力を魔法に込めようとしていた。
しかしユウマは、実際そこまで待つ気も無くなっていた。何故ならきりが無いからである。
そして今まで以上のスピードで相手に向かって行き攻撃を与えた。
「なっ、なんだ・・・がはっ、今のスピードは・・・先程とまったく違う?どういう事だきっ、きさま」
何故そこまで驚く?少しスピードを上げただけだろうに、それにただ単に腹にワンパン喰らわせただけなのに大げさな。
「あのさ、そんな大げさにしなくてもいいんじゃないか?それにそろそろ魔力は溜まったか」
「うぐっ、きさまに言われるまでもないわ。魔力は・・・?何故だいつもの・・・いやいや、これだけあればきさまなど、どうとでもなるわぁぁぁ。【超重力領域】」
おや?俺はてっきり攻撃魔法を使ってくるかと思っていたが、どうやら違ったようだ。
多分重力系の魔法ではあるのだが・・・? まあ、実際確かに若干というより一瞬身体が重くなった様な気がするが、それ以外は別に何とも無い、何がしたいんだこいつは?
「ふははははっ。どうだ、これで貴様はまともに動けまい。今からきさまを俺の手で嬲り殺しにしてくれる。覚悟しろ」
グレルが何か凄く粋がっているが、ユウマとしてはこの時点では何も反応できなかった。
「・・・・・」
なに、もしかして俺の動きを封じ込める気でいたのか?
このとき魔人族のグレルの放った魔法【超重力領域】は、ある一定の範囲いる対象者に超重力付与を加える魔法であった。
体感重力としては通常の数十倍になるはずなのだが、ユウマは自身はどんな状態異常も無効にしてしまうスキルと加護を持っているので、一旦はその影響を受けたが、すぐに無効化されたので実際に何が起きたか解らなかったのである。
そんな事とは知らずに、グレルは余裕の笑みを見せ、何故かゆっくりとこちらに近付き持っていた剣をおもいっきり振り上げ、そこからユウマの頭目掛けて振り下ろした。
「ふははははっ、動けまいお前はこれで終わりだ。わざわざ出て来なければ死なずに済んだのにな。それと我にあんな口さえ聞かなければ、生かして魔獣に改良してやったのにな。ははははは、死ねェェ」
その様に声を上げ、ユウマを切り付けたのであった。
・
・
・
何故かユウマは、その場所から動く事無く真っ二つに切られてしまった。
・
・
・
・
・
そう言葉をあげ、先程放っていた【暗黒過重光線】呪文を詠唱しはじめた。
・
・
・
普通だったらこの詠唱時に、攻撃を喰らわせればどうとでもなるのだが、何故だかその詠唱が終るまで待ってやる事にした。
でもしかしやたらと長い、いつまで経っても魔法陣が一向に構築しない・・・もう、かれこれもし攻撃したら5回は倒せるんじゃと思えるほど長い。
ユウマは魔導師の力で魔法陣構築の様子を見ているのだが、最初の詠唱で外側の魔法陣は完成するのだが内側の陣が形成される前に、すべての魔法陣が消えてしまっていた、それの繰り返しだ。
やたら長いと思ってよく見てみたら・・・どうやら魔力が溜まらない様だ。しかもかなり焦っている。
「ななっ、なっ、何故だ?何故魔力が溜まらない。ここにはわれらが備え付けた装置があるのに何故だ?」
「・・・・・!? なに言ってんだこいつ。なんか訳の解らん事を・・・でも、なんか以前の同じ様なことがあった様な、無かった様な」
過去にあった魔人族がなんか似たような事を言ってた様な・・・。まあ、気のせいだろうが、もしかしたらあのアイスヘンジにあった邪陰石柱が関係してたりして。
おっし、教えてやろう。
「なあおい、お前さあ、もしかしてあの山の上にあるアイスヘンジとなんか関係あるのか?」
「なっ、何を言っておる。あんな装置が無くとも我の強さは変わりない。少し待っておれ、すぐに魔力を溜めてお前を葬ってやる」
何言ってんだこいつ?そんなに待つわけ無いでしょうが、そう考え瞬時に相手の懐に飛び込んで攻撃を喰らわした。
ユウマが親切心でグレルに教えたのに、そんな事には聞く耳を持たず必死に魔力を魔法に込めようとしていた。
しかしユウマは、実際そこまで待つ気も無くなっていた。何故ならきりが無いからである。
そして今まで以上のスピードで相手に向かって行き攻撃を与えた。
「なっ、なんだ・・・がはっ、今のスピードは・・・先程とまったく違う?どういう事だきっ、きさま」
何故そこまで驚く?少しスピードを上げただけだろうに、それにただ単に腹にワンパン喰らわせただけなのに大げさな。
「あのさ、そんな大げさにしなくてもいいんじゃないか?それにそろそろ魔力は溜まったか」
「うぐっ、きさまに言われるまでもないわ。魔力は・・・?何故だいつもの・・・いやいや、これだけあればきさまなど、どうとでもなるわぁぁぁ。【超重力領域】」
おや?俺はてっきり攻撃魔法を使ってくるかと思っていたが、どうやら違ったようだ。
多分重力系の魔法ではあるのだが・・・? まあ、実際確かに若干というより一瞬身体が重くなった様な気がするが、それ以外は別に何とも無い、何がしたいんだこいつは?
「ふははははっ。どうだ、これで貴様はまともに動けまい。今からきさまを俺の手で嬲り殺しにしてくれる。覚悟しろ」
グレルが何か凄く粋がっているが、ユウマとしてはこの時点では何も反応できなかった。
「・・・・・」
なに、もしかして俺の動きを封じ込める気でいたのか?
このとき魔人族のグレルの放った魔法【超重力領域】は、ある一定の範囲いる対象者に超重力付与を加える魔法であった。
体感重力としては通常の数十倍になるはずなのだが、ユウマは自身はどんな状態異常も無効にしてしまうスキルと加護を持っているので、一旦はその影響を受けたが、すぐに無効化されたので実際に何が起きたか解らなかったのである。
そんな事とは知らずに、グレルは余裕の笑みを見せ、何故かゆっくりとこちらに近付き持っていた剣をおもいっきり振り上げ、そこからユウマの頭目掛けて振り下ろした。
「ふははははっ、動けまいお前はこれで終わりだ。わざわざ出て来なければ死なずに済んだのにな。それと我にあんな口さえ聞かなければ、生かして魔獣に改良してやったのにな。ははははは、死ねェェ」
その様に声を上げ、ユウマを切り付けたのであった。
・
・
・
何故かユウマは、その場所から動く事無く真っ二つに切られてしまった。
・
・
・
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
4,670
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる