293 / 557
第9章 戦いの中で真実を?
9-53 神界に転移?
しおりを挟む
・
・
・
それでアリア達を集めて簡単に説明して、時の迷宮からの脱出を試みる事にしたのであった。
・
・
・
先程ティナに聞かされた内容で、既に時の迷宮の外では3週間たっている事を、みんなに話してすぐに片付けを開始した。
それからログハウスをアイテムボックスに収納して、みんなに声を掛けた。
「ほんじゃ、戻るけど忘れ物とか無いか?忘れ物をしたら次に取りに来る時、凄い時間が経過するみたいだから必ず忘れるなよ。それと、ファルと月姫!お前達一番怪しいから俺から離れるな」
『えぇぇ、何で私達だけそんな事を言うかな?マスター』
『そうだよ、そうだよ。主様!月達の事をなんだと思ってるのさ。ぷんぷん』
なんだよ実際、既に俺が張った結界の外に、出ようとしてたじゃ無いか、それに雪姫とアリアは俺に抱き付いているし、ミーアは俺の背中にへばり付いてる。ロンにいたっては俺のベルトに鎖をつなげて卵の入ったリュックを持ってるランと共に離されないようにしている。
唯一ファルと月姫だけは、フワフワ飛んで結界をぺたぺた触ったり、指で突いて遊んでいたのであった。
みんな必死に置いて行かれない様に俺に抱きついてるのを見て、それと冷たい視線を感じて2人は『あれっ、これってもしかして何かヤバイヤツ』と気が付き申し訳なさそうにしていた。
それで注意をした後に自分達だけと文句を一旦言われたが、その後は他の娘達をからの冷たい視線をみて、素直に従い慌てて俺の側にやって来て抱きついたのである。
いや、ファルさん、月姫さん俺の顔に抱きつかなくても・・・。まあ、いいか。ホントは近く居るだけで安全なのだけど、くっ付いていれば特に問題は無いか。
実際には、この場に置いて行くような事はしない。それに結界も実は二重にも三重にも張っている。
そのうえ防御壁も念の為に張っているので、万が一も無い。
だが万全とはいかないので、念の為にみんなには注意をしとかないと、いざと言う時に困るからである。
確か、ティナもこの場である時の迷宮を脱出する時は、危険が色々あるから万全に注意をしておかないといけないと言っていたので、特に注意をして安全対策をしている。
それでみんなにもう一度確認をしてから声を掛け、それから転移をする事にした。
「それじゃ、みんな転移するぞ。いいな!」
「「「「はーい!」」」」
それじゃあ!ティナに貰ったある物を手に持ち、意識を集中してティナの位置を探る事にした。
まあ、ティナの位置を探ると言っても、実際はティナから貰っている非常脱出用のアイテムである【起点転移水晶】を使用して、女神であるティナの力を感じているだけである。ただ、このアイテムを持って入れは、俺の知っている女神様の特別な力を感じる事が出来る優れもので、そのうえその女神様の場所かあるいは正常に稼動している近くの転移門である。
まあ、今回はティナが急ぎの話しがあるようだし、神界の転移門の魔法陣でも、ティナの近くでも問題もないのである。
それでは、意識を極限まで集中して、女神であるティナの力を探る事にした。
う~ん、どこかな・・・・おっ!?これだな・・あれ?・・・フィーナ様達の力も近くに感じるけど・・・なんかおかしいなな?なんか力が弱いような。まあ、ティナの力はこれで間違い無いか、よし!
ユウマが時の女神の力を感じとっていたが、実際時の女神であるメルティナの力の位置は感じ取った。しかし、同じだけの力を持っている他の女神達の力が、凄く弱っている様なのである。
ただ、今は急いで神界に居るティナの元へ、行く事に集中して声をあげた。
「・・・・転移!」
実際その場所にフィーナ様を含む、他の女神が居るので付いた時にでも、確認すれば良いと思っていた。
それで転移という声に反応して【起点転移水晶】が光を放ち輝きだして、俺達を包み込み俺の感じた目印であるティナの女神としての力の場所に転移を開始した。
まあこの【起点転移水晶】のアイテムは、通常の転移門や魔法陣を使って転移をするのと違って、殆ど瞬間移動と変わらない。なので、転移の時に通る例の転移空間はまったく通らないらしい、それで転移している感覚はないのらしいが、瞬間移動時に発生する空間の湾曲による振動を感じて頭を揺すられる感じがするらしい。
瞬間移動の時の感覚は、慣れてないと物凄いめまいと頭痛を併用するし、他の障害である状態異常が発生することがある。
ただ、今回は時の迷宮がある別空間の次元の壁を超えるので、どんな障害が起きるか解らないらしいのである。・・・それで普段は使う事が出来ないが、実際はティナの力を込めている特別製の【起点転移水晶】を借りている状態である。
それに出来るだけ状態異常が発生しない様に、対策はしているがどこまで効果があるか解らない。
ちなみにめまいと頭痛に関しては、酷いモノ、そう命に関わる状態異常耐性であれば回避できるが、極一般の軽い症状である命に別状がない場合は発生するなんとも厄介な状態である。
俺も初めて瞬間移動した時は、一瞬のめまいと頭痛に襲われた経験があるので間違いは無い、状態異常耐性があっても、それはどうやら回避できないらしい。
・
・
・
それで念の為に、このアイテムを使う時には、防御壁と結界を使用して、さらに状態異常を緩和させるアイテムを使用して転移したのであった。
・
・
・
・
・
それでアリア達を集めて簡単に説明して、時の迷宮からの脱出を試みる事にしたのであった。
・
・
・
先程ティナに聞かされた内容で、既に時の迷宮の外では3週間たっている事を、みんなに話してすぐに片付けを開始した。
それからログハウスをアイテムボックスに収納して、みんなに声を掛けた。
「ほんじゃ、戻るけど忘れ物とか無いか?忘れ物をしたら次に取りに来る時、凄い時間が経過するみたいだから必ず忘れるなよ。それと、ファルと月姫!お前達一番怪しいから俺から離れるな」
『えぇぇ、何で私達だけそんな事を言うかな?マスター』
『そうだよ、そうだよ。主様!月達の事をなんだと思ってるのさ。ぷんぷん』
なんだよ実際、既に俺が張った結界の外に、出ようとしてたじゃ無いか、それに雪姫とアリアは俺に抱き付いているし、ミーアは俺の背中にへばり付いてる。ロンにいたっては俺のベルトに鎖をつなげて卵の入ったリュックを持ってるランと共に離されないようにしている。
唯一ファルと月姫だけは、フワフワ飛んで結界をぺたぺた触ったり、指で突いて遊んでいたのであった。
みんな必死に置いて行かれない様に俺に抱きついてるのを見て、それと冷たい視線を感じて2人は『あれっ、これってもしかして何かヤバイヤツ』と気が付き申し訳なさそうにしていた。
それで注意をした後に自分達だけと文句を一旦言われたが、その後は他の娘達をからの冷たい視線をみて、素直に従い慌てて俺の側にやって来て抱きついたのである。
いや、ファルさん、月姫さん俺の顔に抱きつかなくても・・・。まあ、いいか。ホントは近く居るだけで安全なのだけど、くっ付いていれば特に問題は無いか。
実際には、この場に置いて行くような事はしない。それに結界も実は二重にも三重にも張っている。
そのうえ防御壁も念の為に張っているので、万が一も無い。
だが万全とはいかないので、念の為にみんなには注意をしとかないと、いざと言う時に困るからである。
確か、ティナもこの場である時の迷宮を脱出する時は、危険が色々あるから万全に注意をしておかないといけないと言っていたので、特に注意をして安全対策をしている。
それでみんなにもう一度確認をしてから声を掛け、それから転移をする事にした。
「それじゃ、みんな転移するぞ。いいな!」
「「「「はーい!」」」」
それじゃあ!ティナに貰ったある物を手に持ち、意識を集中してティナの位置を探る事にした。
まあ、ティナの位置を探ると言っても、実際はティナから貰っている非常脱出用のアイテムである【起点転移水晶】を使用して、女神であるティナの力を感じているだけである。ただ、このアイテムを持って入れは、俺の知っている女神様の特別な力を感じる事が出来る優れもので、そのうえその女神様の場所かあるいは正常に稼動している近くの転移門である。
まあ、今回はティナが急ぎの話しがあるようだし、神界の転移門の魔法陣でも、ティナの近くでも問題もないのである。
それでは、意識を極限まで集中して、女神であるティナの力を探る事にした。
う~ん、どこかな・・・・おっ!?これだな・・あれ?・・・フィーナ様達の力も近くに感じるけど・・・なんかおかしいなな?なんか力が弱いような。まあ、ティナの力はこれで間違い無いか、よし!
ユウマが時の女神の力を感じとっていたが、実際時の女神であるメルティナの力の位置は感じ取った。しかし、同じだけの力を持っている他の女神達の力が、凄く弱っている様なのである。
ただ、今は急いで神界に居るティナの元へ、行く事に集中して声をあげた。
「・・・・転移!」
実際その場所にフィーナ様を含む、他の女神が居るので付いた時にでも、確認すれば良いと思っていた。
それで転移という声に反応して【起点転移水晶】が光を放ち輝きだして、俺達を包み込み俺の感じた目印であるティナの女神としての力の場所に転移を開始した。
まあこの【起点転移水晶】のアイテムは、通常の転移門や魔法陣を使って転移をするのと違って、殆ど瞬間移動と変わらない。なので、転移の時に通る例の転移空間はまったく通らないらしい、それで転移している感覚はないのらしいが、瞬間移動時に発生する空間の湾曲による振動を感じて頭を揺すられる感じがするらしい。
瞬間移動の時の感覚は、慣れてないと物凄いめまいと頭痛を併用するし、他の障害である状態異常が発生することがある。
ただ、今回は時の迷宮がある別空間の次元の壁を超えるので、どんな障害が起きるか解らないらしいのである。・・・それで普段は使う事が出来ないが、実際はティナの力を込めている特別製の【起点転移水晶】を借りている状態である。
それに出来るだけ状態異常が発生しない様に、対策はしているがどこまで効果があるか解らない。
ちなみにめまいと頭痛に関しては、酷いモノ、そう命に関わる状態異常耐性であれば回避できるが、極一般の軽い症状である命に別状がない場合は発生するなんとも厄介な状態である。
俺も初めて瞬間移動した時は、一瞬のめまいと頭痛に襲われた経験があるので間違いは無い、状態異常耐性があっても、それはどうやら回避できないらしい。
・
・
・
それで念の為に、このアイテムを使う時には、防御壁と結界を使用して、さらに状態異常を緩和させるアイテムを使用して転移したのであった。
・
・
・
0
あなたにおすすめの小説
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
ありふれた聖女のざまぁ
雨野千潤
ファンタジー
突然勇者パーティを追い出された聖女アイリス。
異世界から送られた特別な愛し子聖女の方がふさわしいとのことですが…
「…あの、もう魔王は討伐し終わったんですが」
「何を言う。王都に帰還して陛下に報告するまでが魔王討伐だ」
※設定はゆるめです。細かいことは気にしないでください。
「俺が勇者一行に?嫌です」
東稔 雨紗霧
ファンタジー
異世界に転生したけれども特にチートも無く前世の知識を生かせる訳でも無く凡庸な人間として過ごしていたある日、魔王が現れたらしい。
物見遊山がてら勇者のお披露目式に行ってみると勇者と目が合った。
は?無理
婚約破棄の後始末 ~息子よ、貴様何をしてくれってんだ!
タヌキ汁
ファンタジー
国一番の権勢を誇る公爵家の令嬢と政略結婚が決められていた王子。だが政略結婚を嫌がり、自分の好き相手と結婚する為に取り巻き達と共に、公爵令嬢に冤罪をかけ婚約破棄をしてしまう、それが国を揺るがすことになるとも思わずに。
これは馬鹿なことをやらかした息子を持つ父親達の嘆きの物語である。
私はもう必要ないらしいので、国を護る秘術を解くことにした〜気づいた頃には、もう遅いですよ?〜
AK
ファンタジー
ランドロール公爵家は、数百年前に王国を大地震の脅威から護った『要の巫女』の子孫として王国に名を残している。
そして15歳になったリシア・ランドロールも一族の慣しに従って『要の巫女』の座を受け継ぐこととなる。
さらに王太子がリシアを婚約者に選んだことで二人は婚約を結ぶことが決定した。
しかし本物の巫女としての力を持っていたのは初代のみで、それ以降はただ形式上の祈りを捧げる名ばかりの巫女ばかりであった。
それ故に時代とともにランドロール公爵家を敬う者は減っていき、遂に王太子アストラはリシアとの婚約破棄を宣言すると共にランドロール家の爵位を剥奪する事を決定してしまう。
だが彼らは知らなかった。リシアこそが初代『要の巫女』の生まれ変わりであり、これから王国で発生する大地震を予兆し鎮めていたと言う事実を。
そして「もう私は必要ないんですよね?」と、そっと術を解き、リシアは国を後にする決意をするのだった。
※小説家になろう・カクヨムにも同タイトルで投稿しています。
俺に王太子の側近なんて無理です!
クレハ
ファンタジー
5歳の時公爵家の家の庭にある木から落ちて前世の記憶を思い出した俺。
そう、ここは剣と魔法の世界!
友達の呪いを解くために悪魔召喚をしたりその友達の側近になったりして大忙し。
ハイスペックなちゃらんぽらんな人間を演じる俺の奮闘記、ここに開幕。
(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」
音爽(ネソウ)
ファンタジー
容姿が気に入らないと白い結婚を強いられた妻。
本邸から追い出されはしなかったが、夫は離れに愛人を囲い顔さえ見せない。
しかし、3年と待たず離縁が決定する事態に。そして元夫の家は……。
*6月18日HOTランキング入りしました、ありがとうございます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる