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第9章 戦いの中で真実を?
9-75 不思議な空間?
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それは何故かと言うとその頃気絶していたユウマには、不思議な事が起きていたのである。それは初めてこの世界アーストリアの神界にある部屋と同じ様な部屋に、意識というより霊体がその場所にやって来たのであった。
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その状態ですぐに自分の本来の身体ではない事に気が付き、不思議に思った。
「あれ?えっ、ここって・・・まさか、俺・・・死んじゃったとかかな?もしかして・・・普通の生身の身体じゃない・・・」
死んだ覚えは無いのだが、それでも何となくそんな感じに思えたのであった。
それに周囲を見渡すと真っ白な空間で間違いなく、フィーナ様に初めて会った空間と同じ様な場所である事に気付いたのであった。
それに周囲を見回し良く見ると、俺と同じ様な感じでフィーナ様とマリエル様、それにシルク様までも、俺が立っている・・・いや、浮いてる場所の後ろに、3人共クッションの上で寝た状態で浮いていたのである。
しかも、何故かフィーナ様だけは聖竜の卵らしきモノを抱きかかえた状態で、その場所で気持ち良さそうに寝ていたのであった。
「どっ、どう言うことだ・・・何でフィーナ様達まで、それにこの場所に?俺は死んだんじゃないのかな・・・・まあ、ホントの身体と言うより・・・霊体・・・いや、なんか夢の中みたいな感じがする・・・でもちゃんと意識ははっきりしてるけど・・・?ど・こ・なんだ・・・ここ」
再度確認してみたが、あきらかに神界にあるフィーナ様達がいる場所と違う感じと雰囲気がある。
すると何も無い筈の場所に、ドアが現れそこから純白の衣服と外套を着た、物凄く威厳のありそうな髭を生やした御爺さん?が現れた。しかも背後というより身体全体に神々しいオーラが漂うっていたのである。
『いやはや、すまんのう。まさかワシが出て来ないといけない事態になるとは、そんな事までなるとは思ってもおらんかったのじゃよ。ホントにすまんユウマよ』
えっ、えっ、どちら様だろう?どうやらこの御爺さんは、俺の事を知ってるようだけど?
俺が混乱して考え込んでいると、その御爺さんがフィーナ様達に向けて声を掛けたのである。
『ほれ!フィーナ、シルク、マリエルよ!3人共起きるのじゃ。起きないとまたお仕置きをするのじゃよ。はよ、おきんかい!お馬鹿な孫娘達・・・』
何故か物凄い迫力ではあるが、ホントに孫娘達を叱る風に、三柱の女神様達に向けて叱咤したのである。まあ、実際声というより、何となく頭の中に直接響いてくるような感じの声であったが・・・。
「ひゃっ、ひゃい!」
「ふにゃっ!・・・・?」
「むにゃ、むにゃ・・・はひっ?」
三柱の女神様達は、それぞれ声をあげて慌てて目覚めたようだが・・・あきらかにマリエル様だけは、状況を理解していないようであり、周囲を見渡しどうしたのって顔をしていた。
それで慌てた様に俺の側にいた御爺さんに向けて、女神様達が驚きその御爺さん、老人の対して声を掛けた。
「にゃ、にゃんで、ここに御爺さ・・・いやいや、創造神様!大神王様が?」
あきらかにシルク様は、今迄に見せた事のないような驚きの声をあげ、聞きなれない言葉を出した。
えっ、いま・・・創造神様とか大神王様とか言ってなかった?しかも、そう言えばさっき孫とかもこの御爺さん言ってたような・・・?
「そっ、そうですよ。なんでここに御爺ちゃんが来るのよ。あっ、ごめんやり直し、大神王様だった」
「あれ?じいじいだぁ!」
「馬鹿、マリエルここじゃ創造神様か、大神王様でしょう。あんたまた罰受ける事になるわよ・・・御爺ちゃん怒ったら怖いんだから!」
えっ、やっぱり3人の御爺ちゃんなんだ・・・えっ、でも創造神って・・・・!?
「ふへっ?なんでぇなん。シルクちゃん、ウチらだけだったら・・・・!?なっ、なんでユウマさんがおるん?そっ、それだったら・・・ごめんなさいじいじ・・・じゃなかった。創造神さまぁぁ」
「「えっ!?なに・・・なんでユウマさんが・・・!?」」
どうやらフィーナ様とシルク様は俺がいる事に気が付いてなかった様だが、マリエル様が気が付いた事により、俺が3人が言う創造神の御爺さんの横にいる事に気が付いて貰えた様だ。
しかし、現状俺自身はまったく理解できていない状況であった。何せ俺は霊体?であって、この白い空間はあきらかに違う場所であり、夢の中にいる様な間隔でいたのだ。しかも俺は先程、魔王だった奴の攻撃からみんなを護り吹き飛ばされていたからであった。
それに確かその時、物凄く腕が痛かったような・・・今はちゃんと腕はあるし、その様な感覚はないもんな?
それでユウマがそんな事を考えていると、先程の御爺さん・・・フィーナ様達から創造神様とか大神王様とか言われていた人が再度俺達全員に声を掛けてきた。
『よしよし、まあ、その呼び方は今回は許してやろう。ちょうどユウマもおる事だしな。それでは本題に入るが、まず、フィーナ達もお主がどうなったか気になっておる様なので、簡単に説明すると、お主は実は・・・』
創造神様と女神様から言われていた御爺さんが、俺達みんなの顔を見渡して言葉を濁し一旦その先を言い悩んでいた。
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えっ、まさかやっぱり、ホントに死んだとかなのかな?俺・・・・。
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その状態ですぐに自分の本来の身体ではない事に気が付き、不思議に思った。
「あれ?えっ、ここって・・・まさか、俺・・・死んじゃったとかかな?もしかして・・・普通の生身の身体じゃない・・・」
死んだ覚えは無いのだが、それでも何となくそんな感じに思えたのであった。
それに周囲を見渡すと真っ白な空間で間違いなく、フィーナ様に初めて会った空間と同じ様な場所である事に気付いたのであった。
それに周囲を見回し良く見ると、俺と同じ様な感じでフィーナ様とマリエル様、それにシルク様までも、俺が立っている・・・いや、浮いてる場所の後ろに、3人共クッションの上で寝た状態で浮いていたのである。
しかも、何故かフィーナ様だけは聖竜の卵らしきモノを抱きかかえた状態で、その場所で気持ち良さそうに寝ていたのであった。
「どっ、どう言うことだ・・・何でフィーナ様達まで、それにこの場所に?俺は死んだんじゃないのかな・・・・まあ、ホントの身体と言うより・・・霊体・・・いや、なんか夢の中みたいな感じがする・・・でもちゃんと意識ははっきりしてるけど・・・?ど・こ・なんだ・・・ここ」
再度確認してみたが、あきらかに神界にあるフィーナ様達がいる場所と違う感じと雰囲気がある。
すると何も無い筈の場所に、ドアが現れそこから純白の衣服と外套を着た、物凄く威厳のありそうな髭を生やした御爺さん?が現れた。しかも背後というより身体全体に神々しいオーラが漂うっていたのである。
『いやはや、すまんのう。まさかワシが出て来ないといけない事態になるとは、そんな事までなるとは思ってもおらんかったのじゃよ。ホントにすまんユウマよ』
えっ、えっ、どちら様だろう?どうやらこの御爺さんは、俺の事を知ってるようだけど?
俺が混乱して考え込んでいると、その御爺さんがフィーナ様達に向けて声を掛けたのである。
『ほれ!フィーナ、シルク、マリエルよ!3人共起きるのじゃ。起きないとまたお仕置きをするのじゃよ。はよ、おきんかい!お馬鹿な孫娘達・・・』
何故か物凄い迫力ではあるが、ホントに孫娘達を叱る風に、三柱の女神様達に向けて叱咤したのである。まあ、実際声というより、何となく頭の中に直接響いてくるような感じの声であったが・・・。
「ひゃっ、ひゃい!」
「ふにゃっ!・・・・?」
「むにゃ、むにゃ・・・はひっ?」
三柱の女神様達は、それぞれ声をあげて慌てて目覚めたようだが・・・あきらかにマリエル様だけは、状況を理解していないようであり、周囲を見渡しどうしたのって顔をしていた。
それで慌てた様に俺の側にいた御爺さんに向けて、女神様達が驚きその御爺さん、老人の対して声を掛けた。
「にゃ、にゃんで、ここに御爺さ・・・いやいや、創造神様!大神王様が?」
あきらかにシルク様は、今迄に見せた事のないような驚きの声をあげ、聞きなれない言葉を出した。
えっ、いま・・・創造神様とか大神王様とか言ってなかった?しかも、そう言えばさっき孫とかもこの御爺さん言ってたような・・・?
「そっ、そうですよ。なんでここに御爺ちゃんが来るのよ。あっ、ごめんやり直し、大神王様だった」
「あれ?じいじいだぁ!」
「馬鹿、マリエルここじゃ創造神様か、大神王様でしょう。あんたまた罰受ける事になるわよ・・・御爺ちゃん怒ったら怖いんだから!」
えっ、やっぱり3人の御爺ちゃんなんだ・・・えっ、でも創造神って・・・・!?
「ふへっ?なんでぇなん。シルクちゃん、ウチらだけだったら・・・・!?なっ、なんでユウマさんがおるん?そっ、それだったら・・・ごめんなさいじいじ・・・じゃなかった。創造神さまぁぁ」
「「えっ!?なに・・・なんでユウマさんが・・・!?」」
どうやらフィーナ様とシルク様は俺がいる事に気が付いてなかった様だが、マリエル様が気が付いた事により、俺が3人が言う創造神の御爺さんの横にいる事に気が付いて貰えた様だ。
しかし、現状俺自身はまったく理解できていない状況であった。何せ俺は霊体?であって、この白い空間はあきらかに違う場所であり、夢の中にいる様な間隔でいたのだ。しかも俺は先程、魔王だった奴の攻撃からみんなを護り吹き飛ばされていたからであった。
それに確かその時、物凄く腕が痛かったような・・・今はちゃんと腕はあるし、その様な感覚はないもんな?
それでユウマがそんな事を考えていると、先程の御爺さん・・・フィーナ様達から創造神様とか大神王様とか言われていた人が再度俺達全員に声を掛けてきた。
『よしよし、まあ、その呼び方は今回は許してやろう。ちょうどユウマもおる事だしな。それでは本題に入るが、まず、フィーナ達もお主がどうなったか気になっておる様なので、簡単に説明すると、お主は実は・・・』
創造神様と女神様から言われていた御爺さんが、俺達みんなの顔を見渡して言葉を濁し一旦その先を言い悩んでいた。
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えっ、まさかやっぱり、ホントに死んだとかなのかな?俺・・・・。
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そして「もう私は必要ないんですよね?」と、そっと術を解き、リシアは国を後にする決意をするのだった。
※小説家になろう・カクヨムにも同タイトルで投稿しています。
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