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第13章 新たなる冒険の始まり?・・・そして。
13-52 なんとも言えない魔法攻撃?
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そんな感じでのんびり歩いていると・・・敵の放ったであろう攻撃魔法の数々を避ける事も出来ずに、全てを受けてしまう結果になってしまっていた。
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その攻撃自体は恐らくではあるが、途方もない数の魔法攻撃だけでは無く・・・遠距離からの物理攻撃も含まれていた。まず魔法攻撃自体は何を考えて放ったのかは知らないが、各属性である火・水・風・土・光・闇の上位魔法を放ってきた。はっきり言えば総攻撃を食らったようなモノである。
それに遠距離での物理攻撃は・・・弓矢や刃物の投擲武器だったが・・・ただし全ての攻撃がユウマ達に着弾する前に、何事もなかった様に全てが消滅してしまっていたのである。まあ実は一つだけは、アホらしい事が起きていたのだ。
そのアホらしい事とは、恐らく何も考えずに魔法を放ったようで、魔法の対抗属性同士で殆どの魔法攻撃が打ち消しあい、俺達の側まで飛んで来る事は無かった。それに実際に数発の魔法攻撃は、確かに俺達の側まで飛んで来た。
しかしその数発の魔法攻撃や全ての物理攻撃も、俺達のいる約10メートル前で・・・何かに阻まれるように何事もなかった様に、全てが消滅してしまったのであった。
「はぁ?・・・何!今の?攻撃が全部消えた?」
実は俺には訳が解らなかった。確かも最初の魔法が消滅したのは・・・なんとなく理解は出来る。ただ訳が解らない事は、俺達のいる場所から10メートル前付近で、何故か何事もなかった様に全てが消滅していたのだ。
俺がリナとアリスを護るように展開している防御魔法は、対象者をあらゆる攻撃から護るモノでその様な能力は無いと理解していたから・・・とにかく不思議であった。
その事に驚いてるのは、実を言うと俺だけではなかった。
「なんなのよ・・あれは、ユウマがやったんじゃ無いの?魔法同士が打ち消しあったのは解るけど、さっきの消滅は何よ・・・」
どうやらリナもそうだった様だ。実際リナに関しては、俺が何かをしたのだろうと思っていたらしいが、俺の言葉を聞き不思議に思ったようである。それで攻撃を防がれた事に対して一番驚いていたのは、その攻撃を仕掛けてきた相手だった。
そこでは既に大騒ぎになっており、大混乱が起き・・・多くの者達がどうしていいのか解らない状態に陥っていたのだ。
しかし、肝心のその攻撃を防いだ方法が解らないでいると、アリスが何気ない顔で俺達に話しだした。
「ふひゃぁぁ!すごいねユウマの力は・・・こんなになるなんて思わなかった」
いきなりアリスが訳の解らない事を言い出したので、俺がした訳じゃない事を説明する事にした。
「いや、だから俺がした訳じゃないって・・・」
どうやら俺に抱きついてるアリスは、先程の話を聞いてなかったのか、いきなりその様な言葉をもらした。だがその事ではなく、突如・・・信じられない事を言い出したのである。
「うん!そんなの解ってるよ。だってさっきの攻撃を防いだ障壁を創ったのは、私だもの・・・でも、ユウマの魔力と神気を借りて創ったたんだけどね・・・」
・・・はい!今とんでもない事を言った様に聞えたが、どう言う事だ。俺の魔力と神気って・・・確か魔力に関しては、よくリンカやミナ、それにメイリー達から知らないウチに俺の魔力を使っている事が、多々あったので驚きはしないが、神気の方もって・・・どういう事だ?
俺が不思議がって、混乱に近い状態に陥っている間に、リナの方はアリスがしでかした事に気付き話かけたいた。
「あっ!ああ、アリス!あんた。まさかあれを使ったの?あれは・・・」
「うん、使っちゃった!もう私は、ユウマの・・・」
なにやら2人だけで話ているが・・・殆ど聞えない。ただ所々で『同一化』や『誰かのモノになった』とか、『もう離れられない存在』だとか聞えた。ついでにリナも『なるほど』等と言って納得したが・・・これに関しては聞かないようにした。
「・・・でっ、結局はアリスが防御障壁を張ってくれてる訳なんだな。どんだけ威力があるんだよ」
「うん、恐らく殆ど攻撃は効かないと思うよ。多分ユウマが正門を護ってくれた時の、防御結界と同じだけの容量と強度があると思うけど?」
何故に疑問系なのかはこの際どうでもいいが、相手の攻撃が効かないのなら・・・うん、このまま戦闘を再開しようと思う。
しかし、最初の魔法攻撃は馬鹿らしい理由で消滅したのは解るけど・・・もしかして相手は相当テンパッテルのかな?
何故ならそれ以降遠隔からの攻撃事態が、無くなっていたのであった。
そんな事があった中で、徐々に相手の数は確実に減っている。
確かに最初は程々に強力な気の持ち主の数は4、50近くはいた。それで雑魚と思われる者達は200に近かった数はいた筈だ。(俺が雑魚と思ってるだけで、それなりに強い奴も含まれている)
それが現状は強い気の持ち主達は20人程まで減っているし、雑魚自体も殆ど倒してしまったので、現状は100をきるまで減った状態だ。それよりも不思議なのが、超強力な魔力をもち邪気を放つ人物達がいつの間にかいなくなっていたのだ。
「あれ?なあ、リナ!あいつらどこにいった?ほら、邪神デス何とかと、あとその側にいた奴等・・・」
俺が次々と敵である者達を、素手で意図も簡単に倒していっている間に、一番強そうな奴等に姿が見えなくなっていた。
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しかもそいつらがいた場所には、いつの間にか巨大な魔法陣のようなモノが展開していて光輝いていたのだった。
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その攻撃自体は恐らくではあるが、途方もない数の魔法攻撃だけでは無く・・・遠距離からの物理攻撃も含まれていた。まず魔法攻撃自体は何を考えて放ったのかは知らないが、各属性である火・水・風・土・光・闇の上位魔法を放ってきた。はっきり言えば総攻撃を食らったようなモノである。
それに遠距離での物理攻撃は・・・弓矢や刃物の投擲武器だったが・・・ただし全ての攻撃がユウマ達に着弾する前に、何事もなかった様に全てが消滅してしまっていたのである。まあ実は一つだけは、アホらしい事が起きていたのだ。
そのアホらしい事とは、恐らく何も考えずに魔法を放ったようで、魔法の対抗属性同士で殆どの魔法攻撃が打ち消しあい、俺達の側まで飛んで来る事は無かった。それに実際に数発の魔法攻撃は、確かに俺達の側まで飛んで来た。
しかしその数発の魔法攻撃や全ての物理攻撃も、俺達のいる約10メートル前で・・・何かに阻まれるように何事もなかった様に、全てが消滅してしまったのであった。
「はぁ?・・・何!今の?攻撃が全部消えた?」
実は俺には訳が解らなかった。確かも最初の魔法が消滅したのは・・・なんとなく理解は出来る。ただ訳が解らない事は、俺達のいる場所から10メートル前付近で、何故か何事もなかった様に全てが消滅していたのだ。
俺がリナとアリスを護るように展開している防御魔法は、対象者をあらゆる攻撃から護るモノでその様な能力は無いと理解していたから・・・とにかく不思議であった。
その事に驚いてるのは、実を言うと俺だけではなかった。
「なんなのよ・・あれは、ユウマがやったんじゃ無いの?魔法同士が打ち消しあったのは解るけど、さっきの消滅は何よ・・・」
どうやらリナもそうだった様だ。実際リナに関しては、俺が何かをしたのだろうと思っていたらしいが、俺の言葉を聞き不思議に思ったようである。それで攻撃を防がれた事に対して一番驚いていたのは、その攻撃を仕掛けてきた相手だった。
そこでは既に大騒ぎになっており、大混乱が起き・・・多くの者達がどうしていいのか解らない状態に陥っていたのだ。
しかし、肝心のその攻撃を防いだ方法が解らないでいると、アリスが何気ない顔で俺達に話しだした。
「ふひゃぁぁ!すごいねユウマの力は・・・こんなになるなんて思わなかった」
いきなりアリスが訳の解らない事を言い出したので、俺がした訳じゃない事を説明する事にした。
「いや、だから俺がした訳じゃないって・・・」
どうやら俺に抱きついてるアリスは、先程の話を聞いてなかったのか、いきなりその様な言葉をもらした。だがその事ではなく、突如・・・信じられない事を言い出したのである。
「うん!そんなの解ってるよ。だってさっきの攻撃を防いだ障壁を創ったのは、私だもの・・・でも、ユウマの魔力と神気を借りて創ったたんだけどね・・・」
・・・はい!今とんでもない事を言った様に聞えたが、どう言う事だ。俺の魔力と神気って・・・確か魔力に関しては、よくリンカやミナ、それにメイリー達から知らないウチに俺の魔力を使っている事が、多々あったので驚きはしないが、神気の方もって・・・どういう事だ?
俺が不思議がって、混乱に近い状態に陥っている間に、リナの方はアリスがしでかした事に気付き話かけたいた。
「あっ!ああ、アリス!あんた。まさかあれを使ったの?あれは・・・」
「うん、使っちゃった!もう私は、ユウマの・・・」
なにやら2人だけで話ているが・・・殆ど聞えない。ただ所々で『同一化』や『誰かのモノになった』とか、『もう離れられない存在』だとか聞えた。ついでにリナも『なるほど』等と言って納得したが・・・これに関しては聞かないようにした。
「・・・でっ、結局はアリスが防御障壁を張ってくれてる訳なんだな。どんだけ威力があるんだよ」
「うん、恐らく殆ど攻撃は効かないと思うよ。多分ユウマが正門を護ってくれた時の、防御結界と同じだけの容量と強度があると思うけど?」
何故に疑問系なのかはこの際どうでもいいが、相手の攻撃が効かないのなら・・・うん、このまま戦闘を再開しようと思う。
しかし、最初の魔法攻撃は馬鹿らしい理由で消滅したのは解るけど・・・もしかして相手は相当テンパッテルのかな?
何故ならそれ以降遠隔からの攻撃事態が、無くなっていたのであった。
そんな事があった中で、徐々に相手の数は確実に減っている。
確かに最初は程々に強力な気の持ち主の数は4、50近くはいた。それで雑魚と思われる者達は200に近かった数はいた筈だ。(俺が雑魚と思ってるだけで、それなりに強い奴も含まれている)
それが現状は強い気の持ち主達は20人程まで減っているし、雑魚自体も殆ど倒してしまったので、現状は100をきるまで減った状態だ。それよりも不思議なのが、超強力な魔力をもち邪気を放つ人物達がいつの間にかいなくなっていたのだ。
「あれ?なあ、リナ!あいつらどこにいった?ほら、邪神デス何とかと、あとその側にいた奴等・・・」
俺が次々と敵である者達を、素手で意図も簡単に倒していっている間に、一番強そうな奴等に姿が見えなくなっていた。
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※小説家になろう・カクヨムにも同タイトルで投稿しています。
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