532 / 557
第13章 新たなる冒険の始まり?・・・そして。
13-53 最悪な事が・・・?
しおりを挟む
・
・
・
しかもそいつらがいた場所には、いつの間にか巨大な魔法陣のようなモノが展開して光輝いていたのだった。
・
・
・
ちょうどその魔法陣を護るように、殺戮デスマシーンである機械人形が展開されており、その機械人形からも途方もない魔力を感じたのである。
・・・というよりも、あいつらは邪神とか言う奴等はどこに行ったのやら?もう直ぐ周囲の敵を倒し終え、今度は悪魔族や機械人形共を倒す筈だったのだが、いつの間にか機械人形と数人の緑人種が残っているだけだった。
それで俺が周囲を確認して、その邪神デスハーケン達の気を探り捜していると、リナが何かに気付き声をあげた。
「ちょっと、あれって・・・ヤバイ感じだよね?」
どうやら機械人形達が集まっている中心部で何かが行なわれている事に、リナが不安に思い・・・何故か俺に確認して来た。
うん、確かにヤバイ感じではあるが・・・それよりも、あいつらはどこに行ったんだ。・・・ん?この魔法陣ってどこかで見たような気が・・・どこだったっけな?
実を言うと、邪神デスハーケン達がいた場所に展開されていた魔法陣には、何故か見覚えがあったのである。その事を思い出そうと考えていると・・・。そう魔法陣に魔力が最大限まで蓄積されたようで、それと同時くらいに・・・空に暗雲が広がり始めた。それだけでなく、魔法陣だけが怪しく黒い光を放ち出したのだ。
「おいおい、これって・・・まさか!いや、でも・・・こんな現象は無かった筈だが?」
実は魔法陣から放出され出した魔力には心当たりがあり、それに地表に描かれていた魔法陣は見覚えがあったが・・・実際には、この様な現象は無かった。まあ俺が記憶している魔法陣のその効果が現れた時には、成功した例を実際に見た訳ではなかったので、はっきりとその効果がある魔法陣だと言う事だとは思わなかったが・・・次の瞬間、何の魔法陣なのかが解る事になったのだ。
そう黒い光が魔法陣を包んだと同時に、超巨大な魔力とかつて感じたことの無いような気が辺りに立ち込め出し、その姿を現したのであった。
どうやら魔法陣の正体は召喚用の魔法陣であり、俺が見た事のある魔法陣とは・・・そう、かつて魔人族が魔神を召喚する為の描かれていた魔法陣によく似ていたのである。ただ違うのは魔神が召喚されたと思ったのだが・・・全く違う、巨大でかなり強い邪悪な存在が現われたのだ。
そうその存在とは・・・巨大な竜の様な姿をしているが、俺の知っている竜とはあきらかに違い、その頭部は2つ存在している双頭怪獣だった。
しかも身体の部分は鱗に覆われた感じではあるのだが、左右の身体は炎と氷に覆われていたのである。それに翼が光と闇の4対の存在していて、放っている気・・・いや覇気自体が、先程この場にいた邪神デスハーケンと比較出来ないほど強大あったのだ。
それに周囲には、今迄とは違う感じの魔物が、突然ウジャウジャと湧き出してきたのだ。その数は既に1000体程に拡大していて、まだ増え続けているのだ。
そう大厄災よろしく魔物の氾濫が・・・何故か偶発的に発生している状態だった。
「ねえ、もしかして、これって最悪な事態なんじゃないの?邪神デスハーケンならユウマでも何とかなると思ったけど・・・あんな化け物と大量の魔物は・・・」
リナが召喚された怪物に恐怖して、俺にしがみ付いて来た。それに正門で勝てると浮かれきっていた騎士達も、召喚された怪物を見て、そのまま泡を吹いて気絶して静になっていたのである。
どうやらその双頭の竜みたいな怪物の放つ邪気にあてられ気絶したようだ。ちなみにリナは俺の側にいるが顔色を青くして震えてる状態だった。
しかも魔物の氾濫では弱い雑魚も存在しているが、かなり強大な力を持つ魔物も存在している状態だった。
ただ幸いな事に俺とアリスに関しては、その影響を全く受けていない状態なのであった。
「リナちゃん!大丈夫?お顔が真っ青だよ」
不思議そうに尋ねるアリスだが、俺としては謎アリスも平気なのかが不思議だった。
いや、アリスさん!この邪気をマトモに受けたら仕方が無いと思うよ。まあ、俺は平気なんだけど、何故に君も平気なのが俺は不思議なんだが?
俺自身は決して声には出さなかったが、どうしてアリスが平気なのかがこの時点で不思議だったのだが、実は俺の力を共有した時点でそれらの耐性が出来てしまっていたとはこの時考えもしなかった。
それでリナの返答はというと・・・。
「だっ、大丈夫じゃないわよ。・・・それよりもアリス!あなたはなんで平気なの?それにユウマも・・・?」
流石にリナも不思議に思ったようだが・・・俺に視線を向け、自身の状態が緩和してきた事を感じて、何故か俺達の答えを聞く前に納得していた。確かに先程より顔色が良くなっているみたいだった。
まあ、実際その事は今もところ考えないでも良いと思い・・・一つ気になる事を確認する事にした。
「なあ、リナ!アリア!あの双頭の怪物は・・・なんなんだ?お前らなんなのか知ってる?」
この時点で双頭の竜みたいな怪物は、もしかしたら魔神竜では無いだろうかと俺は思っていたが・・・実際見た事が無いので確認する事にした。
「ううん、知らないよ。あんなの初めて見たよ・・・」
「そうね!私も邪神デスハーケンは、何度か水晶球での記録で見た事はあったけど、こんな怪物は初めてよ。実際なんなのあいつは?竜なの怪物なの・・・」
どうやら2人とも、双頭の竜みたいな存在自体知らないようであった。
・
・
・
しかし、俺も魔神竜では、と思ったが・・・実際どんな存在なのかが知らないので、とりあえずは双頭邪竜と命名して、そう呼ぶ事にした。
・
・
・
・
・
しかもそいつらがいた場所には、いつの間にか巨大な魔法陣のようなモノが展開して光輝いていたのだった。
・
・
・
ちょうどその魔法陣を護るように、殺戮デスマシーンである機械人形が展開されており、その機械人形からも途方もない魔力を感じたのである。
・・・というよりも、あいつらは邪神とか言う奴等はどこに行ったのやら?もう直ぐ周囲の敵を倒し終え、今度は悪魔族や機械人形共を倒す筈だったのだが、いつの間にか機械人形と数人の緑人種が残っているだけだった。
それで俺が周囲を確認して、その邪神デスハーケン達の気を探り捜していると、リナが何かに気付き声をあげた。
「ちょっと、あれって・・・ヤバイ感じだよね?」
どうやら機械人形達が集まっている中心部で何かが行なわれている事に、リナが不安に思い・・・何故か俺に確認して来た。
うん、確かにヤバイ感じではあるが・・・それよりも、あいつらはどこに行ったんだ。・・・ん?この魔法陣ってどこかで見たような気が・・・どこだったっけな?
実を言うと、邪神デスハーケン達がいた場所に展開されていた魔法陣には、何故か見覚えがあったのである。その事を思い出そうと考えていると・・・。そう魔法陣に魔力が最大限まで蓄積されたようで、それと同時くらいに・・・空に暗雲が広がり始めた。それだけでなく、魔法陣だけが怪しく黒い光を放ち出したのだ。
「おいおい、これって・・・まさか!いや、でも・・・こんな現象は無かった筈だが?」
実は魔法陣から放出され出した魔力には心当たりがあり、それに地表に描かれていた魔法陣は見覚えがあったが・・・実際には、この様な現象は無かった。まあ俺が記憶している魔法陣のその効果が現れた時には、成功した例を実際に見た訳ではなかったので、はっきりとその効果がある魔法陣だと言う事だとは思わなかったが・・・次の瞬間、何の魔法陣なのかが解る事になったのだ。
そう黒い光が魔法陣を包んだと同時に、超巨大な魔力とかつて感じたことの無いような気が辺りに立ち込め出し、その姿を現したのであった。
どうやら魔法陣の正体は召喚用の魔法陣であり、俺が見た事のある魔法陣とは・・・そう、かつて魔人族が魔神を召喚する為の描かれていた魔法陣によく似ていたのである。ただ違うのは魔神が召喚されたと思ったのだが・・・全く違う、巨大でかなり強い邪悪な存在が現われたのだ。
そうその存在とは・・・巨大な竜の様な姿をしているが、俺の知っている竜とはあきらかに違い、その頭部は2つ存在している双頭怪獣だった。
しかも身体の部分は鱗に覆われた感じではあるのだが、左右の身体は炎と氷に覆われていたのである。それに翼が光と闇の4対の存在していて、放っている気・・・いや覇気自体が、先程この場にいた邪神デスハーケンと比較出来ないほど強大あったのだ。
それに周囲には、今迄とは違う感じの魔物が、突然ウジャウジャと湧き出してきたのだ。その数は既に1000体程に拡大していて、まだ増え続けているのだ。
そう大厄災よろしく魔物の氾濫が・・・何故か偶発的に発生している状態だった。
「ねえ、もしかして、これって最悪な事態なんじゃないの?邪神デスハーケンならユウマでも何とかなると思ったけど・・・あんな化け物と大量の魔物は・・・」
リナが召喚された怪物に恐怖して、俺にしがみ付いて来た。それに正門で勝てると浮かれきっていた騎士達も、召喚された怪物を見て、そのまま泡を吹いて気絶して静になっていたのである。
どうやらその双頭の竜みたいな怪物の放つ邪気にあてられ気絶したようだ。ちなみにリナは俺の側にいるが顔色を青くして震えてる状態だった。
しかも魔物の氾濫では弱い雑魚も存在しているが、かなり強大な力を持つ魔物も存在している状態だった。
ただ幸いな事に俺とアリスに関しては、その影響を全く受けていない状態なのであった。
「リナちゃん!大丈夫?お顔が真っ青だよ」
不思議そうに尋ねるアリスだが、俺としては謎アリスも平気なのかが不思議だった。
いや、アリスさん!この邪気をマトモに受けたら仕方が無いと思うよ。まあ、俺は平気なんだけど、何故に君も平気なのが俺は不思議なんだが?
俺自身は決して声には出さなかったが、どうしてアリスが平気なのかがこの時点で不思議だったのだが、実は俺の力を共有した時点でそれらの耐性が出来てしまっていたとはこの時考えもしなかった。
それでリナの返答はというと・・・。
「だっ、大丈夫じゃないわよ。・・・それよりもアリス!あなたはなんで平気なの?それにユウマも・・・?」
流石にリナも不思議に思ったようだが・・・俺に視線を向け、自身の状態が緩和してきた事を感じて、何故か俺達の答えを聞く前に納得していた。確かに先程より顔色が良くなっているみたいだった。
まあ、実際その事は今もところ考えないでも良いと思い・・・一つ気になる事を確認する事にした。
「なあ、リナ!アリア!あの双頭の怪物は・・・なんなんだ?お前らなんなのか知ってる?」
この時点で双頭の竜みたいな怪物は、もしかしたら魔神竜では無いだろうかと俺は思っていたが・・・実際見た事が無いので確認する事にした。
「ううん、知らないよ。あんなの初めて見たよ・・・」
「そうね!私も邪神デスハーケンは、何度か水晶球での記録で見た事はあったけど、こんな怪物は初めてよ。実際なんなのあいつは?竜なの怪物なの・・・」
どうやら2人とも、双頭の竜みたいな存在自体知らないようであった。
・
・
・
しかし、俺も魔神竜では、と思ったが・・・実際どんな存在なのかが知らないので、とりあえずは双頭邪竜と命名して、そう呼ぶ事にした。
・
・
・
0
あなたにおすすめの小説
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
ありふれた聖女のざまぁ
雨野千潤
ファンタジー
突然勇者パーティを追い出された聖女アイリス。
異世界から送られた特別な愛し子聖女の方がふさわしいとのことですが…
「…あの、もう魔王は討伐し終わったんですが」
「何を言う。王都に帰還して陛下に報告するまでが魔王討伐だ」
※設定はゆるめです。細かいことは気にしないでください。
「俺が勇者一行に?嫌です」
東稔 雨紗霧
ファンタジー
異世界に転生したけれども特にチートも無く前世の知識を生かせる訳でも無く凡庸な人間として過ごしていたある日、魔王が現れたらしい。
物見遊山がてら勇者のお披露目式に行ってみると勇者と目が合った。
は?無理
魅了が解けた貴男から私へ
砂礫レキ
ファンタジー
貴族学園に通う一人の男爵令嬢が第一王子ダレルに魅了の術をかけた。
彼女に操られたダレルは婚約者のコルネリアを憎み罵り続ける。
そして卒業パーティーでとうとう婚約破棄を宣言した。
しかし魅了の術はその場に運良く居た宮廷魔術師に見破られる。
男爵令嬢は処刑されダレルは正気に戻った。
元凶は裁かれコルネリアへの愛を取り戻したダレル。
しかしそんな彼に半年後、今度はコルネリアが婚約破棄を告げた。
三話完結です。
一家処刑?!まっぴらごめんですわ!!~悪役令嬢(予定)の娘といじわる(予定)な継母と馬鹿(現在進行形)な夫
むぎてん
ファンタジー
夫が隠し子のチェルシーを引き取った日。「お花畑のチェルシー」という前世で読んだ小説の中に転生していると気付いた妻マーサ。 この物語、主人公のチェルシーは悪役令嬢だ。 最後は華麗な「ざまあ」の末に一家全員の処刑で幕を閉じるバッドエンド‥‥‥なんて、まっぴら御免ですわ!絶対に阻止して幸せになって見せましょう!! 悪役令嬢(予定)の娘と、意地悪(予定)な継母と、馬鹿(現在進行形)な夫。3人の登場人物がそれぞれの愛の形、家族の形を確認し幸せになるお話です。
転生ヒロインは不倫が嫌いなので地道な道を選らぶ
karon
ファンタジー
デビュタントドレスを見た瞬間アメリアはかつて好きだった乙女ゲーム「薔薇の言の葉」の世界に転生したことを悟った。
しかし、攻略対象に張り付いた自分より身分の高い悪役令嬢と戦う危険性を考え、攻略対象完全無視でモブとくっつくことを決心、しかし、アメリアの思惑は思わぬ方向に横滑りし。
心が折れた日に神の声を聞く
木嶋うめ香
ファンタジー
ある日目を覚ましたアンカーは、自分が何度も何度も自分に生まれ変わり、父と義母と義妹に虐げられ冤罪で処刑された人生を送っていたと気が付く。
どうして何度も生まれ変わっているの、もう繰り返したくない、生まれ変わりたくなんてない。
何度生まれ変わりを繰り返しても、苦しい人生を送った末に処刑される。
絶望のあまり、アンカーは自ら命を断とうとした瞬間、神の声を聞く。
没ネタ供養、第二弾の短編です。
婚約破棄の後始末 ~息子よ、貴様何をしてくれってんだ!
タヌキ汁
ファンタジー
国一番の権勢を誇る公爵家の令嬢と政略結婚が決められていた王子。だが政略結婚を嫌がり、自分の好き相手と結婚する為に取り巻き達と共に、公爵令嬢に冤罪をかけ婚約破棄をしてしまう、それが国を揺るがすことになるとも思わずに。
これは馬鹿なことをやらかした息子を持つ父親達の嘆きの物語である。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる