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第13章 新たなる冒険の始まり?・・・そして。
13-75 光の剣をつくれる短剣の柄?
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なので俺は早々に全力の力をぶつけ・・・そいつらに退場してもらう事にしたのだ。まあ、ちょうど俺と双頭邪竜の戦闘で周囲の木々が無くなり、見晴らしのよい場所に姿を現そうとしていたのでその場所で・・・。
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実を言うと、まだ完全にその邪気を放つ奴等の姿を確認した訳ではないのであるが、まあ恐らく俺達が考えている奴等で間違いないと思う。ただし前にいた時の人数を大幅に減らしている・・・まあその殆どが双頭邪竜との戦いの前に処分していたが、それでもかなりの人員がいるようだ。
俺としては・・・何人いようがマトモに相手するつもりは無い。なので最初から全力で対処しようと考えたのだ。
・・・前のときはある程度、手を抜いて対処しようと考えていたが、まあその理由は俺のホントの力を見せたくないのと・・・ある理由があるからだったのだが・・・既に気にすることは無いし、双頭邪竜の時みたいになっても困るからだった。
それで今回は遠慮せずに対処しようと考えたのである。
「ああ・・・そうだな!とりあえずは・・・ん~とっ、あっ!そうだ、その前にリナ!その短剣を1度返してくれないか?後でチャントしたやつをやるから・・・」
とりあえずリナには刃が駄目になっている短剣を返してもらう事にした。その際適当な事を言い後で違う物をやるという言葉には・・・もちろんアリスも反応して催促されたので、誤魔化しが利かなくなってなってしまったが・・・まあ、そのうちチャントした物を考えて2人に渡すというより、プレゼントする事にした。
「ところで、ユウマ!その刃が駄目になってる短剣でどうするつもりなの?大体そんな短剣じゃ武器にならないでしょ?それをわざわざ・・・」
まあ、普通に考えたら誰でもひと目でそう思うだろうが、これは本来は短剣ではなく・・・俺が所有している武器の中で、恐らくは最強にして最悪な武器だと思う。とりあえずはちゃんとその武器の事を口答で説明をしてから返して貰った。
そして、リナから返して貰った短剣の刃の部分を特殊な方法で取り外し・・・柄の部分だけにした。
「これが、さっき説明した光の剣を出せるモノ(柄)なんだ。まあ、このままじゃ単なる普通の柄なんだがな・・・」
「へぇぇっ、これって、そんなすごいモノなの・・・・ん?」
アリスが不思議そうに、短剣の刃の部分を外した柄を俺から受け取りそう答えた。それを両手に持ち何かを行なっているが、そんな簡単に光の剣は出せないはずだ。
それでも色々試していたが、アリスはあきらめたようで、リナに手渡した。
それでそのリナの方は、その柄の部分を受け取り確認しだした。
「ホントよね?これってただの刃のない何の変哲もない柄だよね?どう言う事なのユウマ!」
まあ、確かに普通に魔力を通しただけでは光の剣を具現化できないし、恐らく俺しかマトモに扱えない代物だ。
それに何故か・・・この柄でないと綺麗な光の剣を出す事が出来ない。他のモノ(柄)では・・・殆どが剣といえる代物や光の物体を出す事が出来なかったのだ。
まあ、それはさておき・・・リナとアリスはその光の剣を具現化できる柄を不思議そうに確認して、納得できないようではあるが、その柄を俺に再び返してくれた。
「まあ、ここで見ててくれ。直ぐに終わらせてくるから・・・。それに、あいつらの面倒を頼むな・・・」
2人にそう話を振り・・・やっと意識を取り戻した騎士達の介抱を頼んだのである。
実際にはどうも俺の放つ光の剣は、とんでもない力があるらしい。ただでさえ光の剣を具現化させると周囲にいる者達が恐怖するらしいし、どうも次元に影響があるらしいので、早々に終らせたかったからだ。
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それから俺は、邪気を感じるある場所に移動して、完全に邪気を放つ複数の者達が姿を現す前に・・・その短剣の本来の姿である光の剣を発動させられる柄を手に持ち・・・待ち構えたのであった。
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なので俺は早々に全力の力をぶつけ・・・そいつらに退場してもらう事にしたのだ。まあ、ちょうど俺と双頭邪竜の戦闘で周囲の木々が無くなり、見晴らしのよい場所に姿を現そうとしていたのでその場所で・・・。
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実を言うと、まだ完全にその邪気を放つ奴等の姿を確認した訳ではないのであるが、まあ恐らく俺達が考えている奴等で間違いないと思う。ただし前にいた時の人数を大幅に減らしている・・・まあその殆どが双頭邪竜との戦いの前に処分していたが、それでもかなりの人員がいるようだ。
俺としては・・・何人いようがマトモに相手するつもりは無い。なので最初から全力で対処しようと考えたのだ。
・・・前のときはある程度、手を抜いて対処しようと考えていたが、まあその理由は俺のホントの力を見せたくないのと・・・ある理由があるからだったのだが・・・既に気にすることは無いし、双頭邪竜の時みたいになっても困るからだった。
それで今回は遠慮せずに対処しようと考えたのである。
「ああ・・・そうだな!とりあえずは・・・ん~とっ、あっ!そうだ、その前にリナ!その短剣を1度返してくれないか?後でチャントしたやつをやるから・・・」
とりあえずリナには刃が駄目になっている短剣を返してもらう事にした。その際適当な事を言い後で違う物をやるという言葉には・・・もちろんアリスも反応して催促されたので、誤魔化しが利かなくなってなってしまったが・・・まあ、そのうちチャントした物を考えて2人に渡すというより、プレゼントする事にした。
「ところで、ユウマ!その刃が駄目になってる短剣でどうするつもりなの?大体そんな短剣じゃ武器にならないでしょ?それをわざわざ・・・」
まあ、普通に考えたら誰でもひと目でそう思うだろうが、これは本来は短剣ではなく・・・俺が所有している武器の中で、恐らくは最強にして最悪な武器だと思う。とりあえずはちゃんとその武器の事を口答で説明をしてから返して貰った。
そして、リナから返して貰った短剣の刃の部分を特殊な方法で取り外し・・・柄の部分だけにした。
「これが、さっき説明した光の剣を出せるモノ(柄)なんだ。まあ、このままじゃ単なる普通の柄なんだがな・・・」
「へぇぇっ、これって、そんなすごいモノなの・・・・ん?」
アリスが不思議そうに、短剣の刃の部分を外した柄を俺から受け取りそう答えた。それを両手に持ち何かを行なっているが、そんな簡単に光の剣は出せないはずだ。
それでも色々試していたが、アリスはあきらめたようで、リナに手渡した。
それでそのリナの方は、その柄の部分を受け取り確認しだした。
「ホントよね?これってただの刃のない何の変哲もない柄だよね?どう言う事なのユウマ!」
まあ、確かに普通に魔力を通しただけでは光の剣を具現化できないし、恐らく俺しかマトモに扱えない代物だ。
それに何故か・・・この柄でないと綺麗な光の剣を出す事が出来ない。他のモノ(柄)では・・・殆どが剣といえる代物や光の物体を出す事が出来なかったのだ。
まあ、それはさておき・・・リナとアリスはその光の剣を具現化できる柄を不思議そうに確認して、納得できないようではあるが、その柄を俺に再び返してくれた。
「まあ、ここで見ててくれ。直ぐに終わらせてくるから・・・。それに、あいつらの面倒を頼むな・・・」
2人にそう話を振り・・・やっと意識を取り戻した騎士達の介抱を頼んだのである。
実際にはどうも俺の放つ光の剣は、とんでもない力があるらしい。ただでさえ光の剣を具現化させると周囲にいる者達が恐怖するらしいし、どうも次元に影響があるらしいので、早々に終らせたかったからだ。
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それから俺は、邪気を感じるある場所に移動して、完全に邪気を放つ複数の者達が姿を現す前に・・・その短剣の本来の姿である光の剣を発動させられる柄を手に持ち・・・待ち構えたのであった。
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