巻き込まれて異世界へ ~なぜだか関わった人の運命変えてます~

桜華 剛爛

文字の大きさ
2 / 557
第1章 異世界転移、始まりかもしれない。

1-2 女神降臨からの混乱と説明・・・?

しおりを挟む



「えっと、あなたたちは、地球の現世で不幸にも命を落として生涯を終えました。・・・って、あれっ?二人以外みんな生命と生身の体がある。 なんで? どうして? どうなってるの?」
 翼の少女は、どうもハテナマークを頭上にだして、混乱しながらブツブツうなっている。


 んっ!命を落として生涯を終えたと言っていたようだが、なにを言ってるんだ。この少女は、俺たちは少なくとも怪我はしたかもしれないが、死ぬような事はなかったと思うが?と考えていると・・・。

 翼の少女は、腕輪の水晶部分をタッチして何かをつぶやき、目の前の空間を指でなぞった後に、タブレット端末みたいな板が突然何も無い空間に現れ、それを操作して確認しながら。
「えっ、なんで??」と、つぶやき。

 ???

「地球での現在の状況が・・・未来の内容が変わってる。 なんで、どうしてっ? 未来・・変えちゃったのわたし・・・・」
 幾分か考えたあと顔を青ざめさせて。

「なんで変わっちゃたのっ。どうしてっ!」
 オロオロと空中を浮遊してから、《ポン》と手を鳴らし表情を一変させて。


「うん、でも召喚してしまったから説明しなくちゃ。みんなこっち見てるし、この先困るだろうから」
 ウンウンと首を動かし息をととのえて、再度姿勢を正してから。
「私は、女神フィーナと申します。あなたたちは、いろいろありますが事情がありまして。・・・あの、その、とにかく選ばれたと言うか、呼び寄せられた人たちです?」

『あっ!この少女ごまかして。いろいろ考えて悩んだ後、言い方を変えてきた』とユウマは心の中で思った。

 すると女神フィーナと名乗った少女が、こちらを少し《キッ》とにらむように見た。そのあと先程の表情をいっぺんさせ《ニコッ》と、めっちゃ可愛い笑顔を向けてきて一瞬《ドキ》とした。
 女神フィーナは、再度全員を見渡し続きを語りだした。

 この時ユウマは、なぜ思った事が解ったと考え。もしかして心を見透かされたのかと思ったが、にらまれた後に見せられた笑顔には、正直ちょっとドッキッとした。すごく可愛かったからだ。まあ、ここは色々考えても仕方ないかと、頭をふり女神フィーナの、話の続きを聞いた。

「あなたたちは、今から現世の地球を離れ違う異世界アーストリアへ渡り、その土地で起こることわりを変え世界を平和へと導いてほしいのです。と!言うのはたてまえで、自由に暮らしてください。そして本来は転生をしてもらい新しく生まれ変わってほしいのですが? 2名以外の5名の皆様は、幸い身体と幸運に恵まれた魂をお持ちなので転移をしてもらいたいと思います。それで身体能力を最大限まで向上させていただくとともに、固有ユニークスキルを一つ与えたうえに、私からの加護とアイテムをお渡しいたします」
 女神フィーナは、淡々とここにいる全員に現在の状況とこれからの事を説明した。

 いったん女神フィーナが、言葉を区切って全員を見渡し浮遊した状態で見下ろしていると。
「そんなの困ります!すぐにもどしてっ、もとの場所に返してください」
 そこでOL風の女性が涙ながらに言い放った。

「どうゆうことだよっ!意味わかんねーよっ」
「何でもしますから僕たちを元の場所に戻して」
 大柄の少年が怒りをあらわにしながら叫んで、もう一人の小柄の少年が弱弱しく泣きながら叫んでいた。    

 そして女神フィーナは、全員に《ペコリ》と頭を下げてから。
「すみません。 此度こたびの召喚に付きまして著しく未来が変わりましたが、貴方達7名は・・・本来は地球で不幸にも命を落としてしまいます。 そして、それを引き金に周囲にいた人達を巻き込む非常に大変な大災害に、発展してしまう未来が予見されていました」



「そこで大いなる父神・創造神さまは、大災害の引き金である7名を無かった事にして、大災害を止めようと試みました。しかし、生あるものを根本的こんぽんてきに排除するのは、神としても心許こころゆるせない禁忌きんきなので命を落とした時点じてんで、召喚を行い地球での貴方達の存在を無くして。その後、地球から貴方達の存在と記憶をかいざんして大災害を無くすはずでした」

 周りに気を配りながら話していたが、全員がこころなしか暗く静まり返ったのを見届け、女神フィーナも少し申し訳ないと思い言葉を、一旦区切り全員を見回した。


そして、一呼吸おいてまた語りだした。
「元の世界!地球には戻せませんが、創造神さまは貴方達全員を、このまま地球での存在を消してしまうには申し訳が無いと思い。 私達の管理するアーストリアに転生させるように申し付けられたのです」

「なので、地球に戻すことはできません」
浮遊した状態で頭を下げてきた。

 そして、全員が暗い雰囲気を出しうつむいてしまった。

 あれ?ここには全員で8名いるのに今さっき言われたのは7名だ。
「すいません。ここには8名いるんですが?」・・・とユウマが質問した。



しおりを挟む
感想 798

あなたにおすすめの小説

妻からの手紙~18年の後悔を添えて~

Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。 妻が死んで18年目の今日。 息子の誕生日。 「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」 息子は…17年前に死んだ。 手紙はもう一通あった。 俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。 ------------------------------

【完結】父が再婚。義母には連れ子がいて一つ下の妹になるそうですが……ちょうだい癖のある義妹に寮生活は無理なのでは?

つくも茄子
ファンタジー
父が再婚をしました。お相手は男爵夫人。 平民の我が家でいいのですか? 疑問に思うものの、よくよく聞けば、相手も再婚で、娘が一人いるとのこと。 義妹はそれは美しい少女でした。義母に似たのでしょう。父も実娘をそっちのけで義妹にメロメロです。ですが、この新しい義妹には悪癖があるようで、人の物を欲しがるのです。「お義姉様、ちょうだい!」が口癖。あまりに煩いので快く渡しています。何故かって?もうすぐ、学園での寮生活に入るからです。少しの間だけ我慢すれば済むこと。 学園では煩い家族がいない分、のびのびと過ごせていたのですが、義妹が入学してきました。 必ずしも入学しなければならない、というわけではありません。 勉強嫌いの義妹。 この学園は成績順だということを知らないのでは?思った通り、最下位クラスにいってしまった義妹。 両親に駄々をこねているようです。 私のところにも手紙を送ってくるのですから、相当です。 しかも、寮やクラスで揉め事を起こしては顰蹙を買っています。入学早々に学園中の女子を敵にまわしたのです!やりたい放題の義妹に、とうとう、ある処置を施され・・・。 なろう、カクヨム、にも公開中。

男爵家の厄介者は賢者と呼ばれる

暇野無学
ファンタジー
魔法もスキルも授からなかったが、他人の魔法は俺のもの。な~んちゃって。 授けの儀で授かったのは魔法やスキルじゃなかった。神父様には読めなかったが、俺には馴染みの文字だが魔法とは違う。転移した世界は優しくない世界、殺される前に授かったものを利用して逃げ出す算段をする。魔法でないものを利用して魔法を使い熟し、やがては無敵の魔法使いになる。

貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。

黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。 この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。

なんか修羅場が始まってるんだけどwww

一樹
ファンタジー
とある学校の卒業パーティでの1幕。

父が再婚しました

Ruhuna
ファンタジー
母が亡くなって1ヶ月後に 父が再婚しました

役立たずと言われダンジョンで殺されかけたが、実は最強で万能スキルでした !

本条蒼依
ファンタジー
地球とは違う異世界シンアースでの物語。  主人公マルクは神聖の儀で何にも反応しないスキルを貰い、絶望の淵へと叩き込まれる。 その役に立たないスキルで冒険者になるが、役立たずと言われダンジョンで殺されかけるが、そのスキルは唯一無二の万能スキルだった。  そのスキルで成り上がり、ダンジョンで裏切った人間は落ちぶれざまあ展開。 主人公マルクは、そのスキルで色んなことを解決し幸せになる。  ハーレム要素はしばらくありません。

悪役令嬢の父は売られた喧嘩は徹底的に買うことにした

まるまる⭐️
ファンタジー
【第5回ファンタジーカップにおきまして痛快大逆転賞を頂戴いたしました。応援頂き、本当にありがとうございました】「アルテミス! 其方の様な性根の腐った女はこの私に相応しくない!! よって其方との婚約は、今、この場を持って破棄する!!」 王立学園の卒業生達を祝うための祝賀パーティー。娘の晴れ姿を1目見ようと久しぶりに王都に赴いたワシは、公衆の面前で王太子に婚約破棄される愛する娘の姿を見て愕然とした。 大事な娘を守ろうと飛び出したワシは、王太子と対峙するうちに、この婚約破棄の裏に隠れた黒幕の存在に気が付く。 おのれ。ワシの可愛いアルテミスちゃんの今までの血の滲む様な努力を台無しにしおって……。 ワシの怒りに火がついた。 ところが反撃しようとその黒幕を探るうち、その奥には陰謀と更なる黒幕の存在が……。 乗り掛かった船。ここでやめては男が廃る。売られた喧嘩は徹底的に買おうではないか!! ※※ ファンタジーカップ、折角のお祭りです。遅ればせながら参加してみます。

処理中です...